おさるは、4歳過ぎまで単語は出ていたのですが、なかなか二語文になりませんでした。
でも、たま〜に、二語文になっていたので、心の中ではちゃんと話していたかもしれません。
「いったい、いつになった話せるようになるんだろう」と、心配するのならまだ良かったのですが、「いったい、いつまで待ったら、ちゃんと話せるようになるのよ!」って思って接していたんだから、おさるも堪らなかっただろうと、反省してます。
幼稚園 入園前に、ある訓練機関に相談に行ったとき、面談してくださった先生から、「言葉が出るだけでいいのですか?」と言われました。 その時は、この人何言っているんだろう?と意味がわからなかったのですが、ずっと後になって、その先生の体験を聞いて、う〜ん、と思いました。 その体験というのが、あるお子さんに絵カードを使って言葉だけを教え、そのお子さんもどんどん覚えて、口にしていたそうです。 先生もうれしくって、どんどん教えていったのですが・・・それは覚えているだけで、意味をわかって使っていないのです。 単語であって、生きた言葉じゃないんです。 その時も、単語を教えていけば、覚えるでしょうが、それを使いこなす発達段階に、おさるは至っていなかったのかもしれません。 それよりも、一時もジッと出来ない状態の方が、問題でした。「今のおさるくんは、目や耳から入っている情報をうまく脳でまとめられていない状態です。 そして、動き回るのは、他のお子さんよりたくさんの刺激を必要としているからです。 その部分をコントロールしていきましょう。」と言われました。
何にでも順序ってあるんですね。
それが、前述した感覚統合訓練を受け始めるきっかけだったのですが、 実際に訓練開始まで2年半の月日がありました。
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