妻と私の同病カルテ Home

妻が病になったことは、すでにお知らせしています。詳細については、プライベートな事と思い、語らないできました。しかし、妻とは永い付き合いであり、これが普通の生活になって、敢えて隠し立てするようなものでもなくなりました。

生きていれば、人の予想を越えた、まさかと愕然とする事実と向き合うことになるものです。病気になってみれば、健康な時には浮かびもしなかった様々な思い、感情が生じます。

実は、妻だけでなく私も若いときに病気に罹り、長年ずっとそれとお付き合いをしています。タイトルの「同病」というのは、同じ病気という意味ではなく、「同じ病人」という意味です。

病気を抱えた夫婦が、悪戦苦闘、よろよろしながら生きていく様子を記録に残しておくのも何か意義があるかもしれない。また同じような病に向き合っている人にとって何か参考になるかも知れない、などと思いつき、だらだらと私たちの日常生活を書き綴ってみることにいたしました。

内容は、病気のことばかりでなく、古道具屋の茶碗や箸から仏像、洗濯機、パソコン、古箪笥、古時計、D51のプレート、狸の焼き物などのように、あらゆる事象を話題にしたいと思います。

書こうという本人にも先行きが不明な、ミステリー列車のようなもの。どうぞ、気長に、戯れ言の徒然にお付き合いくださいませ。更新は不定期ですが、数日に一度は書き込む予定です。

第1章からお入りください。
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