ハートフルクリニック院長
平良 茂
腸管免疫を強め全身のバリアを強化!
感染症、ガンに有効と報告されるベータ1.3Dグルカン
●腸は「人体最大の免疫臓器」
私たちの体には、生まれつき免疫機能というバリアを備わっています。
その中に「腸管免疫」と呼ばれるものがあることをご存知でしょうか。
腸管免疫とは、文字通り腸で機能している免疫システムのことです。
一般に小腸や大腸など、いわゆる腸管は食べ物を消化、吸収する器官
として知られていますが、近年、腸の粘膜には、すぐれた免疫機能があ
ることがわかってきました。
腸管の壁にはパイエル板と呼ばれる粘膜があり、そこにはマクロファ
ージをはじめ、好中球、リンパ球など、無数の免疫細胞(免疫力を担っ
ている細胞)が終結しています。
マクロファージは、貪食細胞とも呼ばれ、体内に侵入したウィルスや
微生物などを見つけるとすばやく捕らえて食べる働きがあります。
同時に、ほかの免疫細胞に働きかけて、活性化を促します。
こうした免疫細胞が腸の粘膜を介して体中に送られ、大半の免疫機
能をコントロールしているのです。腸管免疫は免疫の要ともいわれてお
り、腸は「人体最大の免疫臓器」と呼ばれるようになりました。
肝炎ウィルスなどによる感染症から、ガンや糖尿病などの生活習慣
病まで、さまざまな病気は、いずれもこの腸管免疫の働きに深く関係
しているです。
実際に腸内環境が悪い人は、一般的にガンになりやすいといわれて
います。
腸の中には、健康の妨げとなる悪玉菌とその働きを抑える善玉菌が
あります。このうち、ガン患者の多くは悪玉菌が優位になって腸内環境
が悪く、腸内に発ガン性を有する有害な物質発生し、便が黒くなります。
さらに、それらが腸管から血液に吸収され、全身の免疫力が低下して
しまうので
す。
ですから、日ごろから腸管免疫を活性化させ、腸内環境を整えること
が肝心です。
●免疫を司る組織に直接刺激を与える
その有効な手段として、私は免疫賦活食品の活用をお勧めします。
免疫賦活食品にもいろいろな種類がありますが、ここで注目していた
だきたいのが、パン酵母由来のベータ1.3Dグルカンです。
天然のパン酵母から抽出したベータ1.3Dグルカンは、世界の大学
や研究機関で高い関心を呼び、既に優位な研究結果が数多く報告さ
れています。
口から摂取したベータ1.3Dグルカンは、腸を通るときに直接パイ
エル板を刺激し、マクロファージを活性化します。
活性化したマクロファージは、パイエル板からリンパなどの流れに
のって全身を回り、体に有害なウィルスや微生物を食べつくします。
また、ガン細胞を攻撃するキラーT細胞やNK細胞を活性化させ、
さらに免疫機能を高めてくれるのです。マクロファージやNK細胞は、
生まれつき備わっている自然免疫担う免疫細胞です。とくにNK細胞
は、その殺傷能力の高さから、ガン治療で今、注目されています。
それに対して、キラーT細胞は後天的に身につく獲得免疫に関係し
ています。獲得免疫は、ガン細胞やインフルエンザウィルスなど、特
定の目標に対してのみ反応し攻撃する特徴があります。ガンに対す
る獲得免疫は腫瘍免疫を構築します。
このようにベータ1.3Dグルカンは、単に自然免疫だけでなく、獲
得免疫の働きも高めて、免疫系のネットワーク全体を賦活させる、
すぐれた免疫賦活食品といえます。
●冷え性や静脈瘤など血流障害にも有効
ほかにベータ1.3Dグルカンには、体のサビになる余分な活性酸素を除去する
働きもあります。
体内で活性酸素が過剰に発生すると、細胞が酸化してからだの機能が低下し、
ガンをはじめとする生活習慣病や体力低下の原因となります。また、老化が早ま
り、肌が衰えやすくなります。
ですから、活性酸素を取り除くことで、慢性疲労やストレス解消の効果や、肌な
どのアンチエイジング効果も期待できるわけです。
また、ウィルス性肝臓障害の改善や抗ガン剤治療による副作用の軽減にも役立
ちます。
肝臓などでウィルスが発生すると、免疫細胞が一気に処理をし始めます。その際
に活性酸素が多く発生するため、体の機能が低下していると、ウィルスだけでなく、
肝細胞をも傷つけ、肝臓で炎症が起こってしまいます。
また、抗ガン剤は、活性酸素を発生させてガン細胞を攻撃する、毒性の強い薬
です。毒性が強いあまり正常な細胞をも傷つけ、その結果、抜け毛や白血球の減
少といった副作用が起こるわけです。
ベータ1.3Dグルカンは、免疫力の強化に加えて、活性酸素の除去という二つ
の面から働きかけますから、その害を防ぐ効果は大いに期待できます。
さらに、ベータ1.3Dグルカンは、血圧や血糖値の正常化、ドロドロになった
血液の状態にも効果を発揮します。
活性酸素を取り除くことで、ドロドロの血液はサラサラになりますから話題の
メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)はもちろんのこと、冷え性や静脈瘤などの
血流障害にも有効といえます。
実際に行われた、ある実験では、ベータ1.3Dグルカンを8週間飲み続けた結果、
半数の人に血糖値の低下が認められ、63%の人の血圧が低下したと報告されて
います。
最新の技術により、パン酵母から抽出し、高純度(83%)化し、超微粒子化(平
均2ミクロン)したベータ1.3Dグルカンを抽出し、よりら純粋かつ確実にとれる
ようになりました。
現代人は、ストレスや不規則な生活などにより、免疫力が低下する傾向にあり
ます。全身のバリアを強化し、病気を未然に防ぐ意味でも、日ごろからベータ1.3D
グルカンを利用することもお勧めします。
ベータ1.3Dグルカン効果例
58歳・会社員 中本八重子・・・・抗がん剤治療を受けたが、やせ衰えず髪も抜けなかった。
60歳・理容業 菅原正子・・・・・・服用1ヵ月後で足の血流が良くなり静脈瘤が改善した。
58歳・主婦 宮内朱美・・・・・・冷え性が改善し、熟睡出来るようになり、血圧も下がった。
51歳・パート 馬場真耶・・・・・・むくみ、冷え性、乾燥肌、高血圧が改善。
54歳・販売員 江上洋子・・・・・・肩こり、疲労感、生理不順が改善。
※ベータ1.3Dグルカンのサイトをリンク集に掲載済み
トニー
ベータ1.3Dグルカンは、血流に効果がありドロドロ血液がサラサラになるとのことだが、
もし本当に効果があるなら、IONにも効果が期待出来るかもしれない。
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