サイトを見ていたら、内科医でありながら、漢方薬や加圧トレーニングを治療に取り入
れている医者を見つけた。埼玉県から遠く離れた、山口県であるが、病気に対する治療
について良いことが書いてあるので抜粋してみた。
(この先生のサイトはリンク集に掲載済み)
医療法人 田村内科(田村 周)
1 治るきっかけになる近道
@ あきらめないでください!
あなたがどんな病気であっても,今までほかの人が治っていないから・・という理由で治らないと
決めつけないでください。
治らないというイメージを持った時から、よい方向には進まなくなります。
どこも悪くない人でも,「お腹が痛くなる」と何度も思いつづけると,お腹は不思議と痛くなって
いくものです。病気においても「わたしはもう治らない」と思い続けて,治るはずはありません。
気持ちを「治る!」というイメージに変えることにより、体の状態はよい方向に変わっていきま
す。人間の持つ力は,未知なのです。自分の未知なる能力を信じてください。
A まずは治療を信じてください!
この外来ではさまざまな治療法を組み合わせて行っていきます。中にはすぐに理解できない
ようなものもあるかもしれません。
しかし私が見た、‘治る患者さん‘は、まさに信じるものが救われたといった印象でした。どん
な治療法も「治る」と信じて治療をされている方のほうが明らかに早く効果があらわれます。
信じられないと思うことは,やはり自分の心の中で「治らない」と思っていることと同じだから
です。疑い、信じられないまま治療を続けても治癒への道は開けません。私のためでなく自分
が治るために信じてください。それが必ずきっかけにつながります。
B がんばりすぎることはやめましょう!
どんなことでも 頑張りすぎはよくありません。なかなか治らない病気の方は,がんばり過ぎ
て無理をしてしまう傾向があります。中にはがんばっている自分が好きであったり,「NO」と
言えない方も多いようです。何事もほどほどに、を心がけてください。
C ストレスになることは避けましょう!
ストレスが悪いことはだれもがご承知のとおりだと思います。
生まれたての赤ちゃんは、ストレスを感じることによって呼吸を始めるといわれています。
人間は特別な事をしなくても、普通に生きているだけでストレスなのです。
「痛風」という文字通り風が吹いただけでも足が痛むといわれる病気を、みなさん一度は耳に
したことがあることでしょう。その原因の一つは食事と言われていますが,もっとも大きな原因は
実はストレスなのです。痛風に限らず、どんな病気であってもストレスにより症状や状況は悪化
していきます。
忙しいから、といって、ストレスを抱えて仕事をしすぎないでください!
仕事はだれかに変わることができますが 家族にとってはあなた以外に変わる人はいません。
D なにごともプラスに考えるようにしましょう!
嫌なことや運が悪いことが起こってしまうと,気持ちが下向きになります。そうなると
免疫力等の低下をきたすといわれています。
過ぎたことは変わらない、と気持ちを切り替える癖をつけましょう。
すべて前向きに考える習慣をつけることが、治療につながっていきます。
上記のことは,できればすばらしいことですが,なかなか難しいことばかりです。
無理にしようとはせず意識だけでもしてみてください。みなさんの心と体がゆっくりとかわって
いき,きっかけをつかむことができます。
2 治るきっかけになる近道(子供の場合)
子供は自分自身できっかけをなかなか作ることができません。是非、周りの方が治ることへ
のきっかけを一緒に作ってあげてください。
子供をほめてあげましょう!
子供は天使そのものです。私たちに生きがいを与えてくれます。
その子供に感謝をし、いいことは積極的にほめてあげましょう。そうする事が子どもの自信と
なり、プラスへの方向付けになるでしょう。
子供の嫌がることは,無理にしないようにしましょう。
どんなに本人にとってよいことであっても,無理にさせようとすると子供は嫌がりストレスを
感じます。
嫌がることはよいことであっても、受け付けなくなってしまっては本末転倒です。無理強い
はやめましょう。
子供の治癒力を信じて、良い暗示をかけてあげましょう!
「大丈夫だよ。病気は治るからね!」などと子供に言い聞かせながら、病気が治っていく
よいイメージを持つように暗示をかけてあげることは重要です。
なにより親自身がまず子供の治癒力を信じることです。それは自然と子供に伝わります。
そうすれば子供は自分で治ると感じ、未知の治癒力を引き出すことができます。
子供の力は大人の治癒力以上に計り知れず、無限です。
子供を幸せにするために 親も幸せになりましょう!
子供は繊細です。何もしなくても親の気持ちを読み取ります。子供の幸せはもちろんの
こと、親が幸せになれば子供はさらに幸せな気持ちになれます。子供も親もストレスを感
じないように楽しく過ごしていきましょう。それは病気を治してゆくきっかけづくりにつなが
ります。
子供の笑顔を大切に!
子供が笑顔になることをしてあげましょう。なんでもわがままをきくという意味ではありま
せん。
楽しませて笑うという事だけでなく、笑うから楽しくなるということもあります。
笑うことが自律神経のバランスをとってくれ安定した心と体をつくります。
3 薬について
当院では,漢方薬ビタミン剤、整腸剤等を中心に必要なときに必要なだけ使用しており
ます。
薬をできるだけ使わない治療、そして薬をやめることのできる治療を心がけております。
薬は、症状が楽になる反面、副作用という悪い面もついてきます。
当院の治療の中には,薬を使わない治療も多く、薬がなるべく飲みたくない方や薬を飲
めない方の治療も行っています。
4 最後に
誰しも人間の能力の限界はわかりません。治るきっかけづくりや家庭でできる治療を実
践する事で不思議と治っていく方も多くいます。
わたしは、病気で悩んでいる患者さんが、いつか病院や薬に別れを告げる日がくること
を切に願ってこの治療に取り組んでいます。
医師の中には,患者さんの人生を自分の経験で勝手に予想する人がいます。
「あなたの病気はだいたいこうなる」とか「何年後にはこうなっている」と言われたり、落
ち込むような変なことをたとえ言われても、全てに耳を傾ける必要はありません。
医師は神様ではありませんから、本当にどうなるかなどわかる人などいないのです。
まずは、良いイメージで自分の人生を想像してみてください。
それを作っていけるのは自分だけです。
自分の思う人生を作るきっかけを、一緒に見つけて行きましょう。
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