TORIO 9R−42Jレプリカ
10球(All MT管)高1中2シングルスーパー受信機(中波帯〜28Mhz)
オール真空管の高1中2を製作しました。CW、SSBも受信可能にしております。回路図は9R−42j MT管タイプとしました。検波回路はプロダクト検波にし、SSB受信を快適にしたかったのですが、一応9R−42jレプリカのつもりでしたのでCW、SSBも受信はBFO回路のみとしました。低電圧放電管を使用したことにより、SSBも快適に受信できております。
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配線図 |
配線図 |
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組み立て |
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各ツマミの説明 |
・Sメータツマミはアンテナを外した状態(無信号状態)で0点になるよう調整してください。
仙台では中波放送はアンテナなしでほぼ振り切れ状態で受信できています。
・NLONOFFツマミ
左に回し切った状態でNLがONで右に1つ回した状態でOFFです。通常はOFFしてください。ONの状態ですと音量が小さくなります。
2つ以上回した状態では使用しないでください。(ロータリースイッチの手持ちの関係で接点の多いスイッチを使用した関係です。)
・RFGAINボリューム
通常は右に回し切った状態でご使用ください。
SSBを受信する場合などで信号が強すぎてBFO信号抽入が少なく上手く復調できない場合ゲインを調整し復調させる時になどに使用します。
・AGC/MGC/BFOツマミ
AMを受信する場合は左に回し切った位置で受信します。
AGCを切って受信したいときは2番目の位置です。
CW、SSB受信するときは3番目の位置です。
AGCがかかったままだとBFO(455Khz)信号が受信されてAGCが強くかかり感度低下を招くためAGCを切る必要があります。
AGCを切るとSメータは動作しません。
・BFOツマミ
BFO発振周波数を調整します。通常真ん中の位置でSSBは復調できます。復調ピッチを調整したいときに左右に回し調整します。
・RFツマミ
受信感度が一番良いところに調整します。
・バンド切り替えスイッチ
左に回し切った位置→中波
2番目→1.6〜4.5Mhz
3番目→4.5〜14Mhz
4番目→10.5〜30Mhz
・ダイヤル位置
1.6〜4.5Mhzは3.5Mhzに合わせてあります。
4.5〜14Mhzは7Mhzに合わせてあります。
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参考 |
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下が今回製作した高1中に、上は前回製作したオールGT管タイプ高1中2です。 |
下のイラストをクリックするとそのページを表示します。