アマチュア無線局がお互いに交信した後、その証明として取り交わす交信証がＱＳＬカードです。
　ＱＳＬカードは通常、ハガキ大サイズで、片面に交信した際のデータを記入する欄がついた絵ハガキのようなものです。
　ＱＳＬカードの絵柄は、人によって実にさまざまで、イラストや美しい写真、版画によるものなど、発行者の個性やお土地柄が感じられる工夫をこらしたものも多く、見ているだけでも楽しくなってきます。
　アマチュア無線には日本アマチュア無線連盟（JARL）と言う組織があり、その会員を対象として、ＱＳＬカード転送サービスを行っています。ＱＳＬカードをＪＡＲＬに送ると、交信局宛に国内外を問わず送ってくれます。そして、国内はもとより、海外のカードは定期的にＪＡＲＬから自宅に郵送されてきます。
　海外局ともＱＳＬカードを交換できますから、お国柄に富んだユニークなＱＳＬカード交換を楽しみとして、日夜交信に励んでいる海外交信ファンもいます。
　以前当局のカードは印刷会社に頼んで印刷しておりましたが、パソコン購入を機にパソコンで定期的にデザインを変え作成しております。用紙代、インク代を計算すると、印刷会社に頼んだ方がずっと安く上がると思いますが、色々なデザインにタイムリーに替えられる所が魅力でしょうか。特にSSTVの交信では、受信した相手局の画像をそのままＱＳＬカードに印刷し受信状況が一目で分かるように発行しています。
　色々なバージョンがあります。機会があれば追加紹介したいと思います。作成はシアウエアーの「ＬｉｖｅＣｒａｆｔ」と「フォン太」を使用しました。