中波短波帯高周波1段オートダイン受信機(1-X-2)

 オール真空管(GT管)の高1オートダイン受信機を製作しました。CW、SSBも受信可能にしております。再生回路はカソードタップ式でオールGT管タイプとしました。短波帯のハムバンド受信が安定してできるように定電圧真空管を使用し、バンド切り替えはプラグインコイル方式としました。


(写真をクリックすると大きくなります。)


配線図

配線図
 配線図はNPO法人ラジオ少年のホームページで紹介してある0ーXー2を参考に、これに高周波1段を加えました。定電圧放電管は90X用を使用し、再生検波部のスクリーングリッド部分に入れました。

コイルの作成
@短波帯はプラグインコイルを使用(3〜10MHZ)
 高周波コイル: 1mmスズメッキ線18回スペース巻き、5回密巻き。(プラグインボビンは写真のようにGT管ソケット用に改造している)
 再生コイル: 1mmスズメッキ線18回スペース巻き、タップはアースから2回の所に取りました。8回密巻き。
A中波帯はスーパー用コイルを改造
 GT管ソケットに取り付け、差し替えができるようにしました。再生コイルのタップ位置はアースから2回の所に取りました。

電源トランスの整備
@電源トランスは古い5球スーパー用のトランスを整備し使用しました。
A組み立てる時組み立て安いように、ラグ板を利用しリード線タイプのトランスを写真の様に加工しました。
Bその後他のトランスと一緒に塗装しました。右端が今回使用したトランスです。

主な備品
@シャーシはリードS4(30×25×5.5)を使用しました。シャーシ加工しやすいようにビニールテープを貼っています。
Aパネル補強用の三角補強材を作りました。        
Bスプレッドバリコンはギヤ付きFMラジオ用バリコンです。
C部品の配置は写真の通りです。完成後誘導ハムがあり、チョークコイルはシャーシ下に変更しました。

 

シャーシ。パネル加工
@シャーシ、パネルの穴あけ加工部分を正確に書き込みます。
A指定位置に従ってドリル、金ノコ、シャーシパンチ、ヤスリなどで加工します。         
Bスピーカの金網はパンチアルミ板を100ショップで購入しました。

 

主な部品の取り付け
 
写真のように取り付けました。チョークコイルは完成後シャーシ下に変更しております。

配線と調整
 
調整は再生がうまく掛かるようにカソードのタップ位置の調整だけです。最高感度の時のスクリーングリッド電圧が10〜20Xの範囲に収まるようにタップ位置を調整します。短波帯、中波帯ともアースから2回位の位置です。

その他
@中波帯のコイルもGTソケットに組み込んだのでプラグインボビンと同様に簡単に脱着が容易です。
Aスタビロ使用により周波数の安定もまずまずの状態です。
B高周波増幅部と再生検波部の干渉による発振を防止するためにシールド板を取り付けました。
CSメータはAF出力を表示します。

性能向上策
CW、SSBの受信はできるものの、再生受信機独特の誘導ハムや高周波増幅段の干渉が有り、CWではにごりSSBでは歪音という具合で、不満が残る状態でした。この状態を改善すべく!
@チョークコイルの配線に網線でシールドしました。
A再生部のスクリーングリッド周りの配線にシールド線で配線をし直しました。
B高周波増幅部と再生検波部の干渉を抑えるために真空管をシールドしました。
これらによりSSB信号の受信は大分改善されましたが、完全に除去はできませんでした。止むを得ずチョークコイルは取り外しました。チョークコイルはシャーシ側面に取り付けると誘導ハムは軽減されると思います。
GT管用のシールドケースは入手が難しい状況を考えると、オートダイン受信機の製作にはMT管が最適かも知れません。近々MT管の1-X-2を製作してみたいと思います。

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