コークスって??(その1)

懲りずにupします。

海員閣をネット検索するとたびたび目にする「コークス」。このコークスっていったい何ぞや??と疑問視されるお客様も少なくないと思います。今回はそのコークスについて綴ってみます。

ズバリ、コークスとは石炭を乾留(蒸し焼き)にして炭素部分だけを残した燃料のことです(Wikipediaより)。なのでコークスは、ほぼほぼ【石炭】です。Wikipediaより引用し、もう少し補足します。

石炭を高温で蒸し焼きにする乾留工程により、硫黄、コールタール、ピッチ、硫酸、アンモニアなどの成分が抜けます。この工程を経る事で燃焼時の発熱量が元の原料の石炭より高くなり、高温を得ることができるます。

ですから蒸気機関車や鉄鋼業などを中心に、現在においても重厚長大産業には欠かせない燃料となっています。外見は石炭に似ていますが、多孔質であるため金属光沢は石炭に比べて弱く、多孔質は乾留(1,300℃以上)の際に石炭中の揮発分が抜けてできるものであり、結果的に炭素の純度が高まり高温度の燃焼が可能となります。

少し脱線しますが、その昔(昭和初期??)都市ガスを製造するのに石炭を乾留して得ていました。都市ガスを採取した後の石炭がコークスなので、都市ガスの主流原料が天然ガスになるまでは、日本で自前のコークスが手に入ったのですが、昨今では中国からの輸入品が大半を占めており、コスト的にも高騰の一途を辿っています。

もう少し脱線を続けますが、築地市場の移転先である【豊洲】には、以前東京ガスの都市ガス生成工場があり、その工場で都市ガス生成(石炭を乾留して生成)を行っていたため、市場移転前の土壌検査において、当時の都市ガス生成時に発生したと思われる有害物質が、検出されたと推測されます。

少し長文になってしまったので、第1話はこれにて終了といたします。

注)写真はWikipediaより流用したコークスの画像です。

2018年05月04日