オーストラリア３週間一人旅　2001

オーストラリア３週間一人旅　

更新日：2001.03.20

▲21世紀を迎えた成田空港。　

　私の勤める会社では，45歳時に３週間のリフレッシュ休暇がもらえるという制度があります。　45歳になった社員は春先に会社の研修所で合宿し，これから定年までをどのように過ごすか？　定年後はどうするのか？　色々な研修を通じて考えさせられます。研修の最後に，各人のプランを発表するのですが，この発表の中で多くの人が，とりわけオーストラリアに良く出張している人達が「定年後は，オーストラリアで余生を過ごしたい」と考えていることを知りました。この時から私は，まだ行ったことのないオーストラリアに興味を持ち，多くの人を引きつけるその魅力を是非，この目で確かめたいと考える様になりました。

　早速，関連会社が募集していた「夏休みオーストラリア・パース３週間の語学研修」に，息子と共々申し込み，出発を心待ちにしていました。ところが，出発の１週間前に，東京に住む実父が脳梗塞で突然倒れるというアクシデントが発生してしまいました。やむなく，旅行は中止，パースには息子一人で行ってもらうことにし，それから約１ヶ月，母と二人交代で病院通いの日が続きました。運良く，倒れてからの処置が早く，良い病院と良い主治医，最新の医療設備と施術法に恵まれ，入院１ヶ月後には，ほぼ全快，遅蒔きながら，夏の終わりには家族全員でラスベガスに慰安旅行に行くことが出来ました。

　そうこうしている内に，木枯らしが吹き始めてしまいました。３週間の連続休暇は，2001年の3月末までに取得しなければならないので，12月初旬には，再度，実行計画の立て直しを始めました。夏の旅行の出費がかさんでいたので，残りの予算はかなり少なくなってしまい，今回は私一人きりでのオーストラリア旅行ということにしました。

　旅行期間を仕事が比較的暇になる１月から２月に設定し，各旅行会社をあたりました。条件としては，オーストラリアの魅力を知るには現地の人と交流するのが一番なのでHomestayが良い。旅の情報を得るのには若い人の集まる所　と言ってもバックパッカーズの宿に泊まるにはちょっと抵抗があるので，英語学校に入ってしまうのはどうだろうか？　どうせ会社からは期間中，何らかの自主研修レポートの提出が義務づけられているし。等々，色々考えながら情報を集めていたところ，WISHという雑誌を書店で見つけ，そこの主催するツアーの中に，これぞと思うものを見つけました。更に，話を聞きに行ったWISHのイベント抽選会で３万円の割引券が当たったという事もあり，「ケアンズ＆シドニー２都市滞在22日間」のツアーに決定しました。

　早速，代金を払い込み，21世紀のお正月は，インターネットでオーストラリアの情報を収集しまくるという幕開けとなりました。

　旅行計画の際，特に，役だったリンクをここに紹介します。

　オーストラリア旅の写真＆紀行記・・・あつしさんがケアンズの旅の情報を親切に教えて下さいます。

　　オーストラリアトラベルアルバム・・・ozfunさんがシドニーの旅の情報を親切に教えて下さいます。

　　APLaC（アプラック）・・・とにかくシドニーの情報は豊富。語学留学，Homestayについてもこれ以上の情報なし！

　　足長おじさんのオーストラリア一人旅・・・大いに影響を受けた先人の一人旅日記。私の旅は，このコピーと言ってもいい。

　　世界の窓・・・世界各地の定点観測カメラのリンク集。行く前からシドニーの風景がリアルタイムで見られます。

　　豪州屋便利帖・・・「オーストラリア総合情報」のリンク集。

さて，以下が私の３週間分のスケジュールです。

結局，「オーストラリアでのんびりと」なんて言うのは無理で，仕事上の調査旅行といった感じになってしまいました。

この旅行記が，これから，オーストラリアに出発される方のお役に立てれば幸いです。

なお，ご感想，ご質問がありましたら，アンケートページよりお送りいただけたらと思います。