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私の好きな野草の 一部を絵にしてみました。 今回は主に 春 に咲くものにしました。
ニホンスイセン 日本水仙
スイセンは地中海原産といわれ日本には平安期に伝来したのは確かなようです。
しかしそれとはまったく別に古来から日本には独自の水仙が各地に自生していたのです。
現在ニホンスイセンとよばれているもので 地中海のものとはかなり趣が違っており 日本ないし中国南部が原産 とも考えられます。 日本には起源が説明
できない大きな群落が何か所か存在するため 当サイトでは日本の野草としました。
日本種のタンポポはセイヨウタンポポに圧倒されて姿を消しつつある との主張がありますが全くの誤解です。
都市近郊などで開発などにより日本種がいったん絶滅した地域に 後に西洋種が入り込み 結果としてその地で見れれるのは西洋種ばかりという
現象から来た誤解です。
田園地帯を中心に ”天文学的な数” の日本種タンポポが自生しており減少の心配は全くありません。
シロバナタンポポは日本固有種で 西日本に少なからず自生する白く美しいタンポポです。
外国に白いタンポポが存在するとはあまり聞かないので 日本が世界に誇る素晴らしいタンポポといえるのではないでしょうか?
ホタルカズラは日本全土に自生します。 小ぶりですが目の覚めるような青色が目立ちます。
キンポウゲ
キンポウゲ: キンポウゲ科キンポウゲ属 (ウマノアシガタ属)
日本全土に野生します。 また世界の温帯地区にも存在するそうです。
日本での別名は何故か ウマノアシガタ という変な名前です。 2センチばかりの素朴な花ですがキンポウゲ科の総元締めなのです。
この科には フクジュソウ オダマキ アネモネ クレマチス クリスマスローズ ラナンキュラス 等のそうそうたる美しい花があるのです。
ジバシリ: キク科ニガナ属
日本全土に雑草的に自生します。 タンポポよりやや小さくよく似た花を多く咲かせるのでタンポポとよく間違えられます。 葉の形
が違うので区別できます。 なかなか可愛い花なので庭に自生させる人もいます。
カキドウシは日本全土の道端や空き地に自生します。 茎は長く横に這い所々に根を下ろします。
垣根を超えて進入してくるところから名前がつけられました。 雑草ではあるものの昔は薬草として重宝されていました。 花は1センチ
ほどですが明るく可愛い感じです。
繁殖力はさほど強くなくジャマにはなりませんので見かけたらそのまま置いてやってください。
オダマキは世界中の温帯に咲き 多くの園芸種が作られていますが 日本のものはミヤマオダマキともいい 中部地方以北に自生する野草です。 高地を好みます。
アマナ
クリンソウ: サクラソウ科サクラソウ属 花径2−2.5センチ
日本原産で日本全土に自生します。 なかなか可愛いので庭に植える人もいます。
ギボウシは東アジアに自生する野草ですが中心は日本です。 気品が高く美しいので庭にも植えられます。
幕末にシーボルトによってヨーロッパにに紹介され多くの園芸種を生んでいます。
園芸ショップでお金を出して買うかっこいい西欧風の名前のものだけを花と考え、 山野で見かける 日本の野草 の花々は雑草に過ぎない、
と見下したり無視する人たちが少なくありません。
ですが私はこの国の山野に自生する日本の野草が好きです。
栽培種には無い健気な美しさを持っていると思うからです。
この国で数百年数千年、 中には数万年も咲き続けてきたのです。
古人たちがつけた名前もそれぞれ個性的で素敵です
私が野草のスミレ(本スミレ)を鉢植えにしていたところ、 知人が 「素敵なビオラですね」 と
言いました。 園芸ショップで売られている西欧種のビオラだと思ったようでした。
今では日本のスミレを知らない人もいるのですね。
<一部の人達が心配する日本タンポポ減少説について>
西洋タンポポに圧倒されて姿を消してしまった と主張される方がおられますが・・・。
もともと日本種の少ない市街地や都市近郊の住宅地のみを見ての見解に過ぎないと思われます。
日本タンポポは健在です。
田園や山野など行くところに行けば 天文学的な数 で存在しています。
日本種は 自生するのが山野や田園に限られ 開花時期が早春の一時期に限られているだけなのです。
自家受粉が出来ないのですが春先のハチやアブやチョウなどと一万年以上も密接な共生関係にあり
このことが崩れることはないのです。
wikipediaによっても 西洋種が原因とされる日本タンポポ減少説 は誤解だとされています。
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