Sky View (関空展望ホール)
関空で撮影と言えばここ!と、どこでも案内されている関空の撮影のメインスポットになります。
いまさらここでご説明をするまでも無いかもしれませんが、
一応のご案内です。
A滑走路南端の南西方向にあり、メインホール(滑走路側)、エントランスホールの2棟、5階建てになっています。
展望デッキは、メインホールの4階、5階、エントランスホール5階になっています。展望デッキには、フェンスは無く、
眺望は良いのですが、メインホールの滑走路側に海上保安庁の建物があり、通信用アンテナが着陸機にかぶる場合があります。
(メインホール4階では特に)
メインホール4階とエントランスホール5階の屋内には、出発、到着便の案内板があります。特にメインホールの案内板は、「僕は航空管制官」と言うゲームを開発した「テクノブレイン」の協力で、航空機の状況が3D表示
されるようになっていて、よくわかります。
メインホールとエントランスホールは、4階の連絡橋で行き来ができます。
館内は全館禁煙になってしまいましたが、メインホール1F入口付近に喫煙所もあります。館内は冷暖房完備、各階にトイレはあり、自動販売機や売店があり、休憩できるようにテーブルや椅子があり、とても良い撮影環境
だと思います。
館内には、空港と飛行機に関する展示やフライトシュミレーター(有償)、管制シュミレーター(有償)などのある「スカイミュージーアム」、機内食を食べられるレストラン「コンコルド」、
空港と飛行機に関するグッズ、書籍、模型等を販売するショップもあり、家族で遊びに行くのも良いと思います。
エントランスホールからの撮影では、特にA滑走路に南向き着陸の際には、迫力のシーンが撮れます。関空の定番写真もここからです。
ちょうど展望ホールと同じ高さを通過していきます。100mm程度の望遠レンズでも十分撮れます。
北向きの場合は、滑走路の中央ぐらいで離陸することが多い(まれに、重量の重い機は、2/3位置で離陸しますが・・・)ので、展望ホールの近くを通過するときには、すでにかなりの高度になっていますし、腹を撮るような形になります。
A滑走路側は、午後より順光になります。
B滑走路供用前は、文句なくナンバーワンの撮影ポイントだったのですが、現在は、着陸はB滑走路が主体である為、南向き運用時は、朝8:00~9:30と夕方に降りてくる
ことはありますが、ほとんどの場合、不向きに思います。
ただ、エントランスホール5階からはB滑走路へ南向きで着陸を、300mm以上の望遠レンズで撮ることができます。
最終進入時には、空気が澄んでいれば、「明石海峡大橋」をバックに撮ることもできます。ただし、着陸寸前には、地上の構造物が邪魔になります。
北向き着陸は、写真にするのは、ほぼ不可能です。ただし、点にちかい位でも良いなら、10月頃から冬場に、管制塔近くをおちる夕日と絡めた情景写真を撮ることができます。
情景写真ならば、ここからの風景は素晴らしく、夕景、暮れかけ、夜景とも素晴らしいものがあります。
誘導路3本のライトがきれいに伸び、全国でもめずらしい方向から撮った写真になります。
あまり知られていないのかもしれませんが、メインホール1F入口付近も、建物、街灯が入りますが、なかなか良いと思います。
「Sky View」へは、車では関空橋の料金所を超えてすぐ左になるゲート(国内貨物ゲートの左側)を入るとすぐです。
電車での場合は、改札を出て左のエアロプラザの南端のバス停から無料バスに乗り、行くことになります。