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"Windows mail"," Windows Live! mail"などで使える「ひな形」と飛行機写真のページ

by yhiko   

関西国際空港(KIX/RJBB)

関西国際空港は、近畿で唯一の国際空港、地元での通称は「関空」ですが、3レターコード(国際航空運送協会 (IATA) が決めているアルファベット3文字のコード)が「KIX」なので、「キックス」とも呼ばれています。
泉州沖5kmの海上にあり、滑走路は現在2本、A滑走路は3500m、B滑走路は4000m(計画では3本)で、方向は「06」(北に対し60度方向、北東)「24」(北に対し240度方向、南西)で平行に作られています。 国内では、数少ない24時間運用の空港です。
運用は、風の方向によって決まりますが、ほぼ6割が北向き離陸で、4割が南向き離陸のようです。ただ、ほぼ無風の場合は北向き離陸ですので、基本は北向き離陸の運用のようです。(航空路が近接の伊丹空港、神戸空港、徳島空港の航空路への影響が少ないためのようです。)
季節によっても違いますが、風向きにより、1日のうちでも運用がかわります。比較的午前は北向き離陸が多く、夕刻南向き離陸になる場合が多いように思います。

当初の計画では、A、B平行な滑走路2本と、横風用のC滑走路1本、ターミナルはA、B滑走路に作られる予定で、展望ホールもA滑走路側(現行)、B滑走路側に作られる予定でしたが、空港の利用状況、世の趨勢によって変更になり、 B滑走路側には、簡易のLCC専用の第二ターミナル、第三ターミナル(建築中)および、第二国際貨物ターミナルが作られました。(引き続き第四ターミナルを建設する予定です。)
B滑走路側には、第二ターミナル完成時に「そらぱーく展望台」と言うB滑走路を望む高台が作られましたが、第三ターミナル建設に伴い、撤去されています。


B滑走路供用後、基本A滑走路は離陸用、B滑走路は着陸用に使用しますが、一般の航空会社のターミナルはA滑走路側で、B滑走路からの距離があるので、燃料節約の為、混雑時間帯を除き、 パイロットのリクエストでA滑走路に着陸してくる場合が多くあり、 逆に、ヨーロッパ便など、燃料満載で重量が重い長距離便が離陸の際、パイロットのリクエストで、4,000mあるB滑走路での離陸する場合もあり、B滑走路の使用実績は、4割程度のようです。
トラフィックは、比較的多いとは思いますが、国内便は、少なく、アジア便が多いように思います。
到着便は、8:30~11:00、16:00前後の1時間が多いですが、多い時間帯でも、5分に1便、通常10分に1便程度に感じます。離発着の少ない時間では、30分程度無い時間帯のあります。(意外と少なく感じます)
長距離便は、時間が変わることも多いので、関空のHP等で確認が必要です。

エアバスA380やボーイングB787も入ってはいますが、(2016年まだまだ少なく、B747やB777、A330等の大型機は少なく、B737、A320等の小型機が多いです。 国内線では、ピーチやジェットスターのLCCが目立ち、ANAやJALは少なく感じます。

海上空港ゆえに、好撮影ポイントは少なく、漁船をチャーターした撮影会を開催している場合もあるようです。
沿岸部からは、かなり遠い為、超望遠がいるようです。