待合室に置いてある本を、1週間に1回程度ご紹介いたします。
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クリストフ・ガラーツ&ロベルト・イーノセンティ/文
ロベルト・イーノセンティ/絵
長田弘/訳
みすず書房
白バラという名の 少女のものがたり 第2次世界大戦下のドイツ
戦車から逃げ出そうとして捕まる少年を 白バラが 目撃したことから
物語ははじまる 戦車のあとを追い 森のなかで 少女は
みたことのない世界に 遭遇する そこに 毎日たべものを運びながら
少女はやせていく そして ある日 白バラは 森に行ったまま
帰ってこなかった 少女はなぜ消えたのか 白バラという少女の名は
この絵本を読んだひとのこころに いつまでも消えずに 残るにちがいない
マックス・ルケード/著
セルジオ・マルテイネス/絵
松波 史子/訳
いのちのことば社
「ぼくはだめなやつさ」何をやってもさえない 木彫りの 小人パンチネロは 才能や美しさで
仲間と比較され 自信をなくしていた そんなパンチネロに 彫刻家のエリは 「おまえはありのままで
かけがえのない 存在なんだよ」と語りかける エリの言葉は 「だめ」というレッテルを
はられたパンチネロをいやし 本当の価値とは 何かをやさしく問いかける
松谷みよ子 文
味戸ケイコ 絵
偕成社
「この子は わたしの いもうと むこうを むいたまま ふりむいて くれないのです」
こうはじまるこのえほん そして 「ある日 いもうとは ひっそりと しにました」
こうおわります なぜ? それは いもうとが あるときから おるようになった おりがみの
つるたちだけが しっています
ノルシュテインとコズロフ/作
ヤールブソワ/絵
こじまひろこ/訳
福音館書店
いっぴきのはりねずみが だいすきなともだち こぐまくんに あいにいく
ふたりで おちゃをのみ そらの星をかぞえるために きりのなかを まいごになりながら
ちいさな おどろきと なつかしい であいに みちた ぼうけん 原題は“A HEDGEHOG LOST IN A FOG ”
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