待合室にある本のご紹介 2017年 2月

待合室に置いてある本を、1週間に1回程度ご紹介いたします。
貸し出しもいたしておりますので、ご希望の際は受付でお声かけください。

白バラはどこに
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クリストフ・ガラーツ&ロベルト・イーノセンティ/文
ロベルト・イーノセンティ/絵
長田弘/訳
みすず書房

白バラという名の 少女のものがたり 第2次世界大戦下のドイツ  戦車から逃げ出そうとして捕まる少年を 白バラが 目撃したことから  物語ははじまる 戦車のあとを追い 森のなかで 少女は  みたことのない世界に 遭遇する そこに 毎日たべものを運びながら  少女はやせていく そして ある日 白バラは 森に行ったまま  帰ってこなかった 少女はなぜ消えたのか 白バラという少女の名は  この絵本を読んだひとのこころに いつまでも消えずに 残るにちがいない

たいせつなきみ YOU ARE SPECIAL
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マックス・ルケード/著
セルジオ・マルテイネス/絵
松波 史子/訳
いのちのことば社

「ぼくはだめなやつさ」何をやってもさえない 木彫りの 小人パンチネロは 才能や美しさで  仲間と比較され 自信をなくしていた そんなパンチネロに 彫刻家のエリは 「おまえはありのままで  かけがえのない 存在なんだよ」と語りかける エリの言葉は 「だめ」というレッテルを  はられたパンチネロをいやし 本当の価値とは 何かをやさしく問いかける

わたしのいもうと
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松谷みよ子 文
味戸ケイコ 絵
偕成社

「この子は わたしの いもうと むこうを むいたまま ふりむいて くれないのです」  こうはじまるこのえほん そして 「ある日 いもうとは ひっそりと しにました」  こうおわります なぜ? それは いもうとが あるときから おるようになった おりがみの  つるたちだけが しっています

きりのなかのはりねずみ
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ノルシュテインとコズロフ/作
ヤールブソワ/絵
こじまひろこ/訳
福音館書店

いっぴきのはりねずみが だいすきなともだち こぐまくんに あいにいく
ふたりで おちゃをのみ そらの星をかぞえるために きりのなかを まいごになりながら  ちいさな おどろきと なつかしい であいに みちた ぼうけん 原題は“A HEDGEHOG LOST IN A FOG ”

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