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サグラダ・ファミリア教会(バルセロナ) |
Hola,Amigo!(こんにちは)
2000年に海外にまったく行く機会のなかったうるうるでしたが、21世紀突入早々に、かみさんの希望もあって、2月5〜14日にかけて、ハネムーンでスペインに行ってきました。
時差: | 日本時間−8時間(夜明けは午前8時頃) |
レート: | 100ペセタ(pts)で約66円 |
天候: | 最初の2日間は曇、3日目は雨、4日目からはほぼ快晴。気温は東京とほぼ同じらしいが、行った時は地中海付近は特に暑かった(最高21℃) |
言語: | スペイン語 |
更新履歴
2001.4.08 : | 新コーナー「スペインで見つけたもの」開設 |
2001.3.27 : | 初版完成 |
2001.3.25 : | 新規作成(暫定) |
スペインを旅して
今回はスペイン10日間のツアーに申し込んで行ったのだが、日本の1.3倍の面積を、その南半分だけとはいえ駆けまわったので、けっこう慌ただしい旅ではあったが、しょっちゅう来れるところでもないので、長く休暇をもらって旅することにした。スペインには2001.2月現在直行便がないので、コペンハーゲン経由で行ったのだが、同じツアーの人たちは、ロンドン経由、ローマ経由といろいろだった。往きのコペンハーゲンまでは12時間、しかも雪が降ってて(冬の海外旅行は今回が初めて)、乗り継ぎのマドリード行きは雪のために2時間遅れで出発し、さらに3時間かかるので、日本を午後1時に出発し、着いた時には現地時間の夜11時(日本時間翌日午前7時)、さすがにしんどかったぁ。イギリスの南にあるのに時差が8時間なので日の出は非常に遅く、午前7時半頃やっと白み始めるといった感じであった。入国審査はパスポートにスタンプを押されるだけで、入国カード記入はなかった。
情熱の国とよく言われるスペインだが、今回は「闘牛」は見られなかったけど、「フラメンコ」はじっくり見ることができた。あの迫力は「情熱」にふさわしいと思う。ラテン系のスペイン人気質もいまだ健在で、多くのお店が午後2時〜4時くらいまで「シエスタ」で閉店してしまい、買い物をしようとしてたのに、2時1分過ぎたころですでに入れなかったという苦い思い出もある。日本とも生活時間がかなり違うようで、4時からまた仕事をして、夜9時頃食事を開始して、それからナイトライフを楽しんで寝るのは午前2時とかだそうで、これで毎日仕事してるのかと思うとすごいもんだ。日本じゃ、まず「シエスタ」は無理だろうなぁ.....
食事は日本でも馴染みの深い「パエリア」や「イカの墨煮」など、お米や海産物を使った料理のほか、生ハムやチーズもおいしい。飲み物は、ワイン系が多く、ワインを果汁で割った「サングリア」は食事の飲み物としてよく注文していたなぁ。レストランでワインやフレッシュジュースがだいたい400ptsくらい、ビールが350ptsくらい、ミネラルウォーターが300ptsくらい。サングリアはデカンタで出ることが多いので1000ptsくらいする。
#余談だが、ビールはスペイン語で「セルベッサ」、トイレは「セルビシオ」.....、間違えるとけっこうコワイ。
言語はもちろんスペイン語。言葉としては英語と共通の部分もあるので覚えやすいし、発音は「H」は発音せず(仏語みたいに)、「J」を日本の「は行」とすればあとはローマ字読みすれば良く、ちょっとした旅行で使う単語がわかれば、ツアーということもあり、まず十分だった。
良く使ったのが、
これ以外に、スペイン語が語源の日本語に「パン」があったりと、意外なところで日本とのつながりがあったりして、おもしろい。
#某TV番組で、芸人2人組が南北アメリカ大陸を旅行するという企画があったけど、あの時にスペイン語の「グラシアス」を初めて知ったし、スペイン語圏も広いから使えるとおもしろそうだ。
買い物やホテルでの支払いの時ビックリするのが、付加価値税がかかるが、内税が多いので、たいていは値札通りに払えばいいのだが、どうやら5pts以下のおつりはもらえないようである。買い物では25pts単位での表示が多かったし、25ptsコインはけっこう使う機会が多かった。最小のコインは5pts未満を手にすることはなかった。レストランとかで外税がたまにあったが、チップで端数を埋め合わせたりするので、ここでも小額コインはあまり使わなかった。ただ、2002年からは「ユーロ」になるから、今後どうなっていくんだろう?
どこへ旅行してもそうなのだけど、特にスペインでは、気分がおおらかになっていくのに自分自身で気づいた。治安は良くないので、繁華街なんかは注意してないとあぶないけど、アンダルシアはとにかくのどかで、のんびり構えていこう、って気分に十分浸ったようだ。生涯でもう1度行ってみたい場所がまたひとつ増えた。
最後に、この旅行記がスペインを知ったり旅するのに少しでもお役に立てることを切に願って。
Adios!(さよなら)