パラドール DE オトマリ(お泊まり)(グラナダ、ロンダ)

parador 今回の旅行の宿で、「パラドール」と名のつくホテルに宿泊する機会があった(というか、パラドールに泊まることを目的としたツアーでもあったのだが)。これは、スペイン国営の、歴史的な建築物(城や修道院、役所など)をホテルとして改装して使用するもので、客室内はふつうのホテルの部屋と変わりないけど(むしろしっかりしてるかも)、パブリックな部分は歴史を感じさせる。なによりも歴史的な建物のなかに泊まれるということが感動的である。

 今回泊まったパラドールは、アルハンブラ宮殿内にある「パラドール・デ・グラナダ」は15世紀の修道院を改築したもので、建物の中にはキリスト教に関係する像などが見られた。夜はちょっと薄気味悪いところもあるが、都会の喧騒を離れ、静かに過ごすにはちょうどいい。また、庭園があり、早朝に散策すると気持ちがいい。

「パラドール・デ・グラナダ」庭園側より 回廊には聖人の像?

もうひとつはロンダの市役所を改装した「パラドール・デ・ロンダ」で、パラドールの中では新しい建物の部類に入るそうだ。ここの売りは断崖絶壁の上に立っていること、隣にある「ヌエボ橋」は高さ100mもある。そこから見る景色は雄大である(下は見ないほうがいいかも.....)。こちらも街中にあるとはいえ、夜は川の流れる音くらいで、星もきれいに見えた。

「パラドール・デ・ロンダ」外観 断崖絶壁の上に立っている(橋の左隣の建物)

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