イスラム文化とキリスト文化

スペインはイスラム文化とキリスト(カトリック)文化が色濃く融合している。というのも地中海を通して、アフリカと最も近い距離にあるからと言われている。歴史的背景などは専門書に任せるとして、これら不思議な文化の出会いを見ることができたいくつかを紹介したい。

トレドの街
街そのものが中世の雰囲気そのままである。なかでもモスクの跡に建てられたカテドラルの塔の高さは当時のキリスト教の権力の象徴として、威厳高くそびえている。

メスキータ
(コルドバ)
 8世紀から作り始められたモスクだったが、今はキリスト教の聖堂となっている。赤と白の柱のアーチが特徴的である。

アルハンブラ宮殿
(グラナダ)
スペインで最後まで残ったイスラムの城である。壁や天井の彫刻の緻密さに圧倒される。

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