うるうるのホームページ ポーランドの旅(2016.3.28-4.4)
ワルシャワ旧市街の王宮広場

更新履歴

2016.5.05:初版公開
2016.5.25:「ポーランドで見つけたもの」「ポーランド語ミニ講座」公開
2016.5.30:「ポーランド料理」公開。日本語版はひとまず完了。。。

Dzień Dobry!(こんにちは)

2016年3月、子供たちの春休みを利用して、ポーランドを旅行してきました。9年ぶりのヨーロッパへの旅となりました。
今回はツアーを利用しましたが、1979年の第1回の世界遺産に登録された「アウシュビッツ強制収容所」「ヴィエリチカ岩塩坑」など 歴史にかかわるものや、世界的に知られているポーランド人である「コペルニクス」(トルン出身)「ショパン」(ワルシャワ郊外)、「キュリー夫人」(ワルシャワ市内)の生家を それぞれ訪れることができたことのほか、 昨夏に我が家にホームステイしたポーランドの学生さんとの再会など、思い出深い旅行となりました。
今年からポーランド航空のワルシャワ直行便が開設され、トランジットなしで気軽に行ける国になりました。 成田-ワルシャワ間は所要時間11時間で、現地の空港名は「フレデリック・ショパン空港」というポーランドの著名人の愛称があり、国内最大の国際空港でありながら首都ワルシャワまで 数キロと大変ロケーションの良い所にあります。
昨今のヨーロッパ各地がテロなどで治安が悪くなっていますが、ポーランドは治安面で 不安を感じることもなく、安心して旅行できる場所だと思います。しかしながら地球温暖化の 影響はあるようで、昨冬はかなり暖かったようです。まだ雪があるかと思いきや、旅行中に雪を 見ることは全くありませんでした。

英語は通じる!

出発する前に少しポーランド語を勉強してみたが、男性・女性・中性名詞があったり、格変化があったりと ドイツ語よりも難しいかも。簡単な挨拶や数字、曜日名くらいだけ覚えていったが、意外と街中のマックなど でも英語が通じる(私の方がおぼつかない…)。ポーランドでは小1から英語の授業があるらしく、また 陸続きで他の言語の国との行き来が頻繁だからか、スラブ語圏ではあるが 英語と似たスペルの単語もそれなりにあるようなので、ポーランド人にとっては覚えやすいのかもしれない。うらやましいなぁ…

付加価値税

日本でも話題になる付加価値税(消費税)だが、ポーランドでの買い物のレシートを見ると、 税率が混在していることに気がついた。品物の単価の後ろにAとかDとか書いてあって、 レシートの下にそれぞれの税率の内訳と思しきものが書かれている(内税なので、値札通りに払えばいいのだが)。
レシート
レシートの一例(下半分が税率分類)

その他の買い物のレシートも含めて分類したらこんな感じ。
分類税率商品名など
A 23% コーラやジュース類、カフェの飲み物、チョコ系のお菓子、博物館の土産物
B 8% 一般的な食べ物?、博物館入場料や乗り物切符、雑誌、新聞
C 8% ポテチ(?)
D 5% チーズバーガー、地図、レゴ(おもちゃ?)
E 5% (レシートには記載があるが、何か思い出せず...)

最高税率は23%と高いが、それ以外は8%とかなので、今の日本と同程度か。 日本も軽減税率の導入を考えているようだが、食べ物でもいくつかの種類(外食かどうかの区別ではなさそう)があるようだ。 同じ税率でも何か分類をしているようで、こんなに種類があるとは。店員はただバーコードを読ませているだけなので、 現場に混乱はないようだが、分類の判定をするときには苦労しているのかもしれない。
ちなみにショパン空港の出国審査後の買い物のレシートには「0%」と書かれていた。(ただし、元の値段は高い...)

最後に

このページをご覧になったみなさんがポーランドに興味を持っていただければ幸いです。

Do widzenia! (さようなら)