Dzień Dobry!(こんにちは)
2016年3月、子供たちの春休みを利用して、ポーランドを旅行してきました。9年ぶりのヨーロッパへの旅となりました。今回はツアーを利用しましたが、1979年の第1回の世界遺産に登録された「アウシュビッツ強制収容所」や「ヴィエリチカ岩塩坑」など 歴史にかかわるものや、世界的に知られているポーランド人である「コペルニクス」(トルン出身)、「ショパン」(ワルシャワ郊外)、「キュリー夫人」(ワルシャワ市内)の生家を それぞれ訪れることができたことのほか、 昨夏に我が家にホームステイしたポーランドの学生さんとの再会など、思い出深い旅行となりました。
今年からポーランド航空のワルシャワ直行便が開設され、トランジットなしで気軽に行ける国になりました。 成田-ワルシャワ間は所要時間11時間で、現地の空港名は「フレデリック・ショパン空港」というポーランドの著名人の愛称があり、国内最大の国際空港でありながら首都ワルシャワまで 数キロと大変ロケーションの良い所にあります。
昨今のヨーロッパ各地がテロなどで治安が悪くなっていますが、ポーランドは治安面で 不安を感じることもなく、安心して旅行できる場所だと思います。しかしながら地球温暖化の 影響はあるようで、昨冬はかなり暖かったようです。まだ雪があるかと思いきや、旅行中に雪を 見ることは全くありませんでした。
英語は通じる!
出発する前に少しポーランド語を勉強してみたが、男性・女性・中性名詞があったり、格変化があったりと ドイツ語よりも難しいかも。簡単な挨拶や数字、曜日名くらいだけ覚えていったが、意外と街中のマックなど でも英語が通じる(私の方がおぼつかない…)。ポーランドでは小1から英語の授業があるらしく、また 陸続きで他の言語の国との行き来が頻繁だからか、スラブ語圏ではあるが 英語と似たスペルの単語もそれなりにあるようなので、ポーランド人にとっては覚えやすいのかもしれない。うらやましいなぁ…付加価値税
日本でも話題になる付加価値税(消費税)だが、ポーランドでの買い物のレシートを見ると、 税率が混在していることに気がついた。品物の単価の後ろにAとかDとか書いてあって、 レシートの下にそれぞれの税率の内訳と思しきものが書かれている(内税なので、値札通りに払えばいいのだが)。
レシートの一例(下半分が税率分類)
分類 | 税率 | 商品名など |
---|---|---|
A | 23% | コーラやジュース類、カフェの飲み物、チョコ系のお菓子、博物館の土産物 |
B | 8% | 一般的な食べ物?、博物館入場料や乗り物切符、雑誌、新聞 |
C | 8% | ポテチ(?) |
D | 5% | チーズバーガー、地図、レゴ(おもちゃ?) |
E | 5% | (レシートには記載があるが、何か思い出せず...) |
最高税率は23%と高いが、それ以外は8%とかなので、今の日本と同程度か。 日本も軽減税率の導入を考えているようだが、食べ物でもいくつかの種類(外食かどうかの区別ではなさそう)があるようだ。 同じ税率でも何か分類をしているようで、こんなに種類があるとは。店員はただバーコードを読ませているだけなので、 現場に混乱はないようだが、分類の判定をするときには苦労しているのかもしれない。
ちなみにショパン空港の出国審査後の買い物のレシートには「0%」と書かれていた。(ただし、元の値段は高い...)