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2007年の選挙結果

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「さきたま抄」より








【9月市議会】 選挙公営、公費負担限度額の引き上げに反対討論をしました
2022/10/9

 9月市議会に、選挙公営の公費負担限度額の引き上げの条例改正案が提出されました。
 インフレで、プスターやビラの印刷代、自動車レンタル代が上がっているので、国が公職選挙法を改正して、それらの費用の上限額を引き上げる基準を示してきました。
 それに基づいて、久喜も条例改正するというのです。
 しかしそもそも、元の基準自体が高すぎるのであって、引き上げる必要はまったくありません。
 反対したのは、猪股と田村議員だけでした。
 なぜ、他の議員さんたちは、公費負担上限額を、なぜそんなに高くする必要があると思っているのでしょうか。
【⇒全議案の採決結果はこちら】

【議案第63号】 選挙公営、公費負担限度額の引き上げ 反対

市民の政治を進める会 猪股和雄

 選挙費用の限度額を、物価上昇を勘案し、国の基準に準じて引き上げるというものですが、そもそも、現在の限度額自体が高すぎるので、さらに引き上げる必要はありません。反対します。
 特に、ポスター印刷費について、必要ないと言う理由を述べます。

 4月の市議選で、各候補者の公費負担額は、合計1617万円で、最大を占めるのはポスター印刷費で、1100万円を占めている。
 印刷費で限度額55万3600円に対して、50万円以上を請求した候補者は31名中7名でしたが、逆に約半数の15名の候補者が、公営、市負担金は30万円以下ですんでいます。
 実体として、55万円も必要ないことは明らかです。
 ポスター印刷費の内、企画料は値段があってないようなものだからいくらでも付けられる。最高限度額いっぱいを請求していいという考え方の方もあるようだ。
しかしそのお金の財源は税金だから、できるだけ安くするべきである。
 たとえば、限度額を大幅に引き下げたとしたらどうなるか。半数の候補者は30万円ですんでいるんだから、限度額を30万円とした場合、コンサルタントあるいは印刷業者はその範囲内で請求することになるだけです。
限度額の大幅引き下げは可能である。
 選管は、国の基準に準じているというが、市の条例で定めるのだから、市の判断で決定することに何の問題もない。
 私たち議員は、市の予算編成や予算執行に対しても、できるだけ安く、最少の経費で、最大の効果をあげるべきと主張してきている。
したがって、選挙公営についても、市民の税金を使うのだから、できるだけ低く抑えのが当然であって、議員みずからが限度額の引き下げを求めていくべきである。

【一般質問】 選挙公費負担の限度額引き下げを
2022年9月市議会 『声と眼』639号 2022/10/5

 4月の市議選で、各候補者の選挙費用公費負担の総額が1617万円にのぼり、その内、ポスター印刷費が1100万円を占めました。
ポスターの公費負担限度額は55万3600円ですが、31候補者中の7名が50万円以上請求した一方で、半数の15名は30万円以下ですんでいます。
ポスター印刷費などの「企画料」は値段がいくらでも付けられるので、限度額いっぱいまで請求する業者もいるようです。
現在のポスター公費負担限度額は高すぎます。大幅に引き下げるよう提案しました。

 選挙管理委員会は『印刷代などの公費負担額の限度額の算定は「国の基準」に準じたものなので、引き下げは考えていない』と答弁しました。
しかし選挙の公費負担の限度額は、市の条例で決めているのですから、市と議会の判断で「国の基準」よりも引き下げると決定すればいいのです。

 また公費負担の原資は税金ですから、各候補者もできるだけ安く発注するように努めるべきです。
4月の市議選では宣伝カーなども含めた公費負担は40万円以下ですんだ人が10人でしたが、77万円を請求した候補者もいました。
限度額の範囲内ならいくら高くてもいいと考えているのでしょうか。

4月の市議選で、各候補者は、公費負担をいくら請求したか?
『声と眼』636号 2022/8/16
得票
順位
得票数 候補者名 選挙費用
支出合計
【A】(円)
選挙
費用
順位
公費負担額=税金からの負担分
 ( )は公費負担限度額 :円
公費
負担
順位
レンタカー
(110,600)
運転手
(87,500)
ガソリン代
(52,920)
ポスター
(553,600)
選挙ビラ
(30,040)
公費負担
合計
-- 30 973 小林 保 709,253 23 110,600 87,500 14,952 531,110 30,040 774,202 1
当選 2 4015 川内鴻輝 無② 1,166,124 6 51,128 87,500 13,244 553,600 30,040 735,512 2
当選 20 1473 上篠哲弘 無⑦ 1,101,061 10 52,745 84,000 11,639 553,600 30,040 732,024 3
当選 3 2889 宮崎亜希 無① 831,193 17 65,450 87,500 24,415 508,384 28,560 714,309 4
当選 4 2484 成田ルミ子 自③ 1,248,727 4 51,128 84,000 16,293 553,600 0 705,021 5
当選 11 1784 奈良政宏 無① 1,236,526 5 105,000 84,000 0 484,400 29,920 703,320 6
当選 26 1296 大谷和子 無⑤ 1,097,571 11 51,128 87,500 8,040 519,000 28,000 693,668 7
当選 5 2309 新井 兼 無③ 1,144,849 7 0 87,500 8,316 553,600 30,040 679,456 8
当選 1 9580 貴志信智 無③ 1,250,552 3 88,550 62,500 22,123 470,560 25,520 669,253 9
当選 8 1839 春山千明 無⑥ 1,105,224 9 64,680 77,000 0 494,780 30,000 666,460 10
当選 24 1351 川辺美信 無④ 908,270 15 105,000 87,500 12,584 408,000 30,040 643,124 11
当選 27 1082 榎本英明 無① 988,637 14 65,450 87,500 17,480 431,110 30,040 631,580 12
当選 18 1630 瀬川泰祐 無① 1,034,211 12 65,450 84,000 0 417,450 30,040 596,940 13
当選 10 1815 樋口智洋 無① 1,140,158 8 65,450 84,000 24,062 380,600 29,920 584,032 14
-- 29 1048 平間益美 共② 581,902 27 110,600 87,500 13,970 296,820 30,040 538,930 15
当選 23 1382 柿沼繁男 無⑩ 731,988 20 84,700 77,000 0 372,988 0 534,688 16
当選 12 1754 石田利春 共⑤ 789,146 19 110,600 87,500 0 296,820 30,040 524,960 17
当選 19 1567 渡辺昌代 共⑤ 509,990 29 105,000 77,000 8,455 296,820 30,040 517,315 18
当選 13 1730 園部茂雄 自⑤ 594,358 26 65,450 84,000 21,660 299,290 29,920 500,320 19
当選 6 2266 猪股和雄 無⑬ 596,346 25 52,745 87,500 0 276,800 0 417,045 20
当選 25 1308 杉野 修 共⑦ 692,465 24 0 87,500 0 296,820 30,040 414,360 21
当選 15 1690 岡崎克巳 公⑦ 719,389 21 65,450 0 0 280,500 24,000 369,950 22
当選 14 1703 斉藤広子 公④ 581,128 28 65,450 0 0 280,500 24,000 369,950 23
当選 17 1641 大橋きよみ 公② 828,636 18 61,600 0 0 280,500 24,000 369,100 24
当選 21 1443 盛永圭子 無⑦ 1,388,258 2 88,550 87,500 22,196 165,000 0 366,100 25
当選 7 1856 丹野郁夫 公③ 890,799 16 53,900 0 0 280,500 24,000 358,400 26
当選 16 1660 山田正義 公① 714,219 22 53,900 0 0 280,500 24,000 358,400 27
当選 22 1420 田村栄子 無⑤ 436,802 30 110,600 0 0 209,330 0 319,930 28
-- 31 700 亀田 剛 326,860 31 110,600 87,500 0 75,900 29,975 303,975 29
-- 28 1060 斉藤常明 1,029,825 13 88,550 0 0 165,000 30,040 283,590 30
当選 9 1816 瀬田博文 無① 1,862,957 1 0 77,000 27,126 0 0 104,126 31
平均⇒ 910,885 69,982 64,903 8,599 355,287 22,977 521,937 平均

選挙の公費負担の金額が多すぎる

 4月の市議会議員選挙の各候補者の選挙費用の収支報告書と公費負担額が公表されています。
すべての支出内訳等は選挙管理委員会で閲覧できます。

 選挙費用の内、宣伝カーやポスターの経費は公費で負担されます。
上限額は、選挙カーレンタル代11万600円、運転手の人件費8万7500円、ポスター印刷費55万3600円、選挙ビラ印刷費3万40円などです。

 候補者によって、公費負担の請求金額は大きく違っています。
選挙カーのレンタル代は7名の候補者が10万円以上を請求しました。
7名は6万円以下、3名は自分の車を使うなどで請求しませんでした。
運転手も7名はボランティアを使って公費負担なし。ガソリン代も15名が請求せず、自己負担でまかないました。

ポスター印刷代に50万円も必要か?

ポスター印刷代は7名が50万円以上、その内の4名は限度額いっぱいを請求しました。
私はデザイン料を含めても27万円ですみました。
関係者の話では、デザイン料などは価格の基準がないのでいくらでも高く請求できるといいます。
候補者の半数の15名がポスター印刷代は30万円以下ですんでいるのですから、限度額を大幅に引き下げるべきです。

 公費負担の請求額は、10名が40万円以下なのに対し、6人が70万円を超えています。
全候補者31名の公費負担請求の合計額は1617万円にのぼりました。

 議員は普段から税金の使い途をきびしくチェックしていて、当局に対して経費節減を主張しているはずです。
自分の選挙の公費負担は限度額まで請求していいという考え方は間違いです。
できるだけ費用を抑え、市の支出を減らすべきではないでしょうか。

各候補者の選挙費用、公費負担をいくら使ったか
『声と眼』635号 2022/8/7

 4月の市議選で、各候補者の選挙費用は、最低32万~最高186万円でした。
 市の選挙管理委員会で、選挙費用の収支報告書が公開されています。
 猪股は60万円弱で額が少ない方から7番目でした。
 支出が100万円を超えた候補者が13人もいましたが、なぜそんなにお金がかかるのか…。

 選挙費用の最も多かった候補者上位5名と、少なかった候補者(5名は次の通りです。

選挙費用の多かった順
 1 瀬田博文 無① 186万2957 円
 2 盛永圭子 無⑦ 138万8258 円
 3 貴志信智 無③ 125万0552 円
 4 成田ルミ子 自③ 124万8727 円
 5 奈良政宏 無① 123万6526 円

選挙費用の少なかった順
1 亀田 剛 32万6860円
2 田村栄子 無⑤ 43万6802円
3 渡辺昌代 共⑤ 50万9990円
4 斉藤広子 公④ 58万1128円
5 平間益美 共② 58万1902円

得票順位 市議会議員選挙費用収支報告 収入
支出合計 公費負担 公費以外 内、人件費 寄付金 自己負担
9 当選 瀬田博文 無① 1,862,957 0 1,862,957 360,000 230,000 1,632,957
21 当選 盛永圭子 無⑦ 1,388,258 165,000 1,223,258 560,000 6,900 1,216,358
1 当選 貴志信智 無③ 1,250,552 496,080 754,472 220,625 332,000 422,472
4 当選 成田ルミ子 自③ 1,248,727 553,600 695,127 116,000 190,000 505,127
11 当選 奈良政宏 無① 1,236,526 514,320 722,206 270,000 636,000 86,206
2 当選 川内鴻輝 無② 1,166,124 583,640 582,484 250,000 385,000 197,484
5 当選 新井 兼 無③ 1,144,849 583,640 561,209 231,000 220,000 341,209
10 当選 樋口智洋 無① 1,140,158 410,520 729,638 168,000 200,000 529,638
8 当選 春山千明 無⑥ 1,105,224 524,780 580,444 76,000 370,000 210,444
20 当選 上篠哲弘 無⑦ 1,101,061 583,640 517,421 420,000 450,000 67,421
26 当選 大谷和子 無⑤ 1,097,571 547,000 550,571 290,000 290,000 260,571
18 当選 瀬川泰祐 無① 1,034,211 447,490 586,721 32,000 32,000 554,721
28 斉藤常明 1,029,825 195,040 834,785 387,000 555,000 279,785
27 当選 榎本英明 無① 988,637 561,150 427,487 235,000 250,000 177,502
24 当選 川辺美信 無④ 908,270 438,040 470,230 287,000 175,480 294,750
7 当選 丹野郁夫 公③ 890,799 304,500 586,299 0 236,987 349,312
3 当選 宮崎亜希 無① 831,193 536,944 294,249 89,876 105,500 188,749
17 当選 大橋きよみ 公② 828,636 304,500 524,136 0 178,162 345,974
12 当選 石田利春 共⑤ 789,146 326,860 462,286 280,000 315,000 147,286
23 当選 柿沼繁男 無⑩ 731,988 372,988 359,000 350,000 350,000 9,000
15 当選 岡崎克巳 公⑦ 719,389 304,500 414,889 0 73,196 341,693
16 当選 山田正義 公① 714,219 304,500 409,719 0 478,148 0
30 小林 保 709,253 561,150 148,103 109,000 395,000 0
25 当選 杉野 修 共⑦ 692,465 326,860 365,605 200,000 200,000 165,605
6 当選 猪股和雄 無⑬ 596,346 276,800 319,546 213,055 185,000 134,546
13 当選 園部茂雄 自⑤ 594,358 329,210 265,148 98,000 194,400 70,748
29 平間益美 共② 581,902 326,860 255,042 0 81,000 174,042
14 当選 斉藤広子 公④ 581,128 304,500 276,628 0 0 276,628
19 当選 渡辺昌代 共⑤ 509,990 326,860 183,130 0 40,000 143,130
22 当選 田村栄子 無⑤ 436,802 209,330 227,472 205,000 30,000 197,472
31 亀田 剛 326,860 105,875 220,985 105,000 0 220,985

 ★選挙収支報告書の公費支出の項目は選挙ポスターと個人ビラの費用だけで、宣伝カーのレンタカー代などは入っていません。
次号で、選管の公表による各候補者の公費負担の全部の金額を掲載します。★

梅田市長の公約の行方に注目です
『声と眼』630号 2022/4/25  

 梅田市長が多くの選挙公約をどのように進めていくのか、きちんと監視していかなければなりません。
(1)『久喜市役所本庁舎は移転しない』という一方で、市長は市議会で現庁舎が狭いなどの課題を解決するための『施設整備を検討する』とも言っています。
現庁舎の増築なのか、別の施設を作るのか、それはどこなのかはわかりません。
また、公共施設の縮小・統廃合を明記した「個別施設計画」そのものを白紙撤回すべきです。
(2)『理科大跡地に看護専門学校を誘致』と公約しました。売却か、譲渡か、誘致の条件は明らかにされていません。
理科大跡地にはこれまでにも多額の税金が投じられていて、さらに補助金を出すことはないのでしょうか。
将来的に理科大撤退の二の舞になってはなりません。
(3)『子ども医療費の無料化』は、2月議会まで市としてやる考えはないと言っていたのに、180度の方針転換です。
信用していいのでしょうか。
(4)他にも盛りだくさんな新規公共事業のオンパレードですが、人口減少の時代にすべて実現していけるのでしょうか。

市長選挙の開票結果
投票者数 6万1514人
  投票率 48.52%
当選 梅田修一 3万1345
井上忠昭 2万2820
渡辺 優 5618

★市長選挙で私は井上候補を応援したが、残念ながら敗れた。
梅田市長が、市民に評判の悪い政策を選挙直前に引っ込めて、口当たりの良い公約だけを並べ立てたことが功を奏したようだ。★


猪股の選挙スタイル
街頭演説189か所

『声と眼』630号 2022/4/24  

 私にとって13回目の選挙です。
大きな組織や団体の応援に頼るのではなく、これまでと同じに市民運動・住民運動で連携してきたり、『声と眼』の活動を評価してくれた方々が、ボランティアで集まって支持を拡げてくれました。

 私は毎朝5時半から8時まで久喜駅頭に立ってあいさつし、9時から夕方まで宣伝カーに乗って市内を走り回りました。
“ウグイス”は頼まないで、他市の友人の議員たちが応援に来てくれた以外は、ほとんど1人で訴え続けました。

 最近の選挙は自転車で走ったりして“顔を見せる”運動がはやっていますが、私はこまめに街頭演説を行って、考え方や政策などのお話を聞いてもらう活動に徹しました。
7日間で189か所で演説し、聞いてくれたたくさんの方々から『応援します』と言っていただきました。


いのまた和雄の選挙費用収支報告書
支出総額59万円、自己負担は約13万円でした

2022/4/22  

 市議会議員選挙終了後15日以内に、各候補者は選挙管理委員会に収支報告書を提出が義務付けられています。
 私の「選挙費用収支報告書」の内容をお知らせします(4月20日提出)。

 ※選管の書式ではきわめてわかりにくいので、表の形式などをわかりやすく変更してあります。
 ※選管に提出する報告書には、1件ごとの支出明細と領収書の写しを添付しています。
 ※提出された報告書は公開されるので、誰でも閲覧することができます。

収入・支出の総括表
 (1) 収入
 寄付 12万5000円 13人の方々からいただきました
 寄付  6万0000円 労務無償提供(2人)
事務員報酬をお支払いするところ、その全額をカンパしていただきました
自己資金 13万4546円
 31万9546円
 (2) 支出
 立候補準備期間(告示前)の支出 49万7518円
 選挙運動期間中の支出 9万8828円
59万6346円
 (3) 支出の費目別
  1 人件費    18万8246円  事務員報酬(Aさん)    4万0000円 労務無償提供(寄付) 
 事務員報酬(Bさん)    2万0000円 労務無償提供(寄付) 
 事務員報酬(Cさん)    1万0000円
ポスター貼り委託料  14万3055円 業者に委託
  3 通信費 4200円       切手代
 5 印刷費 30万1000円 ポスター印刷代
  1枚 560円×346枚
 27万6800円  公費負担
 選挙はがき印刷代   2万4200円  
 6 広告費 3万0000円 ポスター写真撮影代
 7 文具費 846円 ファイル
 8 食糧費 2万8828円 選挙期間中の昼食材料費
 10 雑費 1万8417円 選挙カー用ポータブルバッテリー、消毒スプレー等
合計   59万6346円

 公費負担分を除いて、実際に支出した金額は 31万9546円でした。
 寄付金 12万5000円をあてたので、自己負担は 13万4546円ですみました。


選挙宣伝カーにかかった経費も含めると、自己負担は 15万円

 この他に、収支報告書には掲載されない支出があります。
 公職選挙法の規定では、候補者宣伝カーの運行に関わる経費は「選挙費用には含めない」ことになっています。
(本来は選挙費用収支報告書に含めるべきだと思いますが、報告書に「記載しない」ことになっています。なぜこのようなおかしな規定になっているのか、たいへん疑問です)。

 そこで猪股の選挙運動費用を、選挙カーの費用も含めて計算すると以下のようになります。

*候補者宣伝カーのレンタル料の内、4月10~16日の選挙期間中の分だけが公費(税金)で負担されます。
  告示前の期間や看板・スピーカーのレンタル、キャリー代金は公費では負担されません。

選挙カーのレンタル代 5万2745円 1日7535円×7日
公費負担なので、自己負担はなし
1万3200円 告示日前のレンタル代は自己負担
選挙カーの運転手人件費 8万7500円 1日12500円×7日
公費負担なので、自己負担はなし
ガソリン代(35リッター) 4800円 自己負担しました
候補者カーにかかった経費合計   15万8245円

※選挙カーのガソリン代は、請求すれば全額公費で負担してもらえますが、猪股はガソリン代は請求せず、自己負担しました。
、この選挙宣伝カーにかかった経費を含めて、改めて支出総額、公費負担、自己負担を算定してみると、以下のようになりました。
報告書掲載分の総支出  59万6346円
選挙カーにかかった費用  15万8245円
猪股の選挙費用総額 A+B  75万4591円
公費負担分 41万7045円 選挙ポスター印刷代     27万6800円
選挙カーのレンタル代    5万2745円
選挙カーの運転手人件費  8万7500円
E 寄付金でまかなった分 18万5000円
純然たる自己負担 C-D-E 15万2546円

 猪股和雄の選挙に実際にかかった総費用は  75万4591円、その内、公費負担額が 41万7045円 となります。
 したがって、私が実際に支出した金額は 31万9546円 で、その内、18万5000円 を寄付金でまかないました。


後援会リーフに17万円を支出

 直接に選挙費用としての支出ではありませんが、事前に「後援会リーフレット」を5000枚作成し、印刷代に 13万7000円 を支出しています。
 この費用は日常の政治活動とみなされるため、選挙費用には入っていません。
 これは当然ながら自己負担です。



久喜市議会議員選挙の開票結果(4月17日投票)
2022/4/18

投票総数  60,565
有効投票数 60,565
無効投票数  951

小数点未満四捨五入
年齢 政党 期数 地区 得票 2018年 増減
1 当選 貴志信智 35 現② 久喜 9580 7584 1996
2 当選 川内鴻輝 29 現① 鷲宮 4015 6309 ▲ 2294
3 当選 宮崎亜希 43 新 久喜 2889 -- --
4 当選 成田ルミ子 55 自民党 現② 久喜 2484 1533 951
5 当選 新井 兼 43 現② 鷲宮 2309 1937 372
6 当選 猪股和雄 71 現⑫ 久喜 2266 1988 278
7 当選 丹野郁夫 46 公明党 現② 鷲宮 1856 2048 ▲ 192
8 当選 春山千明 59 現⑤ 久喜 1839 1470 369
9 当選 瀬田博文 57 新 菖蒲 1816 -- --
10 当選 樋口智洋 43 新 久喜 1815 -- --
11 当選 奈良政宏 44 新 栗橋 1784 -- --
12 当選 石田利春 74 共産党 現④ 栗橋 1754 2288 ▲ 534
13 当選 園部茂雄 61 自民党 現④ 久喜 1730 1207 523
14 当選 斉藤広子 60 公明党 現③ 久喜 1703 1927 ▲ 224
15 当選 岡崎克巳 62 公明党 現⑥ 久喜 1690 2053 ▲ 363
16 当選 山田正義 59 公明党 新 栗橋 1660 -- --
17 当選 大橋きよみ 58 公明党 現① 久喜 1641 1744 ▲ 103
18 当選 瀬川泰祐 48 新 栗橋 1630 -- --
19 当選 渡辺昌代 60 共産党 現④ 久喜 1567 1921 ▲ 354
20 当選 上篠哲弘 54 現⑥ 鷲宮 1473 2003 ▲ 530
21 当選 盛永圭子 74 現⑥ 菖蒲 1443 1649 ▲ 206
22 当選 田村栄子 78 現④ 栗橋 1420 1242 178
23 当選 柿沼繁男 75 現⑨ 栗橋 1382 2151 ▲ 769
24 当選 川辺美信 58 現③ 久喜 1351 1749 ▲ 398
25 当選 杉野 修 68 共産党 現⑥ 鷲宮 1308 1749 ▲ 441
26 当選 大谷和子 55 元④ 鷲宮 1296 1018 278
27 当選 榎本英明 59 新 菖蒲 1082 -- --
28 斉藤常明 58 新 菖蒲 1061 1139 ▲ 78
29 平間益美 67 共産党 現② 久喜 1048 1437 ▲ 389
30 小林 保 43 新 久喜 973 -- --
31 亀田 剛 34 新 久喜 700 -- --

有権者数 投票者数 投票率
126,787 61,516 48.52%

4月、市議会議員選挙です
いのまた和雄の事務所と第一声のご案内

久喜市議会議員選挙 4月10日/告示 17日/投票
いのまた和雄の第一声(予定)
●4月10日(日)午後1時半~ ●自宅前

■事務所は自宅に置く予定です。
久喜市青毛1-4-10 TEL 0480-23-2471


久喜市政に何が求められているか
『声と眼』号外 2022/4/2

  昨年、市長が「公共施設個別施設計画」で公共施設の大幅な統廃合計画を発表しました。
4年前の市長選では触れてもいなかったのに、市役所新庁舎の移転と保健センター等との複合施設の建設、障害者施設の民間譲渡と市の公的サービスの廃止、市内の集会所等の地元譲渡を打ち出しました。
市民や障害者・保護者らから反発の声が噴出しても、市長は強行する構えを崩しませんでした。
ところが4月の市長選が迫ってきて、市長はとうとう市役所の移転と障害者施設や集会所の民間譲渡計画の撤回に追い込まれました。

 そもそも公共施設の統廃合計画を、議会や当事者らの声も聞かずに一方的に「決定」して強行しようとしたこと、そして市民の反対が強いのを見て、選挙対策で簡単に取りやめてしまうという、梅田市政の恣意的な政治手法そのものが、政治家としての資質に欠けると言わざるを得ません。
なぜ急に方針転換を図ったのか、説明責任も果たされていません。

 広く市民の声を聞き、市民に寄りそっていく(口先だけでなく)政治姿勢が求められています。

市長の政策転換の内実を疑う

 市長は、市役所の現本庁舎を引き続き使用すると表明しましたが、市内4か所の保健センターや子育て支援施設等の統廃合方針はそのままです。
また現庁舎が狭いので別の施設整備を検討するとも言っていますが、現庁舎の近接地に建てるのか、まったく別の庁舎なのかはあいまいにしています。

障害者が地域で生きていくために

 市長は、障害者施設の民間譲渡を取りやめたものの、老朽化した施設は更新の際に集約化(統廃合?)するとも言っています。
久喜市政に求められているのは、高齢者や障害者らがともに生きていける共生の社会を地域で実現していく政治です。


★市長選と市議選は4月10日告示、17日投票。市長選は実質的に 梅田市長(現職)と、井上議員(元議長)の闘いになりそう。
市議選は定数に31名が立候補する見込みです。★


梅田市政がもたらしたもの 責任は
『声と眼』629号 2022/3/31

 4年前に梅田市長は『学校給食センター建設を一度立ち止まって再検討』と公約したのに、選挙が終わると前市長の計画をそのまま復活させました。
その間に建設費が当初計画の34億円から約2億円も膨らみ、国からの4億8000万円の補助金も来なくなって、市に7億円近い損害を与えました。

 理科大跡地も、生涯学習+子育て支援センターの計画でしたが、『民間活力の導入』を掲げて事業をストップさせました。
右往左往している間に校舎の老朽化が進み、結局は建物は使えなくなりました。
これまでに校舎の改修工事、コンサルタントへの調査委託などに費やした税金は約6億円にものぼります。
これらがすべて“ムダ金”と化しました。

 そして選挙向けに、今度は看護学校の誘致を公約していますが、売却するのか、譲渡なのか、あるいは市が補助金を負担するつもりでしょうか。

 市長は市役所の移転新築、障害者施設の民間譲渡、公共施設統廃合などの「公共施設個別施設計画」を推進してきました。
“選挙に不利”と見て取って一部を『取りやめ』に追い込まれましたが、この間の市政の混乱の責任をどう考えているのでしょうか。
「個別施設計画」の策定に使った3000万円の税金も“ムダ金”に終わりました。
それでも市長は計画が間違いだったとは認めていません。
本庁舎が狭いので別に施設整備が必要とも言っているので、選挙が終わったらやっぱり復活させるのではないかと疑われています。

 市長は選挙公約に、またまた大規模公共事業を並べています。
人口減少に向かう中で、それらが全部できると本当に考えているのでしょうか。

選挙費用の公費負担、できるだけ安く
『声と眼』628号 2022/3/20

 市議選の費用の一部は税金で負担することになっています。
それぞれの最高限度額は、候補者カーのレンタル代11万600円、ガソリン代5万2920円、運転手8万7500円、ポスター印刷代55万3600円、選挙運動用ビラ3万40円、合計で83万4660円が上限です。
(市長選挙はビラの枚数が多いので92万4780円)。

 今回の選挙で、私はレンタカー5万6700円、ポスター印刷代27万円で契約しました。
できるだけ税金からの支出は少なくするべきで、各候補者の選挙費用にも注目です。

 4年前の市議選では公費負担を70万円以上も請求した議員が7人(並木、宮崎、成田、上条、春山、鈴木)もいました。
公費負担が少なかったのは田村、杉野、田中、盛永、猪股の順で、私は33万7960円でした。

【2018年の市議選で、各候補者の公費負担額一覧へのリンク】

市長選・市議選で 何が問われているか
『声と眼』628号 2022/3/16

市長選で、 私は 井上氏を支持します

 4月の市長選挙に、元議長の井上忠昭市議が立候補する決意を固めました。
私は梅田市政をストップさせるために、井上氏を支持することにしました。

何が問われているか

 梅田市長は昨年『公共施設個別施設計画』を策定して公共施設の大幅な縮小統廃合を推進しました。
しかし市役所本庁舎の移転新築、障害者施設や集会所の譲渡などに市民の反対の声が湧き上がり、結局は撤回に追い込まれました。
市長は『市民の間にこれ以上の混乱を起こさないため』と言い訳していますが、選挙に不利だから引っ込めただけの話です。

 (1)市役所現庁舎を使い続けると方針転換したものの、狭いので新たな施設が必要とも言っています。
それをどこに建てるのかが問題です。
(2)障害者施設の民間譲渡も撤回しましたが、老朽化したら集約化等を進めると言います。
集約化という名目で施設がつぶされていったら、障害者の居場所が奪われてしまいます。
(3)集会所等の地元譲渡も撤回しましたが、老朽化したらそのまま廃止されてしまう怖れがあります。

 4年前には、学校給食センターを『一度立ち止まって検討する』と言ったのに、選挙が終わったら元のまま進め、4億8000万円の国補助金も失って、市に損害を与えました。
理科大跡地活用計画も二転三転して、校舎改修などにつぎ込んだ5億円もの税金をムダ金にしてしまいました。
梅田市長にはこれらの反省がまったくありません。
今度も、市長選挙後にまた方針を変えてくるのではないでしょうか。

『個別施設計画』の全面撤回を

 『個別施設計画』には公立保育園や幼稚園の廃止や民間譲渡も明記されています。
市長は『一律に譲渡はしない』と言っていますが、計画自体は撤回もされないでそのままになっています。
公民館を廃止してコミュニティセンター(貸し館施設)にするという計画もそのままです。
所管の教育委員会では議論もされたこともないのに進めるつもりでしょうか。

 『個別施設計画』の全部をいったん白紙に戻して、市民が必要としている公共施設をどのように長期的に維持管理していくか、市民参加で検討していくべきです。
ここで市長を交代させなければ、またまた元の計画が復活してくるかも知れません。

小中学校の雨漏り改修は最優先課題

 市内の小中学校10校で雨漏りが続いていて修繕の要求が出ています。
少なくとも5校で早急に大規模改修が必要ですが、市は『学校統廃合計画を作ってから』として先送りにしています。
本町小では21か所もの雨漏りがありながら、一部の緊急修繕だけですまされ、子どもたちは天井板の抜けた教室で過ごしています。
市長が最優先に予算を付けるべきですが、こんなことも決断できないのでしょうか。


【4月 市長選・市議選】 問われているものは何か
争点(2) 小中学校の雨漏り対策、大規模改造は緊急課題だ
2022/2/28

  久喜市では各小中学校の校舎の老朽化が進んでいます。
 教育委員会が一昨年に「久喜市立小中学校大規模改造基本方針案」を定めました。
 大規模改造工事の取り組み年度までは定められていませんが、各地区ごとに優先順位が記載されています。
 最優先の学校は、小学校では、久喜地区で本町小学校、菖蒲地区の三箇小学校、栗橋地区の栗は西小、鷲宮地区の鷲宮小学校が最優先とされています。
 中学校では、久喜地区は太東中学校、菖蒲地区の菖蒲中、栗橋地区の栗橋に市中、和紙や地区の鷲宮東中となっています。 
 これに従って、2020年度には、江面小と太東中学校、2021年度には菖蒲中学校、2022年度には栗橋小と鷲宮東中の大規模改造が予算化されましたが、それ以外の小中学校は、見通しさえ示されていません。

 一方、1月までに各小中学校から、緊急修繕箇所の要望が124か所も上がっています。
 その中で、雨漏り箇所の修繕要望は、10校で数10か所に及びます。
 これは昨年突然に雨漏りが始まったわけではなく、永年放置されてきたものです。
 雨漏りを放置しておけば、校舎の劣化、老朽化は加速度的に進みます。
 現に、本町小学校は20か所も雨漏りが発生しているにもかかわらず、予算の流用や補正予算で個別に修繕を行っているだけで、新年度当初予算での大規模改修はまたも先送りされました。
 当初予算に大規模改造工事設計費すらも計上されなかったと言うことは、来年に実施する予定もないと言うことです。
 教育委員会では、これから学校統廃合の検討をしていって、必要があれば改修していくという方針です。
 新年度に本町小と北小の統廃合を検討したとしても、結論が出るまでに最短で2年か、3年はかかります。
 本町小の子どもたちには、あと数年間は、雨漏りの校舎でガマンを強いることになります。
 本町小も、その他の小中学校も、雨漏り対策は最優先の課題です。統廃合とは切り離して、緊急に、雨漏り箇所の調査、設計に取りかかって、新年度内には改修に取りかかって、対応するべきではないでしょうか。
 しかし梅田市長は、まったく小中学校の大規模改造事業を促進する姿勢も、財政部に優先課題として指示するそぶりも見せません。
 市長には当事者として、あの劣悪な環境の中にいる子どもたちの気持ちに寄り添う姿勢が見られません。
 第一義的に、予算を最優先で配分すべき、市長の政治責任が問われています。


【4月 市長選・市議選】
問われているものは何か 争点(1)
2022/2/19

 市長選挙の争点は何か。
 第1には昨年、梅田市長が公表した「公共施設個別施設計画」による大規模な統廃合計画である。
 その計画の、中核的な施設であった市役所本庁舎の移転・保健センター等との統合による「新総合複合施設」と、障害者施設の民間譲渡・市の公的サービスの廃止、集会施設の地元譲渡計画は、市長が2月に突然撤回してきて、争点はずしを狙ってきた。
 市民のあまりにもの反発の大きさに驚き、沈静化するどころか、市長選挙の一大争点になると見られたが、梅田市長が逃げたと見ていい。
 はっきり言えば、梅田市長が、これらの公共施設統廃合計画の「見直し」、市役所の移転や障害者施設の民間譲渡の撤回に追い込まれたということである。
 市民の声が、梅田市長をして「撤回」せざるを得なくさせたのである。

 しかし撤回したからといって、問題がなくなったわけではない。
 市長は、市役所の現本庁舎はこのまま使い続けると言うが、狭いのは明らかで、別の施設建設を検討するとも言っているから、それをどこに持って行くか、現本庁舎の隣接地か当初の移転先と見られた鷲宮方面か、が問題になってくる。
 市長は、障害者施設の民間譲渡も撤回されたが、「老朽化して更新の際には“集約化”等を検討すると言っているから、これは老朽化した施設を廃止して行くということを意味する。

 しかもこれらの計画の撤回を打ち出しながら、市民への謝罪の姿勢も示されていない。
 市民の意思を無視した計画を策定して強行しようとし、今度は撤回するに際して説明責任も果たしていない。
 梅田市長の政治責任と統治能力に大いに疑問を持たざるを得ない。

 さらに、「公共施設個別施設計画」の中で、たとえば公立保育園や幼稚園の縮小・廃止が計画されているのは、撤回もされないでそのままとなっている。
 各公民館を、「コミュニティセンター」と併設にして、「公民館」の機能をなくし、単なる貸し館施設にするという計画もそのままである。

 井上市議は、これらを含めた「公共施設個別施設計画」全体の見直しを表明しているから、これに期待したい。


【4月 市長選・市議選】
市長選挙 井上市議が立候補表明した
『声と眼』626号 2022/2/11

 市長選挙と市議会議員選挙が4月10日告示、17日投票で行われます。
9日に市議の井上忠昭元議長が立候補を表明し、梅田市長との一騎打ちの公算です。

 梅田市長は4年前に世代交代を訴えて当選したものの、給食センター建設見直しや理科大跡地の民間活力導入などの公約はほとんど実現できませんでした。
一方で公約になかった公共施設の縮小・統廃合や新庁舎建設を唐突に強行しようとするなど、行政能力や手法に対する批判が強まっていました。
井上氏による政策転換を期待するとともに、公約に注目していきます。 

★市議会議員選挙は、定数27に今のところ現職21名、新人8名、元職1名の30名が立候補の動きを見せています。
地区別では久喜地区15名、菖蒲地区4名、栗橋地区5名、鷲宮地区6名です。★


市民の政策を提言してきました
-議員の最も大切な仕事です-
『声と眼』号外 2022/2/5

 日ごろ、市民の皆さんからたくさんの意見や要望が寄せられます。
議員の仕事はそれらの市民の声を、市の政策課題として整理して実現することです。

 私は市民派議員ネットワーク自治体議員政策情報センター虹とみどり、地方政治改革ネットに参加しています。
全国の情報収集力や政策研究を活かして、久喜市議会で政策提言を続け、実現してきました。

-4年間の政策実現の成果は-
地球環境も、身近な生活環境も

●「市議会気候非常事態宣言」を提案して可決しました。
●久喜市で「2050年ゼロカーボン宣言」を提言し、実現しました。
●市役所本庁舎の自動販売機のペットボトルを削減させました。
●街路樹剪定方法の改善を推進しました。
●危険な外来植物の駆除を推進しました。
●会議等でのペットボトル提供を廃止させました。
●久喜駅前広場の放置自転車の撤去を推進し徹底させました。
●東鷲宮駅前広場のムクドリ対策を実施させました。
●青毛堀さくら通り遊歩道にベンチを増設。ウオーキングの距離表示も復活しました。
●久喜駅東口の喫煙所の移設を求め、現在工事中です。

地域でともに生きる、人権を守る

●「性的マイノリティ」と呼ばれる方々の人権を守るよう提言し続け、久喜市パートナーシップ宣誓制度を実現しました。
●学校や公共施設に“だれでもトイレ”の設置を進めました。
●市立中学校の制服(スカート・ズボン)を選択できるように提案して実現しました。プールでラッシュガードの着用も認めることになりました。
●行政文書の不要な性別記載を削除させました。
●コロナ自宅療養者に市で支援物資を届けるよう提案して実現しました。
●審議会等の女性委員比率の引き上げを進めました。
●外国籍の児童生徒の不就学の実態調査と、就学を促進させました。
●川口市の夜間中学校の紹介と支援方針を実現しました。
●新生児聴覚検査に対する助成制度を実現しました。
●いきいきデイサービスの増設と定員拡大を進めました。

障害者が地域で生きる権利

●災害発生時に福祉避難所を早期に開設するよう提言し、市も方針を転換しました。
●福祉避難所を増やすとともに開設訓練も実施しました。
●市職員の障害者採用の対象を精神障害者にも拡大しました。受験資格の欠格条項もなくしました。
●障害者施設・くりの木の作業室や障害者用トイレの増築を実現しました。
●市長が障害者施設の民間譲渡と公的サービスの廃止を強行しようとしましたが、当事者・保護者とともに計画を撤回させることができました。

安心安全な学校給食を

  学校給食の理想は自校調理方式です。梅田市長のもとで巨大給食センター建設が強行されてしまいましたが、地道に改善を求めてきました。
●学校給食食材の地産地消の推進を求め、久喜市産食材の利用割合の目標を引き上げました。
●早期にアレルギー代替食を提供するように求め、2年目から実現することになりました。
●少しでもできたての給食を子どもたちに届けるために、調理終了時間を後ろにずらせるように提言しています。

引き続き、議会改革も

●久喜市議会で「通年議会制度」を実現、新年度から実施することになりました。
●市長交際費支出を見直し、削減させました。

★26歳で初当選から45年。
市議会で年間発言回数、政策提言と実現力もトップ。
ホームページ閲覧数160万回。
駅頭や地域で『声と眼』を配り続け、もうすぐ650号!★


私が提言・実現してきた これまでの政策の成果
『声と眼』号外 2022/2/13

 市議会では政策を提言して実現させる取り組みを続けてきました。
私の最近20年間のおもな成果です。

【2014年~2018年】

●久喜駅前に選挙の期日前投票所の設置を実現。
●久喜市手話言語条例の制定を提言して実現。
●久喜駅周辺などにエスコートゾーン(視覚障害者誘導標示)を設置。
●久喜市街路樹管理指針を策定。
●市の管理職の「イクボス宣言」を実施させ、男性職員の育児休業を促進。
●小中学校の部活動の大会参加の補助の拡大。
●保育料の算定で寡婦控除を未婚・非婚の一人親家庭にも適用。
●衛生組合の防災計画、災害対応マニュアルを作成。

【2010年~2014年】

●公共施設の電気購入契約を、東電から新電力に変更(その後、4年間で電気料金1億5000万円の財政節減効果)。
●東電福島第1原発事故の放射能被害に対して、地域のホットスポットや学校給食などの食材検査を拡大。
●公共施設の太陽光発電システム、雨水貯留システムの設置を推進。
●防災無線情報のメール配信を実現。
●障害者や妊産婦などを対象にした思いやり駐車場制度を実現。
●小中学校の2学期制から3学期制に変更。
●合併後の各地区の学童保育の改善。
●久喜市路上喫煙禁止条例を提言し、久喜駅前広場等を指定。

【2007年~2010年】

●議会基本条例を制定。
●高齢者や障害者など、災害時要援護者支援制度を実現。
●市の予算編成過程の公開を実施。
●障害児学童保育助成制度を導入。
●選挙開票事務の迅速化を推進。
●市内循環バスの障害者無料の対象を精神障害者にも拡大。
●福祉タクシー利用料補助を拡大。

【2003年~2007年】

●市の政策審議機関等の公開条例を議員提案して可決。
●小学校区ごとに学童保育所設置。
●放置自動車対策条例を制定。
●議員をはじめ非常勤特別職職員の「日当」を廃止。
●学校の動物飼育の環境改善。
●市役所窓口のローカウンター化、イスを設置。
●申請書類等の不要な性別記載欄を削除。
●「総合福祉条例」を実現。
●審議会等委員の公募および女性委員の割合の引上げ。
●自治基本条例、市民参加条例を提案して実現。

【1999年~2003年】

●議会改革・活性化を推進。
●手話通訳者派遣事業を実現。
●ガイドヘルパー派遣制度を実現。
●空き地の雑草対策条例を実現。
●久喜市の障害者雇用、別枠採用試験を実施。
●公共施設での“できるだけ農薬を使わない”樹木管理、除草対策を推進。
●高齢者徘徊探索システムを導入。
●視覚障害者あての公文書の点訳を実施。
●小中学校の男女混合名簿化を提言して実現。


市長選・市議選の一大争点に!
『声と眼』号外 2022/1/24

 昨年、梅田市長が「公共施設個別施設計画」で、公共施設の大幅な統廃合を進める方針を発表しました。
4年前の市長選の時にはまったく触れてもいませんでした。
議会や関係者の意見も聞かないで、突然「決定した」と言って市民に押しつけようとしていますが、こんな乱暴なやり方は認められません。

市役所の移転新築は認められない

■市役所新庁舎、市内4か所の保健センター、子育て支援施設等を統廃合して、1か所の「新総合複合施設」を建設する。
現在の市役所は除却(廃止)する計画です。
表向きには『建設位置は決まっていない』と言っていますが、現在とは別の場所に移転させる方針のようです。
建設費は85億円としていて、土地買収費等を含めると100億円を超えるでしょう。
現在の本庁舎は今後数十年は使うことを前提に、大規模な耐震改修を行っているのですから、本庁舎を活かしながら増築を計画するべきです。

障害者施設などの民間譲渡?!

■障害者施設(いちょうの木、あゆみの郷、ゆうあい、けやきの木、くりの木)を民間に譲渡して、市としてのサービスを廃止する計画です。
市は維持管理や将来の更新の費用の負担を減らすことがねらいです。
しかしこれらの施設は重度障害者の皆さんが地域で生きていくために、生活介護や就労支援を受けている大切な居場所です。
行政からの公的な支援がなくなれば、運営の継続は困難であり、民間譲渡方針の白紙撤回を求めます。

地域の集会施設を「譲渡」、実質的に将来は廃止するしかなくなる

■本町集会所、東集会所、栗原記念館、はなみずき会館などを地元に譲渡する計画です。
これも維持管理や更新費用を打ち切ることがねらいですが、町内会などが管理するのは困難です。
広く市民活動に利用されている施設は、市が管理するのが当然です。


2022年市議会議員選挙へむけてのメッセージ
2022/1/23

脱原発・みどり・共生・平和・自治・市民
だれもが身近に感じる市政を

久喜市議会議員
26歳で初当選から45年


月2回、駅頭や地域で
『市政レポート・声と眼』を配り続け、
もうすぐ650号!


市民の声、市民の力、一人一人の行動こそが
政治を変える!


STOP!気候危機・地球温暖化 次世代に緑の地球を残そう

★地域からCO2排出ゼロ、再生可能エネルギー100%へ!
☆新ごみ処理施設で、プラスチック全量焼却ストップ! プラごみの削減・資源化を進めよう。
★ごみ減量を徹底し、できるだけ燃やさないごみ行政を進めます。

安心して子どもを産み育てられるまち

★子どもたちのいのちを育む“食”。学校給食食材の地産地消、アレルギー代替食の推進を
☆潜在化する保育園待機児童! 学童保育もパンク寸前! 行政の最大限の努力で待機児童ゼロへ、施設増設を急げ。

障害者も高齢者もみんなが暮らしやすいまち

☆「障害者施設の民間譲渡」計画は障害者の切り捨てだ! 障害者が地域で生きていけるまちを。
★学校や公共施設、道路のバリアフリー化を進めよう。
☆年を取っても地域で暮らせるように、介護保険制度をもっと使いやすく、在宅医療・ケアを進めよう
★安全に歩けるまち、歩行者と自転車の分離、市街地の主要道路に自転車レーンの整備を進めよう。

議会も行政も、主権は市民にある

☆行政情報はすべて市民のもの! 情報隠しや墨塗り拡大を許さず、情報公開を徹底させよう。
★市議会を変える! 市政のチェック機能を強め、市民に根ざして政策提言を続けます。

めざします! みなさんとともに

歩んできた道

◆1951年3月、東京に生まれる
◆武蔵大学経済学部卒業
◆77年、26歳で市議会議員に初当選
◆2012年、《緑の党》結成に参加

◆合併前の市議会で、活性化対策委員会、議会基本条例検討委員会、議会運営委員会の各委員長を務め、議会改革・活性化・開かれた議会を推進。
◆現在、市議会・市民の政治を進める会代表、教育環境委員会、久喜宮代衛生組合議会副議長、通年議会検討委員会委員長(2020~21年)、新総合複合施設対策委員会委員
◆議員のネットワーク☆自治体議員政策情報センター虹とみどり、反原発自治体議員・市民連盟、LGBT自治体議員連盟、埼玉東部地区政治改革ネット
◆草の根の運動を市民とともに☆原発を考える会、生協活動や農薬を考える市民運動、障害者の教育権を実現する会、学童保育の住民運動。放射能から子どもたちを守る会、原発を考える埼玉の会、九条の会
◆地域福祉を足もとから☆久喜点字サークル、埼玉県点訳研究会、ガイドヘルプ、障害者パソコンサポート、精神障害者のボランティア、介護保険の勉強会や介護者サポートの活動も。久喜市ボランティア団体協議会事務長


私はこう考えます

 政治を変える“力”
 この国の政治を見ていると、ともすればあきらめ気分に追いやられます。
しかし私たちは、国家の視点よりも地域と生活・草の根からの住民の発意をこそ大切にしたい。国の政党系列や組織や団体にしばられない、市民の力をこそ信じたい。
私たち自身のために、子どもたちの未来のために、久喜で市民自治に立脚した市民の政策を実現したい。
 憲法をくらしに活かしていく政治、貧困と格差の社会を変える政治、安心して子供を産み育て、安心して老いることができる政治、地球と地域の環境を守り循環型社会を実現する政治、市民の生活に根ざした発想をこそ大切にしたい。
 私は、全国の市民派地方議員と市民がつくった“緑の党”、政策ネットワーク“地方自治政策情報センター虹とみどり”に参加しています。
市民派・緑派の議員や市民のネットワークで、地域から政治を変える営みを続けます。

なぜ点訳ボランティアを?

 私の原点は障害者の人権を実現する運動でした。
 そして30数年前、一人の全盲児童が地域の小学校に入学した時に、点字サークルを作って支援の活動を続け、その後、2人目の全盲児童の教材保障にも取り組んできました。
どんな障害を持っていても、地域の子どもたちといっしょに育っていける環境を作るのは社会の責任です。
 視覚障害者のガイドヘルプ、重度障害児の介助、精神障害者の社会参加を支援する活動もしてきて、そこからいろんなことが見えてきます。
人権の問題、差別の問題、タテワリ行政、健常者中心に作られてきた街のあり方…。
人は年をとればみな多かれ少なかれ障害を持つようになります。私たち自身の問題なんです。

行動の力はどこから?

 議員は、上から目線で「市民のためにやってあげる」のではなく、市民とともに行動するんです。
 久喜でも、これまで市民自身が発言し行動して行政を動かしてきました。
学童保育の公設化、まちのバリアフリー化、障害児のインクルージョン(包括教育)、放射能から子どもたちを守る取り組み、障害者が地域社会で生きていくこと、性的マイノリティと呼ばれる方々の人権も、当事者の行動こそが成果を上げてきました。
そうした市民の声と力を強めていくことも議員の大切な役割の一つです。
身近な市政への第一歩は情報発信からです。
『声と眼』を配っていて、「いつも読んでます」と声をかけられると力がわいてきます。

市民の政策を提言-4年間の成果

 ネットワーク力と情報力で政策立案、市議会で実現しました。
●市議会気候非常事態宣言を提案、可決
●久喜市で「2050年ゼロカーボン宣言」を実現
●久喜市パートナーシップ宣誓制度を実現
●コロナ自宅療養者に市で支援物資
●審議会等の女性委員比率を引き上げ
●「性的マイノリティ」と呼ばれる方々の人権啓発
●学校や公共施設の“だれでもトイレ”の設置拡大
●東鷲宮駅前広場のムクドリ対策
●青葉グラウンドのごみ箱撤去
●久喜駅東口の喫煙所の移設
青毛堀遊歩道にベンチを増設
●街路樹剪定方法の改善
●災害発生時に福祉避難所の早期開設方針を決定
●福祉避難所の増設と開設訓練
●市役所本庁舎の自動販売機のペットボトル削減
●会議等でのペットボトル提供廃止
●市立中学校の制服(スカート・ズボン)選択制を実現、プールでのラッシュガードの着用も
●危険な外来植物の駆除推進
●学校給食のアレルギー対応給食の拡大
●学校給食食材の地産地消の推進
●久喜駅前広場の放置自転車の撤去推進
●外国籍の児童生徒の調査と就学促進
●夜間中学校の紹介と支援
●障害者施設・くりの木の増築
●市長交際費支出の見直しと削減
●市職員の障害者採用の対象を拡大、受験資格も拡大
●行政文書の不要な性別記載を削除
●新生児聴覚検査の助成制度を実現
●いきいきデイサービスの設置と定員拡大
●久喜市議会で「通年議会制度」を実現、新年度から実施へ
●今、当事者や保護者とともに、障害者施設の民間譲渡計画の撤回を求め、当面3年間、延期することになりました。