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いのまた和雄のメッセージ 「さきたま抄」より 






選挙の公費負担の金額が多すぎる
『声と眼』555号 2018/8/2

 4月の市議会議員選挙の各候補者の選挙費用の収支報告書と公費負担額が公表されています。
最高額は148万円、最少額は約40万円でした。すべての支出内訳や領収書等は選挙管理委員会で閲覧できます。

 選挙費用の内、宣伝カーやポスターの経費は公費で負担されます。
上限額は、選挙カーレンタル代11万600円、運転手の人件費8万7500円、ガソリン代5万2920円、ポスター印刷費55万3600円です。

 選挙カーレンタル代は業者によって大きく差があり、10万円以上を請求した人が11名で、その内の7名は限度額いっぱいの契約でした。
6名は6万円以下、3名は自分の車を使うなどして請求しませんでした。
運転手も8名はボランティアを使って公費負担なし。
ガソリン代も11名が請求せず、自己負担しました。

ポスター印刷代に50万円も必要?

 ポスター印刷代は11名が50万円以上、その内の6名は限度額ピッタリを請求しました。
逆に11名は30万円以下で済んでいます。私はデザイン料を含めても20万円かかりませんでした。
関係者の話では、デザイン料などは値段があってないようなものなのでいくらでも高く請求できるといいます。

 公費負担の最高額は77万4290円でした。7名が70万円以上を請求したのに対し、最低額は約20万円で、大きく差が開いています。
議員は普段から税金の使い途をきびしくチェックするのが仕事で、議会では当局に対して経費節減を主張しているはずです。
自分たちの選挙の公費負担も限度額いっぱいまで使うのでなく、できるだけ安い業者と契約して費用を抑え、市の支出を減らすべきではないでしょうか。

★全候補者31名の公費負担請求額の合計は1634万円超にのぼった。
特にポスター印刷代は半数の16名が35万円以下ですんでいるのだから55万円も必要ない。
限度額を大幅に引き下げていいのでは?★

各候補者の選挙費用、公費負担をいくら使ったか
2018/6/17

  市議会議員選挙の各候補者の収支報告書が出そろいました。
 選挙費用(支出)の最も多かった候補者は148万円でした。
 多かった候補者上位5名と、少なかった候補者5名は次の通りです。

選挙費用の多かった順
鈴木松蔵 自民 148万 903円
 2 大橋きよみ 公明 142万3674円
 3 川辺美信 社民 132万4142円
 4 宮崎利造 120万1185円
 5 成田ルミ子 116万7303円

選挙費用の少なかった順
1 渡辺昌代 共産 39万8700円
2 田村栄子 42万6884円
3 石田利春 共産 46万 292円
4 猪股和雄 48万4446円
5 園部茂雄 50万1013円

高額の公費負担は税金の無駄遣いではないか

 選挙費用の内、候補者宣伝カーのレンタル代、運転手の人件費、燃料代、ポスター印刷代は、税金から公費負担してもらえます。
 今回の市議会議員選挙で、候補者31名分の公費負担の総額は1634万4837円にのぼりました。
 公費負担を最も多く請求したのは74万4290円の並木議員、2番目が落選した鈴木氏、次いで宮崎、成田、上篠、春山、鈴木(松)議員が70万円以上を請求しました。
 猪股は少ない方から6番目の33万7960円でした。

公費負担請求額が
多かった順(70万円以上)
1 並木隆一 77万4290円
2 鈴木健志 無・落選 74万1314円
3 宮崎利造 72万6092円
4 成田ルミ子 72万4708円
5 上条哲弘 72万 470円
6 春山千明 71万5652円
7 鈴木松蔵 70万6324円

公費負担請求額が
少なかった順
1 斉藤常明 無・落選 20万2478円
2 田村栄子 25万4465円
3 杉野 修 28万8420円
4 田中 勝 29万8860円
5 盛永圭子 33万2679円
6 猪股和雄 33万7960円

車のレンタル代は、対象外の費用が入っていないか

 候補者カーのレンタル代は、最高限度額11万600円ですが、限度額いっぱい使った候補者が7人もいました。(請求しなかった3人は自分の車を使ったか、または無償で借りたものと思われます)。
 本来は公費負担は自動車のレンタル代だけで、看板やスピーカーのお金は対象外のはずです。
 しかし業者のパンフレットには看板・音響設備もセットになっているものが多く、レンタル代が10万円以上の人は、対象外の費用までレンタル代に含まれていないか、確認が必要なのではないでしょうか。
 猪股は2社から自動車のレンタル代だけの見積もりを取って、低い方の5万6700円で済ませました。
 運転手の人件費は、ほとんどの候補者が1日1万1000円〜1万2500円の範囲に収まっていますが、7人はボランティアの運転手にお願いしたようです。
 また、ガソリン代は11名の候補者が自己負担して、請求しませんでした。

ポスター印刷代請求額が高すぎないか
 ポスターの印刷代は、限度額55万3600円ですが、限度額いっぱいを請求した人が6名(並木、成田、上篠、川内、新井、江本)、他に50万円以上の人が5人もいました。
 最低額は、盛永、田中、斉藤の3人が14万1998円、田村が14万3865円、猪股が19万3760円でした。
 印刷代が20万円以下ですんだ立場からすると、なぜ50万円以上もかかるのか、しかも限度額ピッタリで契約したというのはどういうことか、たいへん疑問です。
 公費負担は税金ですから、できるだけ安くあげるべきではないでしょうか。

 公共事業の場合には、予算の範囲内であっても入札などでできるだけ安く契約するのがあたりまえですから、議会では予算審議で公共事業の契約の内訳や積算、入札の経緯などを厳しく追及しています。
 それなのに、議員が自分の選挙費用の公費負担については、「限度額いっぱいまでは使っていい」という考えで、限度額をすべて使い切ってしまうというのでは、スジが通りません。
 ポスターは「企画料」が入っているので高くなると言う人もいますが、実際に5人の候補者のポスター印刷代は20万円以下ですんでいるのですから、限度額そのものを大幅に引き下げて、税金を節約するべきです。

各候補者の選挙費用と公費負担請求額の比較
 当選
順位
    得票
選挙費用合計
(円)

 選挙費用の内、公費負担請求額(円)     
候補者カー 運転手 燃料代 ポスター 合計 公費負担の
多かった順
限度額
110,600
限度額
87,500
限度額
52,920
限度額
553,600
16 並木隆一 1,846 1,057,508 110,600 87,500 22,590 553,600 774,290 1
17 宮崎利造 1,768 1,201,185 110,600 87,500 8,992 519,000 726,092 3
22 成田ルミ子 1,533 1,167,303 75,600 84,000 11,508 553,600 724,708 4
10 上条哲弘 2,003 1,084,249 75,600 84,000 7,270 553,600 720,470 5
23 春山千明 1,470 784,457 105,000 87,500 0 523,152 715,652 6
4 鈴木松蔵 2,445 1,480,903 110,600 87,500 22,440 485,784 706,324 7
18 川辺美信 1,749 1,324,142 105,000 87,500 10,157 495,000 697,657 8
9 井上忠昭 2,017 945,560 56,700 84,000 14,152 519,000 673,852 11
2 川内鴻W 6,309 803,948 0 87,500 11,280 553,600 652,380 12
12 新井 兼 1,937 1,072,199 0 87,500 10,845 553,600 651,945 13
1 貴志信智 7,584 1,090,594 60,480 87,500 16,634 467,100 631,714 14
6 柿沼繁男 2,151 783,158 83,160 77,000 0 366,206 526,366 15
14 渡辺昌代 1,921 398,700 110,600 77,000 16,744 288,420 492,764 16
24 平間益美 1,437 592,553 105,000 77,000 11,808 288,420 482,228 17
5 石田利春 2,288 460,292 105,000 77,000 9,255 288,420 479,675 18
26 園部茂雄 1,207 501,013 60,480 84,000 18,000 292,000 454,480 19
3 平沢健一郎  2,633 850,130 110,600 87,500 18,120 218,229 434,449 20
20 大橋きよみ 1,744 1,423,674 75,600 0 0 332,160 407,760 21
8 丹野郁夫 2,048 933,441 60,480 0 0 332,160 392,640 22
13 斉藤広子 1,927 761,969 60,480 0 0 332,160 392,640 23
7 岡崎克巳 2,053 750,133 56,700 0 0 332,160 388,860 24
15 長谷川富士子 1,866 1,091,018 56,700 0 0 332,160 388,860 25
11 猪股和雄 1,988 484,446 56,700 87,500 0 193,760 337,960 26
21 盛永圭子 1,649 1,095,018 86,940 87,500 16,241 141,998 332,679 27
27 田中 勝 1,205 1,047,970 56,700 87,500 12,662 141,998 298,860 28
19 杉野 修 1,749 1,138,947 0 0 0 288,420 288,420 29
25 田村栄子 1,242 426,884 110,600 0 0 143,865 254,465 30
鈴木健志 642 1,095,018 110,600 77,000 11,878 541,836 741,314 2
大谷和子 1,018 957,175 75,600 87,500 6,865 519,000 688,965 9
江本 翔 626 653,867 31,318 87,500 11,472 553,600 683,890 10
斉藤常明 1,139 740,997 60,480 0 0 141,998 202,478 31
合計 2,283,918 1,946,000 268,913 11,846,006 16,344,837
 公職選挙法に基づく収支報告の支出項目の中に、候補者カーのレンタル代、運転手の人件費、燃料代は含まれていません。

梅田新市長の誕生で、何が変わるか
『声と眼』550号 2018/5/5

市長選挙の開票結果

当選  梅田修一 3万3153
  田中暄二  2万9541

投票者数 6万4286票
  投票率 50.03% 

 私は市長選挙で“田中市長の多選反対”を明確にして梅田氏を応援しました。
当初は知名度と組織力で現職優位に見えましたが、世代交代を求める市民の声が日を追うごとに噴出していきました。
長期政権の閉塞感とよどみ、お役所の論理優先の政策的停滞、行政組織の緩みと閉鎖性、批判に耳を傾けない独善性に、市民は飽き飽きしていました。

 梅田新市長の政策能力は未知数ですが、市民にとっては見えないものへの不安よりも期待が上回ったと言えます。
巨大給食センター計画の見直しなど、選挙中に打ち出した政策をどのように具体化していくのか、市民の声に軸足を置いて推進していくよう求めていきます。

 2位当選の川内氏は、これまで本人の申告にそって「久喜地区」と書いてきました。
 しかし実際の生活の場と住民票は鷲宮地区にあることがわかったので、選挙結果等の表記を「鷲宮」に修正しました。
 すでに、市議会のホームページの議員名簿の住所も変更されています。

私の選挙スタイル、街頭演説188か所
『声と眼』550号 2018/5/3

 私にとって12回目の選挙です。
私の選挙運動は、大きな組織や団体の応援がありませんから、大人数で盛り上げたりなどはできません。
これまでの市民運動・住民運動で連携してきた方々、『声と眼』の活動を評価してくれた方々が、ボランティアで集まってくれました。

 私は毎朝5時半から8時まで久喜駅頭に立ってあいさつし、9時から夕方6時まで宣伝カーに乗りました。
“ウグイス”は頼まないで、ほとんど運転手と2人でまわりました。
こまめに街角に立って、私の考え方や政策をお話しし、街頭演説は7日間で188か所を達成しました。
演説を聞いて「支持します」と言ってくださった方々もいました。

市議選の選挙結果をどう見るか

 当選者の内訳では40歳以下が3人、70歳以上が7人で、平均年齢は57.04歳と少し上がりました。
1位(2期目)と2位(新人)が3位以下に2倍以上の差を付ける得票を得て、若手議員が期待を集めました。
しかし選挙運動はほとんど連呼だけで、街頭演説を行う候補者は少なかったようです。
街頭演説も人通りが多い駅前やスーパー前などで、支持者を動員したり、人が多い場所で自転車で走って元気さをアピールしたりと、顔見せの選挙戦術が目立ちました。候補者カーと自転車部隊を別々に走らせて宣伝していた候補者もいたようです。
(2か所でスピーカーを使用したら選挙違反なのですが?)
 各候補者の政策提起は選挙公報に断片的に載っただけで、全体的にはたいへん貧弱だったと言わざるを得ません。

 市長選の開票は23時過ぎに確定しましたが、市議選は0時47分までずれこみました。
候補者数が多くて時間がかかることはわかっているのですから、市議選の開票作業にもっと人手を割いて同時併行で進めるべきではなかったでしょうか。

 これまでも同時に進めるよう求めてきましたが、市長選の開票を優先するやり方は変わっていません。

★1位7584票、2位6309票というのはもう県議選を狙える得票だ。
しかしその若手も新市長派の議員も、変化を求めた市民の期待に応える気はさらさらないらしい。★

いのまた和雄の選挙費用収支報告書
支出総額48万円、自己負担は約10万円でした

2018/4/27  

 市議会議員選挙終了後15日以内(5月7日まで)に、各候補者は選挙管理委員会に収支報告書を提出が義務付けられています。
 私の「選挙費用収支報告書」の内容をお知らせします(4月26日提出予定)。

 ※選管の書式ではきわめてわかりにくいので、表の形式などをわかりやすく変更してあります。
 ※選管に提出する報告書には、1件ごとの支出明細と領収書の写しを添付しています。
 ※提出された報告書は公開されるので、誰でも閲覧することができます。

収入・支出の総括表
 (1) 収入
 寄付 10万8140円 13人の方からいただきました
 寄付  9万0000円 労務無償提供(2人)
事務員報酬をお支払いするところ、その全額をカンパしていただきました
自己資金 100,000円
 29万8140円
 (2) 支出
 立候補準備期間(告示前)の支出 34万2040円
 選挙運動期間中の支出 14万2406円
48万4446円
 (3) 支出の費目別
  1 人件費    18万8246円  事務員報酬(Aさん)    7万0000円 労務無償提供(寄付) 
 事務員報酬(Bさん)    2万0000円 労務無償提供(寄付) 
 事務員報酬(Cさん)    2万0000円
ポスター貼り委託料  7万8246円 業者に委託
  3 通信費 1940円       切手代
 5 印刷費 22万1915円 ポスター印刷代
  1枚 560円×346枚
 19万3760円  公費負担
 選挙公報版下作成代    2万0000円  
 選挙はがき印刷代   2万3760円  
 6 広告費 3万2600円 ポスター写真撮影代、写真現像代
 7 文具費 1682円 手提げ袋、厚紙、印刷用紙、テープ
 8 食糧費 1万0568円 ペットボトル飲料、選挙期間中の昼食材料費
 10 雑費 1万1890円 選挙カー用ポータブルバッテリー
合計   48万4446円

 公費負担分を除いて、実際に支出した金額は 29万0686円でした。
 寄付金 19万8140円をあてたので、自己負担は 9万2546円ですみました。


選挙宣伝カーにかかった経費も含めると、自己負担は 11万円

 この他に、収支報告書には掲載されない支出があります。
 公職選挙法の規定では、候補者宣伝カーの運行に関わる経費は「選挙費用には含めない」ことになっています。
(本来は選挙費用収支報告書に含めるべきだと思いますが、報告書に「記載しない」ことになっています。なぜこのようなおかしな規定になっているのか、たいへん疑問です)。

 そこで猪股の選挙運動費用を、選挙カーの費用も含めて計算すると以下のようになります。

*候補者宣伝カーのレンタル料の内、4月15〜21日の選挙期間中の分だけが公費(税金)で負担されます。
  告示前の期間や看板・スピーカーのレンタル、キャリー代金は公費では負担されません。

選挙カーのレンタル代 5万6700円 1日8100円×7日
公費負担なので、自己負担はなし
1万2960円 告示日前のレンタル代は自己負担
選挙カーの運転手人件費 8万7500円 1日12500円×7日
公費負担なので、自己負担はなし
ガソリン代(35リッター) 4685円 自己負担しました
候補者カーにかかった経費合計   16万1845円

※選挙カーのガソリン代は、請求すれば全額公費で負担してもらえますが、猪股はガソリン代は請求せず、自己負担しました。
、この選挙宣伝カーにかかった経費を含めて、改めて支出総額、公費負担、自己負担を算定してみると、以下のようになりました。
報告書掲載分の総支出  48万4446円
選挙カーにかかった費用  16万1845円
猪股の選挙費用総額 A+B  64万6291円
公費負担分 33万7960円 選挙ポスター印刷代     19万3760円
選挙カーのレンタル代    5万6700円
選挙カーの運転手人件費  8万7500円
E 寄付金でまかなった分 19万8140円
純然たる自己負担 C-D-E 11万0191円

 猪股和雄の選挙に実際にかかった総費用は  64万6291円、その内、公費負担額が 33万7960円 となります。
 したがって、私が実際に支出した金額は 30万8331円 で、その内、19万8140円 を寄付金でまかないました。


後援会リーフに17万円を支出

 直接に選挙費用としての支出ではありませんが、事前に「後援会リーフレット」を4500枚作成し、印刷代に 10万8000円 を支出しています。
 この費用は日常の政治活動とみなされるため、選挙費用には入っていません。
 これは当然ながら自己負担です。


久喜市議会議員選挙の開票結果(4月22日投票)
2018/4/23
投票総数  64,277
有効投票数 63,194
無効投票数  1,083
年齢 政党 現新(期数)・地区 得票数 2014年得票 増減
1 当選 貴志信智 31 現(1)・久喜 7584 4720 2864
2 当選 川内鴻輝 25 新・鷲宮 6309 −− 6309
3 当選 平沢健一郎 45 現(1)・菖蒲 2633 1991 642
4 当選 鈴木松蔵 70 自民党 現(8)・久喜 2445 2284 161
5 当選 石田利春 70 共産党 現(3)・栗橋 2288 1968 320
6 当選 柿沼繁男 71 現(8)・栗橋 2151 1665 486
7 当選 岡崎克巳 58 公明党 現(5)・久喜 2053 2222 ▲ 169
8 当選 丹野郁夫 42 公明党 現(1)・鷲宮 2048 2005 43
9 当選 井上忠昭 48 現(4)・久喜 2017 1550 467
10 当選 上篠哲弘 50 元(5)・鷲宮 2003 −− 2003
11 当選 猪股和雄 67 現(11)・久喜 1988 1808 180
12 当選 新井 兼 39 現(1)・鷲宮 1937 1638 299
13 当選 斉藤広子 56 公明党 現(2)・久喜 1927 1904 23
14 当選 渡辺昌代 56 共産党 現(3)・久喜 1921 1824 97
15 当選 長谷川富士子 58 公明党 新・栗橋 1866 −− 1866
16 当選 並木隆一 66 現(6)・栗橋 1846 1491 355
17 当選 宮崎利造 73 現(3)・久喜 1768 1868 ▲ 100
18 当選 川辺美信 54 社民党 現(2)・久喜 1749 1643 106
19 当選 杉野 修 64 共産党 現(5)・鷲宮 1749 2092 ▲ 343
20 当選 大橋きよみ 54 公明党 新・久喜 1744 −− 1744
21 当選 盛永圭子 70 元(5)・菖蒲 1649 1000 649
22 当選 成田ルミ子 51 現(1)・久喜 1533 1449 84
23 当選 春山千明 55 現(4)・久喜 1470 1230 240
24 当選 平間益美 63 共産党 現(1)・久喜 1437 1187 250
25 当選 田村栄子 74 元(3)・栗橋 1242 1073 169
26 当選 園部茂雄 57 現(3)・久喜 1207 1530 ▲ 323
27 当選 田中 勝 73 現(6)・菖蒲 1205 1277 ▲ 72
28 斉藤常明 54 新・菖蒲 1139 −− 1139
29 大谷和子 51 現(4)・鷲宮 1018 1547 ▲ 529
30 鈴木健志 38 新・久喜 642 −− 642
31 江本 翔 35 新・鷲宮 626 −− 626

有権者数 投票者数 投票率
128,490 64,277 50.02%


市長選挙でやっと新旧交代、世代交代が実現した
2018/4/23

久喜市長選挙開票結果
投票総数  64,284
有効投票数 62,694
無効投票数  1,890
 当選 うめだ 修一  43 無所属 33,153
  田中 けんじ  72 無所属 29,541

有権者数 投票者数 投票率
128,490 64,286 50.03%

【参照⇒Blog 選挙結果をどう見るかへのリンク】

【2018年市議選】 選挙費用の公費負担、できるだけ安く
『声と眼』548号 2018/3/25

 市長選、市議選の費用の一部は税金で負担してもらえることになっています。
それぞれ最高限度額が決められていて、候補者カーのレンタル代11万600円、ガソリン代5万2820円、運転手8万7500円、ポスター印刷代55万3600円が上限です。

 私はレンタカー(1300cc、普通車バン)を5万6700円(1日8100円)で契約しました。
看板やスピーカー付きで11万円というのもありますが、公費から出るのは車の分だけですから、本来は付属設備のレンタル代は対象外で、厳密に分けなければなりません。

★議員の中には、公費負担は『限度額以下ならいっぱいまで使っていい』と考えている人もいるらしいが、その財源が税金だという自覚があれば、できるだけ安くあげるのがあたりまえではないか。★

 4月、市議会議員選挙です
いのまた和雄の選挙事務所と第一声のご案内

『声と眼』548号 2018/3/22

 4月15 日/告示、22日/投票で行われる久喜市議会議員選挙の「第一声」を下記の通り行います。
  ●4月15日(日)午後1時半〜
  ●自宅前

 ■選挙事務所は自宅です。
   久喜市青毛1−4−10  TEL 0480−23−2471

ポスター貼りのボランティア募集

 その後、午後2時頃から市内に選挙ポスターの貼り出しを行います。
 組織がないので、みなさんの助けがどうしても必要です。ポスター貼りをお手伝いいただける方、ご連絡をお願いいたします。
 ⇒ 連絡先 090-3547-1240(猪股の携帯)


★市長選挙は田中氏と梅田氏の現新対決で、争点は市長の多選の是非と世代交代です。

市議選(定数)には現職、元3、新人6の名が立候補すると予想されています。★


市議会議員選挙に30人前後が立候補か
『声と眼』546号 2018/2/12

 市議選の定数は前回より3人減の27です。
現職5人が引退し、立候補者は現職22人、元職3人、新人4〜7人と予想されています。

【2014年の当選順位】
1.貴志(み) 2.梅田 3.鈴木(自) 4.岡崎(公) 5.杉野(共) 6.石川 7.丹野(公) 8.平沢 9.石田(共) 10.戸ヶ崎(公) 11.山田 12.矢崎(公) 13.斉藤(公) 14.岸 15.宮崎 16.渡辺(共) 17.猪股 18.柿沼 19.川辺 20.新井 21.富沢 22.井上 23.大谷 24.園部 25.並木 26.成田 27.田中 28.春山 29.青木 29.平間(共)
 以下、落選  鈴木(み) 吉田 田村 矢島 盛永 石井 加藤 黒須 半田

★久喜市議会議員選挙は4月15日告示、22日投票に決まりました。
立候補予定者説明会は3月6日(火)午後2時から、久喜総合文化会館で開かれます。★

市長選挙、市議会議員選挙の日程決まる
『声と眼』545号 2018/1/30

★市長選挙と市議会議員選挙はいずれも4月15日告示、22日投票に決まった。
市長選挙は田中市長と梅田元市議の現・新の対決。
市議選は定数に人前後が立候補の見込み。★

2018市議会議員選挙へむけてのメッセージ
2018/2/28

だれもが身近に感じる市政を


久喜市議会議員
26歳で初当選から41年


脱原発・みどり・共生・平和・自治・市民
月2回、駅頭や地域で『市政レポート・声と眼』を配り続け、550号!


市民の声、市民の力、一人一人の行動こそが政治を変える!

安心して子どもを産み育てられるまち
★子どもたちのいのちを育む“食”−。巨大学校給食センターの建設方針を見直し、自校調理方式への転換を求めよう
☆100名を超える保育園待機児童! 学童保育もパンク寸前! 行政の最大限の努力で待機児童ゼロへ、施設増設を急げ

緑と環境の視点から行政を見直そう
★温室効果ガスの排出抑制、地域で再生可能エネルギーの育成・転換・活用を進めよう
☆ごみ減量を徹底し、できるだけ燃やさない、埋立は最少に、生ごみ資源化(バイオガス化など)の促進を

障害者も高齢者もみんなが暮らしやすいまち
★学校や公共施設、道路のバリアフリー化を進めよう
☆年を取っても地域で暮らせるように−介護保険をもっと使いやすく、在宅医療・地域包括ケアを進めよう
★安全に歩けるまち、歩行者と自転車の分離、市街地の主要道路に自転車レーンの整備を進めよう

議会も行政も、主権は市民にある
☆行政情報はすべて市民のもの! 情報隠しや墨塗り拡大を許さず、情報公開を徹底させよう
★市民に根ざして政策を発信し、行政をチェックできる議会へ! 久喜市議会基本条例を作ろう

歩んできた道

◆1951年3月、東京に生まれる
◆武蔵大学経済学部卒業
◆77年、26歳で市議会議員に初当選
◆98年、市民派地方議員の全国ネットワーク
 街頭で、脱原発を訴える

 《虹と緑の500人リスト》に参加。
 2012年、《緑の党》を結成
◆合併前の市議会で、活性化対策特別委員会、議会基本条例検討委員会、議会運営委員会の委員長を務め、議会改革・議会活性化・開かれた議会を推進。
◆現在、久喜市議会会派・市民の政治を進める会代表
 市議会議会運営委員会委員、教育環境委員会委員、久喜宮代衛生組合議会議員
◆議員のネットワーク ☆自治体議員政策情報センター虹とみどり、反原発自治体議員・市民連盟、埼玉東部地区政治改革ネットに参加
◆草の根の運動を市民とともに ☆原発を考える会、生協活動や農薬を考える市民運動、障害者の教育権を実現する会、学童保育の運動も。放射能から子どもたちを守る会。原発を考える埼玉の会、九条の会久喜・会員
◆地域福祉を足もとから☆久喜点字サークル、埼玉県点訳研究会、ガイドヘルプ、障害者パソコンサポート、精神障害者のボランティア、介護保険の勉強会や介護者サポートの活動も。久喜市ボランティア団体協議会事務長

私はこう考えます

 政治を変える“力”
 この国の政治を見ていると、ともすればあきらめ気分に追いやられます。
 市議会では必ず質問に立ってきた

しかし私たちは、国家の視点よりも地域と生活・草の根からの住民の発意をこそ大切にしたい。
国の政党系列や組織や団体にしばられない、市民の力をこそ信じたい。私たち自身のために、子どもたちの未来のために、久喜で市民自治に立脚した市民の政策を実現したい。

 憲法をくらしに活かしていく政治、貧困と格差の社会を変える政治、安心して子供を産み育て、安心して老いることができる政治、地球と地域の環境を守り循環型社会を実現する政治、市民の生活に根ざした発想をこそ大切にしたい。

 私は、全国の市民派地方議員と市民がつくった“緑の党”、政策ネットワーク“地方自治政策情報センター虹とみどり”に参加しています。
市民派・緑派の議員や市民のネットワークで、地域から政治を変える営みを続けます。

なぜ点訳ボランティアを?
 小学校で点字体験学習の指導

 20数年前、一人の全盲児童が地域の小学校に入学した時に、点字サークルを作って支援の活動を続け、その後、2人目の全盲児童の教材保障にも取り組んできました。
どんな障害を持っていても、地域の子どもたちといっしょに育っていける環境を作ることは社会の責任です。

 視覚障害者のガイドヘルプや精神障害者の社会参加を援助する活動もしてきて、そこからいろんなことが見えてきます。
人権の問題、差別の問題、タテワリ行政、健常者中心に作られてきた街のあり方…。人は年をとればみな多かれ少なかれ障害を持つようになります。
私たち自身の問題なんです。

行動の力はどこから?
 久喜駅頭で毎月2回、『声と眼』を配布

 議員は、上から目線で「市民のみなさんのためにやってあげる」のではなく、市民とともに行動するんです。

 久喜でも、これまで市民自身が発言し行動して行政を動かしてきました。
学童保育の公設化、まちのバリアフリー化、障害児のインクルージョン(包括教育)、放射能から子どもたちを守る取り組みも当事者の行動こそが成果を上げてきました。
そうした市民の声と力を強めていくことも議員の大切な役割の一つです。

 身近な市政への第一歩は情報発信からです。『声と眼』を配っていて、「いつも読んでます」と声をかけられると力がわいてきます。

市民の政策を提言−4年間の成果

 ネットワーク力と情報力で政策立案、市議会で実現しました。
●公共施設の電気購入契約を新電力への転換を提言→4年間で電気料金1億5000万円の節減効果
●消費者庁の放射線測定器無償貸与制度の活用を提言して導入
●久喜駅前に選挙の期日前投票所の設置を実現
●久喜市手話言語条例の制定を提言して実現
●久喜駅周辺などにエスコートゾーン(視覚障害者誘導標示)の設置
●予算編成過程の公開を促進
●街路樹管理指針を策定させた
●市の管理職のイクボス宣言、男性職員の育児休業取得を促進
●災害時要援護者の福祉避難所への受け入れを平時から協議しておくよう提言
●審議会等の委員報酬支給基準を見直し
●衛生組合管理者等の給与支給基準を見直し、日割り規程を導入
●小中学校の部活動の大会参加補助金の基準を見直し
●保育料の算定で寡婦(夫)控除を未婚・非婚の一人親家庭にも適用
●衛生組合の災害対応マニュアルを作成
●新生児聴覚検査への助成制度創設を提言→実現へ向けて検討が決定

 この他、久喜市が所蔵している美術品のホームページでの公開や市庁舎にカサ袋を設置させたりもしました。