TOP | PC(しろうと)番長 | STEALTH3D導入レポート・目次
第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 最終章
- 第5章・徒労、すなわち無駄無駄無駄 -
この頃になると、もうかなりイヤになってきている。なんだか自分が世界一不幸なヤツの様に思えているのはもちろん、「あぁ、なんかうまくいっちゃってつまんない」などと考えていた数日前の自分に対して腹を立てたりして、泣きそうな気持ちで数日前の自分を全会一致で否決していたりする。
そういえば学生の頃、普段健康な時は「あぁ、頭とか腹が痛くなれば学校休めるのに」とか考えながら、いざ腹痛に見舞われた時なんかは「すまん、すまなかった! 俺が悪かった! もうあんな事は考えない! だからもう許してくれ!!」とトイレの中で何者かに懺悔していたものであったねぇ。やはり昔の人は、ああいったところから神とかを創造していったのかなぁ。
■
それはともかく、「デストラクション・ダービー」はSTEALTHのドライバじゃなきゃダメなワケだ。了解。あ、そうだ!ムービーの質が変わってるかどうかチェックしよう! ひょっとしたら綺麗になっちゃってたりして。早速(Hな)ビデオCDをセット、そしてプレ〜イ! ぎゃお〜っ!! 酷すぎる! 目も当てられない! なんだこれ!? アンビリーバブルや!
…結局のところ、ViRGE用のドライバを使用する意義というのは、「秀丸エディタで表示が崩れない」という点にしか認められないという事のようだ。私の取れる選択肢としては、「秀丸エディタを使わない」か「ディスプレイドライバを使い分ける」といったところか。
秀丸エディタを手放すのは、ちと耐えられない。イヤでござるな。ということは後者…いちいち再起動するんですか。目の前が真っ暗って感じであるが、とりあえずそれで行こう。トホホ。
■
俺は敗者だ。そうさ、俺は負けたのさ。ダメ人間だ。そんな感じで打ちひしがれながら、当初の目的であった知人へのメールを書き始めた。60行目…表示が崩れている。あぁ、今はSTEALTHのドライバだったのか。変えなきゃいけないなぁ。あ、そうそう。秀丸も設定色々いじったままだっけ。直さなきゃ。
片っ端からONにした所をOFFに戻しつつ、なんとなく以前ONになっていた「スクロール用のメモリを多く取る」ってのをOFFにした。(注1)
表示が崩れなくなった。
TOP | PC(しろうと)番長 | STEALTH3D導入レポート・目次
第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 最終章