<目次>
○笹森史朗さんのセミナーに参加して
☆カサンドラ体験者のリンク集
○我が家の場合を振り返って(工事中)
〇笹森史朗さんのセミナーに参加して
「笹森家の楽しい発達障害」と題したお話しを聞いてきました。私の書棚にADHD・アスペ系ママ へんちゃんのポジティブライフ 笹森理恵さんの本がありますが、ご夫君が笹森史郎さんです。
今日の演題に“楽しい”とありますが、楽しいと言えるまでの道のりにはいろいろな事がありましたと、落ち着いたゆったりとした口調でお話ししてくださいました。
私は男女における受容のプロセスに違いがあると感じていて、カサンドラ症候群からの抜け出し方も、どんな違いがあるのだろうと考えていた矢先のセミナーでした。
やはり受容が関わってくるので、そこの部分は時間を割いて具体的に家族とのやりとりの事を入れながら、笹森氏は道筋を立ててお話しくださいました。
専門家は障碍を受容することを必ず言うが、子どもについては障碍を認めたくなかった。頭ではわかっていても心は拒否していたと語ります。理解もしきれなかったし、納得できなかった。
家庭は修羅場の日々で、もうダメかなと思ったことも幾度となくあったそう。
我慢の日々であったが共に暮らす中で、「受け入れない自分を“受容”して、初めて理解と納得の“受容”への道筋が訪れるのだろう。」と静かにおっしゃっておられました。
受容へのプロセスは男性脳と女性脳の違いもあるのでしょう。私も理恵さんのように「この本読んで、(発達障害について)勉強してね…」みたいなことを言ってました。本を押しつけられても、読みたいと思う気持ちにならなければ読めない…そこはやらないで欲しいと笹森氏は力説してました。
息子は発達障碍を受け入れるまで5年ほどかかっております。私は感覚的にすぐ受け止めましたが、理解の方がまだまだです。
パートナーが発達障碍の場合は、高い確率でカサンドラ症候群を体験するのではないかと思っています。離婚に至った方も周りに少なからずいます。すれ違いのまま暮らされている方も見てきました。私は不思議な夢をみたお陰で離婚を留まったのですが、笹森氏はなぜ乗り越えることができたのか、話せる範囲で教えて欲しいと質問コーナの時に聞いてみました。
しばらく間があって、子供との約束があったからと……個人的なことを質問して申し訳かったのですが、私も山谷乗り越えて「我家の楽しい発達障害」に至ったので、本を読んで依頼ずーっと聞きたかったことでありました<m(__)m>
笹森氏はすごくお優しい方なのだと思います。
いろんな方の体験談をお伺いしたいなあと思いました。
パートナーと別れてみて気づくこともあると思うし、私は私の体験を一つの事例として述べて、後から来る方々の参考になればと思っています。
2020.1.19記す
☆カサンドラ体験リンク集
●アスペ一家 つかず離れず●夫のADHDでホームレスに…「カサンドラ症候群」の妻の「夫を変えた」ひと言