狭山の教育課題頁を新設

石川一雄さんの無実を訴える狭山の闘いはすでに61年を迎えています。

 

 石川一雄さんが犯人とされていく背景には、狭山市内の被差別部落に対しての集中的な見込み捜査がありました。また石川さんは部落差別の結果、学校にも行けず、学力や教育が保障されず、文字も正しく理解していなかった。有罪判決の決め手となる脅迫状の筆跡と石川さんが書いた「上申書」の筆跡との違いは、小学校低学年の子どもたちに文字指導をした経験がある教師ならすぐに分かることです。この事件の背景に部落差別があることは明らかです。「教育における課題とは何か」教育に携わる私たちに鋭く投げかけています。頁資料には、当時(昭和の時代)の埼玉県同和教育指導資料を掲載しました。その課題を受け止めて県教委が記した記述があります。子どもたちに向き合うとき現代でも同じことがいえます。


2024年05月22日