今年度第1回公開講座坂戸で開催

9月25日 公開講座第1回を坂戸市文化会館で開催

第1回目の公開講座は対面(18人)とオンライン(17人)で35人の参加がありました。始めに「部落差別の現実」として地元西部地域から解放同盟比企郡市協議会から当事者の現実、日々の生活での思いの底に部落問題がいつもあること、特に家族の結婚に際しての切実な思いを伝えてくれました。2番目に「なぜ、地域の部落史をまなぶのか-部落差別は現代の課題」として、現在起きている部落問題について埼人教から教育課題を報告、さらに3番目に埼玉部落史研究会から「埼玉県の被差別部落の概況を学ぶ」として地域の実態、部落問題を取り巻く歴史的経緯など報告しました。3人のそれぞれの立場からの話の後、グループ討議とまとめを行って終了しました。グループ討議は、会場で3グループ、オンラインで2グループに分かれ話し合い、出たそれぞれの内容を報告し合いました。 課業日開催の研修でしたので、学校現場の教員も多く、その分、今起きている部落問題の現実に初めてふれる方も多数いて、認識を深める大事な機会になりました。次回は10月30日(水)皆野会場になります。

2024年09月27日