The Times They Are A-Changin'

2002/11 version

2002/11/30  チームワーク

Pulse のリハ@自由が丘。 行ってみたら、下河内さんと小池は風邪気味、石田さんは風邪、 おれと来たら、二日間寝たきりの余波なのか、腰がまともに伸びず、 背を丸めたままでしか歩行できないという有様だ。

いや、まぢですよ。しゃれじゃないっすよ。家から駅に向かう途中の坂道で、 もう腰がだるくてだるくてしょうがなくて、立ち止まって手すりにつかまって 白目ムいてふひーふひーと息をしてたら、運悪くお隣の奥さんが自転車で通りかかって 「ええー!?だいじょーぶですかあ?」って声をかけられて、 あっはっはだいじょーぶだいじょーぶあっはっは、と笑顔で、 しかもファルセットで返しちゃったおれは世界一のお調子者だ。 つか全然だいじょーぶじゃねえよっ。

でね。明日もリハ入ってるんですよ。四人とも調子悪いし、 こりゃ明日はパスして体調整えて、本番前最後のリハでガッチリ演った方が いーんじゃん? と言ったところ、残りの三人が、そりゃもう声を揃えて、 心の叫びって感じで、抜群のチームワークで言うんですよ。

「明日が最後だっつーの!!!」

す、すまん。素でボケてました。えーとさ。そーするとさ。来週本番?あれ?あれ?

「…」

二日間の寝たきりで、おれは想像以上に激しく痴呆が進んだように思われ。

23 日からの分を一気に書く。
今はそれが出来る気分だったから。

2002/11/29  休むタイミング

発熱につき二回休み。
まぁ、がんばれば行けたのかなぁ。

身体を壊したとき、これ以上悪くなったら休み、 あるいはこのレベルならがんばって出勤、という線を引くって難しいと思いませんか? > 皆様

おれはあまり身体が強くないので、ここで無理するととんでもねぇ状況に陥るかも、 という不安と戦ってあっさり負けて結局ズル休み、なんてことがしょっちゅう、 あ、いやいやいや、たまに、たま〜にあるんですけど、みんなはどうしてるんだろう。 倒れるまでがんばっちゃったりするんでしょうか。微熱なんて病気のうちに入らん、 それは「ちょびっと体調が悪い」というのだ、みたいな感じですか?

尊敬します。と同時に、無理しないでくださいね。

2002/11/28  休

発熱につき一回休み。

2002/11/27  友、違う道を行く

高校から、大学に入ってしばらくの間、一緒にバンドを演っていた仲間に、 くし君というのがいた。 ちょっと変わった性格ではあったが良いヤツだったし、 熱さを表現できる良いヴォーカリストだったし、曲作りも熱心だった。 「心に残るプレイヤー・ベスト 10」というリストをおれが作ったら、 きっとその中に入るんじゃないかな、というプレイヤーだ。

くし君と、現 Pulseの小池君と、 三人で演っていたバンドの名前が「大魔神」だった。命名はもちろんくしだ。 この辺から「ちょっと変わった性格」一端を感じ取って欲しいところ。 いや、良いバンドだったんですよ。キャッチーで、ちょっと凝ったハードロック。

今日、小池から「くしのバンドがライブ演るらしい」という案内メールが来まして。 で、バンドのサイトがあるらしいんですよ。URL が書いてある。

えーと。その。なんと説明してよいのか。とりあえず見てきてください。 ここです。 会社からこっそり見てるヒトはやめといた方がいいかも。

URL からもお分かりの通り、まずバンド名が「ギャラクティカ・ファントム」です。 「大陸を縦横無尽に突進する、ハリケーン…パワーメタルの常識を覆す程の、 テクニカル・ヘビー・サウンド」だそうです。 トップページにメンバーの写真が 5 枚ありますが、くし君は「Vo: Ray」です。 Ray? キミ、たかゆきやろ?(←取り敢えずツッこんでみました)

多くは語りませんが(語ると長くなりそうだから)、 上記のちょっと変わった云々を思い出すと、うなずけなくもないような、 でもやっぱりおれとは違う道を歩んでいることを実感せざる得ないような、 そんな微妙な気持ち。

久しぶりにくしのヴォーカルは聞きたいなぁ。これはホント。 セッションに誘ってみたらどーなるだろ。 ってテクニカル・ヘビー・サウンドを要求されても困るけどさ。

2002/11/25  スタバとカフェランタン

一昨日。スタバでお土産をもらいまして。 イベントでも飲ませてもらった「クリスマス・ブレンド」というコーヒーの豆。 飲んでみたんですが、これがもう思い切りスタバの味なのだ。 家でも味わえちゃうってのはスゴいね。スタバファンはありがたいだろうな。

でもね。おれの最近のイチオシは カフェランタンです。

成瀬台にある小さなお店なんですよ。以前、町田のお祭りで出店を出してて、 お店は成瀬台にあるのでよろしく、と言われて。 やっとお店を探し出したのが数週間前。上述の WEB でも紹介されている 「アルマタリ」っていう豆がすごく良い香りでけっこーシアワセになれます。

行くとコーヒー一杯サービスしてくれて、 マスター(と言ってもおれとそんなに年違わんと思うが)とちょっと与太話して。 スターバックスには絶対にない時間だぜ。え、また負け惜しみだって? まー、そうですけど。しくしく。

2002/11/24  5000 円の誘惑

クルマオーナーのアナタに問いたい。ズバリ、車検はどこに出すのがいいのか。

ディーラー、車検専門店(っていうの? コバックとか)、ガソリンスタンドなどなど 選択肢は結構あるじゃないすか。 おれはトヨタ系の中古屋でトヨタのクルマを買って、 そのままそこと直結って感じでトヨタのディーラーお任せだったんですよ。

例えば仕事でワークステーションのレンタル、なんて時は、 複数レンタル会社から見積を取って安いところを、なんてやるわけで (ごめんねうちださん)、そのノウハウを応用しない手はないわけっすよ。ええ。

というわけで、今日は一発カマしたるわ! と鼻息荒くディーラーに向かったんすよ。 えーと車検なんすけどね。民間車検とか他にも選択肢はあるじゃないすか。 でね、ぶっちゃけたハナシ値段と技術レベルはどーなんすか。

「そういうところで手に負えなかったヤツがウチに回ってくるケースも あるんですよね」

ふうむ。技術的には自信アリと言いたいのぢゃな。

「お値段に関しては…まず大雑把なお見積もりをお出ししましょう」 (この後しばらく見積に関する説明)

で?

「単純な比較は難しいんですが…あ、ウチでは直接ご来店頂いてのご予約の場合、 5000 円引きです」

え? それはつまり?

「ええ。今ご予約頂けば何の条件もなくイキナリ 5,000 円引きということです」

あ、今回もよろしくお願いします(即決)。

ってそれでいいのかよっ。おれ。
ま、結局前回と同じってことだが。

2002/11/23  暇

ふと思い立ってデジカメの電源を入れてみたらメモリがほとんどいっぱいになってて、 あわてて PC に吸い上げて、吸い上げた写真をほけーっと眺めているうち、

な〜んとなくこんなん 作ってみる気になったり。

隣に住んでるクセに、あまり行かない街なのだ。相模大野って。 前回行ったのは数年前の 1 月 15 日前後。年に比べて日にちの記憶が割と正確なのは、 その日、そこら中に振袖姿のおねーたまがウヨウヨ居たからだ。 いや男なんてそんなもんなんだってば。え、おれだけ?うそぉ?

「相模大野のスターバックスが開店一周年記念イベントをやるから」と おぜきーずに誘われ、久しぶりの相模大野。 しかし相変わらず勝手がわからないスターバックス。 いまどきスタバに入ったことがない、 なんて言った日にゃ原始人扱いされかねません。つかされました。 この日に。パーティが始まる前、 EW&Fiber のメンバーと目黒の街を歩いていて、 ちょっとお茶でもしようということになって。 ほほー、これがすたあばっくすかー。えーと席…の前に注文すんのかな? と、のほほーんとメニューを見上げていたら、こばりんが 「りおさんひょっとして初めてなの?」「うん」「えー!?」のこの 「えー」の時の顔ね。ぼかぁね、忘れませんよ。ええ。忘れませんとも。

ひょっとすると初めてじゃなかったかもしれんのよ。 だって「スタバのコーヒーは深入りでニガい」って何故か知ってたから。

そう、あの手のぎゅっと苦い系のコーヒー、最近流行ってますけど、 おれはあんまり…嫌いとは言わんけど、 もう少し中炒り寄りをドリップした感じが好みなのだな。 そういうワケで、スタバは良く知らんけどそれは好みの、 そしてポリシーの問題なのだっ。え? 負け惜しみ? なんでバレたの?

えーと、何のハナシだっけ? あ、そうそう、相模大野のスタバに行ってきました、 というハナシ。いろんな美味しいお菓子やサンドイッチ、 「クリスマス・ブレンド」という限定版のコーヒー、 BGM にはキーボードの生演奏(ポスターには「ジャズ・ライブ」って書いてあったけど、 あれじゃ BGM だよな)、ヘンなビンゴゲーム、と妙なイベントでしたが、 おれ、結構楽しかったぞ。イベントもさることながら、キミらに会えたり、 なこみちゃんの写真を見たりしたことが。

2002/11/22  自棄

帰り道、スーパーによってポテトチップを三袋買い込む。 ヤケポテチ。

飲めないおれは、ヤケ酒ってやつに憧れてるってわけです。

2002/11/21  慰

帰り着いて居間の床に
ばったりと仰向けになって天井を睨むと
琴葉がよってきて
イーコ、イーコ、と言いながらおれの頭をなで
胸ポケットにある携帯のストラップをつまんで
パンダ、パンダ、とニコニコしていて
おれは欠伸をして涙が出た。

2002/11/20  疲

怒りを
奥底深く閉じ込めて
ゆっくりと時間を注いで溶かしたときの
溶かし残りが結晶になるのです

意外に知られていないことですがこの結晶は
発火しやすい

発火しやすいということを認識しているわたくしは
知らない者より多少なりとも安全かと言いますと
そんなことはなく
火を点ける瞬間を何時にするのか
マッチを手に
焦点の定まらぬ目で
結晶を弄んでいるのです

ええ これですよ
ただの石に見えますがね

志緒から、「仮免許の試験に合格した。ケーキはどうなる?」というメールが来た。 この間、模試だかなんだかに落ちた時はケーキを買って帰った。 今日も落ちたら買おうと思っていた。 でも受かったんだからナシだ。当たり前だろ。おれは厳しいんだ。 「合格祝い」は、本物の免許を取った時にこそ相応しい。

でも、おめでとう。 「仮免許練習中」のプレートがあれば外を運転できるわけっすね。

いや、させないけどな。こえーから。

2002/11/19  投

もうさ、好きにしろよ。調整するだけ馬鹿馬鹿しい。
全部てめえらでやれよ。
やってみろよ。

2002/11/17  ぐべものクリスマス・ツリー

ぐべもの普及に努めるおれは、 本日もぐべもに行って参りました。 しかし、カルディ・コーヒー・ファームでオヤツを買い込んでるだけのおれは、 「ぐべもに行った」と胸を張って報告できるのでしょうか。いやできない。

行く前、志緒と「カルフールに行きたいんだけど、グランベリーの辺りとか行くと、 りお機嫌悪くなるからなぁ」「へ? ならないっすよなるワケないじゃないすかホラ 僕ってば穏健だから柔和だからハト派だから。ごゆっくりお買い物を」 なんて会話があった後、 ぐべもの駐車場で「な、なにぃ、二千円買い物をしないと駐車料金取るだと? それもたった二時間だ? 気に入ったモノがなかったらどーすりゃいーんだゴルァ責任者出せ! ちくしょうソッコーで見て回れレディゴー!」 と、おれがアタマから湯気を出していたのはここだけの秘密だ。

まーそんなワケで、おれとぐべもの関係は相変わらず冷ややかなんですが、 日が落ちてからのイルミネーション、 そして大きなクリスマスツリーがとてもきれいで、 そんな光景はちっとも見ずに、その代わりに犬を見て (ぐべもって何故か、犬を連れたお客さんがいっぱいいるのです) 琴葉は喜んでたし、まぁ、良い日だったと日記には書いておこう。

ぐべもに「LEGO Click Brick」っていう店があります。 名前の通り、レゴの店。まだ琴葉には早いと思うんですよ。ええ。わかってます。 まだ積木もマスターしてない段階ですし。一番低年齢向けのセットでも「二歳以上」 と書いてありますし。ところで積木をマスターってなんやねん。

なんだけど、つい買ってしまいました。赤い自動車と道のセット。 琴葉、クルマ好きなんですよ。クルマを見ると「ぶーぶー!」とご機嫌。 ひょっとして首都高バトルの影響なのかと思うと素直に喜べない側面もあります。

早速道路を組み立てて、自動車を乗せてみました。しばらくは「ぶっぶー」 と言いながら豪快に脱輪させて遊んでましたが、 そのうち、自動車の上部にある青いボタンを押すとクラクションが鳴ることを発見。 鳴らして、それを口真似して、というのを繰り返してました。

全然レゴとして機能してません。

いーんだよ。結局おれが欲しかっただけみたいなもんだし。 ちくしょう。 ヤケで、この自動車にフロントスポイラーとリアウィング付けてバトル仕様にしたろか。

2002/11/16  二日続けて飲んでみたり

町内会のますださんが転出するってんで、送別会。 なんでも、友達が新しく飲み屋(?)を始めることになって、 その手伝いをするから引っ越すんだそうだ。 とはいえ、引越し先やその飲み屋は同じ市内なんで、あまりお別れつー感じでもない。 で、送別会は開店を目前に控えたその飲み屋「樹ごころ屋」で行われた。

ますださんってのは例えばこのイベント の企画者だったりする。なんというか、思い立ったら即実行。アクティブな人だ。 すげえなぁと思いつつ、一緒に住んでる奥様は大変じゃないかなーと 余計な心配をしてみたり。でも奥様の方はってーと「そーだよ、大変だよー」 と言いながらにこにこしていたりして、この懐の深さユエに、 旦那はアクティブで居られるのかもしれません。

一人娘のふうちゃんは琴葉とほぼ同い年。 そんな素敵な一家が出て行ってしまうのは寂しいが、 まーまた何かの機会に遊びましょ。

しかしなかなかスゴい光景であった。 なんか、子供がいっぱいいるのだ。飲み屋なのに。 カウンターにずらっと並んで座ってたり。アジの刺盛、大盛りで! とか頼んだりしてます。おめえら遠慮ねえだろ。

店のすみっこでウーロン茶をちびちび飲み、お茶漬けを静かに啜るおれは、 今日も割り勘負け。子供にまで。しくしく。

今日は Pulse のリハがあったので、送別会には遅れて出たんですね。 で、数人に

「今日はリハで遅れたんですって? がんばってますねー」

と、肘を曲げた左手を左方向に出し、 右手をお腹の辺りでしゃらしゃら動かすポーズで言われたんですが、 あの、それってギターのポーズですよね。

おれ、ドラマーなんすけど。

お祭りですっかりギターのイメージ 付いちまったなぁ。来年はドラムソロ演っていいすか。町会長。

2002/11/15  飲んでみたり

やなちゃんの昇格祝い@新城。

会社の飲み会は苦手で、忘年会だの何だの、 その手の宴会はかなりの高確率でサボってるおれだが、ウチワの飲み会だし、 素直に喜ばしいので出席してみる。

空気を読みつつツッコミを入れる穏健路線の人。 ホントはもっとスパークしたいぜオレはこんなモンぢゃねえんだ、 という雰囲気がびっりびり伝わってくる過激路線の人。 空気を読むより取り敢えず自分の言いたい事言っとこ、な人。

なんてのを一歩引いたところから見ていたり。 どーも踏み込んだところに自分を置けないのぅ。ま、いいか。 それはそれで面白かったし。 鴨鍋、美味かったし。

2002/11/14  音楽、聴いてますか

つまり、こういうことなんじゃないかと。

  1. 知らない曲しか入っていない CD を買いますか。
  2. 知らない曲、知らないアーティストの CD を買いますか。
  3. 知らない曲、知らないアーティスト、知らないジャンルの CD を買いますか。

流行り歌を聞いて、気に入ったから買う人は 0。 気に入ったアーティストの新譜を買う、という行為は 1。 数字が大きい方がエラい、とかそんな議論は敢えてしないけど (1 以下の人には「音楽を聴く事が趣味です」と言って欲しくないけどね)、 おれは 3 でいたいと思うし、弱ってると数字が小さくなる。

反面、現在の社会状況と剥離しているかもしれない自分を思ってみたり。 レンタル、コピー、リッピング、CD-R、CCCD… そういうキーワードとは微妙に違う場所にいる。

ま、おれはおれか。

2002/11/13  説明させないで

いや、だからその、「」というのは、「U2(ゆーつー)」→ 「("U" をローマ字読みして) うつー」→「鬱」、っつーだけっすよ?

U2 を聞いて「鬱」(本来の意味ね) を感じる人がいる、 というのは予想しませんでした。ホントに感じちゃったら冗談にならんでわないか。 感性の多種多様性を再確認。

2002/11/12  意地悪について考える

朝。メールをチェックしたら「ざまあみろ」という Subject のメールが来ていて、 差出人はあゆちゃんで、ぐぬぬぬぬ「アドフルに告ぐ」の一件は策略だったか ガッデムアユコ! と思いつつメールを読むと、

「重いかなと思ったので二冊にしたんですが裏目に出てしまいました」

とのこと。さらに続けて、

「メールの件名は意地悪な夫のアイデアです」
「続き読みたいか、コラ!って書けば、と言ってます」

ぐぬぬぬぬぬぬぬぬおぎりんてめえ。 ちょっと前まではドーランで顔黒く塗ってアフロのカツラかぶって ポンポコ太鼓叩いてたクセにちょこざいな。っておれもか。

どうしてくれよう。例えば何かステキな音楽をプレゼントする。 MD だか CD-R だかにダビングして。もうそれはステキな曲なわけです。 ぐーっと盛り上がってくる。思わず涙が溢れそうな展開。 とその時、曲がぶっつり切れる。 「あっしーたがあるー あっしーたがあるー あっしーたがあーるーさー」 コマーシャルかよ! と思ってると次の曲が始まる。 とゆーのを 10 曲詰め込むというのはどうだろう。

とか考えていたら、てめーぼけっとしてんじゃねー仕事しろ、 と課長に言われたので断念。意地悪というのは、これはこれで難しいものだ。うむ。

昼休み。散歩していると、二歳ぐらいかなぁ?の女の子が大泣きしている。 少し離れたところに、お母さん。早くいらっしゃい、ってな風情。 よく聞くと、女の子は「だーんーごー!」って言いながら泣いてるんですね。 女の子の横にある店は、なるほどだんご屋。だんごが欲しかったのね。 で、この時のお母さんの表情は、苦笑。

わかるなぁ。

最近琴葉はすべり台が大のお気に入りで、 おれの (いやおれじゃなくても良いみたいだけど、そいやこないだ ゆみちゃんも被害にあってたな) 手を引っ張って「つぅつぅ? つぅつぅ?」 (すべり台のこと。どうやら「つるつる」と言っている模様) と言いながらすべり台に連行し、台の上に自分を乗せることを強制するんだけど、 とーさんこれからご飯食べるからダメだよ、と拒否すると、 眉をこれでもかとハの字にして、「つぅつぅ! あー! つぅつぅ!」と 怒りながら部屋中を歩き回ったりして、 この時のこっちの気持ちって、やっぱり「苦笑」なんだよな。

2002/11/11 アドルフに告げたい

あゆちゃんが「アドルフに告ぐ」(手塚治虫) を貸してくれた。ハードカバー、立派な装丁の二冊。 早速電車の中で読む。

これがもうすっげー面白くて、駅に着いてもしばらく現実に戻れない感じ。 行き帰りの車中でもう貪るように二冊読んだんですが、

えーと。

話が終わってないんですけど。

うおおおお。全二巻ぢゃなかったのかぁぁぁっ! つつつつ続き! ああああああゆちゃんつつつ続きをををおれおれおれおれに よよよよまよまよませておねg(筆者禁断症状による発作につきタイピング続行不可)

2002/11/10  当初の想定

今回は新曲が二曲あって、うち一曲は六拍子。 新曲のリズムアレンジってのはオリジナルの醍醐味を味わえる作業ですが、 反面生みの苦しみもあります。んでまた 4 拍子以外のリズムってのは 色々凝ったことしたくなっちゃうんだよな。

前回リハで叩いたフレーズを聴き直してみるが、これがダメ。 なっちゃいない。アタマでっかち。 午後からリハだっつーのに朝の時点で何の代替案もない。 エレドラの前に座り、あれこれ試してみる。しばらくして、あっこれはひょっとして? と思えるパターンがぽろんと出てくる。

結局持ち駒はその一パターンだけ、という心許ない状況でリハに望む。 実際に四人で演奏してみる。さてどうだ。

これだ!これだよハニー!ハニーって誰だよ。

いやー。久々に「ハマった!」という快感を味わいました。 どーですか下河内さん。ブラボーでしょ? ハラショーでしょ? ビバでしょ?

「んー。最初思ってた方向から随分離れちゃったんだけど。ま、こーゆーのもアリか」

土下座。

まーでも Pulse の曲ってそんなのばっかだよね。きっと。 曲に合うかどうかより、自分のその時点での興味を優先させたりもするからなぁ。 いやまぁその、予想もしない完成形ってのもオリジナルの楽しみってコトで。 ダメ?

2002/11/09  最初の一本

というわけで、 ゆみちゃんがお母さんと一緒にやって来た。買ったばかりのギターを持って。

前にお母さんと話したときは「見た目が可愛くて気に入って、志緒さんには 『安いギターは止めたほうが』って言われてたんだけど買っちゃったんです」 なんて言ってて、花柄の Zo-3 ギターでも出てきちゃったらどーしよーと 思ってたんですが、ケースから出てきたのは鮮やかな黄色いボディのストラト。

ストラト。黄色。とくりゃもうこのヒトです。 人生最初に手にするギターで、こんなに素晴らしいギターが他にあるでしょうか。 いやない。素晴らしい。未来は明るい。

ヘッドの「Legend」というロゴ、楽器屋の特売コーナーで見たような気もするけど! ヘッド裏に「Made in China」というシールが貼ってあるけど! ペグがなんだか安っぽいけど!でもオーケーさ!だって黄色のストラトだもの!

マジメなハナシ、試奏してみたところ、これがけっこーまともなのだ。 ぱきっとした張りのある音。 ヘタすっとおれのレースセンサー付き国産ストラトより良いんじゃないか。 ネックの握りも悪くないし、フレットが細いのはまぁ好みだし。 バンドを始めるに当たって、まず問題はなさそう。馬鹿にできませんな。うむ。

「上手くなるには?」といったバクゼンとした議題というのは 得てして与太話になりがちで、さらに我が家には 与太話エーテルが満ちているので、 やっぱり与太話。ま、何度か笑わせたのでヨシとしよう。よくないか。

ちなみに「上手くなるには?」には「バンドで演奏すること」と回答しました。 CD に合わせて弾く時、自分が弾けない箇所があっても、自分より上手いギタリストが 自分の穴を埋めてくれるし演奏の破綻もない。 ところが生身の人間と演るときは、自分が弾かなきゃそこはぽっかり穴が開くし、 それが原因で全体が止まっちゃうかもしれない。だからなんとかしなきゃいけない。 上手くなるためて覚えなきゃいけないことなんてそりゃ幾らでもあって、 その中で「なんとかする」という実戦的なことを覚えることは大事だと思う、 とかなんとか。反論/意見のある人手を挙げて。

まー二時間やそこらで語り尽くせる話じゃないんで、また遊びに来て下さい。 つか、お土産にドーナツ、なんて気を使わなくていいからさ。もっと気軽に。 せっかく隣なんだから利用しない手はないよ。例えば夜ギター弾いてて弦が切れたら 「切れちゃった!どーやって張るの?」って電話一発入れて ギター抱えて来りゃいーのよ。

ところでゆみちゃん、左手の小指に包帯を巻いてました。聞くと、 体育の授業で骨折(!)したとのこと。うーむ。ギタリストとしての自覚が足りません。 その点おれは自覚バリバリでしたから、高校生の頃、 体育の授業はしょっちゅうサボってました。えっへん。

真似しないでください。つか早く治るといーですね。

2002/11/07  ベスト盤

ベスト盤って、なんだか後ろめたい気分になるのはおれだけですか? 手っ取り早く良いトコ取り、っていうのがアサマシイ気がしちゃうのかな。

てなわけで今朝の音楽は U2 だったんだけど、イキナリ Pride、そして New Year's Day、With or Without You。まさに畳み掛けるような U2 サウンドに、 後ろめたさも吹っ飛びそーです。

ああ、でも Two Hearts Beat as One とか入ってないんだなぁ。 あと一歩、痒い所に手が届かない。ベスト盤ってそんな感じ。

あ、そうそう。バンド名、「鬱」ってのはどうかな。
ピンク・フロイドのぴーばんだと思われたりして。

2002/11/06  20 年

THE BEST OF 1990-2000。
タイトル通り、1990 年から 2000 年までのアルバムからのベスト盤。
アーティストは、U2。

でさ、ベスト盤だっつーのに知ってる曲がほとんど無いってのはどーゆーワケさ。

おれの知っている U2 と言えば "October"、そしてリアルタイムで聞いた "War"、"Under a Blood Red Sky"。かろうじて "The Unforgettable Fire"。 そうなのだ。あの "The Joshua Tree" でさえあまり知らないというテイタラクなのだ。

大学時代にコピーしたことを思い出す。ラリー・ミューレン Jr. なんかじゃない。 もちろんエッジだ。Gloria。Rejoice。Sunday Bloody Sundy。 そしてピアノも演った New Years Day。おれの知っている U2 は 1990-2000 という十年間にはなくて(そんなに長い期間なのに!)、 悔しいからついでに THE BEST OF 1980-1990 も買っちまった。

20 年も演ってるんだなぁ。こいつら。素直にすげえなと思う。

そんなわけだから そのハナシ、おれは OK だぞ。 えーと、エッジは若が演るんだろ。じゃ、おれ、ボーノね。 え、ダメ? あ、そう。

2002/11/04  服を買うのだ

行ってきましたよ。ぐべもに。

グッド・ルッキンへの道は険しいようだ。

2002/11/03  Beatles と Zeppelin

八ヶ岳でのどかな朝。 あんどーさんが持ってきたナイロン弦のミニギターで Beatles の Blackbird をぽろぽろ鳴らしていたら、マスターが横で歌いだした。 こやつは Beatles ファンで、他の曲をリクエストされたのだが、 あいにく一曲通して弾ける曲が見つからない。

「んじゃ今度までに Beatles の歌本買っといてね。どちらかというと後期、 青盤の雰囲気がいいな」

ってマスターに言われちまったよ、と後で志緒に言ったら、

「何故その場で『じゃマスターは Led Zeppelin さらっといてね』 と切り返さないのだ」

と一喝された。これが所謂 Give and Take なんだそうです。
ううむ。冴えてる。座布団一枚。

2002/11/02  意地

EW&Fiber@八ヶ岳。って別にライブを演ったわけじゃなくて、 Fiber のメンツで旅行に行ったってだけなんですけど。

しかし標高千数百メートルはダテじゃない。とにかく寒い。だがしかし、 清泉寮とくればソフトクリーム。これを食わなきゃ清泉寮に来た意味がない。 毛糸のマフラー+襟を立て、ファスナーをしっかり閉めたコートで ガタガタ震えながら食べるジャージー牛乳たっぷりのソフトクリームは最高だ。 あまりの風の冷たさに手の感覚がなくなっていく。 そこまでして、それを食べる。この潔さ。これを男らしいと言わずしてなんと言おう。

つか馬鹿です。

ちなみに Fiber のメンツ、ほとんど全員食ったんじゃないか。嗚呼愛すべき馬鹿集団。

今回の主題は前回ライブ映像の上映会。そう、あの 悲しいライブである。 思い出すだけで黄昏てしまいそうなのに、 映像見ちゃったらどうなることか、その場で剃髪か? と思ってたんだけど、

うーん。

そんなに…ひどくない?

いや、ヘタはヘタなのよ。なんだけど、 上記日記で打ちのめされたよーな文章書かなきゃいかんほどだったかというと… 単に録音が悪くて(ハンディカムの音そのままで、ラインを混ぜる等細工は一切なし)、 明瞭に聞こえないことに助けられているだけの可能性は高いけど。

まぁでも、その場で気持ちよくなかったのは事実だからな。精進精進。

しかし改めて客観的に見ると…嗚呼愛すべき馬鹿集団。

夜はこのネタで盛り上がる。

「モンパチというのは」
「ゴンチチじゃないのか」
「ナニを教えるのか。バンドに関する精神論か。テクニカルな話か」
「教えなくても話すだけで楽しいだろ」
「若い生き血をすするわけですな。いやらしい…」
「お前のことだから『まずクリックを買え』とか説教しそうだ」
「一度で話が終わるわけがない。継続的なお付き合いを」
「ご両親公認の」
「自分好みの演奏者に育て上げて将来競演する。光源氏計画」
「オレもその場に居ていい?」
「レポート提出を義務付ける」
「つかネットで中継」

変なベクトルで、不必要に、盛り上がる。

2002/11/01  

会社変わっちまった。
「時代は変わりつつある」を肌で感じる 11 月。


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