Let me talk

2001/05 version

2001/05/31  ハーヴィーとの縁

ハーヴィー「運」ぢゃなくて「縁」です。

5/25 の日記を読んでくれたおぐちんがメールをくれた。そのやりとり。

お「最近だとやっぱ Fourplay ぢゃないっすか」
り「むー。スムーズでこぎれいなインストなんて退屈、みたいな 偏見があってさあ」
お「確かに『こぎれい』ではあるよ。まぁこれがダメだったらハーヴィーとは 縁がないんぢゃないの」

ま、まぢですか? その、ワタシ、上述の理由で、あとリトナーにあまり良い 印象がないってこともあって、Fourplay ってほとんどまともに 聞いてなかったんですけど、これがダメなら運どころか縁がないとなっ。 絶縁となっ。イキナリ緊張してきました。

ちとチャレンジしてみるかのぅ。 中古レコード屋にありそうだな。←と考える辺りが既に駄目ってハナシもある。

ところでおぐちんは NY でマイク・スターンにサインと握手してもらったそうです。 ちぇっ。なんでぇ。そんなの。へんっ。ぜんっぜんうらやましく、うらやましく、 うらやまし…うらやましいぢゃねえかっ!うえーん。ちくしょう。じたばた。

今度サイン見せてください。

結局この日、Fourplay の、リトナー時代のベスト盤を中古にて入手。さて。

夜、お出かけ。顛末は…疲れたので明日 書きます。

2001/05/30  おしごと

この二、三ヶ月進めてきたプロジェクトが水泡に帰そうとしています。

ノー・コメント。

2001/05/29  ご近所のおばあちゃん

引っ越してしばらくした頃、その家のバーベキュー大会に呼ばれたことがあって、 おれの記憶はその時にちゃきちゃきと動いていたおばあちゃんしかない。 腎臓だか肝臓だかを悪くして入院していたらしいのだが、弱った姿をおれは知らない。 なので、本当に突然の訃報だった。通夜の席でも、どうもまだ信じられない、 ふとその辺から現れそうだ、という声ばかり。

元気だった頃の印象を鮮やかに残しながら世を去るというのは、 残された者達にとって良いことなのか悪いことなのか、なんだか良く分からない。

つまんないことを考えたり思い出したりしてしまうので、 葬式はキライだ。けれど、人は必ず死んじゃうからな。

2001/05/27  ジャズとはなんぞや

千鳥町に City Bird という小さなスタジオがあって、そのスタジオ主催の ジャズサークルがあって、志緒はそのサークルに参加している。今日はサークルの 発表会。サークル内には十数個のバンドがあるのだそうで、そのうち 5 バンドが 本日出演。

志緒のバンドは G, P, B, Ds の四人編成で、ピアノは 3/30 の日記に登場した ちかさんだ。緊張するー、とか仕上がってないー、とか言っていたけれど、 いや、確かに 100% の出来という感じじゃなかったけど、楽しめましたですよ。

しかし、他の一部のバンドには「50 年代を冷凍保存したようなジャズは 如何なものか」「予定調和的過ぎるのは如何なものか」という感想も持ちました。 その瞬間生まれている感じ、息をしている感じ、そんな風なものを あまり感じられないところもあった。

まぁおれがこーゆーコトを書くと「まずは自分でジャズ演れるよーになってから イッパシの口ききな」と言われそうですし、というか自分で自分に そう突っ込んでしまいそーですし、 おれが考えるジャズってものが世間一般とズレてるのかもしれませんが。

うーん。ジャズってのはどうあるべきなんですか。

2001/05/26  ふられた気持ち

昨日買い損ねた ROBERTA FLACK & DONNY HATHAWAY をゲット。 このアルバムには You've lost that loving feeling という曲が入ってます。 おれの刷り込みは、高校生の頃聞いた Hall & Oates バージョンですが、 元々はライチャス・ブラザーズの曲で、おれはそのオリジナルを知りません。

その後、The Firm (ジミー・ペイジとポール・ロジャースが演ってたバンド) の バージョンなども聴きましたが、こういうのってやっぱり最初に気に入ったやつが 一番なんだよね。今オリジナルを聴いて、やっぱりオリジナル!と言える自信が ないっす。例えば You Really Got Me なんてぜ〜ったい Kinks じゃなくて Van Halen だし。で、今回の You've lost that loving feeling ですが、

これ、別の曲じゃん?

という感じのアレンジになってます。大胆です。なるほどぅ。 こういうのもアリですか。これはこれで面白い。 いやー、音楽って本当にいいものですね、と何故か水野晴郎になってまとめるオレ。

それにしても、Donny の歌はいいなあ。しみぢみ。

2001/05/25  ハーヴィー・メイソン運

THE BEST OF ROD STEWART (Rod Stewart), THE SAVOY RECORDINGS (Charlie Parker), COUNTDOWN TO ECSTASY (Steely Dan), LIVE (寺井尚子), 80/81 (Pat Metheny), SELFLESSNESS (John Coltrane)。

普通このくらいの枚数を買うと、嗚呼、散財したなー買ったなー、という みょーなカタルシスみたいなモノががありそうなもんですが、 今回はどうもそれがない。 「そのうち機会があったら」「中古屋で見つけたら」「あと一枚でこのアーティストの 作品が全部揃うから」「LP で持ってるけど CD を買いなおそう」 といった、あまり優先度の高くないものが固まってしまったからだろうか。 ちなみに ROD は 5/18 にあるネタの続きです。

寺井尚子さんのアルバムは、ドラマガの最新号にハーヴィー・メイソンの 特集があって、その中で最近やった仕事として紹介されていた一枚。 おれ、いまいちハーヴィー・メイソン運(ってどんな運だよ)が無いんですね。 あれだけ高名だし、実際プレイも素晴らしいと素直に思えるドラマーなのに、 じっくり聴き込んだお気に入りのハーヴィー参加作品というのが少ない。 ぱっと思い浮かぶのはヘッド・ハンターズとかブレッカーとか。

で、今回のアルバムは…

いやその、悪くないと思うんですが、その、うーん、つまり、えーと…

どなたかハーヴィー・メイソン運のある方、おれに「ハーヴィーの決定盤」って ヤツを、一つびしっと教えてやってください。

2001/05/24  結局は与太話

となりの席の直子さんは、今度家を新築するらしい。今週末には外壁を どうするか決めるんです、だそうだ。

我家は基本的に建売(というか、買ってから建ったから「売建」か?)で、 壁なんて色ぐらいしか指定できなかったけれど、彼女は「建築条件付き土地」とか いうやつで、間取りや外壁、その他流し台やら洗面台やら、いちいち細かいところを 指定できるらしい。それはそれで面倒だなぁと思ったおれって、あまり クリエイティヴじゃないんでしょーか。興味があって腕やセンスに覚えのあるヒトに とっては、とても楽しい作業なのでありましょう。

で、ぜひ参考にウチを見たい、と言ってきた。私もとっとと帰って旦那に 夕飯作らにゃならんので時間は取らせん、会社帰りにでもひょいっと、とのこと。 参考ねえ。なるのかなあ。だいたい夜だと壁の色なんてわからんのじゃないのか。 まあいいか。

ところで、ここだけの話だが、 我家には「与太話エーテル」とでも呼ぶべき謎の気体が満ちているのではないか、 という気が最近している。

例えばバンドの打合せであるとか、演劇の議論であるとか、何らかの目的を持って やって来る友人が、ことごとく与太話に花を咲かせて帰って行くという行動が 頻繁に観察されている、という事実に着目せねばならない。これ全て与太話エーテルの 仕業ではないか、というのが私の仮説である。気体の組成や発生源等についての 研究はまだなされていない。

果たして彼女は大半の時間を、会社で会議中爆睡する話や、 近所のスーパーの物価について語り、帰って行った。与太話エーテルを 実証するサンプルが、また一つ増えたのであった。恐ろしい。

というわけで、全然有意義じゃなかったと思うんですが、それはおれのせいではなく、 与太話エーテルの作用によるものなのですっ。

…いやその。すまん。

2001/05/21  高原書店続報

昨日の日記で「高原書店が移転して小さくなっちゃった」と嘆きましたが、 その中で紹介した高原書店の WEB サイトには
新しいお店は4階建てのビルまるごと。売り場面積も従来の180坪から240坪に拡大。 本格オープンは6/1(金)となります。 プレオープン期間中は1階のみの営業ですが、50%引きセールを行います。
とありました。すまん高原。期待期待。

2001/05/20  普通の一日

午後、一人で町を歩いてみる。

不要になった携帯電話の充電器をドコモショップに持っていったら、 広末涼子マスコット付き携帯ストラップをもらう。差し上げますので ヒロスエファンはメールください。

高原書店の新店舗へ。 高原書店というのはかなり大きな古本屋で、 何が在るかワカランという、奇妙な期待感と微かな不気味さの入り交じった、 古本屋独特の雰囲気がおれは好きだ。Book Off はこの辺が物足りない。一般の人には 無用の雰囲気かもしれないが。

その高原が、今度引っ越すことになった。新店舗はちょっと駅から離れてしまって 立地が良いとは言えず、面積もずいぶん小さくなってしまった。正式オープンは まだ先とのことで、店内は本の整理もされていない。本を探すのは断念し、 ついでに旧店舗にも行ってみる。今日が閉店日。引越しのために本棚は 随分寂しいことになっていた。

で、結局 Book Off で文庫を何冊か買っているおれ。人情派だったんじゃないのか。

その他、いくつか買い物をして、町の人を眺めたりしながら家に戻るともう夕方。

こういう「特に何もない日」が、おれには必要なのです。

2001/05/19  おやぢバンド

山田さん、梯さん、松本くんが家に来る。今日はおやぢバンドの音出しである。 普通バンドで音出しってーとスタジオですが、ウチにあるエレドラやミキサーを 使うと一応簡単なセッションは可能。てなわけでウチで演ることになった次第。

おれはコレを「ヘッドフォン・セッション」と名付けている。ギター、ベース、 キーボード等を全て MTR に突っ込んで、出音はプレイヤー全員ヘッドフォンで 聞くから。

時々ヘッドホンを外して演奏している情景を客観的に眺めてみると、 かなり異様で笑える。 エレドラはゴムパッドを叩くパカパカという音しかしないし、エレキギターも ぺちぺちという音が辛うじて聞こえるだけ。そういう状態で皆さん白目ムいて アゴでリズム取ってノッてたりする。いや、おれもなんだけど。えへ。

この形態のセッション、個人的にはかなりストレスを感じます。 主な原因はエレドラ。 「アコースティックのドラムの代わり」ではない、全く別の楽器だという意識で 取り組むべきだと頭では思うんだけれど、身体はやっぱりアコースティックドラムの 反応を期待しちゃってるんだよな。ダイナミック・レンジや、 いろんな奏法での音の変化、そういうもの。

例えばちょっとアレンジを考えるとか、デモテープを作るとか、 ヘッドフォン・セッションの有意義な使い道はあってとても便利だと思うけれど、 セッションそのものを楽しむということになると、 やはりアコースティック・ドラムの方が楽しい。

しかし、おやぢの味とゆーのはただ年を取りゃ出るっつーモンじゃない、ってことを 実感したセッションでありました。というか、皆さん最近音を出していなかった らしく、そういうおれもエレドラを鳴らすのは久しぶりで、曲を演る以前に 自分の知ってるフレーズをただいろいろ弾いてみたりしている時間がヤケに 多かった気がする。おやぢというよりは、みんな子供みたいでした。はい。

セッションの後は飯を食いながら、ホンモノのおやぢバンド (バーナード・パーディやデイヴィッド・T・ウォーカーやチャック・レイニー達が 演ってるジャズ・ファンク・バンド)の映像を見て 「これだっ、我々が演りたかったのはこれなのだあ!」 「やっぱ箱のギターじゃない?」 「あと顔ね。あのイッちゃってる顔」 「まずは見た目から」 なんてヨタ話。楽しや。

朝、一通手紙を書く。とても難しい、あまり書きたくない手紙。 Good times, Bad times。そんな一日。

2001/05/18  シンプルライフ・シンドローム

おれはテレビドラマってヤツが大嫌いでほとんど見ません。 映画は好きなものもありますが、例えば足繁く映画館に通ったりビデオを借りたり ということはありません。

なんだけど、今朝読み終わったこの本はなんというか演劇を見ているようで、 もしこれが映像化されていたら素敵かもしれない、と思いながら読んでました。 で、一番最後のページ、著者紹介のコーナーで、この本が映画化されていることを 知りました。おれが知らないのは社会の仕組みだけじゃなさそうです。とほほ。

昼休み。川原にて。スズメ、ムクドリ、キジバト、ハシブトガラス、ハシボソガラス、 カワウといった常連に混じってコアジサシが。夏の気配。

夜。0427バンドの打合せ。というか相変わらずメシ+ヨタ話だけだが。

この 0427、「電話番号 0427 (最近は 042-7xx に なっちゃったけど) 地区のヒトで集まって何か演ろーぜ」という北村君の 提案に端を発しているんだけど、さて、何を演ろうかというのが一向に決まらない。 バンドって「こーゆー感じの音楽を演ろうぜ」がまずあって、それを元に人を集めて、 という成立過程が多いんじゃないかと思うんですが、このバンドは「近所の縁」が 元ということに加え、メンバーの趣味も違ったりして、どうも向きがあやふやだ。

さらに北村君が優しいので、若やおれが「これぢゃねーか?」と勝手な選曲をすると 「いいっす」と答えてくれちゃって、選んだ方も「ううむ、北村の"き"は気配りの "き"と言われている彼のことだ、無理して合わせてくれてるんじゃないか?」 なんて想像したりして、えっと、こないだはああ言ったけどやっぱ撤回します、 なんてコトになってますます進まない。最近は「で、何演るんだ」を肴に ヨタ話、がメインの活動になってる気がせんでもない。

で、今回の肴はロッド・スチュワート。どっからそーゆーハナシになったのか 覚えてないって辺りが如何にもヨタ話。

あ、そうそう、これは言っておかねば。おれは人情派だよ。いやホントだって。

2001/05/17  そぼくなぎもん

社会の仕組みを知らないワタクシの、今日ふと感じた素朴な疑問。

どうして駅前の一等地にどかーんとパチンコ屋が出来るんでしょう?

2001/05/16  花

いやなことがあったけれど
しばしの間それは忘れて
花を買って帰りましょう

誕生日おめでとう

2001/05/15  絵本

今年は絵本にしよう、となんとなく思い付いて本屋を回ってみる。 もちろん生まれたばかりの子がイキナリ本を読めるワケはないんだけど、 この時期、自分達が子供だった頃を思い出してみるのもいいかな、と。

志緒が好きだったのは「ちいさいおうち」。

とある田舎に小さいお家が建っていて、 季節を感じながら穏やかに過ごしつつ、町というのはどんなところなんだろうと 思っている。時間が経つうち、小さいお家の周りはだんだん開発されてゆき、 道が通り、電車が走り出し、やがて高いビルや地下鉄が通るまでになり、 小さいお家はそれが「町」であること、そして「町」はあまり好きではないことに 気付く。ある日、とある家族が小さいお家の存在に気付く。それはおばあちゃんの おばあちゃんが昔住んでいた家だった。今や小さいお家は住む人もなく荒れていた。 可哀相に思い、家を田舎に移してやることにした。 そして家はまた穏やかに四季を感じながら暮らせるようになった。

というお話。おれも好きな話だ。これにしようと思った。ところが何軒本屋を回っても 見つからない。困ったな、じゃあおれが好きだった本にしようかなあ、と 探しながら思い始める。例えば「しょうぼうじどうしゃじぷた」。

とある町の消防署にはポンプ車やはしご車といった大きくて立派な消防車と一緒に ジープを改造した小さな消防車があって、名前をじぷたといった。他の消防車は 子供たちにも大人気だったが、小さなじぷたはあまり相手にされなかった。 ある日、山の方で火事がおこり、道が細いのでポンプ車は通れないし、さすがに はしごも届かない、そしてじぷたの出番。見事に火事を消しとめて、 子供たちもじぷたを大好きになった。

というやつ。良いと思うんだけど、やっぱりおれが好きだったやつより… あ、「かわいそうなぞう」を発見。これも好きだったなあ。

戦時中、爆撃が都市部にまで及ぶようになり、動物達を飼っておくことが 困難となった上野動物園。大きくて危険な動物は処分しなければいけなくなった。 そのころ上野には三頭のゾウがいた。人気者だった。しかし殺さなければいけない。 毒を注射しようにも、皮膚が厚すぎて針が刺さらない。毒を餌にまぜても 賢いゾウは毒だけを器用に除いてしまう。仕方なく餌をやらないことにした。 飼育係は可哀相でゾウを見に行くことが出来なかった。最後は、鼻や足を差し上げた 形で力尽きた。芸をすれば餌がもらえたからだ。園の人たちはみんな泣いた。 空を見上げて戦争を止めてくれと叫んだ。今も記念碑が上野動物園の片隅に ひっそりと残っている。

ああ。読んでいたら泣けてきてしまった。絵本を立ち読みして泣いているおやぢ っつーのはかなり情けない。しかし誕生日に贈る内容じゃないか。 困ったなあ、と思いつつ、最後に行った本屋でようやく「ちいさいおうち」を発見。

めでたしめでたし。

と締めの言葉まで絵本調な今日のおれ。

皆上氏から、今度演るセッションの予習 CD-R が届いた。 曰く「超定番モノで考えてます」とのことだったが、知らない曲がぽろぽろ 在るのはつまり、おれは Soul の王道を歩んでいないということなのでしょうか。

ええ。自覚はあります…

2001/05/14  名前

自分の苗字は好きじゃないが、名は好きだ。親が付けてくれたのは苗字ではなく 名であるから、親には感謝している。子供は好きな名前を選べない。 改名という手段はあるけれど、レアケースだよね。

戯れに、WEB 上の「姓名判断」みたいなサイトで自分の名前を突っ込んでみたら、

総格:すべての運勢に関わり一生を左右する運格です:凶
などと、いきなりハードなパンチをぶちかまされてしまい、 ちきしょう当たるかそんなもん、と思いながら読み進めると、
性格は控えめでおとなしく、思いやり深いです
なんてのが出てきて、そりゃ見ろウハハハ大ハズレぢゃんとほほ、 と泣き笑いしていると、
人を見る目は厳しく、ズバズバと思い切ったことを言いいますが憎めない 人のよさがあります
というところでぎくりとし、
又、自分の理想実現に全力を尽くすタイプです。親や他人に精神、 物質両面で惜しみなく援助します
というところで、うーん、おれモノグサだしなあ。援助なんてしないよなあ、 やっぱりアテにならねーぜ、と思ったのも束の間、
思い通りにならぬと怒り出す
という一文も見え…まーでも占いなんてこんなもんだよね。 なんとなく誰でも思い当たるフシのありそうなことが上手に書いてあるというか。 というわけで気にしません。気にしませんって。気にしないって言ってるだろ バカヤロー!(←思い通りになってないので怒っているようだ)

えーと、なんの話かってーと、名前を付けるのは大変だなあということ。 自分が付ける側に回ると、こりゃ重いね。

さて、どうしたものか。画数なんてどーでもいいけど、幸せな名前がいいよね。

2001/05/12  動物園

ズーラシアに行ってきました

2001/05/11  バッタ

自分が今どこで眠っていたのかしばらく分からないような混乱の中で目がさめる。 ひどい寝覚め。ぼーっとしたまま電車に乗り、電車を降りると バッタがいました

…疲れてんのか?オレ。

2001/05/10  音で語れ

ちょっと前に「今度一緒にバンドをやりませんか」と誘ってくれた皆上氏と飲む。 元は Soul をやっていたバンドで、とか、メンバーはこういう感じで、とか、 過去にはあまりこだわらず自由な発想で、とか色々説明してくれるのだが、 良く分かりませんでした。すみません。

いえ、皆上氏が悪いというんじゃなくて、その、 やっぱりこういうのって、イキナリ音を出しちゃうのが早いんじゃないでしょうか。 ミュージシャンって結局出音で理解しあうもんぢゃないっすかね。

てなわけで、セッション、楽しみにしてます。

2001/05/09  愛鳥週間の謎

明日から愛鳥週間だそうだ。結局この冬はまともな鳥見を一度もしなかったし 日本野鳥の会も退会してしまったおれが鳥に関して何か言うのもおこがましいが、 しかしこの愛鳥週間というのは謎である。

だって、この時期、鳥、見にくいよ。

私の考えるバード・ウォッチングのシーズンは冬だ。木から葉が落ちて 見通しがよくなるし、餌となる虫や実が少ないから餌台にもよく来てくれる。 対して今ごろの季節は葉が茂って姿が見えにくいし、虫が豊富だから 餌台にはめっきり来なくなる。鳥が子育てで神経質になっていて近寄るのが かわいそうだってのもある。

まぁでも、寒いのはいやだよなあ。やっぱり。一番いい季節だし、 さえずりも聴こえるし、ってあたりが理由なのかな。正解やいかに。

2001/05/06  そっとしておいてくれ

本業がドラマーであることを前提としてギターの腕を評価される、つまり 「ドラマーのクセにけっこーギター弾けるんぢゃん」なんて言われるのは屈辱だぜ!と 言い切ってみたい

…というような考えはとんでもない思い上がりだった。 「リズム・ギター」がイキナリ初っ端、リズムを崩してたんじゃオハナシに ならないよなあ。失意。

家に帰って志緒に「今日のことは何も聞くな」ときっぱり言ってやる…前に 「おかえりー、なんか出だしでコケたんだって?」とメガトン級の一撃を無邪気に 繰り出されて粉砕されるおれ。 電車で帰ったおれよりも一足先に、クルマでアンプを(今回のライブは各自アンプ 持ち込みだったのだ)届けてくれたおぐちんに話を聞いたらしい。えーい、いろいろ 喋るんぢゃないっ!とほほほ。

高校、大学とギターを弾くバンドがあって、定期的に練習したりライブ演ったり してたけど、それ以降人前に立つ機会なんて本当に数えるほどしかなかったしなあ。 場数を踏みたいものだ。誰かギター弾かせてください(←懲りてないらしい)。

今日一番楽しかったのは、案外桜木町から乗ったバスだったかもしれない。 普段乗らないしね。開港資料館から山下公園を通って元町入口…この街には 思い出が詰まってる。

2001/05/05  風邪

昨日の SLAM の練習の時には既におかしくて、のど飴なめたりしてたんですが。 今朝は喉がエラく痛くて、いわゆる風邪なんでしょうな。

一日ぼんやりとすごす。うとうとして、はっと起きると平気で一時間ぐらい 過ぎてたりして。休日はどう過ごそうと矢のように過ぎてしまうのだな。

明日は久しぶりに人前でギターを弾くってーのにテンションが上がらん。 Van Halen だの Jeff Beck だののビデオを見てみたりする。 弾くのは山下達郎なんですが、こういうテンションの上げ方は正しいのか?

2001/05/04  リサイクルの値段

家の整理続行中。今日はとあるリサイクルショップに籐のチェストだの未使用の 電動歯ブラシだの、細々した物を売りに行き、その後 LP レコードを中古レコード屋に 引き取ってもらう、という計画。

リサイクルショップの成果は 500 円。前回行った B-Sports もそうだったけれど、 ほんと、モノ捨てるのに金払わなくて済んで儲けもん、ぐらいの値段しかつかない。 ほぼ予想通りの結果でショックもなし。

なので、中古レコードの方も完全に諦めていたわけですね。 燃えないゴミの日(なのかな?)に、自分の愛したレコードたちがゴミ捨て場で 雨にうたれている、という情景は想像するだけで哀しくて、 まあそれが避けられれば良い、と。

比較的近所の中古レコード屋さんに「こちらまで来て引き取って頂ける サービスもあるようですが」と電話してみる。

「どんなジャンルのものが何枚ぐらいですか」

そう来たか。そりゃそーだよな。 行ってみたらクズみたいなレコードが 3 枚、じゃ向こうも割が 合わないだろう。しかし困った。ジャンルどころか枚数さえおぼつかない。 えーと 80 枚とかそんなもんだと思うんですが、ジャンル、ジャンルですか、えーと、 その、ロックとジャズです。

「どの辺のロックとジャズですか」

あ、いやその、なんといいますか。多岐に渡っておりまして。一口ではその。

「いつ頃買ったものですか」

え? えーと、今を去ること…十数年前ごろでしょうか。しかし当時のニューアルバムを 買っていたわけではなく…

「お客さんは自分がいろいろ持っていると思っていらっしゃるかもしれませんが、 こちらはプロです。言っていただければある程度のことは分かるんです」

くう。いきなり説教されてしまった。えーとですね、そういわれても、例えば タワー・オヴ・パワーとか、ドナルド・フェイゲンとか、キング・クリムゾンとか。

「わかりました。だいじょうぶです」(←ものすごくきっぱりした返事)

そ、そうですか。どの辺が大丈夫なのか良くわかりませんがとにかくよかった。 で、このあと近所ということで、バイトの子が台車転がしてウチまで歩いて来て レコードを引き取って行きました。しばらくして「査定が終わりました」という電話。

「全部で一万円ということで」

なんか向こうの人「いやあ、OJC シリーズとか再発ものって値段付かないんですよー」 と申し訳なさそうだったが、なんのなんの。思っていたよりずっと高額。 ここ二回のリサイクルショップでの売却結果や、昔 Book Off で本を売った時の 記憶から、今時 LP だしなあ、一枚 10 円で 800 円とかじゃねーのか、とか 思ってましたからねえ。

お店にお金を受け取りに行くと、カウンターの上にはさっき俺が売ったマイルスの "Four and more" が。誰か良い人に買われるといいね。キミはすごく良いレコード だから。

2001/05/03  ガラスの仮面

いやな予感が的中し、「ガラスの仮面」を全巻読破。半日を費やす。 ちくしょう。面白いじゃないかっ。

2001/05/02  Led Zeppelin と私

パン焼き器の成果を報告するため(なのか?)、若の新居にお邪魔する。 まだ何も入っていない部屋ってのはなんだかわくわくして良いものだ。 畳の上に三人で座ってパンを食べたりみかんを食べたり。なんだかピクニック気分。

そこで若から「この間山田さんにツェッペリン貸した」という話を聞く。 反応は「いやあ〜」だったらしいんだけど、それじゃなんだかわかんないって。

ツェッペリンね。どこかにも書いたけど、 おれは最初全然良いと思わなくて、最初に買った IV なんて失敗したなーと 思ってて。で、ある日なんとなく買ってみた「永遠の詩」で開眼。

今も覚えてるなあ。狭い自分の部屋のステレオ。半信半疑でターンテーブルに レコードを載せて。近所迷惑間違いなし、というレベルまでボリュームを上げて。 レコードならではのジリジリパチッ、っていうスクラッチノイズ。 観客の声。ボンゾの荒っぽいスネアとハイハットに思わず身を乗り出し、その直後の ベースとギターが同時にずがーんと入ってくるところで後ろに吹っ飛ばされた。 そのままの格好で、気付くと A 面が終わっていた。

今日は「あの感激を再び味わえるなら百万円払ってもいい」なんて言ったけど、 結構本気よ。本気。ああいう感動って、欲しいと思ってもなかなか得られない。

難しいよなあ。誰もがアレを聞いて同質の感動を得られるわけじゃないし、 例えばおれが今日初めてアレを聞いたとして同じ感動が得られるかどうかも疑問だ。 いわゆる「ロック名盤百選」みたいなレコード、おれは結構取りこぼしてると 思うんだけど、有名だから、名盤と言われているから、という理由で感動する わけじゃないし、今聴いて「後ろに吹っ飛ばされ」るような興奮を得られる レコードって少ないんじゃないだろうか。 じゃ、どこにそういう感動は転がってるんだ?

そもそも、感動ってのはどういうシカケになってるんだ?

何はともあれ、ツェッペリンは最高のロックバンドだ。まあ、おれにはその 「最高」がいっぱいあるので、じゃあxxxはどーなんだよーとか野暮な突っ込みは ご遠慮願いたいんだけれども。でも、最高だよ。

志緒が若に「ガラスの仮面」という、演劇をテーマにしたマンガをどさーっと全巻 (ってまだ物語は続いているんだけれど)借りる。いやな予感がする。

2001/05/01  姉妹

クルマで志緒とダイクマに行ったら、義理の妹であるところのよっちゃんが 衣装ケースを見て唸っていた。声を掛けたら、あーっ、りおさん!助かりました! と歓迎される。てへ。 どうやらそのデカいケースを三つも買い込んで一人で歩いて運ぶ気だったらしい。

クルマにケースを積んでよっちゃんを家まで送った帰り、 アレを自力で運べると思うところがまずすごいぞ、と言ったら志緒曰く 「あたしも同じ状況だったら運ぶね。なんとかなるわよ。力技で」だそうで。

あなた達は本当に血を分けた姉妹なのですね。と妙な納得をするおれ。


▲ 日々 に戻る

▲ INDEX Page に戻る