Forward March

2002/03 version

2002/03/31  静かに

自治会総会。子守り。ギター。デカール貼り。PC いじり。 よっちゃんが来て一緒に夕飯。

2001 年度最後の日が静かに過ぎていく。

もう気分はすっかりブロードバンドなんですよ。おれ。「BB & XP」なんて 雑誌買ってみたりして。若んトコでオークションの様子を見て闘志を燃やしたりとか。 Windows や IE のアップデートもバンバンやったるぜ!50 M のパッチだ? 束になって かかってきやがれコノヤロウ、とか。やはり家庭内 LAN だな、ふむ、LAN ボードって そんなに高くないんだな、とか調査してみたり。ホスト名の命名規約を作らねば ならんのか?と余計な心配をしてみたり。

まだ NTT の審査も終わってないんですけどね。

ADSL って ISDN との相性が悪いんで、例えば近所に ISDN 引いてるヒトがいると ちとヤバい場合があるらしーんですが、ウチの隣、ISDN なのよね。 ここまで盛り上がっといて、NTT から「サクラチル」なんて電報が届いたら。 届いたら。

その時考えよう。

2002/03/30  桜吹雪

町内会の花見@すぐ近くの広場。

20 人ほどが集まり、肉を焼いたりビールを飲んだり。古くからの住人や、 数年前に越してきた人。町会長も 6 ヶ月の赤ちゃんも。 景気。子育て。佐藤琢磨。放火。酒。取り留めのない話。笑い。

そんな中で、話下手のおれは、敷かれたゴザの上にごろんと横になり、 青空と桜吹雪を見上げている。眩しいと思いながら。

2002/03/29  あと五分

夜。ちょっと用事があって若のところに行ったら 彼はネットオークションの真っ最中でした。 競り落としているブツがエフェクタだってトコロが如何にも若で、 具体的には Voodoo Vibe だって辺りがまた如何にも若で、 あーこの人は若なのだなぁと思いました。つかそれでいーのか。

画面を覗き込んでみると「残り時間:5 分」とか出ている。あと 5 分、 自分より高額を付けるライバルが出現しなければ Voodoo Vibe 落札である。 というわけで必勝ハチマキ姿で汗だくになりながらカウントダウンをしつつ リロードを鬼のように繰り返しているかいうとそんなことはなく ただ淡々と 5 分は過ぎ行き、「あ、終わった」「落札おめでとうございます」

ネットオークション初見学。なんともクールでございました。

その後はしばし雑談。U2 のライブ DVD を見たりして。ロックは良いですね。

2002/03/27  恐怖

成人病検診@渋谷。

バリュウムが飲み難いとかげっぷ我慢しなきゃとか ぐるぐる回されるとかってのは、行く前、経験者に散々脅されてたんで 「ま、こんなもんか」ってなモンだったんですが、 すげえ恐い経験しました。一つ。

胃の動きを押さえるための注射ってのを事前に打たれるんですが、 注意書きによると「目がチカチカすることがあります」 「口の中が乾くことがあります」だそうで。

検査が終わって渋谷の街をぶらりと歩いて、 小さなパン屋兼喫茶店で遅い朝食というか早い昼食というかを取ったワケです。 で、文庫本でも読みながら食うかと思って本を開いたんですが、

読めない。

目の焦点が全然合わない。涙で滲んだ時のような視界。 文字が文字として認識出来ない。どんなに目を凝らしてもこすっても駄目。

おれは昔から目だけは良くて、最近は職業柄随分視力が落ちてはいるんだけど、 それでも 左 1.0、右 1.2 とかそんな感じ。そして、視力が衰えることに 対して恐怖感みたいなものがあります。 パンを平らげ、コーヒーを飲み終えた頃には随分回復してホッとしましたが、 不気味な経験でした。

目的地への途中、ペンタの City Side 横を通り過ぎる。
随分来てないな。いつ以来なのか思い出せないぐらい。

2002/03/26  雨

雨の日は口笛がきれいに響くことが多い。悪くない。

2002/03/25  評価

結局は、プロセスではなく結果。
アピールする方法は?

2002/03/24  コンピュータとの距離

おれ、コンピュータ好きなんかな。実は

2002/03/23  来た

来た。開けた。置いた。つないだ。映った。鳴った。

2002/03/21  僕にはどうすることもできない

朝。携帯電話の電源をぽちっと入れ、留守電サービスにメッセージがないかどうかを チェックする「Menu + 25」コマンドを打ち込み、画面に何の変化もないことを 確認する。毎朝の習慣だ。画面に変化がない、つまり留守電メッセージがないことも 含め、毎朝。

ところが今日は、画面に電話マークが。普段と違う一日の始まりにドキドキしながら 留守電を聞くと、流れてきたのは小さな女の子の可愛い声。

「ママー。あのねー、アイス買ってきて。五個。えっとね…(何やら遠くで騒ぐ声) …六個。六個だよ。じゃあね」

いやその。おれはママじゃありません。てなわけで花子さん(仮名)六歳(推定)、 あなたはアイスにありつけません。諦めてください。

ケンカになったりするんですかね。「ママおかえり!アイスは?」「アイス? なんのことなの花子ちゃん」「アイスだよー。さっき電話したでしょ」 「ママ聞いてませんよ」「ひどいよ!ちゃんと電話したよ!じゃあ買ってないの? 買ってないの?うえええ!グレてやる!グレるつーてんだ文句あるかゴルァ」 「ひぃ。花子ちゃん。煙草は止めなさい煙草は」

いやしかし、僕にはどうすることもできないのです。

2002/03/19  がんばれ藤原(仮名)

とある PC 直販サイト。

えーとね、こー、小さいヤツがいいんだよね。まぁこんな感じかな。クリック。 オプションの選択か。ディスクは…こんなもんか…メモリは…え、最大がこれだけ? まぁいいか、じゃ最大…ドライブはやっぱコンボドライブぢゃろ… ディスプレイは液晶よね。机すっきり。んで構成決定、と。支払方法は…銀行振込。 はー、この口座へ振り込めとな。んぢゃ続けてネットバンキング。ログインして… 出金口座選んで、相手先情報を入力して、暗証番号入れて。はいおしまい。

っておれ、ホントに買っちゃったのかよ!?

恐いほど簡単。仕事サボって 15 分で買えちゃうのね。 でまた、自分の懐から十数万の金が出ていった感覚が希薄なのも恐い。 こりゃハマって痛い目見るヒトいるわな。ネットショッピング。

しばらくすると「入金を確認しました。注文は成立しました」というメール。 またしばらくすると「発送予定は 3/23」というメール。またまたしばらくすると 「注文頂きました商品は現在生産中」というメール。

おもしろーい。

さらに詳細情報として「あなたの商品組立を担当しているのは 藤原 文太 です」 とか「藤原が取り付け作業に失敗しました」おい大丈夫かよ! とか「藤原は 遅れを取り戻すため鋭意努力中です。残業 1 時間」ををっがんばれ藤原! とか 「ついに完成しました!」とか「私が藤原です。今回は苦労しました(涙)」とか、 そういうメールもあると、より臨場感と緊迫感に溢れつつ商品到着を待てるのでは ないでしょうか。

2002/03/17  育児に必要なもの

明け方に寝返りで腰痛再々々発。 鍼、全然駄目じゃん! と取るべきか。 それとも、今までに比べてずっと軽症ですんでいるのは鍼の威力なのか。悩ましい。

午後二時過ぎごろ、志緒はスタジオへ出発。ビデオなど見てしばらく和やかに すごす二人であったが、三時頃、突然母親不在に気付いたらしい。 泣き始める。二時前に飯は食ってるから空腹じゃないよな。やっぱり寂しいんだよな。 でもいないもんはいないのだ。そのうち帰ってくるのだ。 てな理屈が通用するわけでもなく。抱っこしても泣く。下ろすともっと泣く。

苦し紛れに、たまごボーロを口に放り込んでやると、をを、泣き止んだ。 騙されてる。おれの手からじゃなくて、自分の手で持って食べてみ。ほれ。 そうそう。上手に摘まめたね。って左手に持ちかえるだけじゃなくて。 今食べてたやつだよ? そのまま口に持っていけばいーんだよ。って何故落とす! 手に持ったものが食べ物と認識できないらしい。ええいこの阿呆め。

という静かな時間も束の間。当社比 1.5 倍で再び泣き始める。 お気に入りのおもちゃも駄目。いないいないばぁも駄目。ビデオ見せても駄目。 歌っても駄目。四つんばいになって吠えるように泣いておる。 泣き過ぎて顔が腫れておる。

おれは疲れた。腰ももたん。もう泣いてなさい。 と放っておいたら疲れたのか寝ました。

まったく謎だ。母親がいないことに対する不安が原因なら、なぜ六時に食事を した後は機嫌良くしてたんだろう。

それにしても、育児に必要なものは健康な腰なり。抱き上げる、食事を与える、 食器を洗う、おむつを替える、目線を合わせる…腰を屈め、上半身を支えるような 動きばかりならん。

楽しみにしていたブラジルセッションは体調の都合で断念無念。
あ、山田さんの電話番号、ありがとう。あってました。> 若

2002/03/16  初体験

初体験とゆーのは「初め痛かったけどだんだんキモチ良くなってぇ」とゆー モノである、とゆーのが男性のファンタジーであるらしーのだが(そーなの?)、 おれの初体験もご多分にもれずそーゆー類であった。

行ってまいりました。整体 & 鍼。

マッサージして身体をほぐして→骨をぽきぽき(これが整体?)→鍼治療、という 流れなんですが、マッサージの段階で「あー、背骨が出っ張っちゃってるね」 「ありゃりゃ、首も曲がってるね」「おや、左足が短いぞ」 なにやらすっげー歪んでる模様。おれの骨。

背骨ってのは 25 個の骨があって、下から七つ分を「腰椎」と言うんだそうです。 で、腰椎は上から第一、第二…と名前が付いていて、第一腰椎の辺りは本来 お腹側へ引っ込んでいるべき場所なんですが、それが背中側に出ちゃってる らしいのですね。で、こいつを整体で緩和しようというわけです。

強烈ですよ。整体。例えば、横を向く形に寝かせられて、 身体を捻る方向に強くかつ素早く、ウリャー!と力をかけられて、 腰の辺りからは「ぱきっ」という音が。ぎっくり腰って、取り敢えず「安静」 ぐらいしか対処法がないと思ってたんですが、これで再発するヒトいないのかしら。 幸いおれはしませんでしたけど。

圧巻は、仰向けに寝て、足を看護婦さんに持たれて、先生は首を持ち 「はい力抜いて〜ぐらんぐらん〜歯だけかみ合わせておいてね〜」と言った 次の瞬間、思い切り首を引っ張る!というヤツでした。腰にはクキン!という ショック。「はぐぁ!」とか正体不明の声を上げるおれは北斗の拳のやられキャラ みたいな感じです。

先生は「よしよし、(出っ張ってた腰椎が)引っ込んだぞ」とおっしゃってるんですが ホントかよ!

とはいえ、確かにこう「ズレてたものが正しいところにハマった」感じは あります。腰を痛めたあと、痛む左側をかばうためか、軽くびっこを引くような、 アンバランスな歩き方だったのが治ってるし。

その後は鍼。腰に細い(髪の毛ぐらいと言ってましたが実際はどうなんだろう)鍼を 打ち、その鍼に電気を流す、という治療でした。「今いっぱい鍼が刺さってる んですか?」「刺さってる刺さってる」「うぉぉー。見たいー」「わはは。 奥さんに見せてやりたいね」てな会話をしながらしばし。鍼は即効というよりは 24 時間、48 時間ぐらい経った後に「あ?」という感じだそうで。ま、楽しみに 様子を見ようではありませんか。

「昔おれも腰痛めてね。で、体育の先生に鍼打たれて。ばっちり完治したんで こりゃいーなと思って自分でも勉強したんだ」

でも自分で自分に鍼打てないじゃないですか。

「わはは。そーなんだよなー。なんでその後看護婦に教えて。今ここにいるヤツは みんな打てるんだ」

気の長い先生。

数回通えば痛みは取れるとのこと。通ってみる気になってます。今んとこ。

夕方、おぜきーずが訪ねて来る。琴葉にプレゼントをくれる。銀製(?)のガラガラ。 振ってみると、なんとも言えぬ柔らかい良い音がする。 が、琴葉はってーと手にした途端、床にガンガン当てたり、食ったり。 その、すみません。あれ、すごく気に入ってるんです。表現に若干問題がありますが。

素敵な贈り物をありがとう。

2002/03/15  自分の場所

直子の送迎会 & ちえちゃんの歓迎会@町田七海里。 参加メンバーは同グループ員 7 名。 楽しく馬鹿話をしながら、どこかで距離を探っている自分がいたり。

メセニーの新譜、評判はどうなんでしょうね。いまいちウケないかもなぁ。

今度の新譜、聴きドコロはソロのような気がします。全体としては淡々としていて、 シンフォニックな盛り上がり(?)はあまり感じられない。 けれど、美しく且つ在り来たりでないコード進行は紛れも無く PMG だし、 ソロで言うべきことを言い、ソロの終わりから次の場面へ見事に展開していく様は 素晴らしい。

新ドラマーも良いと思う。ポール・ワーティコ風のプレイも きっちりこなすし、プラスαの部分も面白い。M4 ではドラムソロがフィーチャー されてたりして、PMG の曲作りに大きく影響を与えているんだろうし、 信頼もされてるってことでしょう。

次はどうなるんだろう、と期待させ続けるってすごいんじゃないか。

椅子、買おうかな。腰に良さそうなやつ。なんかないかな。

2002/03/14  見つけたら買え…?

Pat Metheny Group の新譜 "Speaking of Now" 入手。

うーむ。

ぱっと聞きはどーも地味だが。

うーむ。

ネットワーク障害対応という緊迫感溢れる仕事の最中、携帯が鳴る。 「どもー。注文頂いていたランチア・デルタ、届きましたー」 …これほど場にそぐわない内容も無いだろう。 周りには脱力しつつ和んでることを悟られない様に気を使ったりして。

モノは上記の通りランチア・デルタ。インテグラーレ HF。92 年の WRC ウィナー。 これでランチアは 037 ラリー、ストラトスと合わせ、めぼしいトコロが揃った感じ。

って 037 ラリー、全然進んでないんだけど。もちろんストラトスは手付かず。

カーモデリングの上級テクニック(でもないのか?)に「デカールを貼った後に クリア・コーティング + 研ぎ出し」というのがあります。普通はデカールを 最後に貼りますが、そうするとボディ表面とデカールには段差がありますね。 そこで、デカールの上からクリア塗料を吹き、それをコンパウンドで磨いて仕上げる ことで、より美しくリアルな仕上がりが期待でき、またコーティングすることにより デカールの経年劣化を防ぐことも出来るという技術です。

しかし、クリア塗装の種類が悪かったり、デカールの貼り方が甘かったり、 塗装の仕方が悪かったり、コンパウンドの掛け方が悪かったりすれば、 デカールに大きなダメージを与えて今までの苦労はダイナミッーク台無しーっ!に なってしまうのです。恐ろしい。ぶるぶる。

なので、躊躇してるのだ。躊躇してるうちに手付かずの箱が増えてしまったのだ。

チマチマ作ったり、途中で飽きてほっぽっちゃう時間も考えて、一台に二ヶ月かかると 仮定すると、いやまてよ、梅雨や夏場は湿度高いから塗装作業が滞りそうだしな、 するってーと既に向こう半年以上かかる計算じゃねーかっ。

なんかなぁ。ほら、例えば CD。特に中古に関しては「見つけたら買え」が 鉄則なんすよ。けっこーあっさり廃盤になっちゃうし。どーもその感覚で 見ちゃうんだよな。実際プラモなんてマイナー市場だし、あっさりロット売り切って お終いっぽいじゃないすか。そーでもないのかな。

うーん。やはり製作にかかる時間を考慮しなければいかんなぁ。と言いつつ、 箱や組立説明図を見ながら完成作品を想像するのも、それはそれで楽しくてなぁ。 そして、作っていくと理想像から離れていくのが悲しかったりなぁ。とほほ。

2002/03/13  White Day Eve

明日は White Day だそうで。

以前は例えば、「みんなからクッキーもらうだろうから、三時に頂くには やはりこれも必要でしょう。お茶」とか「三時を頂きながら BGM をどうぞ。 カセット」とか「甘いもの食べた後は気をつけないと虫歯になるから。 歯ブラシ」とか、半ヒネリしてたんですが、今年はもー全く気力無し。 帰り道、げほんげほん咳しながら東急ハンズに寄って、 目に付いたハーブキャンディを買って終わり。 のどにー爽やかー。

それって自分が欲しかったダケでわ。

2002/03/12  ……

昨日に引き続き。明け方、寝返りをうったら腰痛再々発で動けなくなり会社を休む。 マジでヤバいんじゃないかなと思い始めている。週末には針でも打ってみようかと 思っている。身体が弱ると気力も弱る。

2002/03/11  …

朝。身支度をしつつ咳をしたら随分治りかけていた腰をまた痛めたので コルセットで締め上げて出勤する僕は四捨五入すると四十歳。

2002/03/10  超

超!(←挨拶)

昨日、おぜきのトコロに行った時にデジカメのハナシなんぞしておったわけですね。 なんでも、最近は街の写真屋さんにコンパクトフラッシュだのスマートメディアだのを 持ち込んで、プリントしたいデータをひょいひょいと選んで写真サイズにプリント してくれる、なんてサービスがあるそうで。え、常識?

だから別に PC の環境キッチリ整えてから、とか考えなくてもいーじゃん、 と言うのですよ。彼らは。

なんたってウチは Windows95 ですから。もうここまで来ると「流行遅れ」を 超越し、こうなんといいますか、時代の荒波の中にしっかりと足を踏みしめる 男気を感じさせて婦女子にも大人気!って感じですが、婦女子は取り敢えず 置いといて、USB がマトモに使えないんで、周辺機器の拡張が難しいのよね。 なんで自動的に PC の新調も考えなきゃならなくて、あーめんどくせ、つーて 状況が停滞していたワケです。

結論を先に言いますとね、って全然先じゃねえけど、買いましたよ。 FUJIFILM の FinePix F601。 新開発「スーパー CCD ハニカム III」搭載だぜ! 高精度で色再現性に優れた 超高画質だぜ! 超高感度キャンドルショットだぜ! 超超超! おれも書いててなんだか良くワカランのですが取り敢えず驚いてくれませんか。 驚いて頂けましたか。そうですか。ありがとうございます。超(←挨拶)。

で、キャンドルショット、つまり相当暗いところでも撮れるという機能、 はシャッタースピードが遅くなるわけで、当然ブレやすくなるわけで、 だから落ち着きの無い被写体を撮るには向かないみたいよ 琴葉さん。すこしじっとしててくれんか。無理か。

そんなわけで、ハニカム III にショットされたい方は遊びに来るといいよ。 撮った画像はただデジタル情報として スマートメディアにひっそりと記録されるだけですが。

…だーっ!わーったよ!なんとかすりゃいーんだろ。PC も。

じゃ。超(←挨拶)。

演劇で盛り上がっていた去年とは全く違う、ごく静かな誕生日。
これもまた、幸せ。

腰は痛いけどな。ちくしょう。

2002/03/09  おれは曲がっている

まー医者が好きなヤツなんてあまりいないんでしょうけど、 おれもやっぱりあまり好きじゃなくて。

えーと、おれ、ドラマが嫌いなんですね。テレビドラマ。なんで?っていう 原因を突き詰めていくと「時間を拘束されるのがイヤ」って辺りに辿り着きそう なんですが、病院に検査に行くってーと例えばレントゲン撮られて 「一週間後にまた来てね」なんて言われたりしますよね。アタリマエのように。

だからイヤだってのも相当傲慢ですね。反省。と言いつつやっぱり行きたくない。 んだけど志緒に「こっちもメイワクするんぢゃい」とか恫喝、あ、いやいや、 その、優しく言われ、泣きながら、あ、いやいや、その、にこやかに、市内にある 整形外科へと足を運んだワケでございます。

最近はサービスの質も向上していて、レントゲンの結果をすぐ見せてくれるんですね。 で、その写真。おれの腰付近を正面から写したその一枚。

背骨が。
横方向に。
それはもうシロートのおれが見ても明らかに。
湾曲しているのですよ。

先生曰く「普段デスクワークだろ?その姿勢が悪いんだ」「こうなっちゃうと 簡単に再発しやすい」「腹筋を鍛えるべし。できれば水泳をやるべし」 いちいちごもっとも。腰痛についてちょっと調べればそういう指摘は見つけることが 出来ます。しかし今回は、視覚に訴えるこのインパクトある画像。 これを突きつけられながらの言葉は重みが違う。

嗚呼。曲がってんだなぁ。おれ。しみぢみ。しみぢみしてるバアイぢゃないか。

その後リハビリセンタなる別室へ。ぢぢばばの熱気でムンムンしております。 肩に怪しげな光を当てたり、腰に妙な治療器を巻いたり。ほんの数人若者もいますが、 揃って首を釣り上げております。交通事故で首を痛めたんだろうか。 全体的には和気藹々としておるのですが、一言で申し上げてそれは異次元。

で、若者の私も輪の中に入ります。吸盤の内部に電極の付いた、通称「針」を 腰の辺りにぺたぺたと幾つかくっつけて始まったのは、所謂低周波治療器のアレ。 ぴくぴく。

…効くのか?

いやいや。昔から言うではないか。病は気から、と。ほら、となりのおばあさんも 気持ち良さそうだ。向かいのおじいさんも目を細めている。みんな気持ちがいいのだ。 みんな仲間なのだ。

…誕生日を明日に控え、一気に年を取った気がします。

午後はおぜき家へ。

彼らの愛娘であるなこみちゃんは、琴葉より一ヶ月ほど遅れて生まれた。 そして、小さな身体で今も病気と闘っている。だから、琴葉を連れて遊びに行くのは 複雑な気持ちだったんだけれど。

見せてくれたなこみちゃんの写真はどれも可愛かった。
幸せの形は人間なんかに決められない。
行って良かった、と思う。

彼らは古い友人なので、会うと高校時代の思い出話に花が咲いたりする。 大抵出るのは「化学の実験中、流しに無造作に捨ててあったヘキサン(だっけ?)。 それを知らなかったおれが、マッチの燃えさしをポイと捨ててボンと爆発、 おれの前髪と睫が燃えた」話。やっぱり今回も出て、何度話しても楽しくて、 懐かしい。

良い高校時代だったんだと思う。

2002/03/07  破滅の音再び

朝七時半。さて出陣とリュックを背負って、靴を履こうと屈み込んだところ、

ぴきっ

って今の痛みは何? 何? もしかして アレ?でもこないだは、その後背を丸めたまま一歩も動けなくなって、 嗚呼おれはこのままこの場所で銅像としてハナ肇の跡を継ぐのか、と思ったもんだが、 取り敢えず直立歩行は可能…あいててて、一応出来るがちょっと様子を見るか、

としばらく横になったらどんどん悪くなりやがんの。どーなってんだ。

前回よりは軽症なのかもしれないが、結局一日寝て暮らす。
寝返りをうつのにも気を使いながら。
こんな日に限って良い天気。

2002/03/06  …

忙しい。

2002/03/05  信用

自分のプロジェクトで、とあるシステムをリリースしたのが昨日。 実運用を開始してみたらこれが結構穴だらけで、ユーザからのクレームに 埋もれる一日。つか一日じゃ済まないよな。いつまで続くんだろ。 実担当者のテスト結果報告を鵜呑みにした & リリースをちょっと 焦り過ぎたおれが悪いんだろうな。

それにしても。自分の信用ってヤツが音を立てて崩れていく様を まざまざと見るってのも、なかなか得難い経験かもしれぬ。

って妙に落ち着いてますが。凹んでるのよ。結構。

2002/03/03  F1 開幕

オーストラリアって日本とほとんど時差がないのね。

普段 F1 をテレビで見るってーと日曜の夜中なんですが、今回は昼間から生中継。 生中継の緊迫感ってのはやっぱり良いですねぇ。ただしゲストのくだらねぇ おしゃべりは全く不要だと思うが。

スタートしていきなり宙を舞うラルフ・シューマッハ、という波乱の幕開け。 結果、佐藤−がんばれ同じ町内会−琢磨氏が電気系のトラブル(?)でリタイア、 他フィジケラ、パニス、ヴィルヌーヴとホンダエンジン全滅は残念でしたが、 「トヨタ初戦でいきなり 6 位入賞ポイント獲得」は嬉しい。

というのが一応書いとかなきゃいけないコトなんでしょうか。日本人としては。 あ、いや、嬉しいですけど。

でも個人的には、去年贔屓だったライコネンがマクラーレンに移っての初レースで、 見事表彰台ってのが印象的でした。だからさ、その真ん中の赤い人ばっかり 映さないでさ。ちょっと右にカメラを。あっ、映った、って放送終わりかい!

ああもう!何が初節句じゃい。誰が雛人形を買うか、なんてコトでモメたり、 当日は当日でスケジュールが妙にタイトだったり。だもんでなんだか家の中が ピリついてたり。ああくだらねぇ。

と思ってたんだけど、おふくろが琴葉を嬉しそうに抱っこしたり、義父が 琴葉のために可愛い椅子を作ってくれたり、何より琴葉が雛人形を見て にこにこしてくれたり。

そんなワケで、まープラマイゼロにしといたるわ(何様じゃ)。

2002/03/02  本筋じゃないところ

本日はサイモンガーの結婚披露パーティ。しかし今更ながら、サイモンガーって 面白いよなぁ。彼が組んでるバンドが「サイモンガー・アンド・ファンク」 っていう秀逸なセンスの名前で、フロント二人の芸名(?)がサイモンガーと ファンクなんですけどね。

それはさておき、お友達バンドの我々 EW&Fiber も有志が集まり、普段とは 違うレパートリーを演奏することになった。てなわけで目黒ブルーズ・アレイへ。

以下、本筋であるパーティのハナシから離れます。多分戻ってきません。

今回サイモンガーでドラムを叩くのは片岡氏。実はサイモンガーのバンドで 会う前、結構昔からの知り合いだったりするんですが、彼の愛器はおれと同じ YAMAHA Maple Custom スネアなのですね。今回おれは手ぶら。彼のスネアを 借りることになりました。昔も誰かの結婚式で借りたよね。すみません。

で、叩いてみると、これが同じ楽器なのか? いやそんなハズはない、というぐらい、 全く違う音。EVANS の GENERA かな、内側にリングミュートのあるタイプだと 思われるヘッドと、ティッシュ + ガムテープミュート。すごくデッドで、 高音の「カーン」という鳴りが押さえられ、中域が「ボッ」と目立った音。

ちなみにおれは REMO の CS コーテッド + ほとんどノー・ミュート。 突き刺さるようなアタック音。朗々と鳴るシェル。

ヘッドとチューニングとミュートだけでここまで変わる。面倒なことを考える前に、 手軽に試さなきゃいけないことがいろいろある。しかしまぁ、ホントに最近 身の回りで「音量のコントロールに関して再考せよ!」と語り掛けてくるような 出来事ばかり起きるなぁ。

実際叩いていると、「なんでもっとこうスッカーン!と来ねえんだっ!」という 気になる反面、そのまろやかな音に慣れていける(いってしまう)ような気も。

ってそんなこと落ち着いて考えてる場合じゃなかったんだけどさ。実は。 バスドラのペダル踏む度に、バスドラが前にどんどん動いちゃって大変だったよ。

あっ。そうか。バスドラも考えろってコトですね?

2002/03/01  Forward March

タイトルの "Forward March" って、Pat Metheny の First Circle っていう アルバムの冒頭に入っている曲なんですが、なんつーか、不気味な曲なんだよな。

いえ、曲そのものは全然不気味って感じじゃありません。 小学生のマーチング・バンド風というか。音程もリズムもヨレヨレの、 なんとも微笑ましい幕開け。その Forwad March が「じゃん!」と終わった瞬間、 次の曲 "Yolanda, You Learn" の疾走するようなドラムが入ってくるところが またメチャクチャかっこいい。

それが計算され尽くした演出なのか、いやもっと何か、このヨレヨレの マーチには別の意味があるのか、ついその辺を疑っちゃうような「キバ」「毒」 みたいなものが、メセニーってヒトには在る。

そして、おれもそうありたいと思うのですね。

今週号(2/27 発売)の Newsweek 日本版に、我々 EW&Fiber のことらしき記事が 出ている、という情報が Fiber のメンバーから流れたんだけれど、内容に ついては教えてくれない。どうも歯切れが悪い。

で、今日ようやく本屋で立ち読みしたんですけど、 その号の特集が「日本人の黒人差別」です。うわ。そういうことですか。

56 ページに、ほんの数行ではありますが、それらしき記述を発見。要旨は 「12 月には Earth, Wind and Fire のコピーバンドがテレビに出た。 彼らのいでたちは黒く塗った顔にアフロヘアのかつらというもので、これは 一昔前に黒人を笑い者にする際の常套手段だった」というもの。

うーん。

そっ、その通りだっ。おれが悪かった。という平謝りな気持ちじゃないんだけど、 逆に、「ちびくろサンボ」的な誤った指摘だと一笑に付す感じでもなく。 複雑な気持ち。

リスペクト、って難しいなぁ。

例えば世のモノマネ芸人を見て、素直に面白いヤツもあれば胸クソ悪いヤツもあって、 それってオリジナルに対するリスペクトがあるかどうかなんじゃないかと 思ったりするんだけれど、実際演る側に立ってみると…

ま、いろいろ思いました。思う機会を与えてくれたという意味では、記事に感謝。


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