2002/08/31 萎える |
書きたいことがあったような気もするんだけど、
腰痛につき一日ごろごろしていると、頭の中からはネタがさらさらと、
砂のお城のように消えていってしまうわけで。
今年の夏最後の思い出が腰痛だなんて。
|
2002/08/25 おれのギターを聴け@町内会納涼祭 |
私、楽器は演ってますけどドラムなんですよ。ドラム。なんで、本来こんなトコに
こんなモノぶら下げて立ってるのは何かの間違いなんですがね。
数週間前に電話があったんすよ。会長から。
「あー、なんでも聞くところによると楽器を演るそうじゃないか」 はぁ。 「今度、町内会の納涼祭りがあるんだが、出ろ」 いやその、楽器ちうてもドラムですよ。ドラム。私一人で何か出来るわけでは。 そもそもドラムセット持ってないし。あ、エレドラ。いやなんでもないです。 「ギターも弾くと聞いたが」 どこでそんなことを聞きつけたのだっ。えーと、その、持ってるだけです。 人前で弾く腕前では 「出ろ。あ、カミサンも楽器弾くんだよな?」 はぁ、ベースを少 「一緒に出ろ」 いやですからその人前 「出ろ」 という感じで。町内会員としては「会長の横暴を許すな!」って感じですが。 えーと。今日演る曲はですね、スティービー・ワンダーです。ソウル歌手です。 コマーシャルに使われたりしている有名な曲もありますし、名前は知ってる、 という方もいらっしゃるかもしれません。音楽史上に残る「天才」の一人であります。 しかし天才といえども子供の前では所詮親馬鹿でございまして。 初めての子供が生まれたスティービー、そこは音楽の天才でありますから、 その気持ちを音楽で表現するために曲を作ったわけです。この曲のタイトル、 日本語に訳しますと「彼女はな〜んてカワイイんだっ!」です。 ミもフタもありません。しかしそのミもフタもないタイトルの曲が スタンダードとして多くのミュージシャンに取り上げられる辺り、 やはり天才なのでありましょう。
というわけで、親馬鹿である私から、我町内会の赤ちゃんたちのために。
てな感じのシャベリを枕に、野外ステージ(といってもトラックの荷台の上だったが) でギターを弾いてきました、というお話。 で、弾き終わってから思ったんだけど、マシなアンプが欲しいなぁ。 ま、機会がそうそうあるわけじゃなし、まずはドラムセットが先だろうけど。 ま、気長に。気長に。
|
2002/08/24 青春の傷跡 |
読者超限定ネタですが。つかまぁ限定した読者しかいないってハナシはありますが。
たまには使っていない楽器を使ってやろうと思い、Pearl のフリー・フローティング、 6 1/2 のスチール・スネアを引っ張り出してきましてね。中身の確認もしないまま クルマに放り込んでリハに向かったわけです。 スタジオに着いて、さてセットするかとケースから出したら ヘッドにシスター・クリスチャンの歌詞がびっしり書いてありました。
うおおお。
本日は山田バンドのリハだったのですが、ベーシストでありリーダーである 山田さんは病気につきお休み。 志緒曰く「ドラムなんかいなくたっていーけどベースがいないのはツラいよねぇ」 ってドラムいなくていいのかよ! しかし、実際本当にシマらないですね。ベース無しってのは。 早く治してくださいね。山田さん。
|
2002/08/22 おしごと |
えーと。
たくさん書いたけど、削除。
他人と仕事をする際に、まずはお互いへのリスペクトを大事にするべきだと思うおれは 甘いんですか。
|
2002/08/21 おれは小田急線が嫌いだ |
特に初心者はたまげますよ。小田急線。
来た電車に乗りますな。それがたまたま各駅停車だったとします。 数駅行くと急行に抜かれます。ま、良くあることだわな、と鷹揚に構えておりますと、 また急行に抜かれます。をいをいちょっと待てよ、そんなに沢山抜かれるかフツー、 と思っていると今度はロマンスカーに抜かれます。いったいどーなってんだよ この線は、と今更ながらに小田急の理不尽さの気付きつつ、なす術もなく 車窓を眺めておりますと、いつの間にか電車が 4 両目辺りでちょん切られて、 本厚木に用事のあった貴方は何故か江ノ島にいるのであります。 通勤時間のノロノロ運転も凄いらしいです。おれは直接経験していませんが、 なんでもジョギング中のおっさんに抜かれるらしい。混雑も殺人的。 「東京鉄道ミシュラン」では堂々のワースト一位を獲得。それが小田急線。 さて、おれは通勤経路として二つが選択可能でした。一つは小田急線経由。 もう一つは JR 経由。上記 + 家から近いのは小田急ではなく JR の駅、 という理由によりもちろん JR 経由を選択していた おれなのですが、本日会社から通達がありまして。曰く「今後は現金を支給するので 自分で定期を買え。会社としては最短(最安値)距離での通勤費以上を払う義務はない。 他の経路を選択したければ自分で払え」。 イヤな予感。 それは的中するためにある。 果たして、おれに払われるのは小田急経由での金額であった。そっちの方が安いのだ。 調べてみると、電車に乗る時間は小田急の方が 4 分長く、 歩く時間はさらに 5 分増える。 通勤時間ってのは会社に拘束されている時間ではないのか、一日往復で 18 分、 月 20 日間通勤すれば 360 分、六時間タダで働けというのか! 一番近い、 合理的な経路を選択するのに自分で金を払わねばならんのか! と会社に噛み付いてみたがあっさり玉砕。まぁ泣き寝入りせずに、 取り敢えず言いたい事を言って気持ちにケジメを付けたかっただけなのかも しれないけどさ。 というわけで、来年からは半年に一回悩むことになります。小田急はイヤだが、 街のド真ん中を通過していろんな店に寄り道できて、追加交通費無し。 JR は通勤時間が少々短く、イヤな小田急線に乗らずにすむが、交通費は一部自腹。 その選択を楽しむことにしましょう。 人生とは選ぶこと。なのです。
|
2002/08/13 UNIX の季節 |
Linux 引き篭もり状態だった休みも終わり、今日から会社。げんなり。
で、今度はどういうわけだか Solaris + X をいじるハメに。CDE ってのも
またなーんか違うんだよな。Sun 用の GNOME ってないんだっけ?
つーてもそのマシンの管理者じゃないから勝手なものをインストールできんのだが。 これもまた UNIX 文化。
|
2002/08/11 近いようで遠い |
ちょっとわけあって、楽器屋でマイクスタンドをチェックする。
スタジオで当たり前のように見たり使ったりする道具だけれど、
例えば幾らぐらいするのかとか、マイクホルダとスタンドをジョイントするネジの
規格が数種類あるとか、そのためのアダプタがあるとか、全然知らなかった。
ヴォーカリストには常識なんだろうか。
|
2002/08/10 名前をつけよう |
というわけで、昨日我が家にやって来た名無し PC。
パーティション切りをあーでもないこーでもないと何度もやり直していたら
fdisk 自身が一切立ち上がらなくなってしまった、という背筋も凍る状態に
陥りながら (結局 Linux のインストーラを CD-ROM ブートで立ち上げて、
一旦全領域を Linux でフォーマットし直して事なきを得ましたが)、
あるいはブートローダがうまく入らないと発狂しながら(98 + 2000 + Linux で
2000 メイン、ってうまくいかんぞ…結局今は、Linux だけ FD ブートという
すごい状況だ)、なんとかヨタヨタ立ち上がりました。
めでたい。これで君も仲間だ。後楽園遊園地でボクと握手だ。 しかし名無しというのは寂しい状況だ。いや別にカテリーナとかフランソワとか、 はたまたアケミとか付けたいわけじゃなくて。 他のマシンは Aptiva だの ThinkPad だの Valuestar だのついてるわけで、 そういう意味ね。 うーん。 うーん。 うーん。 思いつかないんで、取り敢えず「町田二号」つーことで(←さりげなく超不憫)。
昨日も書いたんですが、 限られたリソースでなんとかするってのも、それはそれで楽しいんですが、 笑顔でフルインストール、鼻歌まじりに GNOME、ってこりゃやっぱり快適です。 梅ちゃんには「GNOME なんか捨て捨て。Gates OS (Windows のことね) の マネしてどーする!」と暖かい言葉を頂き、一時はそうだ!その通りだ!と ばかりに心が熱く燃えておりましたが、 twm (という伝統的なウィンドウ・マネージャ) のデスクトップで右クリック、 な、なんでプロパティが出ないんぢゃ!というヘタレなおれはあっさり転びますね。 ん〜。かいてきぃ〜。 なんつーかな、ショボいギターと歪みモノエフェクタ並べて、あーでもない こーでもないと一生懸命音作って楽しいな嬉しいな、と楽器屋に行ったら良いギターと 良い真空管アンプが置いてあって、シールド挿してツマミてきとーにいじったら 欲しい音がぽんと出ちゃったような感じですか。ちょっと違うか。 問題は、あまり UNIX 系の OS を触っている気がしない、ということでしょうか。 もう少しそっち方面を知っておくかのぅ、つーのが当初の目的だったハズなんだけど あーこりゃこりゃ。
ドラマガのバックナンバーをチェックしたところ、 4 月号にスティーヴ・ジョーダンの特集を発見。 インタビューにこんなハナシがあった。
「ソウル・マン」が好きだった。サム & デイブのね。ドラムはアル・ジャクソン。 おれが参加した Blues Brothers でこの曲を演る機会があって、なんと全米 No.1 の ヒットになってしまった。その後、オリジナルバージョンを改めて聞き直して みたんだけれど、おれは自分の演奏が恥ずかしくなってしまった。 とにかくアル・ジャクソンのビートはめちゃくちゃに「ポケット」にハマっていて、 それはもの凄いグルーヴなんだ。 おれは「ソウル・マン」をモダンな感じにしようとプレイしたが、 それはただモダンだというだけのものだった。 なんだか痛いハナシだ。 でもおれはこの時代のジョーダンのプレイが嫌いじゃない。 昔はバリバリのフュージョンをこなし、今はすっかりグルーヴドラマーとして 解脱した感のあるジョーダンだが、この解脱直前期、R&B を演奏しても、 ついつい合間にパラディドル風パターンやシンコペの効いたオカズが 挟まっちゃうような演奏は、なんとも痛快で微笑ましい。 おれはこういうのもアリだと思うんだよな。いや、もっと言えば、 こういうのを叩きたい、のかもしれない。 ちなみに、この文を書くにあたって両方聞いてみたけど、両方カッチョいいっす。 Blues Brothers は歌がヘタなんで、繰り返し聞けないという難点があるが。
最近の琴葉の得意技は「抱っこしなさい」です。足元によちよち寄って来て 「ゆ?」とか言いながらおれの両手をつかみ、自分の脇の下に持っていきます。 無言の命令です。なっ生意気な、おれはこの家の主だぞっ、 どっちが偉いと思ってるんだっ。 残念ながら、命令に屈服してる時点で答えは出てるような気もしますが。 困りましたね。ワガママに育ててはいけません。そうです。 星一徹になるのだと 誓ったではありませんか。 ま、こっちも何かしているとき(例えばこんな風に日記書いたり)は 相手にしませんから、ワガママという意味ではいい勝負かもしれず。
|
2002/08/09 力技の解決 |
てなわけで、ちまちまと Linux いじったりしてます。
まずは最低限のパッケージを入れて、小さな Disk でなんとかやりくりして、
と思ってはいるんですが、所詮は悲しき初心者。インストール時に
「こんなん使わねえだろ」と思ったパッケージが後で必要になるなんざ
日常茶飯事だぜ。威張ってどうする。
昨今、数十 G クラスのディスクなんて随分安く入手できるワケですが、 ウチのマシンはあまりに旧型で、8.4 GB 以上のディスクが認識できないという 涙なくして語れない現実があります。 逆に 8 G なんてディスクは最早入手が困難なのですね。 新品は無いし、中古でさえ見かけない。アキバにはあるのかな。ソフマップ以外に 中古扱ってる店、近所にないかな。 てなわけで、ちょいとクルマで Hard Off へ。ジャンクコーナーがあったりして なかなか魅惑的な店内ですが、ターゲットである 8 G の HD は見当たらず。 やっぱ難しいのかなぁ。ATA なんちゃらカードを刺せばデカい容量も認識 できるんかなぁ? でもスロット空いてないし。そもそもあの PC に これ以上金かけるのもバカだろ。でもディスクは欲しい。Linux の インストール画面で、「(インストールするパッケージ) すべて」を選択して リッチな気分に浸りたい。もういやだ。一通りインストールが終わって 作業を始めて、「げーん。emacs 入れるの忘れた」とかゆーのはもういやだ。 貧乏は悲しい。 と思いながら店を出る時、 気が付くとナニヤラ白い小さな箱を抱えているんですよボクってば。 P3 600 / 30GB HD / 256 MB Memory / 3 万円 とか書いてあるのは何の呪文でしょうか。 どーかなー。ヘタすると こないだの ThinkPadより冒険かなー。 メーカー品じゃありません。ベアボーン? もちろん付属品の類は付いてません。 店員さんのハナシでは「どっかのソフトハウスで使われてたらしいんですけど」 「ウチにきた時には Linux 入ってました」「すいません、OS はもちろん、 電源ケーブルさえありません。本当に本体だけ」うむ。男らしいの一言に尽きる。 素性がさっぱりわからんので、その場でケースを開けてもらってマザーボードを 拝ませてもらう。ASUS の P2B-N とか書いてある。グラフィックやネットワークが オンボードで、ドライバは多分 ASUS のサイトから引っ張れるでしょうとのこと。 そうすか。なんとかなるかな。なるよね? ね? なるって言って。 「はぁ…でもサポートらしいサポートはできませんし、問題があった場合は 修理ではなく返品という形での対応しかできません」 さよでっか。だいじょぶだよきっと。おれ自作とかやったことないけど! (←爽やかな白い歯で) 「え!?いやその、ある程度のスキルを持った方でないとお勧めしにくい品ですが…」 という言葉を振り切って持って帰った New 中古マシン (古いのか新しいのかどっちだ)。HD 容量は 10 倍、CPU 速度は(単純にクロック比で) 3.6 倍、メモリは 4 倍。すっげーブルジョワ気分です。風呂無しアパートから 4LDK マンションに引っ越したようなモンです。Linux にしよか、98 にしよか、 2000 なんて非力過ぎて動かんし、そんな小せえコトほざいてるビンボー人は どこのどいつぢゃ、その三つまとめてフルインストールぢゃがはははは。 ところで最新鋭マシン、P4 2.4G なんてヤツは都内庭付一戸建なので、 ボクのことはそっとしておいてください。 つか、動かせるのか? マジで。
|
2002/08/08 動物園 |
動物園が好きなんですよ。おれ。
で、まぁそーゆーのって押し付けるモンでもないと思うんですが、 やっぱりね、楽しみだったわけですよ。琴葉連れて、ってのが。 行って来ました。ズーラシア。 とにかく暑い日で、平日ってこともあるんでしょうけれど、ガラガラ。 ひゃっほう、動物ゆっくり見放題だぜ!と思いきや、動物側もあまりの暑さに 開店休業状態。みんな影でゴロゴロ。サービス精神のないヤツらだ。 こんな日に赤ん坊を連れて歩いていると幼児虐待の疑いで逮捕されそうなので、 「それなりに大きくて、動いている」動物だけを駆け足でざーっと見物。 普段おれは一つの動物をほけーっとゆっくり見るんですが、 それとは正反対の見物方法です。 で、琴葉ですが、喜んでました。と思います。つか思いたい。 象を見て大喜び。よちよち歩いて大喜び。道端の草を見て大喜び。肩車で大喜び。 別に動物園じゃなくてもよかった模様。とほほ。 ま、普段と違う雰囲気を感じて、それが嬉しかったなら、それで OK です。
|
2002/08/06 蚊 |
実際に使うのはおれじゃなくて志緒なわけで。
だからおれが探してもしょうがないわけで。
てなわけで、今日は三人でベースアンプを求めて西へ東へ。
昨日言っていた Electric Blue はタハラで発見。結論はダメでした。 中域のパンチこそそれなりにあるけれど、高音がすとーんと無いので、 例えば弦をきゅっと擦った生々しい感じなんて全然出ない。 いかにも今風の音がするはずのアクティヴのジャズベースが、 プレベになっちゃったような。 その後、イシバシその他何軒か見たんだけれど、そもそもベースアンプって 冷遇されてますな。試奏したくても選択肢が全然ない。で、昨日も行った Truth へ。 ここには、EDEN の 600 W という、スペックもスゴいが値段も超ド級のアンプが 置いてある。重すぎて階段を運べないとか、ヘッドとキャビ合わせて 50 万近い値段とか、まぁ物理的にも経済的にも制限ありまくりなんだけど、 ま、ナニゴトも経験ということで。 いやあ。
世の中にはこんなに良い音があるんですねぇ。 「こんなの弾いちゃったら安いの買えなくなっちゃうじゃないのよっ!」 完全に逆効果。
小学生の頃。日本脳炎の予防接種ってのがありましたよね。 確か数回(二回?)打つんじゃなかったかと記憶してます。 おれ、一回打たなかったんですよ。理由はですね、えーと書かなきゃダメですか。 じゃ書きますけどバカとか言わないでくださいね。問診表なくしたんですよ。 で、受け損ねちゃった。バカかよ。 日本脳炎ってのは蚊に媒介されます。なのでおれは蚊が大嫌いです。 実際、完全に治癒するのは三割程度で、10 〜 25% は死んでしまうという 恐ろしい病気ですが、また「脳炎」という名前にもインパクトがあって、 ガキの頃は本気で怖かった。夏の間は蚊帳で身体をグルグル巻きにして眠ったので よくミイラと間違われたものです。 さて。 家の東側が空き地になっていて、ちょっと放っておくとそれはもう スゴいことになってしまう、てなハナシを以前 書きました。 で、ちょっとではなく、随分放っておいたら、筆舌尽くしがたい状況に なってしまいました。草のツルが我家の敷地内に進入して 雨どいにまとわりついていたり、あまりの生い茂り様に、 作業のために立つ場所がなかったり。 それでも意を決して、草刈機を手に、ジャングルの中に立って 草や竹をなぎ倒し始めたところ、煙が と思ったらこれは む、虫? 虫がああああああ!
あたかも煙のように うっひょえあああああ! 出ますよ。声も。恥ずかしいとか言ってる場合じゃありません。 はっと気づくと左右の腕に二匹ずつ、蚊が。そしてあの羽音。 おわあああああ! 叫びつつ耳の後ろを軍手でこすると、赤い跡。 首にも数匹いる模様。ぎょわあああああ! しばし腕を振り回し、 乱れた息を整え、再度腕を見ると今度はアオバハゴロモが両手に二匹ずつ。 狂ったように草刈機を振り回すおれ。 嗚呼。おれが犬夜叉だったら。手にしているコレが草刈機じゃなくて鉄砕牙だったら。 おまえらみんな風の傷で抹殺 うわわわわウソですお願い許してあっち行ってあわあわあわ 作業の後、魂の抜け殻のようになって静かに麦茶をすするおれ。 よほど恐かったらしい。
|
2002/08/04 太った救世主 |
ノート PC を買った理由の一つは、
Aptiva を完全な実験用マシンにしたいということでありました。
Aptiva はもちろんボロなんですが、
買ったノートもかなりのボロで、
最近はボロをなんとかするのが生き甲斐みたいになってきて、
ちょっと如何なモノかという感じです。ところで、IBM のファンというワケでは
全くありません。たまたまです。
で、ワタクシ、勘違いをしておりました。 数年前、この Aptiva に Free BSD を入れていたことがあります。 PC 用 UNIX 系 OS としては、今でこそ知名度の点で 随分 Linux に水をあけられた感がありますが、この時点ではまだそうでもなかった 気がします。 どこかで拾ってきた 1.2 G の外付け SCSI ハードディスクがぶら下がっていて、 そいつを半々にパーティション切って、片方に NT 4.0、もう片方に Free BSD、 内蔵のメインディスク 3.2 G は 95、という構成でした。 たったそれだけのディスク容量でも、一応 X Window を動かすことは出来ました。 最近、会社でも Linux の導入が進む気配だし、触っとくのも悪くないか、と 軽〜い気持ちで Linux の入門本を買いに行きましてね。今日。 さて、おれの Free BSD への印象(特にインストール作業に関して)は、 核の部分をインストールして、カーネルのリコンパイルをして、 必要なツールは自分で packages だの ports だのをちまちま入れていく、 という感じ。 ところが Linux は「ディストリビューション」というパッケージで 売られているのですね。 一通りのツールだのデスクトップ環境だのが一通り入ってて、 一発でインストール出来ちゃう。うーむ。なんか Windows みたいじゃん。 って悪口ですか? で、パッケージを作る業者さん(?)によって Red Hat だの Vine だの Kondara だの Mandrake だの Turbo だの、いろんなディストリビューションが存在する、と。 ブナンなトコロで Red Hat を選びましたが、もっと冒険するべきだったのか? 家に帰って、改めて本の帯など眺めて見ますと、
推奨ハードウェア要件 …なんか、違う。違うぞ。特にディスク。 飢えと貧困に苦しんでいるところに、何故か突然現れたマザー・テレサ。 食べ物を恵んでもらい、嗚呼ありがたいと思った瞬間、 ニカッと笑ったテレサさんに、大阪弁で「はい、よんひゃくまーんえーん」と ブチかまされたような衝撃である。 ま、考えてみればどんな OS だって、当然速いマシンの方が快適に決まってる。 統合的な環境が簡単に手に入るような「パッケージ」の形態。 Windows ライクな、凝った GUI 環境。知らない間に、PC-UNIX は太っていた。 今ある Windows98 側の内蔵ディスク (3.2G) はそのまま、前述の外付け SCSI (1.2G) に Linux をインストールしたいんですけど、4G って。 おれはどーすればいーんですか。 結局、多分 Red Hat のウリであろう(違います?)、デスクトップ環境「GNOME」を インストールしない、という苦渋の選択。 その他、画像処理関係だのダイヤルアップ環境だの、取り敢えずすぐにはいらない ものを削りに削って 850 MB 程度になった。ちなみに買った入門書、GNOME を 外した場合の説明が一切ありません。無駄の多い人生を今日も送っております。 うっわー。画面、字ばっかだよ。 せめて窓みたいなモノ出ないの? なんだっけ? xdm だっけ? あ、出た出た。 twm だ。渋い。渋いなー。UNIX キブンを満喫するにはやっぱこうだろ。 …なんか、泣けてくるのは何故だ。
本を探していてフと思ったんですが、世間一般から見ると、 おれの UNIX の知識ってのはどうも歪んでるようです。 「はじめての」なんて類の本を見ると「"#" という文字は コマンドプロンプトといいます」とか「それでは "ls" と打ってみましょう。 ファイルの名前が出てきましたね!」とか、ごめんなさいと謝りながら寝ちゃいそうな 説明に相当なページを割いたりしていて、なんだけれど、 「Windows とのデュアルブート環境作り」なんて、おれが欲しい情報を 説明してくれてるのもこういう本で。 UNIX をエンドユーザの立場として一通りかじる程度で使っていて、 けれどインストール等の作業には不慣れ、っていう人、少ないんだろうか。 意外に居るような気もするんだけど、そういう本があまりないってことは、 やっぱり少数派なのか。かっくん。 つーかさ、いーんだよ。おれは Linux の CD-ROM が欲しかったんだ。 そうさ。ちゃんと目的は達成してるんだ。無駄なんかではないんだ。全然。 バカボンのパパも言っている。これでいいのだ。 …誰かおれに、上手な自己暗示のかけ方を教えてください。
|
2002/08/01 Close to the Edge |
Windows2000 のパッケージには、
インストールするコンピュータのスペックとして以下が必要である、
と書かれています。
コンピュータ/プロセッサ 「マイクロソフトの言う必要最低スペックは二倍して読め」という 古より伝わる御言葉に従うと、266MHz、64 MB メモリ、1.7 G ディスク、 ということになります。 引退を表明したハッキネン、じゃなかった、ウチのボロ Aptiva は 166 MHz、64 MB メモリ、3.2 GB ディスク。ああ、ちょっと無理そうですね、 Windows98 で静かに余生を送って下さい、というのが大人の判断というものだ。 しかしそこのキミ! つまらない大人になっていないか! 冒険心を忘れていないか! ワクワクする心を! そうだ! 蘇れ青春の日々! ってそんな青春はイヤだ。 そして得られた教訓は「僕、ドン・キホーテ」。上記スペックに 2000 は 所詮無謀でした。 そもそもインストールの時点から異様に時間がかかるのだ。 やっとこさ立ち上がって、ネットワークの設定をして、セキュリティに 気を使うのは男のたしなみだぜっ、とばかりに Windows Update を行うと、 インストール進行状況を示すグラフがですね、牛というかカタツムリというか、 つかこれは、俺を試す耐久試験ですか? ようやく終わってディスクの状況を確認すると、 常用ツールを一つもインストールしていない状態で ディスク半分食いつぶしてるし。 というわけで、せっかく NTFS にコンバートしたディスクを、 躊躇なく FAT32 で再フォーマットだ。98 をクリアインストールだ。 これが男だ。青春だ。だからそんな青春はイヤだってば。 それにしても、昨日〜今日の二日間でハードディスクのフォーマットを含めた OS インストール作業を立て続けに三回やって(実は昨日もやったのだ。 ディスクのパーティション設定を変えたかったんで)、うんざりするどころか、 むしろ嬉々なのが危機。 P.S. ふと思い立ち、マイクロソフトのサイトで Windows2000 の商品説明を眺めてみますと、
コンピュータ/プロセッサ 話違うじゃん! 特にメモリ!
今月は、初の日本語タイトルです。えっ、あたしこんな曲名知らないわっ、 と悲観する必要は全くございません。おれの所属するバンド、 The Pulse の曲ですから。今月は、祝!Pulse 活動再開記念、ということで。 12 月 7 日にライブを演る予定です。タイバンにはあの、知る人ぞ知る、 SLAM が予定されております。で、ですね。バンド関係者注目。
ご興味のある方、遠慮なく おれ宛にメール下さい。
|