モロッコ旅行5日目 サハラ砂漠のメルズーガ大砂丘〜トドラ渓谷〜ワルザザードへ
サハラ砂漠のメルズーガ大砂丘 日の出鑑賞
翌日、早朝5時に起きてホテル前の４WDに乗り、エルフードの街を走り去り、メルズーガを目指します。早朝はホテルが暗いから懐中電灯で足元に気を付けながら、ロビーに向かいますが、思ったほど、明るく特に危なくありませんでした。ホテルを出て、オレンジ色のライトに照らされたエルフードの街中はとても不思議な世界でした。昼間とは全く異なった街並みでした。真っ暗な道を進んでいる間、外を見ると満点の星空でした。途中から道が舗装でなくなり、ガタガタ道で目の前が真っ暗なので、乗り物酔いをしそうでした。5時45分に到着し、トイレに寄ってから、順次らくだを予約した人だけが乗ります。30分くらい揺られていると、だんだん空が白んできました。着くと砂山に上るためにベルベル人が手をひっぱってくれました。ベルベル人が私の持ってきたマフラーでぐるぐる巻いてくれました。
日の出を鑑賞したら、また同じらくだに乗って、元来た道に戻ります。すっかり良い天気になりました。
あたり一面、きれいなサハラ砂漠です。生まれて初めて見た砂漠はサハラ砂漠です。日本でも鳥取砂丘すら、行ったことがないのに。
らくだのシルエットです、これも見たときは感動しましたよ。到着してからすぐ近くのテントホテルで朝食を頂きました。パンケーキがとてもおいしかったので、ハチがとんできました。
ホテルに8時20分に戻ってから、10時30分に出発です。このサラームホテルは、異国情緒あふれるホテルでした。コテージタイプで、中庭があります。部屋の窓枠はこのとおり、モロッコらしい！
プールサイドのナツメヤシの木の上にはホテルの従業員が実を取っていました。昨日の夕食にもナツメヤシは出ました。ここのかな？干し柿に似たような味でした。
ホテルのロビーには、噴水があります。
ホテルの入口には、今朝の砂漠の写真が売っていました。4枚買うと1枚おまけです。5枚で100ディラハム（約1000円）。
いよいよ出発です。カスバ街道を通って、トドラ渓谷を目指します。途中、地下水道溝跡を見学しました。
そして、ティネリールの街をのぞむ大パノラマを見学しました。素晴らしい！まさにイメージしていた通りオアシスです。街の中も散策したかったです。
カスバ街道沿いには、土レンガでつくられた城塞がのこっています。カスバの茶色とナツメヤシの緑が素敵なコントラストです。
こうして、いくつものオアシスに見とれているうちにだんだん岩山が迫ってきました。
大迫力のトドラ渓谷
とうとうトドラ渓谷に着いちゃいました！写真でみるより、すごい迫力です。モロッコは見どころが多くて、もうびっくりの連続です。
昼食はコフタ、ミートボールのタジン鍋です。着いたときは、晴れていましたが、昼食中に突然土砂降りになりました。
トドラ渓谷は袋小路なので土砂崩れが起きると、立ち往生となるので、急いで出発することになりました。天気がよければ、散策する予定でしたので、残念でした。
昼食後、雨はやみましたが、急いで出発です。綺麗な渓谷がすっかり濁ってしまいました。
崖のあちこちから、滝のように水が流れ落ちてきました。
トドラ渓谷を後にし、ティネリールの街を通り過ぎてから、ダテス谷に着いたら洪水になっていて、立ち往生です。30分ほど、車は動きませんでしたが、ようやくダテス川を横断しました。普段は枯川だったようです。川沿いは警察まで来ていて、大騒ぎです。バスは車高が高いから大丈夫でしたが、後ろのタクシーはおぼれそうな状態で渡っていました。でも何とか渡れるのですねえ。。。
ダテス川を渡ったら、対岸は良い天気になってきました。9月下旬なのでもうすぐ雨季が近づいてきます。15分ほどでブールマン・タデス渓谷でフォトストップ。こちらもすばらしい眺めです。
スコーラにある最も美しいベンモロ・カスバでフォトストップです。子供が集まってきました。
今回、ツアーでスーパーに立ち寄る機会がないので、ホテルの近くのスーパーに15分ほど寄ってくれました。ホテルに着いたのは19時20分です。夕食はバイキングでした。
ホテルはカスバ風にできていて、内装もとてもきれいでした。昨日のホテルよりずっと過ごしやすかったです。中庭にはプールもありました。
部屋の調度品もすてきなものばかりです。ホテルに着いたときは壁の電気が切れていたので、丁度ホテルマンが通りかかったので、すぐ交換してくれました。以前フランクフルトのホリディインホテルで泊まった時、ドアの電球がきれたので、交換を頼んだら、予備が切れていたので交換できませんでした。以外とこんな砂漠地方のホテルの方がきちんと対応してくれるのですね。
入口も立派です。美しいタイルがびっしりです。ホテルの目の前には、本物のカスバが見えました。
