『東京原発』をめぐって
飽きっぽい女のブログトライアスロン実験」:ミノさん
TAOさん
咆哮」:シューテツさん
ヤマ(管理人)


  No.5052から(2004/11/17 10:24)

(ミノさん)
 ヤマさん、おはようございます。
 根性焼き映画『東京原発』(笑)もこの夏、ジミ〜に公開されてたのを見逃しましたよ。この場末劇場で公開されるのを心待ちにすることにします。

ヤマ(管理人)
 ようこそ、ミノさん。やっぱりジミ〜な公開でしたか。
 このへんのとこ、実は今日書いた日誌で触れてたんですよ(笑)。

(シューテツさん)
 『東京原発』ご覧になられたようですね。

ヤマ(管理人)
 ようこそ、シューテツさん。お読みくださいましたか、ありがとうございます。

(シューテツさん)
 ヤマさんには是非観ていただきたかった作品なので、私もお茶屋さんとこ招き猫に投票した甲斐がありました(笑)。それに、お気に召されたようでなによりです。

ヤマ(管理人)
 気に入ったどころか、あちこち30人ばかり、メールや声掛けで勧めました。そしたら、早速観に行った奴がいまして、本当に面白かったとのお礼メールをくれましたよ。そして、この映画が公開されたこと自体をある意味すごいと思うとともに、こんな映画が公開されてもあまり宣伝もされないし、ひっそりと上映されて、終わってしまうことを嘆いてました(笑)。
 高知で上映されていることも、映画のこともまるで知らなかったようで「本当に貴重な情報、ありがとうございました。」と感謝されましたよ(笑)。

(シューテツさん)
 日誌は、ほぼ私の感じたこととイコールだったので何もいう事はないのですが、これほどの作品が話題性として殆ど無視された、現在の映画マスコミ並びにメディアの対応に関しては、呆れるというより正体見たりの感があり、強調しておきたいところです。

ヤマ(管理人)
 ですよね。それがあって敢えてボウリング・フォー・コロンバインと並べ、日誌で怯懦とまで記したところです(笑)。

(シューテツさん)
 また、難しい単語を使うぅ〜(笑)。

ヤマ(管理人)
 でも、「姑息な・・の方便」って書くに、一語で他に思いつきませんもん(詫)。語彙に乏しくて申し訳ない(笑)。

(シューテツさん)
 それはともかく、まあ、メディアに対してはずっと以前からそんなもんだと思っていましたので、既に諦めているのか、対岸の火事には大騒ぎして人を押しのける野次馬共が、自分にも火の粉がかかりそうになると、真っ先にいなくなってしまうような感じで、…

ヤマ(管理人)
 そりゃあそうですが、それにしたって閑散としているさまを観ると、改めて悔しいというか、情けないじゃありませんか(笑)。

(シューテツさん)
 もうどうでもいような気分になってしまっているのですが。

ヤマ(管理人)
 確かに僕も近頃は、TVの報道が不快になったりすることが滅法増えてきて、ほとんど見なくなりましたねぇ。

(シューテツさん)
 まあ、それもこれも御指摘通りなぜ都民(国民)は目覚めない?との現実的な問いかけというところに帰着してしまうのですけどね。(苦笑)

ヤマ(管理人)
 これこそが作り手の本旨だったとまでは言うつもりないんですが、

(シューテツさん)
 私はこちらの方が気にかかります。政治やメディアまでならまだしも、日本の国民までもを諦めてしまったらもう何も残りませんものね。

ヤマ(管理人)
 これは、この作品が現石原都政に矛先を向けるのが作り手の本旨だったとまで言うつもりがないってことなんですが、政治やメディアまでならまだしも、日本の国民までもを諦めてしまったらもう何も残りませんというのは、そのとおりながら、近頃かなり僕は投げやりになっているとこも正直なとこ、ありますね。シューテツさんがマスコミに対してもうどうでもいような気分になってしまっているのですがと書いておいでるのと同じようにね。もう「国民」とか言ってても詮無いというか、スーダラさんが誰も知らない』関連の書き込みでお書きになっていた結局自分の守備範囲は自分を中心にした半径2メートルくらいしかないのかもしれないなぁと。いうのが、僕も実感になってきていますよ(たは)。

(シューテツさん)
 やはり高知でもこの作品ってあまり人が入ってないみたいですね(涙・涙)。

ヤマ(管理人)
 ですね(とほ)。
 でも、僕が30人くらいにお奨めメールを出したり声掛けしたなかで、はや5人が観に行って、よかった、面白かった、と伝えてくれました。半径2メートルでしかないんですけど、ね(たは)。
 で、作品のほうは、やはり『ボウリング・フォー・コロンバイン』的な視線を忍ばせていたようには感じましたね(笑)。ヤルじゃないってな感じで、妙に嬉しくなりました。

(シューテツさん)
 私は昔から社会派作品は好きなんですけれど、最近の(社会派作品と呼ばれる)作品では特にそういう視線の無いものを、個人的には社会派作品だと思っていませんね。

ヤマ(管理人)
 観る側に社会的に迫る部分を持っていてこそ社会派なんだと。なるほど。正統派ですね。そのほうが優れてますね、確かに。

(シューテツさん)
 でも、観客もその辺のところ妙に鋭いのか敏感なのか、ひょっとしたら自分自身に矛先が向いているかも知れないと薄々感づいているのか、だからどんなに質の良い作品だとしても客が入らないのかなぁ〜、なんて事も思ってしまいました。f^_^;;

ヤマ(管理人)
 それはないでしょうよ(笑)。
 僕が勧めて観に行って喜んでもらえた人たちの全てが、僕が教えなければ全く知らずにいたっていう状態なんですよね〜。日頃から映画の情報が入ってて、そのうえで何かを感じ取って観に行かないって人よりも、絶対数として、作品の存在も上映情報も知らない人のほうが断然多いんだと思います。宣伝されず、知らされないから(とほ)。ミノさんの話では、神戸のような都会でさえ、ジミ〜な公開だったそうですしねー。

(ミノさん)
 「東京原発上映委員会」でも打ちたてようかと思っているミノ@神戸です(笑)。
 え〜さまざまな映画の話題が錯綜しておりますが、ヤマさんの『東京原発』拝読して、つくづく見るんだったと身もだえ後悔しています。神戸では上映もなく、すっごいヘンピなとこの上映しかなかったんですよ。

ヤマ(管理人)
 な、な、何と! 神戸三宮界隈では上映がなかったと、な。

(ミノさん)
 すぐ終わったし。あれでは、ほんとに『誰も知らない「東京原発」』です。

ヤマ(管理人)
 『誰も知らない「東京原発」』ですか、巧いね、ちょうどこの二つの話、出てますもんね(笑)。
 つくづく見るんだったと身もだえ後悔しているようですが(笑)、僕が奨めて観に行ってくれた全員が口をそろえて面白かったと言い、お礼を言ってくれますよ、きっちりエンタメですし、ね。
 それにしても「神戸では上映もなく、すっごいヘンピなとこの上映しか」などとおっしゃるんで、地方都市での公開状況ってどうなってるんだろうと、公式サイト訪ねてみました。
 [高知] 【高知あたご劇場】11/13〜26
 [京都] 【ハートピア京都】12/4【京都文化センター】05年1/23〜25
 [兵庫] 【明石市民会館 中ホール】 12/4
以下の劇場では上映を終了だそうです。
 大阪/第七藝術劇場/シネフェスタ/トビタ東映
 京都/京都みなみ会館

(ミノさん)
 怒涛の上映館アップ、お疲れ様でした(笑)。

ヤマ(管理人)
 ミノさんのおっしゃる「すっごいヘンピ」って第七芸術劇場?(笑)。あそこ、駅からはそう遠くないですよ(笑)。そうそう、兵庫では12/4にオフシアター上映が予定されてるじゃないですか、明石ですが。確かに神戸から見れば、辺鄙ですけどね。

(ミノさん)
 確かにダイナナ劇場はヘンピではないし、駅近ですが・・なんとなく、その目的以外には何もない割には自宅から遠いのでヘンピ呼ばわりしました。すみません(笑)。これ、真夏の暑〜い時に上映があって、行きたいと思いつつ、なんか灼熱の道を、これだけのために行く気がしなくってパスしてしまったのです。でも今なら絶対見に行くのになあ・・季節もよいし。。と、映画ファンにあるまじき発言…
 それにしても、社会問題を提示したオカタイ社会派作品ならともかく、ヤマさんのレビューを読むと、最後までビシっと決まったエンタメのようなのになぜ??こんな形でしか公開されないのでしょうね。

ヤマ(管理人)
 ほんとにね、情けないですね。

(ミノさん)
 まあ色々ビジネスライクな事情があるんでしょうけど、なんとなく都合の悪い映画になってしまったんではないでしょうかね。

ヤマ(管理人)
 この手の都合の悪さってのが、日本社会では明文法よりも社会的拘束力が強いですからね。

(ミノさん)
 しかし“政治の低さは民度の低さ”ってのは、華氏911を見た時感じましたけど、矛先が自分に向く居心地の悪さってあるんでしょうね。やっぱり。

ヤマ(管理人)
 観客は映画作品からそれを受け取るかもしませんが、メディアはそこんとこで怯んでるんじゃなくて、作品以外のものからの嫌がらせや苦情みたいなものの矛先に怯んでしょうかね(無情)。

(ミノさん)
 ヤマさんは『ボウリング・フォー・コロンバイン』と比較されてましたけど、もしそうだとしたら、まだあの作品が話題になれるアメリカのほうが見込みあるのかな〜(笑)。

ヤマ(管理人)
 それはそうですね。あちらじゃ『東京原発』など歯牙にも掛けないでしょうが、どっちかって言えば、自国の問題を扱っている作品に注目を寄せるほうが断然、見込みありですよね。人間個人でもそうですもん、自分のこと棚上げして、振り返るまなざしなく他人に媚びたり、妬んだり、あげつらったりってなことしかしてない奴に見込みアリって感じる人、いませんよね〜(無情)。

(ミノさん)
 はっはっは。辛辣!!

ヤマ(管理人)
 誰でも皆、多少はそういうとこあるわけですから、だからこそ、「しかしてない奴」と目されずに済むように生きたくはありますよね(笑)。


------- そして年も越し、2005/03/21 17:49-------

(ミノさん)
 こんにちわ。ごぶさたしております。
 お父さんのバックドロップサイドウェイも『ローレライ』も見れてないミノです。世間から遠く離れた島にいましたせいで、すっかり浦島状態ですが昨日やっと『オペラ座』以外の映画を見るに至りました。

ヤマ(管理人)
 ようこそ、ミノさん。結局、都合7回でしたっけ?(笑) あら?8回だったかなぁ。いずれにしても、単に回を重ねるだけでなく、深〜く深〜くはまり込んでおいでましたねー(感心)。

(ミノさん)
 オペラ座から逃れやってまいりました(ゼイゼイ)。通算…いやもうただ、「たくさん」観た…ってことにしておいて下さいな(笑)。

ヤマ(管理人)
 そういうのを数え切れないほどって言うんですかね(笑)。

(ミノさん)
 で、ヤマさんおすすめの『東京原発』を借りてみました。これ、劇場でどうしても見たかったのですが、このまんまだといつになるのかわからないので…感想はまず一言「おもしろい!!!」です。

ヤマ(管理人)
 まず以て、おもしろい!ですよね(笑)。そのうえで、僕は志も感じたので、すっかり贔屓(笑)。

(ミノさん)
 爆笑ポイントいくつもありますが、
◆「横田の米軍からヘルプしようかと提案きてますが…」「なんで知ってるんだよ!!」
のとことか
◆やたらとハリウッド映画の引用で語ろうとする役人
とか…細かいのであげたらキリがないですね。

ヤマ(管理人)
 オペラ座の怪人並みに列挙するだけの熱意は、さすがに掻き立てられなかったようですね(笑)。ま、「セクスィ〜」には欠けてますからねー(笑)。

(ミノさん)
 知事にうっかり萌え・・はさすがにしませんでしたけど、すっごい可笑しい〜ってとこたくさんありましたね。クス、ポイントも。

ヤマ(管理人)
 歌ってても、「知事にうっかり萌え・・は」やっぱダメだったんだろーなー(笑)。

(ミノさん)
 ただ、意外だったのは、私は前半かなり「ブラックコメディ」として見ていたのですが、終盤はマジメな人間ドラマになっていったことですね。少しテイストが変わって、ついていけない部分もありました。

ヤマ(管理人)
 そうでしたか。僕は人間ドラマというふうには、あまり観てなくて、マジメな社会派ドラマみたいに受け取ってましたね。で、それを如何に身構えさせずに訴えかけるかってとこでの芸みたいなものが、特に前半に仕込まれていたように感じてます。その前戯が実〜に効いてくるというか手練れていて、すっかり気持ちよくなってましたんで、マジメな訴えかけにもすっかりはまることが出来ましたよ。

(ミノさん)
 あと、このネタというのは、不謹慎なのですが、すごく「美味しいネタ」だと思うんですよね。ネタの力に対して、描かれる人間ドラマが少し薄い気もしました。

ヤマ(管理人)
 人間ドラマとして観ると、わりと類型的ですよね。でも、元々カリカチュアライズされたタイプ造形によって打ち出されていたキャラたちですから、マジメへの転調とともにシリアスな人間ドラマに持っていくわけにもいかないだろうと思いますよ。

(ミノさん)
 ただ、ヤマさん書いてらっしゃる通り真意のほどは、映画の都知事のような高尚さと正反対の方向性の下にあるのに、なぜ都民は目覚めない?との現実的な問いかけにもなっているように思う。このへんですよね〜。
 なぜ目覚めない?という問いが一番言いたかったというのがキメ、になってて見事だなあと思いました。

ヤマ(管理人)
 僕は原発問題への目覚め以上に、石原都政に対してのそれを都民に問い掛けているように受け取りましたので、そこんとこがとりわけ「芸」でもあるし「志」だと感じて贔屓したんですが、作り手自身には必ずしもそういう意図はない人ではないのか といった声も聞いたりはしました。実際のところがどうなのかは、もちろん僕は知らないんですけどね(笑)。

(ミノさん)
 阪神大震災も映像として出ていたりと、かなり「お話」色したお話というより、啓蒙色も強いので、これはフツーに公開したり出来ないだろうなあと思いましたね。

ヤマ(管理人)
 実際のところ、どーも、そうだったみたいですね。日本アカデミーの俎上にも挙がってきませんでしたし。
 笑の大学も好きな作品ですが、ひとつコメディーを入れるなら、僕は、むしろこっちにしてもらいたかったなぁ。あり得ないでしょうけど(笑)。

(ミノさん)
 そして、鑑賞した日、また九州で大きな地震が。

ヤマ(管理人)
 なんか最近、各地で頻発してきていますよね。こちらでも、いつ来てもおかしくない時期には既に突入していると言われてます。

(ミノさん)
 この映画って、もちっと日の目を浴びるべし、と強く思ったのでした。

ヤマ(管理人)
 ほんとに、そーですよね〜。

(ミノさん)
 ただ、ワタシね。ヤマさんはで、それを如何に身構えさせずに訴えかけるかってとこでの芸みたいなものが、特に前半に仕込まれていたように感じてます。と書いているんだけど、今回「自分の中で、前もって作り過ぎ」てるんですよね、この映画に関して。観る前から。そしてもちろん期待値も高い。

ヤマ(管理人)
 こういうのって物凄〜く影響しますよね(笑)。だから、僕は出来るだけ未見作品の情報を入れないようにするんですよね。

(ミノさん)
 もちろん質の高い映画ですが、期待値を違った方向で持ちすぎてしまったような気もするんです。「ブラックコメディだ」っていう思い込みが激しすぎたんですよね。自分の中で。だから、少し自分の思い込みと違う方向へドラマがいくと、アレレって思っちゃうんだな、と。

ヤマ(管理人)
 あまりにイメージが固まっていると、そうなりますよね。

(ミノさん)
 ある程度、すすめられるのはいいんですけど、自分の中で想像、あるいは創造しすぎ、描きすぎるのは、映画にしろ現実に対してにしろ、良くないなあと思った次第です(笑)。

ヤマ(管理人)
 これについては、日誌にしても掲示板レスにしても放言しまくりの僕も大いに加担しているわけで、申し訳なかったですね。映画作品を語り合うことに未見のまま参入することのリスク&リターンの見切り加減って、とても難しいものです。でも、下手するとやっぱ損しちゃいますよね。せっかく観ても、ね。
 「人にフィットしたものが自分にフィットするとは限らない」っていう前提と、「部分しか語り得ない言説によって全体イメージを固めない」っていう自衛策をうまく身につけてないと大損こきかねないですよね(笑)。

(ミノさん)
 もちろん、違うのは違うのですごく結果的には楽しめてはいます。

ヤマ(管理人)
 そうなったらそうなったで、こういうふうに角度を変えて別な楽しみ方のチャンネルを開くことのできる柔軟さを備えていると、只損に転んだりはしないので、まだしもなんですけどね。

(ミノさん)
 また、ヤマさんが「とりわけ“芸”でもあるし“志”だと感じて贔屓したんですが」と書いていた“都民への問いかけ”の部分が、作り手自身の意図だったかどうか、ですが、面白いとこですよね。物語は作り手と受け手では多分そうそう合致するものとも限らないですし。でもあの知事のキャラは確信犯なとこといい、被りますよね〜。実物と。まあ志の方向性は逆ですが。

ヤマ(管理人)
 そう。被せといて方向性を逆にしているとこが痛烈なんですよ(笑)。

(ミノさん)
 この映画が、いかにして排除され、日の目を見ない上映になったかという過程を描いた、もう一つの東京原発、みたいなドキュメントが観たいなあとか思っています。

ヤマ(管理人)
 これは僕も大いに興味がありますね(笑)。

(ミノさん)
 ちなみに電力関連の仕事でもありました、実父に映画の紹介し、ビデオをすすめたらあっさり却下されました(笑)。そういうもんですね。

ヤマ(管理人)
 そりゃあ、そーだろーなー(笑)。観てくれたら、大した親父さんですが、なかなかそうはいかんものでしょうね。


------- そして一ヶ月が過ぎ、2005/04/18 10:00-------

(TAOさん)
 ヤマさん、こんにちは。4月はなにかと気忙しいですね。新しい部署には慣れましたか?

ヤマ(管理人)
 そうですね、研修ばかりが続いて部署そのものにはまだろくすっぽ出勤してませんが、これまで書類相手の仕事だったのが人相手の仕事に変わったことへの気持ちの切り替えは出来つつありますよ。

(TAOさん)
 ちょっとまえにミノさんと話題にされていた『東京原発』、私もやっと見ました!

ヤマ(管理人)
 おぉ〜、それはそれは!

(TAOさん)
 いやーためになるだけでなく、娯楽映画になってるのがすごい。

ヤマ(管理人)
 でしょ〜(にま)。たいしたもんですよね。

(TAOさん)
 ヤマさんが書いてらっしゃるとおり、『ボウリング・フォー・コロンバイン』以上に話題になってしかるべき作品ですね。

ヤマ(管理人)
 そうですよね〜。

(TAOさん)
 単館ロードショーという条件だって同じなのに。なぜ『ボウリング・フォー・コロンバイン』は見ても、『東京原発』は見に行かないのか。これはまあメディアのせいもあるんですけど、とりあえず私の場合を考えると、邦画への不信に尽きるようです。

ヤマ(管理人)
 なるほど、ね。そういう面もありそうですね。
 でも、メディアがきちんと知らせれば、苦手の山田監督が撮ってても、いかほどの藤沢作品になってるかを見届けてやろうという気にはなるわけでしょ?(笑)

(TAOさん)
 そもそも好きな監督が少なく、見に行ってもがっかりすることがとても多いので、一部で話題になっていても、邦画の場合は、え、ほんとに面白いの? 下駄履かせてない?と、つい疑いの目で見るくせが…(笑)

ヤマ(管理人)
 そうなんですよね、この「一部で話題」ってのが特に邦画の場合、かなりリスキーと言うか(笑)、まぁ保証の限りではないってことが多すぎてね〜(苦笑)。それでも、下妻物語あたりになると「一部」に留まらない広がりが一歩踏み出る形になってて、確かTAOさんも御覧になるところまで行ったんじゃありませんでしたっけ?(笑)

(TAOさん)
 それと、役所広司がいけない。いくらなんでも出すぎでは。

ヤマ(管理人)
 こういうのってありますよねー(笑)。

(TAOさん)
 キライではないけど、え、またあんたなの?と、それだけで見る気が失せてしまうのです(笑)。

ヤマ(管理人)
 観る気が失せるというのではありませんでしたが、実は、そういうマイナス作用が『ローレライ』には働いたとこが僕にも確かにありました(苦笑)。でも、やっぱり巧いんですよ。映画は、僕には今いちフィットしませんでしたが、役所広司は、上記のマイナス作用を上回ってよかったですね(感心)。

(TAOさん)
 たしかに本作の都知事の役は似合ってました。このくらいのスター感がないと務まらない役でしたね。

ヤマ(管理人)
 僕は彼にスター感を余り感じないんですが、確かに受賞キャリアも出演頻度もトップスターに他なりませんね(笑)。『笑の大学』もよかったしな〜。
by ヤマ(編集採録)



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