子供の頃のほのぼのとした牧歌的な情景、
雑踏に紛れ込むと、むしろ個になり自分の原風景が目の前に広がってきます。
老境に入った今、新宿の地下街を歩いている時のそんな心根を汲んでいただいて羽生氏に曲を作っていただきました。歌って下さっている小太刀富美子さんも80歳になられるそうです。とてもそんなお年とは思えない張りのあるお声ですね。


学校帰り レンゲ畑の その中に

背中から どーんと 落ちていった

大の字に なったら 小鳥たちも はやし立てた

起き上がったら ほーらみてごらん

自分の 形に くぼみが出来た

友と見比べて 笑いあったね

 

私は レンゲ レンゲの子

雨 風 嵐 あったって

私 負けたりなんかしない

レンゲの 私は レンゲで生きる

 

都会の暮らし レンゲ畑の その頃の

何倍も 矢のように 過ぎていった

新宿の地下街 誰も他人(ひと)を 気にはしない

人混みなんか レンゲの畑と

思って 歩こう 鼻歌気分

レンゲ レンゲの子 お通りだい!

 

私は レンゲ レンゲの子

天地(あめつち) しずく 吸ってきた

ドレス よりかも 木綿の着物

レンゲの 私は レンゲで生きる

 

レンゲ レンゲ レンゲで生きるのさ

 

想定歌手 天道よしみ

羽生 つたえ氏/作曲・ピアノ  小太刀富美子氏/歌 









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