桃色の獅子が水を飲むように桜が垂れている千鳥が淵↑
英霊の御霊(みたま)集える(つどえる)千鳥が淵
年端のゆかない少年の
どんなに母が恋しかろう
どんなに父を呼んだだろう
散らした命 桜と咲け
桃色の獅子駆けるよう
靖国の杜つきぬけて
桜咲く故国思って泣いたろうか
ひげ面伝う涙かくし
どんなに妻が恋しかろう
どんなに我が子呼んだだろう
幾春過ぎても美青年
桃色の獅子狂うよう
今が盛りと吼えとおせ
飲みこんだ涙その数 桜に変えて
水面を鏡に微笑んでいる
どんなに枯れ木に見えようと
どんなに遠くに眠ろうと
季節が巡ると匂いたつ
桃色の獅子はべるよう
都おぼろに春霞
風子氏作曲とYATOYA氏作曲 (今回は風子氏の唄です)