秘密基地のタコちゃん

 

海っ子わらべは 飽きもせず

浜辺に一人で やってきた

ある日のことだ チャプ チャプ チャプ

タコだ 子供ダコ

岩と 岩とのみずたまり

チャプン迷い こんできた

母ちゃん 助けて~と言ってたわ

 
   
 

強烈だったわ あのシーン

興奮してたわ どうしよう

つかまえなくて どうするのさ

素手は 怖かった

あとは 記憶が途切れてる

一人遊び 好きな子で

誰かの 後ろ指が怖かった

 
   
   

海っ子わらべは  喜寿になり

東京暮らしは 永らえた

記憶の波が チャプ チャプ チャプ

洗う 枕元 

あの日 あの時 あの浜辺 

胸に刻む 入れ墨よ

タコちゃん 秘密基地の常連よ