Northern White

北の絵日記

タンチョウ、キタキツネ、一面の雪原、「SL冬の湿原号」…。
北海道の旅日記はこちらにまとめることにしました。


鶴の国から 2023 

2023.2.5~2.13 鶴居村・釧網線


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 2月5日(日) 晴れ  
1月半ばにはピークに達したコロナ感染者数。いったいいつまで続くのか…もううんざりし始めた人も多いと思います。
また戦々恐々としながら旅立たなきゃいけないのかな、と思っていたのですが、幸いにも1月末辺りから感染者数は減少傾向。旅立ちの前日辺りには全国の感染者数もピーク時の20%くらいにまで減って。
だからといって安心するわけにもいかないのですが、ちょっと胸をなでおろしたのも事実。
そんなわけで羽田空港にいます。
今回の撮影は長丁場。今日から9日間。とりあえず今日は釧路入りするだけですが、明日明後日は「SL冬の湿原号」をメインに撮影して、その後の6日間を鶴居でタンチョウ撮影。
昼の飛行機にしたのは、とりあえず初日は体を道東の気候に慣らすだけにしようと思った次第。もう若くないですからね。(^^;
12:15出発のJAL543便は33番搭乗口からバスアプローチ。
この日の東京は風が強くて、バスを降りて飛行機に入るまでがちょっと寒かった。私は最近はクラスJしか乗らないのでできるだけ後から機内に入るようにしているんですが、こういう時はちょと辛い。

離陸渋滞があって、羽田出発は5分遅れ。
まあ、今日は向こうに着いてから特に予定はないから別に少々遅れてもいいんですが。欲を出して朝一便で行くとちょっと遅延が気になるんだけど、もうそんなせわしない旅はしたくない。のんびり行こうよ。
機内では特にすることもないので、機内誌の間違い探しなんかやってたりする。これ、好きなんですよね。動物が出てくるから。(^^;
さて猫はどこにいるでしょう?
釧路の海岸線が見えてきた。やっぱり雪多そうですね。

10分遅れで釧路空港にランディング。
ターミナルビルに入るといつものこの旗が迎えてくれます。もうここ10年くらいデザイン変わってないね。でもかわいくて好きです♪

空港連絡バスで市内へ。
時計を見れば14:20。市内までは45分ほどだから、その気になれば「SL冬の湿原号」9381レを釧路川で迎え撃つことも充分可能なんですが、荷物抱えて急ぎ足で駅から旭橋まで早歩きで行くのはイヤだなぁ。そんなに急いだところで通り一遍の絵しか撮れないし。無理しないで今日は宿に入るだけにしましょう。
十字街七丁目で下車。歩いて2分で今日の宿。
今夜から「ラビスタ釧路川」に三連泊します。
チェックインを済ませ、部屋に荷物を置いてコーヒーを一杯飲んで落ち着いてからカメラ1台だけを肩から下げて外出。
そう、もうすぐ日没時間。
このホテルは幣舞橋のすぐ前。歩いて1分で夕陽の撮影地。とりあえず今日はウォーミングアップということで。
今日はやっぱり寒いんだなぁ。目の前の釧路川、上流から次々と氷が流れてきます。
足元はこんな感じ。シャリシャリの薄氷。

幣舞橋に陽が沈む…。

もうこれまで幾度となく撮っている絵なんだけど、やっぱりいいです。

風はないんだけど、やっぱり素手での撮影はちょっと厳しい。途中から手袋をつけました。

ただ、この日は地平線近くに微妙な薄雲が出て来て…この後、太陽の輪郭がぼやけてしまったんですよね。明日か明後日にまた仕切り直しかな。

落日の余韻。

橋の欄干のシルエット、クルマが入るのはいやだけど人はいてくれないとちょっと間抜けな絵になってしまいます。

さて、部屋に戻りましょう。
ちょっと一休みしてから食事を摂りに外出。
今日は「スパカツ」を食べに行くことに。このホテルから泉屋本店までは歩いて5分と至近距離。
18:00を過ぎるとけっこう混むんですが、まだ17:00過ぎ。混雑する前に入れました。
考えてみれば去年はコロナのおかげで釧路ではコンビニ弁当買って我慢してたんだよなぁ。(^^;

「スパカツ」と白ワイン♪
私が若い頃にはなかったですが、最近は釧路のソウルフードとして有名になりましたね。
さあ、明日からいよいよ撮影スタート。といって早起きするわけではないから気張ることもない。
ゆっくり温泉に入ってくつろぎましょう♪
一応このホテルには最上階に天然温泉の大浴場があるから。釧路の夜景を見ながら…ね。

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