Northern White ~北の絵日記~

 
 2月10日(金) 晴れのち曇り 
 
今朝は凍れました。TAITOを出発する時点で-23℃。
雪裡川を見下ろすこの山の上に上がった時には-27℃になっていました。
音羽橋の上は今日もかなりな盛況ぶり。それでも昨日の朝よりはいくらか少ないかな。

昨日は微風がありましたが、今日はほとんど無風。昨日よりも激しく気嵐が立っています。これだと気嵐がなかなか晴れないことがあるから、橋の上からアイレベルで撮っていると気嵐が立ちっぱなしでタンチョウの姿がなかなか見えないかもしれないですね。山の上に来たのは正解だったかも。
その橋から手前側、上流の蛇行のところには…。

タンチョウが20羽ほど。さらのもっと手前の蛇行に数羽。今朝のメインターゲットはこの上流側のタンチョウたち。

ただ不思議なのは、昨日よりも気温が低いのに霧氷のつき方は昨日よりも薄いように感じることです。上流側は下流側に比べて蛇行があって川幅が狭まる分気嵐があまり立たないのは事実ですが、それにしてもちょっと物足りない。(^^;

ここは橋に比べると撮影者少ないのでのんびり撮れるんですが、それでも昨日の朝はここにまで大型バスがやってきたという。(・・;)
この場所もけっこう人に知られるようになってきましたね。

ちょっと動画でも撮ってみました。こっちのほうが雰囲気味わえるかな。
8:00過ぎにTAITOに戻り、朝食をとった後Ypさんに同行させてもらってちょっと遠出。
YpさんがSLを撮るというのでご相伴に預からせていただくことに。
行き崖の駄賃?にちょっとエゾフクロウにご挨拶。

二カ所目のここではずっと向こうを向いたまま。「あっち向いてホイ」でした。(^^;

コッタロ湿原の展望台に登ってみましたが…

今日はタンチョウの姿は見えず。確認できたのはハクチョウとエゾシカだけ。
それにしても、手前の木が伸びましたね…四年前はもっとすっきり見えたのですが。
ここから「冬の湿原号」9380レを撮ります。ここでSL撮るのは10年ぶりくらいだったので距離感が狂ってて…最初は「200㎜くらい?」と思っていたんですがいざ汽車が来てみたら全然小さい。結局400㎜で。この日の9380レ、20分遅れ。札幌からの「おおぞら1号」が遅れたためにその接続待ちでの遅延とのこと。

塘路のパスタ屋さんでお昼を食べて、茅沼へ。
しばしタンチョウを眺めます。完全に曇っちゃいましたね。
この日いたタンチョウは9羽。ずいぶんいるな~、と思ったら亜成鳥が何羽かいますね。羽根の先が黒いのがわかりますね。この濃さだとまだ満二歳になってないような。

普通、こういう場所にいると子持ちの番に追い出されそうなものですが、見ているとそういう様子はない。
ひょっとするとこの亜成鳥、ここの番の前々年生まれの子供かもしれません。
曇ってるとこういうアングルでは光によるコントラストがつかないのでタンチョウの白が雪と同化しちゃいますね。

それにしても、こうやって撮るとここが線路築堤のすぐ手前とはわかりませんね。横に立ってる標識に気づかなければ「サンクで撮った」と言っても信じる人がいそう。(^^;

9381レ、今日もタンチョウ絡めて。

汽車をお見送りするタンチョウ親子、ってとこかな。
さてこのまま鶴居に戻れば夕空飛翔の時間なんですが、どうも今日は上空の雲が厚くて夕陽は望めそうもありません。
早目に宿に帰ってゆっくりすることに。
夜は和田さんのパブで夜話会。

明日は雪が降りそうな予報♪
一日サンクチュアリで粘ってみるかな。

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