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ケースから取り外し
①本体をケースから取り外すには、写真のように上部カバーを開ける必要があります。
②上部カバーはピンで接続されかなり力を入れないと取り外せない構造になっています。
③この構造が分からないと、ケースネジを全部外しても、本体をケースから引き出すことができません。
分かってしまえば何のことはないのですが、はじめての場合本体引き出しに苦労するかもしれません。固定ピンがネジ止めされているように見えるのでレンチなどで緩めようとしても緩めることができないので悩むかもしれません。
④ケース思った以上にちゃちな作りです。 ⑤それでもSX-100の重量は19Kgほどあります。
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状態 入手時受信できるのは①③バンドのみで他は信号が得分かる程度です。また、目盛りが大きく狂っています。
受信可能周波数は
① 538~1580KHz ② 1.72~4.9MHz ③ 4.6~13MHz ④ 12~34MHz
1580~1720Khzは第一IFが1650KHzのため受信はできません。 修理調整は根性と根気が必要です。
中波帯の受信では、890KHzのNHK第一、1091Khz NHK第二、1260Khz東北放送がS9前後で受信ができます。
また、7Mhzアマチュア無線SSBがS8程度で受信できます。 少し感度不足が見られます。
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第一IFT1650Khz調整
第一ミクサーグリッドにSGから1650Khz信号を抽入しSメーター最大値に第一IFT(50B485)上下のコアーを調整します。
SG信号をプレート(IFTプレート)から抽入するとピーク調整ができないので注意が必要です。
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第二IFT50Khz調整、OSC発信周波数調整
①第二ミクサーグリッドにSGから50.5Khz信号を抽入しSメーター最大値に第二IFT(50B489)上部コアー4箇所を調整します。
SG信号をプレート(IFTプレート)から抽入するとピーク調整ができないので注意が必要です。
また、帯域幅を一番狭い0.5Khzにあわせます。帯域幅を広く(例えば5Khz)に設定し調整しようとしても信号のピークに合わせることができないので注意が必要です。
②第二IFT(50B489)の横にあるのがOSCコイルです。発振周波数を1600khzに調整します。
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トラッキング調整 SX-100の取説は英文のマニアルがインターネットで入手できます。
このマニアル16ページにトラッキング調整方法が掲載されているので、記載に従って調整しました。
調整は表形式で掲載されているので分かりやすいと思います。
なお、取り付け部品の劣化などによりバンドによってはマニアル通り調整ができない場合があります。
このような場合は調整範囲を狭くし調整します。例えば4.6~13Mhz→6~10Mhz等のようにすると7Mhzは周波数がダイヤルとほぼ一致します。
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ト100Khzマーカー、出力トランス
①100Khzマーカー発振器が内蔵されています。調整や受信周波数をダイヤル表示に合わせるのに便利です。
②スピーカーのインピーダンスは600Ωと3.2Ωでおんしつを気にしなければ8Ωスピーカーが使用可能です。
古い真空管ラジオのスピーカーは3,2Ωが多いのでこれを使用するのも一つです。
③アウトプットトランスが45度近く斜めになっているのは電源トランスからの誘導ハム防止のためと思われます。
④電源回路には定電圧放電管が使用され安定した電圧を得ております。
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感度試験をしました。 流石ダブルスーパー素晴らしいです、今まで試験したこの種の真空管受信機の中では最高ではないでしょうか。
Sメーターの振れも申し分がありません。測定器の性能の限界に近い受信感度です。 特に感心したのはバンドの上と下の両端でも感度が落ちない事です。
アマチュアー用として設計された受信機としては最高級品ですね。
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