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入手時の状態
@AC、DCも電源が入り信号が全バンド受信できます。
A中波の感度は極端に悪いように思います。(混変調防止にアッテネーターが入っていた。)
Bアッテネーターを右に回すと極端に感度が落ちます。
C写真のように何故かケース上部だけがチョレート色に塗装されています。
Dパイロットランプ3箇所全て切れています。 |
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アッテネーター(RF ATT)の修復
@アッテネーターを右に回すと極端に感度(一気に60db程度)が落ちます。
Aこの切り替えはロータリー方式ではなくギアーにより横のスライドスイッチを動かす形状になっています。リード線を引き回さなくとも切り替えができる構造で端子はプリント基板直付けになっています。
Bこのスライドスイッチに接触不良が見られました。
C接点洗浄剤で接点を洗浄することにより修復ができました。接点は長年使用していないと酸化被膜ができ接触不良の原因になるようです。
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パイロットランプ交換 |
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@パイロットランプは全て12Vの麦球が使用されています。
Aダイヤル、Sメータ、モードツマミの3箇所に使用されています。
Bモードツマミのパイロットランプはモードツマミを緑に発色させるために緑キャップが被せてあります。最近であれば緑LED表示でしょう。
Cダイヤルの中心部が緑色に光っています。
D日中はあまり目立たないかもしれません。暗い所では大変綺麗です。
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ノーマルだと2MHz以上のバンドは良好に動作しますが、0と1バンドは感が極端に落ちます。 |
これは次の理由からです。
@アンテナ端子の抵抗
R-1000で、中波の帯域(2MHz以下)でアンテナからの信号を受けるアンテナ端子側に抵抗が入っておりこのままだと中波受信感度が低くなります。
AR161とR163のバイパス
中波のフロントエンド前段BPF前にあるR161、162、163がアッテネーターになっています。結果として、中波はほとんど受信できなくなっています。
これらは、おそらく中波の混変調を避けるためだったと思います。
しかし6つのBPFもあることから、本来ここまで中波帯域の減衰対策は不要です。
そこで次のように改造しました。これらにより60db感度が増します。
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@への対応
まず裏面カバーをあけて、写真のようなバイパスを作ります。これによってアンテナ端子に設けられたMW用アンテナ側抵抗をパスすることができます。
この対応をしないと後で述べる抵抗バイパスをしても感度が出ません。
(逆にこの対応をするだけで後で述べる抵抗バイパスをしても感度は出ません)
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Aへの対応
R161とR163をバイパスします。R161〜R163は中波用のアッテネーターになっています。
これをバイパスするのは簡単で、まず天板を取り、R161,R163の頭部分にある塗装を少しはがして半田でバイパスするだけです。
写真のように白い端子の横をこのようにバイパスするだけです。
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ケース塗装
ほぼオリジナルに近い色調で再塗装しました。
塗装は下塗り後透明艶消スプレー塗料で仕上げ塗装を施しました。
仕上がりは大変綺麗にしあがていると思います。
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