WELZ RE−3000 30A安定化電源修理 (写真をクリックすると大きくなります。)
この安定化電源は20数年前に購入したものですが、突然ヒューズが飛び使用できなくなってしましました。 原因はダイオードブリッジのショート(ACと+端子間)が原因で新しいダイオードブリッジ(350X25A 390円)に交換することで正常に動作するようになりました。
ショートしたダイオードブリッジ(KBPC25−02)たぶん25A20Xのものが使用されていたと思われます。
ヒューズが飛んだ原因の特定 @ヒューズが飛ぶ原因は過電流が流れたためで、多くはショートが原因のことが多い。 Aこの安定化電源に使用されている電源トランスの2次コイル抵抗値はほぼゼロΩで、単にテスターで不具合箇所の特定はできませんでした。 Bそこで部品をひとつ一つ外して不良箇所を特定することにしました。 C最初に外したのがダイオードブリッジでテスターでチェックした所、この半導体の不具合が判明しました。
@交換したダイオードブリッジは25A350X(S25VB 35)を使用しました(現在KBPC25−02は入手困難なようです)。 A従来のものより若干大きかったもののヒートシンクにギリギリ収まりました。 B一時は買い替えも覚悟しましたが、電源を投入し正常に稼動していることを確認し修理完了です。
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