当古い真空管無線機などの調整にはマーカー信号発生器があると便利です。同じ機種でもTS−520やFT−101でもマーカーはオプションとなっていて内蔵されていない無線機もあります。現在この種の無線機のマーカーはオークションなどで入手可能ですが、結構高価です。調整のためだけに都度マーカーを入手して組み込むのも経済的に大変です。そこでたまたま、TS−520、FT−101のマーカーが入手できたことから、マーカーが付いていない無線機でも調整ができるように外付けのマーカー発振器を制作しました。その時の状況に応じ使用できるように、AC電源使用タイプ、DC13.8X使用タイプ、内蔵乾電池(9X006P)使用タイプの3タイプを制作しました。

(写真はクリックすると大きくなります。)

AC電源使用タイプ
@DC9Xの安定化電源を内蔵しました。
Aマーカー基板はFT−101ESのマーカー基板をそのまま使用しました。
Bマーカー信号発振周波数は100Khzと25Khzです。
C手元スイッチで100Khz、25Khz切り替えができるようにしました。
Dコネクターに同軸を繋ぎ直接無線機のアンテナコネクターにつなぎます。マーカー信号は430Mhz付近まで確認できましたが実用レベルは144Mhz付近です。

DC13.8X電源使用タイプ
@マーカー基板はTS−520のマーカー基板をそのまま使用しました。
Aマーカー信号発振周波数はと25Khzです。
Bコネクターに同軸を繋ぎ直接無線機のアンテナコネクターにつなぎます。マーカー信号は430Mhz付近まで確認できましたが実用レベルは144Mhz付近です。

AC電源使用タイプ
@9X電池006Pを内蔵しました
A9X電池006Pを取り外せばDC9X外部電源が使用できます。
Bマーカー基板はTS−520のマーカー基板をそのまま使用しました。
Bマーカー信号発振周波数は25Khzです。
CDコネクターに同軸を繋ぎ直接無線機のアンテナコネクターにつなぎます。マーカー信号は430Mhz付近まで確認できましたが実用レベルは144Mhz付近です。

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