ダミーロードの製作

 100Wまで使用できるメーカー製パワー計はかなり高価です。またインターネットオークションでも2万円以上で取引されているようです。そこで、使用しなくなったSWR計とダミーロードを組み合わせ簡易のパワー計を作ってみました。ダミーロードも市販の100W以上のものは高価で手が出ませんので自作することにしました。50Ωダーミロードは金属皮膜抵抗を組み合わせて簡単に作ることができます。だだ、近年ワット数の大きな抵抗の入手が難しくなってきております。このようなことから、100Ω2W抵抗のものと、1KΩ5W抵抗のものの2種類を作成してみました。どちらもHF帯はSWRは1.0、145Mhzでも1.1以下です。SWR計は手持ちのDAIYA SW−100(HF〜150Mhzまで計測)を使用しました。後部アンテナ端子に常時作成したダーミ―ロードを同軸なしで接続しているので単独のパワー計のようなイメージで使用でき便利です。

(写真はクリックすると大きくなります。)

100Ω2W抵抗使用例
@100Ω2W抵抗を5本直列にしたものを10本並列に接続し、50Ω100W仕様となります。
Aコネクターは手持ちの関係でN型を使用しました。
B抵抗などの取り付けはプリント基板を使用しております。2ミリ銅板を加工している例も見られますが加工が大変です。その点プリント基板は加工が大変楽で、性能面でも全く問題はありません。
BSWRはHF帯は1.0、144Mhzは1.1です。

1KΩ5W抵抗使用例
@1KΩ5W抵抗を20本並列に接続し、50Ω100W仕様となります。
Aコネクターは手持ちの関係でN型を使用しました。
B抵抗などの取り付けはプリント基板を使用しております。
BSWRはHF帯は1.0、144Mhzは1.1以下です。
5W抵抗の入手は段々難しくなってきていますね。

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