144MhzFMトランシーバー (写真をクリックすると大きくなります。)
地域のローカル局10局ほど集まってメチルクラブと言うクラブを作りました。学生、会社員、先生、マスコミなど多彩なメンバー構成です。メンバーの多くは、DXに凝っておりました。 連絡用に144MhzのFMトランシーバーを作ろうということになり、作ったのがこの「MC2F」です。全部で15台ほどつくりました。水晶発振の5チャンネル、オールトランジスター、1Wで、ケースは板金塗装を施しメーカ製の4分の1位の費用でできました。当時のメインチャンネルは144.48Mhzです。現在もチャンと動きます。
送信部の基板です。放熱板が付いているのが終段トランジスター、水晶を4個入れています。プリント基板は紙エポキシで油性マジックで手書きしエッチングして作りました。コイルも全て手巻きです。この頃はまだ、ハムショップでも部品入手が容易でした。トランジスターはほとんどがジャンク品の流用です。終段トランジスターの自己発振を防止するための苦労の跡がハンダ付け跡に見えます。
受信部の基板です。AF部にはICを使用しました。音質は大変軟らかく満足のできるものでした。送信部同様455Khzの中間周波トランス以外は全て手巻きで作成しております。 単2乾電池を6本入れてポータブルとしてもQRVできるようにしました。このケースを取り外し10Wブースタを取り付けできるように設計しました。
写真左 上段左から、JA7BAT、FJS、BHQ、CPE、BZU 中段?ご免思い出せない 下段左からJA7CIA、JB、EEV、ARW 写真右MC2Fの完成度チェック中
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