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PCに勝手にリブートなどのトラブルが出たらまず最初にメモリーにエラーがないかチェックしよう。
PCを自作しました。CPUは2.53Ghzペンティアム4、メモリー256MB、HD80GB、CD、SCSI接続のMOとスキャナーでOSは当初Windows98SEの構成です。
暫く使用していると@Windows起動時にハングアップしたりAアプリケーション実行時に、画面が突然真っ黒になり、全部消えて、勝手にリブートし再起動がはじまる等の症状があらわれました。
インターネットで「勝手にリブート」を検索したり、ものの本の情報によると、「マザーボードと機器やOSの相性が悪いと、このような症状が現われる事が多く、機器を取り外したり付けたりして不具合の発生原因を突き止める必要がある」と述べられておりました。メモリーエラーについては殆ど振れられておりません。これは、メーカ製パソコンにはメモリーエラーは無いとの前提に立っているからでしょうか?
試してみたこと
@BIOSの設定し直し
AMemtestでメモリーに異常が無いかチェック(この時は10パス位で止めてしまいましたので、エラーが見つかりませんでした)
B全ての機器を取り外し症状が出るかチェック
C1つ1つ機器を追加して症状が出るかチェック
D原因が分からずOSをXPに変更
それでも原因不明で時たま症状が現われます。もうお手上げ状態です。
結論はやはり、メモリーのエラーでした。Memtestを丸1日実行したところメモリーにエラーがあることが判明しまし、メモリー交換で問題解決と相成りました。
Memtestは10パス位ではエラーが分からない事があります。100パス位様子を見てエラーが出なければOKのようです。
以下にMemtestの使用留意点を述べております。
Memtest-86を使ってみよう
バルクメモリー |
チェックしたのはバルクのPC2700、DDR333、184ピンの256MBメモリーで、自作PCに使う物です。メーカー保証の増設メモリーと比べると約半値以下の代物で、その分リスクは自己責任といった所でしょうか。 |
Memtest-86って? | Memtest-86は一言で言うとメモリチェッカーです。メモリ全体を総合的にチェックし、正しく読み書きができるか、不良が無いかを確認できます。他のPCでチェックしエラーが出ないのに、エラーが出てしまう場合は、マザーボードBIOS設定ミス、ハードウェア相性問題等がPCにあることになります。 |
準備作業 |
Memtest-86はWindowsのOS上で動くアプリケーションではありません。簡単に言うと、フロッピーディスクにMemtest-86をセットアップし、そのフロッピーでPCを起動させます。 |
使ってみよう 初期画面 |
準備作業で作成したフロッピーディスクをPCのフロッピーディスクドライブに入れてPCを起動します。すると左のような画面になりメモリチェックが開始されます。通常はデフォルトでのチェックで充分です。より、厳密なチェックは次の設定を参考にして下さい。 |
「2」を選択 |
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エラー画面例 |
テスト結果にエラーがあった場合はリスト形式で画面にエラーメッセージが出ます。 |
保障期間内に メモリーを交換しよう |
このようなエラーがあると、システムが不安定になる原因となります。 |
下のイラストをクリックするとそのページを表示します。