レコードの振動を防ぐためにスタビライザーを使用しています。今回カートリッジはオルトフォンを使用しました。
　事前のテストには、オーディオ性能をチェックするのに適したチェック用レコードチャイコフスキーの１８１２年を使用しました。

オーディオ装置とパソコンをケーブルで接続します。
　オーディオ出力は、ＬＩＮＥ−ＯＵＴでもヘッドホーンジャック端子でも変わりはないようです。
　パソコン側はＬＩＮＥ−ＩＮかマイクＩｎに接続します。最近のノートパソコンは、ＬＩＮＥ−ＩＮが付いていないマイクＩＮのみが多くなっています。

　レコードを再生する前に、アンプからサウンドカードに正しく出力されるかを確認します。入力系統の確認は、レコードプレーヤーからアンプに入力するので、入力ソースのスイッチは「PHONO」に、、出力スイッチの設定は、レコードプレーヤーの出力をPCに出力するのだから、出力側も「PHONO」にします。
　次に、アンプのカートリッジのセレクトスイッチをレコードプレーヤーのカートリッジタイプに合わせ設定を確認します。使用したカートリッジはＭＣタイプです。
　ＰＣ側はＷａｖｅｆｘ�@画面で設定します。

　録音は録音スタートをクリックするだけです。レコード演奏が終わったらストップをクリックします。
　録音スタート前にノイズカットや曲の分割の設定も可能になっています。サンプリングレート44.1KHz、量子化数16ビット／ステレオの設定がデフォルトになってます。このままでよいと思います。
　録音の仕事は結構ＣＰＵ負荷が高くなります。従って、アプリケーションやファイルのコピーなどほかの操作をすると、音飛びしたり、レコード針の飛んだときのようなプチプチという音（プチノイズ）が入ってしまいます。スクリーンセーバーの起動も止め、余計な作業は一切やめて静かに録音に専念したほうが無難です。

Ｗａｖｅｆｘを使って編集を行います。
　録音レベルが足りなければ増幅処理を行います。
　録音したレコード片面で1ファイルという、大きなWAVEファイルを曲ごとに分割します。
Ｋｉｌｌｅｒｎｏｉｓｅを使ってノイズをカットします。
　写真と同じ設定で良いと思います。ただし、ノイズが全て綺麗に消えることはありませんが、かなり軽減されます。ＭＡＧＩＸ　Ａｕｄｉｏ　Ｃｌｅａｎｉｎｇではかなりいい線まで行くようです。

　Ｗａｖｅｆｘを使ってＭＰ３に変換します。
その後ＷｉｎｄｏｗｓのＣＤ書き込みソフトでＣＤに書き込みます。
　これで、ＣＤプレーヤーで快適に聞くことができます。