
ホワイトイングは歯を削ることも痛みを与えることもなく、白く健康な歯を得たいという人々のニーズにこたえた歯の漂白法です。生まれつき黄色や茶色味を帯びている歯や、年齢とともに変色してき歯、コーヒーやワイン、たばこ等で着色してきた歯等に効果的です。
FAPホワイトニング

FAPホワイトニングとは、ホワイトニング剤にフッ素やリン酸、ハイドロキシアパタイトなどを配合し、再石灰化で歯質を強化しながらホワイトニングを行なう方法です。ホワイトニングと同時に虫歯予防が出来るので、歯に対して優しいホワイトニング治療法といえます。
従来のホワイトニングとの違い
現在使用されている一般的なホワイトニングは歯の表面に凸凹を作り、乱反射させることで白っぽく見せます。また、色素細胞や食べ物の色素が付着し、漂白後の色の後戻りが早くおこってきます。むきだしのエナメル質の凹凸部は直接酸や糖にさらされることになりますので、虫歯になりやすい環境になってしまいます。
一方、FAPホワイトニングはエナメル質の凹凸部に強化カルシウム(フッ化アパタイト)を5層ほど重ねて吸着させます。そのため歯の表面は滑らかで白さが際立ち、色の後戻りを抑えることができます。また。フッ化アパタイトは色の後戻りを抑えるだけでなく、歯質も強化されるので虫歯予防にも効果があります。
ティースクリーニング

歯の表面や歯と歯茎の狭い隙間に住みついている頑固な汚れプラーク(バイオフィルム)を超音波等で除去します。
虫歯、歯肉炎の発生を抑えることにより、歯科疾患の予防にもつながります。初期虫歯への再石灰化促進、カルシウム補給、歯肉炎の抑制の効果もあります。