士別から「第4回道北子ども将棋大会」の案内がありました

「第4回道北子ども将棋大会」の案内が士別地区将棋連盟(杉澤 悦男会長)から寄せられました。
  この大会は士別市・剣淵町・和寒町をエリアに日刊紙を発行する㈱道北日報社と士別地区将棋連盟が主催する小学生を対象にした将棋大会です。
  毎年、この後の11月に名寄市で行われる児童将棋大会と共に道北地域の小学生将棋大会の2大イベントになっています。
  今年の第4回大会は、体育の日の10月14日(月)に士別市民文化センターで午前10時30分から低学年と高学年に分かれて一回戦が開始されます。
  参加資格は上川北部の小学生で大会1週間前の10月7日(月)までに申し込むことになっています。
  名寄からも教室に通う子が毎年参加して、普段手合わせのできない相手との将棋を楽しんでいます、今年も参加を呼びかけて参ります。
  士別地区将棋連盟の方にはお世話になりますがよろしくお願いします。

  ポスターはこちらをクリックしてください。
  こちらをクリックすると大会の実施要項が開きます。
  こちらは参加申込書が開きます。

 第17回子ども将棋教室&9月有段者会の結果

   夏休み期間中は閑古鳥が鳴いていましたが、2学期の始まった9月の将棋教室には子どもたちの元気な声が戻ってきました。
   7日の教室には11名が参加、そのうちの半数が小学1・2年生と年長さんでしたのでそれは賑やかな教室になりました。
   最初に吉田姉弟へスタート級(15級)の認定証が渡され、吉川支部長からは「これからもたくさん将棋を指して強くなってください」と励まされました。(写真)
   教室はいつものとおり詰将棋から入りました。
   図の詰将棋は将棋世界9月号「ホンマにやさしい3手5手詰」からの問題ですが、これが意外に難しかったようで3手目に▲1三香と打ってしまう子がほとんどでした。
   香車の利きを最大限に生かす「香は下段から打て」とういう格言があることを学んだ詰将棋でした。
   久し振りの教室という事もあり、特に初歩クラスの子は早く将棋が指したくてたまらない様子、ミニ講座も早めに切り上げクラス別リーグ戦に移りました。

〇 将棋教室が終わった午後からは9月の有段者会が1時から同じ会場で行われました。
   4回戦(駒落ち戦)の結果は次表のとおりですが、この中で山田初段(高2)は上手に対してすべて平手で戦い3勝1敗。松永6級(小5)も千々石・香川両5段に二枚落ちで勝利して2勝2敗の好成績。 二人ともじっくりと考えてから指す姿勢が身に付いて好結果につながっているようです。
















   ==9月有段者会の成績==
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①吉 川 四段 ×2×6×531-310
②千々石 五段 14×363-1251
③松 永 6級 4×52×12-216
④香 川 五段 ×3×2×651-310
⑤山 田 初段 631×43-1242
⑥芳 岡 四段 ×514×22-2173

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 今年も商店街遊びの広場(9/21)に「将棋道場」を開きます

 予告 10月5日のこども将棋教室は石田 直裕五段による特別教室です

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2014年の4月にホームページを開設して今回が328回目の更新となります。
   これからも「週一回の更新」を目指し、名寄地方の将棋に関わる情報を発信しますので応援ポチよろしくお願いします。
   さて、暑さの続いたこの夏ですが9月に入ってからは朝方はめっきりと気温が下がって次第に秋の気配が感じられるようになりました。
   過ごしやすくなるこれからの時期は棋力を向上させるにはもってこいの季節といえるでしょう。
   今月の行事は次のとおりですが9月21日(土)には、商店街遊びの広場に参加してまちなかに「将棋道場」を開きます。
   昨年、初めて参加しましたが多くの子どもさんや腕自慢の大人の方々と将棋を楽しむことができました。今年もたくさんの人と将棋を通じて交流したいと思います。
   また10月5日午前中の子ども将棋教室は、当市出身の石田五段による特別教室、午後からは指導将棋の予定です。 詳細については今後当HPでお知らせをします。

☆☆名寄支部9月の行事☆☆

  • 9月  7日(土)   第17回子ども将棋教室
  • 9月  7日(土)   有段者会 
  • 9月14日(土)   第18回子ども将棋教室
  • 9月15日(日)   月例会
  • 9月21日(土)   第8回商店街遊びの広場将棋道場
   ※将棋教室は、10時から正午迄、有段者会・地区予選は午後1時からです。
   ※会場は全て駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。
   ※21日の将棋道場の会場は名よせ通りの「なにいろカフェ」で時間は10:00~15:30迄行います。

 第78期順位戦C級2組3回戦 ▲西田四段vs△石田五段戦

   第78期順位戦C級2組の三回戦、石田 直裕五段(名寄市出身)の対戦相手は西田 拓也四段(にしだ たくや)、対局は8月22日(木)に関西将棋会館で行われました。
   西田四段は京都府京都市の出身で森 信雄七段門下。
   振り飛車党の攻め将棋で得意戦法は振り飛車穴熊で。いきなり1手目7八飛戦法で相手の意表を突くこともある(WiKipediaより)
   両者は本局が初対局となります。共に加古川清流戦では石田五段が第4期、西田四段が第7期に優勝しています。




   西田四段の先手で始まった将棋は両者の棋風を表して、振り飛車対居飛車の対抗形になりました。
   第1図は昼食休憩明けに先手の西田四段が▲6五歩と突いて動いた局面です。
   △6五同銀には▲7七角を用意していて、△同角成なら▲同桂で銀が取れます。
   これに対して後手は約30分の考慮で△6五同銀と応じ、いつ戦いが始まってもおかしくない局面になりました。




   第2図は、後手の2筋からの攻めに備えて先手が▲6二角打(1時間7分の長考)とし、これに後手が△3五桂打と角の利きを遮断した局面です。(56手目)
   以下、先手に▲3六歩と催促され△2七桂成▲同玉△8六角打の進行は先手から4四の地点を攻められる手を見せられて後手の忙しい局面になりました。
   局後、△3五桂では代えて△4四角がまさったのではと感想がありました。





   第3図は後手が△6六歩と突いた局面。(70手目)
   先手陣の金銀の連携を崩す一着で▲同銀なら△6一香が厳しくなりますが、手抜きで▲4四銀が考えられると言われていました。
   実戦で先手は▲6六同銀と応じましたが感想では「代えて▲4四銀の方が良かった。以下△4二香▲4三銀成△同香▲6六銀△6九飛▲5三角成△4六香▲5四馬を並べて先手の一手勝ちでは」。
   この順を逃して混戦模様になったと西田四段の感想がありました。




   第4図は先手が▲3三銀成と桂馬を取って王手をかけた局面です(81手目)
   後手はこれを△3三同金と金で取ったのですが、局後、これが敗着となった一手と石田五段の感想がありました。
   一手を争う終盤戦、感想戦では代えて△3三同玉なら勝負はどう転んでいたかわからなかったとされました。







   第5図は99手目、先手がじっと▲5三角引成と角を成った局面で次に▲4二馬が詰めろになります。
   以下、△2六歩▲4二馬△2七銀▲3九玉△4四金に▲2三歩△1二玉▲1三銀となったところで後手の投了となりました。(投了図)








   投了図以下は、(1)△1三同玉は▲3一馬△2三玉▲2二金△3三玉▲3二馬まで(2)△1三同桂は▲2二金。
   終了時刻は23時14分。消費時間は▲西田四段5時間42分△石田五段6時間0分
   勝った西田四段は3連勝、敗れた石田五段は1勝2敗となりました。
   感想戦は0時50分頃まで行われました。




 「でもさあ、オレにとっては、見ているほうが前なんだよね」

    8月11日の日曜日、隣町の士別市に向かう途中で聴いたラジオ番組(注)が面白く、あとで聴き逃し番組で聴き直し、さらに図書館で本を借りてしまう羽目に・・・。
   番組のトーキングタイム、この日は「サラダ記念日」で有名な歌人・エッセイストの俵 万智さんがゲスト。
   その俵さんが小学生の息子(たくみん)くんとの日々の会話を通して子供の目線や考え方等からその成長の早さに驚かされたことを話されていました。
   息子との会話①
「先生ってさあ」と息子。「よく、前を見なさい!って言うよね」。まあ、あんたがよそ見ばっかりしてるからじゃない?
   「でもさあ、オレにとっては、見ているほうが前なんだよね」「…ん?」

   息子との会話②
宿題を少しやっては「疲れた~」と投げ出す息子。「遊んでるときは全然疲れないのにね」とイヤミを言ったら
   「集中は疲れるけど、夢中は疲れないんだよ!」と言い返されました。
   息子との会話③
『お母さん、消しゴムってすごいネ!』、『ん?』『漢字とひらがなとカタカナが全部入っていてすごい』言われてみるとそういうの、ぱっと思いつかないパイの実?ソースかつ丼?うーん、消しゴムほどの一体感がない。
   この他にも俵さんの子育てダイアリー「ありがとうのかんづめ」には子供の成長の様子を短歌でわかり易く綴られています。

   将棋教室では特に初心者の子どもさんには「ここは・・しなさい」「・・はダメだよ」と指導する場面が度々ありますが果たしてどうなのでしょう。
   決めつけてしまう物言いではなく、子供の豊かな創造力や発想力を育むという点からすると教える側にひと工夫が必要なのかもしれませんね。

   (注)ラジオ:NHK・FM 日曜 午後0時15分 トーキングウイズ 松尾堂。 らじる★らじるの聴き逃し番組で聴くことができます。 

   ==8月例会の成績(8/18実施)==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
 ①吉  川 四段  2×6×532-2173
 ②江  良 二段  ×1×4×361-310
 ③香  川 五段  ×4×52×11-39
 ④千々石  五段  32654-0341
 ⑤芳  岡 四段  631×43-1242
 ⑥佐々木  二段  ×51×4×21-38

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 第78期順位戦C級2組1回戦 ▲佐藤七段vs△石田五段戦

   第78期順位戦は現在2回戦までが終了していますが、今回は石田 直裕五段(名寄市出身)の一回戦 対佐藤 紳哉七段戦を掲載します。
   佐藤 紳哉(さとう しんや)七段は神奈川県相模原市の出身で安恵照剛八段門下。
   居飛車党で棋界でも有数の長考派であり勝負どころでは惜しみなく時間を投入するタイプの棋士です。
   対局は東京・将棋会館「高雄」で6月20日(木)10時から開始されました。両者の対局は3局あって佐藤七段の2勝1敗、順位戦では1勝1敗の成績です。





   互いに居飛車党の将棋は相掛かりになりました。
   相掛かりは定跡があまり整備されていないため互いに一手一手に時間をかけて指し手を進めています。
   第1図は先手の▲3七桂に後手が△8六歩と歩を合わせ▲同歩に△同飛と走った局面です。
   控室では①▲3五歩△同歩▲4五桂②▲3五歩△同歩▲5六飛と飛車を5筋に回る手などが検討されています。 実戦は▲3五歩△8五飛▲5六飛△6二金▲7五歩△8四飛▲8五歩△同飛▲2二角成△同銀と進んで本格的な戦いが始まりました。





   第2図は夕食休憩後に後手が長考の末に△8九飛成と成りこんだ局面。
   この飛車成りで将棋は一直線の激しい攻め合いの変化に突入し、▲7四歩△8五桂▲6五桂△6四歩が指されて第3図となりました。








   控室ではこの△6四歩の催促には、▲7三歩成りがあると言われていました。
   実戦の進行も▲7三歩成△同銀▲同桂成△同金と進んで先手に何か決め手があってもおかしくない局面、後手としてはうまく粘る順を見つけたい局面になりました。









   第4図は先手が▲6二銀打と痛烈な銀捨てで後手玉に迫った局面
   これを△同玉では▲5三桂成△同桂▲7三歩成△同玉▲5三飛成りとされて受けがありません。
   実戦は△5四歩と突きましたが▲6三角成△同金▲7三歩成(67手目)となった局面で後手の投了となりました。






   投了図以下は△6二金に▲5四飛△5三歩▲6二と△同玉▲6四飛と進んで先手からの攻めが続きます。
   終局時刻は20時52分。消費時間は▲佐藤七段4時間25分、石田五段5時間6分
   石田五段は黒星スタートとなりましたが、二回戦の対黒沢五段戦に勝利して現在は1勝1敗の成績です。
   三回戦は西田拓也四段との対局になります。








         【写真協力・日本将棋連盟】


 夏季大会と8月有段者会の成績

毎週土曜日、北海道新聞の夕刊に土曜カルチャー「棋士快晴」が連載されています。
   今回(8月3日付)は門倉 啓太五段の”対局日に息子誕生「母強し」”がテーマ。
   第一子の出産日が対局日と重なるというアクシデントに見舞われながらも、互いに気遣いあって無事に出産・勝利するという話しが淡々と描かれています。
   さわやかエッセイ!門倉五段と同年代で本市出身の石田 直裕五段のお話しも間もなく予定されているようなのでとても楽しみです。
   
   最近の天気をもじって「日本列島に避暑地なし!」と新聞にありました。
まさに名寄もそのとおりで暑い日が続いています
   例年、夏休みと重なるこの時期は将棋の方は少しお休みと言った感が強いようですが、暑いこの時期こそどんどん指して脳の活性化を図りましょう。

   ==夏季将棋大会(7/28)の成績==

 
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 敗勝 点順 位
勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手
 ①千々石  五段  ×25343-1272
 ②香  川 五段  13454-0341
 ③山  田 初段  4×2×152-2173
 ④吉  川 四段  ×3×5×2×1
 ⑤芳  岡 四段  ×14×3×21-38


   ==8月有段者会(8/3)の成績==
 
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 敗勝 点順 位
勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手
 ①芳  岡 四段  2×5×342-217
 ②吉  光 四段  ×1×3452-2193
 ③香  川 五段  421×53-1241
 ④吉  川 四段  ×3×5×2×1
 ⑤千々石  五段  143×23-1241

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 大接戦を制して安達六段が4度目の優勝(北都王位戦)

     8月4日は小野敦生六段メモリアル将棋大会(旭川)です

第40期北都王位戦が7月21日に午後1時から駅前交流プラザよろーなで行われました。
   大会には地元名寄市をはじめ士別市・旭川市・稚内市から16名の愛棋家が参加、事前に行われた組合せ抽選の結果により一人4回戦を戦い勝ち点の合計を競いました。
   勝ち点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦は10点が得られ全勝すると合計で34点になります。
   持ち時間各30分(使い切ると一手30秒の秒読み)のルールで行われた四回戦の結果は今田 聡四段と安達 竜太六段が共に全勝、5時から両者による決勝戦が始まりました。
   安達六段の矢倉対今田四段の雁木の戦い、中盤は安達六段が端を絡めた攻めで徐々に優勢を拡大、終盤は今田さんの追い上げを凌いで通算4度目の優勝を果たしました。
   北都王位通算4期は千々石好弘五段(5期)に次ぐ記録です。
局後に安達六段は「最後は負けと思って指していて全く自身がありませんでした」と振り返り、敗れた今田さんも「秒読みになって冷静に考えられなくなりました。途中からよくなる順がなくて苦しい将棋でした」 と振り返っていました。
   地元以外からの参加があり、普段指すことのない相手と将棋を楽しめた一日になりました。
   今週末(8/4)には小野敦生六段メモリアル将棋大会が旭川で開催されます。
   たまには普段と違ったところで将棋を指されて見てはいかがでしょうか。

   ==第40期北都王位戦の成績==

 
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 敗勝 点順 位
勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手
 ①宮  下 二段  稚内市  ×2×16〇×3×151-39
 ②高  橋 三段  旭川市 1×34163-1265
 ③佐 々 木二段  名寄市  42×153-1256
 ④大  友 六級  士別市  ×3×5×2×6
 ⑤藤  田 五段 名寄市  64×7×32-215
 ⑥今田 怜 二級  旭川市  ×57×842-2187
 ⑦吉  川 四段  名寄市  ×8×65×91-39
 ⑧香  川 五段  名寄市  1×96×102-216
 ⑨今田 聡 四段  旭川市  1081174-0342
 ⑩吉 光 四段  名寄市  ×9111283-1273
 ⑪豊 岡 六段  名寄市  12×10×9×131-37
 ⑫江 良 二段  名寄市  ×11×13×10×14
 ⑬安 達 六段  名寄市  141215114-0341
 ⑭千々石 五段  名寄市  ×131516123-1274
 ⑮船 田 三段  士別市  16×14×1312-2178
 ⑯芳 岡 四段  名寄市  ×151×14×21-38


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☆☆名寄支部8月の行事☆☆
  • 8月  3日(土)   第15回子ども将棋教室
  • 8月  3日(土)   有段者会 
  • 8月10日(土)   第16回子ども将棋教室
  • 8月18日(日)   月例会
  • 8月25日(日)   アマ王将戦名寄地区予選
   ※将棋教室は、10時から正午迄、有段者会・地区予選は午後1時からです。
   ※会場は全て駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。


 第17回小野敦生六段メモリアル将棋大会のご案内


    1993年に31歳の若さで急逝した旭川出身のプロ棋士、小野敦生(おの あつお)六段のスピリットを継承する大会が8月4日に旭川で開催されます。
   小野六段は旭川東高等学校将棋部に在籍し、1979年の第15回全国高等学校将棋選手権大会男子団体で優勝。また、第34回(1980年)全日本アマチュア名人戦に北海道代表として出場。
   その後間もなく奨励会へ入会。18歳と極めて遅い入会にもかかわらず僅か3年で四段に昇段した逸材の棋士。
   アマチュア時代には、道北の将棋大会にもたびたび出場されていたので中にはご存知の方もいるかと思います。(筆者は学生服姿の小野六段と2度対戦したことがあります)
   ~旭川に将棋を広めたい~。そんな小野敦生六段の思いを継承する大会案内が旭川中央支部から寄せられました。
   愛棋家・こども・女性大歓迎。多くの方の参加をお待ちしています。

☆☆大会の概要☆☆
    〇と き 令和元年8月4日(日)
    〇ところ 旭川将棋会館(旭川市住吉5条2丁目 TEL 0166-52-9484)

    第1部 メモリアル子供将棋大会(参加資格は中学生以下)
    ・時 間 9:00試合開始(受付は8:50まで)
    ・参加費 500円
    ・その他 参加人数により数クラスに分けてのスイス式4回戦

    第2部 小野敦生杯将棋トーナメント(参加資格は問いません)
    ・時 間 13:00試合開始(受付は12:50まで)
    ・参加費 一般1,000円、高校生以下500円
    ・その他 トーナメント戦で優勝者に、盛上駒(小林湊作)を進呈。4位まで賞品授与。  

   ※詳細については、旭川将棋会館へお問い合わせください
   ※【投了図】は第35期王座戦一次予選で14連勝中の羽生四段を下した局面です。

   ==7月有段者会の成績(7/6)==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①松 永 6級 ×2×5×3×4
②芳 岡 四段 1×3×4×51-37
③香 川 五段 421×53-1243
④安 達 六段 ×35213-1271
⑤千々石 五段 1×433-1262

   ==7月例会の成績(7/13)==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①吉 川 四段 ×2×7×3×6
②佐 竹 3級 13474-0341
③鷲 見 三段 ×4×21×51-39
④芳 岡 四段 3×5×262-2173
⑤香 川 五段 64×733-1252
⑥六郎田 6級 ×571×42-2173
⑦千々石 五段 15×6×22-215

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 第78期順位戦C級2組2回戦 ▲石田五段vs△黒沢五段戦

   第77期順位戦は豊島将之二冠が5月17日に佐藤天彦名人を4連勝で下して新名人となりましたが、それから間もなくして第78期順位戦が始まりました。
   石田 直裕五段(名寄市出身)は、一回戦(6/20)で佐藤紳哉七段に敗れて黒星スタート、7月11日の二回戦は、東京将棋会館で黒沢 怜生五段段(くろさわ れお)五段と対戦しました。
   黒沢五段は、埼玉県熊谷市の出身で高橋道雄九段門下。振り飛車党で持久戦を苦にしないタイプの棋士、これまでの対戦成績は石田五段の1勝3敗、順位戦では初対局です。




   図1は乱戦を思わせる局面
   図から△5二金左▲3四馬△4七角成りと進むと前期順位戦8回戦の対今泉四段戦の序盤と同じでしたが、本譜は後手が△4二銀と指して前例がなくなりました。 この後は後手も馬を作りさらに互いに飛車を持ち合う激しい将棋になりました。






   図2は先手が43手目▲3六歩と突いて馬の活用を目指した局面です。
   長沼洋七段「▲3七馬~▲7四歩の攻めが間に合うと後手が苦しいですね。▲8四歩でどうでしょうか。以下▲3七馬には△8三銀と備えて・・・」
   △8三銀のとき、先手から(1)▲7四歩△同銀▲9四香(2)▲8六歩からじっくり指す順があってどちらも有力のようで、後手は1時間近くの長考で △9三香、対して▲3七馬△6四歩▲7四歩△4七歩▲同馬△7四歩に▲8五桂と跳ねて先手の攻めが始まりました。



   図3は先手が▲9五歩△同歩と端に味付けをしてから▲6四歩と取り込んで歩を補充した局面です。
    5六の馬の利きが通って、次は▲9四歩△同銀▲7四馬が非常に厳しい攻めになります。
   後手も手順を尽くしながら△5四馬と守りを強化しますが、先手は▲9四歩△同銀▲7四馬△8三銀に▲7二飛打の強手を放ちました。(図4)





   図4から△7二同銀▲同歩成△同馬▲6三銀と先手が攻め、後手も△4七桂▲6九玉△4九飛▲5九香に△8三馬とかわして▲同馬に△同玉となって馬を消しましたが、先手は▲5二銀不成△6四銀▲6一銀不成と金を二枚手に入れました。









   図5は▲6一銀不成から少し進んで△4四角成に先手が▲6三角と打った局面です。
   この手は▲7四金からの寄せを見た手ですがこれに後手は△6五銀と金打ちを防いだのですが、続く先手の▲7四歩がまさに一歩値千金の手でこの手を見て後手の投了となりました。(投了図)







   投了図の局面は▲9三金までの詰めろになっています。
   △7四同銀には▲7二角成以下の詰みで後手玉は脱出する方法がありません。終局時刻は23時35分です。
   勝った石田五段は1勝1敗に、敗れた黒沢五段は0勝2敗となりました。




















         【写真協力・日本将棋連盟】

 第40回北都王位戦の参加者を募集しています

道内各地では道南竜将戦(函館新聞社)や釧新杯(釧路新聞社)など地元の新聞社が主催する将棋大会が開催されています。
   名寄市でも和寒町から中川町までの上川北部地域を発行エリアとしている北都新聞社が「北都王位戦」を主催しています。
   北都新聞が設立された翌年の1979年に開催された将棋大会で、節目となる第40回大会が7月21日に行われます
   将棋愛好者であればどなたでも参加できますが、7月18日までに申し込む必要があります。
   腕自慢のみなさん奮ってご参加ください!

      ☆北都王位戦開催要領
   ■日  時  令和元年7月21日(日)午後1時 対局開始       
   ■場  所  駅前交流プラザ よろーな(名寄市東1南7)    
   ■対局方法  リーグ戦4回戦、持ち時間30分(以後1手30秒)
   ■入  賞  8位まで
   ■参加料   1,000円(高校生以下無料)  
   ■組合わせ  名寄支部で組合せ抽選を行い、北都新聞に掲載します。
   詳細は名寄支部の千々石(ちぢいし)までお問合せください(℡01654-2-3254)

      ☆第13回子ども将棋教室
    7月6日(土)に子ども将棋教室が行われました。
   この時期は学校行事やスポーツ系クラブ活動などがあるため子ども達も忙しくて大変です。
   この日の参加者は初めてのお子さん3名を含めての8名、講師は普段よりも多い4名でした。
   初級クラスリーグ戦の他に2名の中級者には二枚落ちと平手での個人指導を行うなど内容の濃い教室になりました。
   当教室の級の認定は15級から行っていますが、今回見直しを行い10級から15級については成績の他に将棋 に対する対局態度や熟度・熱心さなども加味する事にしました。
   これに伴い今回昇級となった子どもさんには認定証が渡されました。(写真)

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 佐々木治夫杯将棋大会の案内がありました

「第26回佐々木治夫杯争奪将棋大会オールイン北海道」の案内が日本将棋連盟すすきの支部(河合 将太支部長)から寄せられました。
  北海道将棋界の発展と将棋愛好者の親睦と交流を深めるため毎年行われているビッグイベントです。
  今年は10月27日の日曜日に午前10時から札幌市西区宮の沢の札幌市生涯学習センター『ちえりあ』で開催されます。
  昨年の旭川大会では、団体5人クラスでは名寄Aは48チーム中16位、団体3人クラスでは16チーム中名寄Bが4位、初参加の名寄風連Jrが10位でした。今年は前回を上回るようがんばります。

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☆☆名寄支部7月の行事☆☆

  • 7月  6日(土)   第13回子ども将棋教室
  • 7月  6日(土)   有段者会 
  • 7月13日(土)   第14回子ども将棋教室
  • 7月14日(日)   月例会
  • 7月21日(日)   北都王位戦(要事前申し込み)
  • 7月28日(日)   夏季大会
   ※将棋教室は、10時から正午迄、有段者会・地区予選は午後1時からです。
   ※会場は全て駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。
   ※サイドメニュー「名寄・士別子供将棋教室」を更新しました


 第12回子ども将棋教室&テーブルマークこども大会

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   今月2回目の子ども将棋教室(6/15)は、参加者10名で行われました。 最近は初・中級クラスの参加が少ない半面、初歩・ビギナーの参加者が増えています。
   棋力も様々なのでいつも前段に行っている詰将棋はお休みにしてクラス別リーグ戦を行うようにしています。
   月2回の将棋教室では、詰将棋やミニ講座よりも将棋をたくさん指せる方が子供たちにとっては楽しいようです。
   ビギナーリーグ戦は大まかなルールや駒の動かし方を覚えて少しゲームができるようになった4人で行いました。 今はたくさん将棋を指して将棋に慣れてもらいたいクラスです
   初級クラスリーグ戦も4名、こちらは一局の将棋を誤りなく指すことができるクラスで目に見えてみなさんの棋力がアップしています。
   そして中級クラスの松永7級には最近確実に力をつけている岡田8級との3番勝負をお願いしました。
   振り飛車党の松永君に岡田君がどう戦うのかが注目。結果は松永君が貫録を示しましたが、対振り飛車の実戦が少ない岡田君には良い経験になったことでしょう。

==将棋日本シリーズ『JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会』のお知らせ==
    8月31日(土)札幌コンベンションセンターでテーブルマークこども大会が行われます。
   この大会は将棋をおぼえたてでも参加できる小学生以下の将棋大会です。誰とでも自由に指せて楽しい自由対局、目指すは決勝ステージ!トーナメント戦などがあって、丸一日将棋が楽しめます。 参加費は無料ですが事前の申込みが必要です。
   申込み方法など詳しくは こちらの公式ホームページをご覧ください。
   この日は将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の<二回戦第一局>広瀬 章人竜王VS久保 利明九段の対局が行われます。

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 全道将棋選手権大会名寄地区予選の結果

夏のビッグイベント第77回全道将棋選手権大会の名寄地区予選が6月16日(日)駅前交流プラザ「よろ~な」で行われました。
   参加者は9名、来月(7/14)札幌市で行われる全道大会への出場権1枠を巡って一人4回戦を戦いました。
   結果は3勝1敗が4名となった中で豊岡正起六段が抜け出して代表権を獲得されました。
   大会の前には支部の総会が行われ、平成30年度決算報告及び新年度予算案等が審議され承認されました。
   また支部の主要行事になっている児童将棋大会(今年は第27回目)は11月9日(土)に石田直裕五段(本市出身)を迎えて名寄児童センターで開催されることになりました。

   ==全道将棋選手権大会名寄地区予選の成績==

名 前一 回 戦二 回 戦三 回 戦四 回 戦勝 数勝 点順 位 備 考
勝   敗相 手勝   敗相 手勝   敗相 手勝   敗相 手
①豊 岡 六段 2×9383-1261代表
②吉 光 四段 ×134×92-217
③藤 田 五段 ×4×2×1×50-4
④江 良 二段 3×5×2×61-37
⑤芳 岡 四段 ×64×732-2185
⑥鷲 見 二段 57×843-1253
⑦吉 川 四段 ×8×65×91-39
⑧香 川 五段 796×13-1244
⑨千々石 五段 1×8723-1261

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 第11回子ども将棋教室&6月例会で安達 竜太さんが16連勝

    今月2回目の子ども将棋教室(6/15)は、参加者10名で行われました。
   最近は初歩・ビギナーが多く反面、初・中級クラスの参加が少なくなっています。
   そのため前段に行っている詰将棋はお休みにしてクラス別リーグ戦を行うようにしています、子供たちにとっては詰将棋やミニ講座よりも将棋をたくさん指せることが 楽しいようです。 松永君(中級)には二枚落ちでの指導対局といつもとは少し違った教室になりました。
   少し無理に思われた混合戦3回リーグでしたが、結果は初級クラスの岡田 董生8級が3連勝と貫録を示して中級クラスが視野に入ってきました。
   また初歩クラスの萬歳 剛君と榎本 祥太郎君も2勝を挙げるなど昇級を目指して頑張っています。
   〇6月の月例会(9日)が1時からよろーなで行われました。
   参加者は6名とここ最近は少ない状況が続いています、でも参加者が少なくても将棋は熱戦・好局の連続でした。
   1回戦の注目カード、安達竜太六段vs千々石好弘五段戦は相振り飛車の戦いになり、終盤で千々石五段が詰みを逃して安達六段が辛勝。
   安達六段はこの後も勝ち続けて4戦全勝、これで月例会は負けなしの16連勝と快進撃が止まりません。
   果たして次回例会(7/14)ではどうなるのか・・・興味のあるところです。

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   ==6月例会の成績==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①千々石 五段 ×26×532-218
②安 達 六段 14364-0341
③芳 岡 四段 ×4×5×2×10-4
④吉 光 四段 3×2653-1262
⑤香 川 五段 631×43-1243
⑥吉 川 四段 ×5×1×4×20-4

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 棋聖戦一次予選 △石田 直裕五段 対 ▲杉本 和陽四段戦

5月27日、午前中の三枚堂六段戦に勝利した石田直裕五段は、14時から 同じく塚田泰明九段に勝った杉本和陽四段(すぎもと かずお)と対戦しました。
   杉本四段は東京都大田区出身で故・米長邦雄永世棋聖門下の28才。
   振り飛車を得意としつつ、相手が振り飛車党の場合は居飛車で戦う。攻め将棋で終盤巧者、粘り強い棋風と評価されています。
   両者の過去の対戦成績は、1勝1敗で本局は先手杉本四段のゴキゲン中飛車対後手の左美濃の戦いになりました
   第1図は互いに銀を4段目に進め、後手の30手目△7五歩に先手が▲6五歩と反発した局面。



   第1図からは△7六歩▲6四歩△7七歩成▲6三歩成△7六とまで一気に進みましたが(第2図)、ここまでの消費時間は先手が3分、後手が5分という早さ。
   第2図の△7六とまでは前例のある進行でしたが、ここから先手は7八飛と指して前例から離れ、指し手のスピードも緩やかになっていきます。









   第3図は後手の△4五馬に先手が51手目▲4六銀打とさらに馬を追った局面。
   局後の感想では、△4五馬に対して(1)▲3六銀や(2)▲5二歩成が検討されています。
   (2)の▲5二歩成以下△同金▲同と△同飛▲6三銀△9二飛▲5四銀引不成△同金▲同飛△3三角に▲8四飛でこの方が本譜よりも先手が良かったのではと。
   実戦は▲4六銀打に△5六馬▲同銀△1三角と進んで後手がこの角を使えるかがこの戦型のポイントのようです。






   しばらく進んで第4図の局面は、後手の7八に成り捨てに先手が▲7八同金とした局面です。
   以下、△7八同とで後手は金を入手、先手も歩切れを解消したのですが、局後の感想ではこの△7八同とでは別の指し手も考えられたようです。
   即ち△7八同とでは△5九飛と打ち▲7九金打△4九飛成▲同銀△5五歩(同銀には△6五角の飛車金両取り)の順。
   △5五歩に対して先手からの攻めも色々と考えられますが、いずれにしても後手は先手玉を薄くするべきだったようです。





   大詰めを迎えた局面、第5図は先手が115手目▲3六銀と立ち▲2五銀からの詰めろをかけた局面。
   この手は△6七金▲同銀引△同歩成▲同銀△4七馬▲同玉△6七飛成の攻め筋を消しています。(手順中△4七馬に▲同銀と取れるようになっています)
   実戦の進行は、△6七金▲同銀引△同歩成▲同銀△5六歩▲同玉△4七馬に▲同銀となったところで後手石田五段の投了となりました。(投了図)







   投了図以下は△6五金と追っても▲同玉△6七竜▲6六金△7六銀▲5四玉で詰まず、一方、後手玉は▲2五金以下の詰めろがかかっています。
    14時に始まった一戦は総手数124手で先手の勝ち、終局は16時38分でした。









 棋聖戦一次予選 △石田 直裕五段 対 ▲三枚堂 達也六段戦

5月27日(月)に東京の将棋会館で棋聖戦一次予選が行われ、石田 直裕五段(名寄市出身)は三枚堂 達也六段(さんまいどう たつや)と対戦しました。
   棋聖戦は産業経済新聞社主催の棋戦で、一次予選、二次予選T戦、挑戦者決定T戦を行い、6~8月にかけて挑戦者が豊島将之棋聖と5番勝負を行います。
   これまでの「棋聖戦」を 2018年4月からはヒューリック株式会社が特別協賛となったことで正式名称をヒューリック杯棋聖戦とすることになりました。
   三枚堂六段は、千葉県浦安市の出身で内藤國雄九段門下。居飛車党で角換わりを得意戦法としていて序盤から果敢に仕掛ける鋭い攻め将棋で桂馬の活用に定評があります。
   石田五段とはこれまでに3局あって三枚堂六段の3勝です。



   対局開始は午前10時。
   持ち時間は各1時間、切れると1手60秒の秒読み。振り駒で三枚堂六段の先手で戦型は角換わり腰掛け銀になりました。
   第1図は先手が55手目に▲4五歩と仕掛け、はじめて駒がぶつかった局面です。
   実戦は以下△4五同歩▲同銀に後手は5分を使って△4四歩と打たずに△6五歩を着手、先手もここで10分を超える考慮で▲5六銀と引いて、以下△6六歩には▲7五歩と自らの玉頭で手を作るという激しい展開になりました。




   第2図は後手が金取りの▲7一角に△6三金と上がってから先手が67手目▲7六歩と打った局面です。
   意外なところで受けに回ったように見えますが、後手からの△6五桂(7一角取りと7七銀の両当たり)を避けたものです。
   この後は△8四飛▲2四歩△同歩▲6四歩△同飛▲8二角成と進みましたが、局後の感想では第2図の辺りでは三枚堂六段は「少し悪い」と感じていたようです。






   中盤の激しい攻防で大駒の交換が行われて互いに敵陣に竜を作ったのが第3図の局面です。
   手番は後手で、局後の検討ではここで△6六歩と打てば後手の優勢だったとされました。
   実戦は△4七角(△6九角成▲8八玉△7九馬▲9八玉△9七香▲同桂△8九馬までの詰めろ)▲5七金寄△6五香▲4七金△6九竜▲8八玉△6七香成▲6八金△同成香▲同竜△同竜▲同銀と進んで双方の竜が盤上から消えました。
   ▲同銀の後、後手は盤面を大きく使って△6一飛(馬と銀の両取り)と指してなおも攻勢をかけていきます。




   第4図は先手が▲4七香と打ち△4四歩に▲4五歩と攻めに回り始めた局面です。
   しかし後手は8六の拠点を生かして先手玉に迫ります。
   図から△8七金▲同銀△同歩成▲同玉△8六歩▲同玉に△9三角と飛車取りに放ち▲7二飛成に△8五歩と王手、▲7七玉に△8六銀と王手をかけて▲8八玉には△5七角成と金を取ったところで先手の投了となりました。






   投了図以下は△8七金▲7九玉△6八飛成▲同歩7八銀までの詰めろで▲6一竜には△5六馬で先手は受けが難しくなっています。
   終局時刻は12時38分。消費時間は両者ともに1時間0分。







☆☆名寄支部6月の行事☆☆
  • 6月  1日(土)   有段者会 
  • 6月  8日(土)   第11回子ども将棋教室
  • 6月  9日(日)   月例会
  • 6月15日(土)   第12回子ども将棋教室
  • 6月16日(日)   アマ名人戦名寄地区予選
   ※将棋教室は、10時から正午迄、有段者会・地区予選は午後1時からです。
   ※会場は全て駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。


 安達竜太さんが月例会で12連勝

   日照不足に悩まされた昨年とは違い、名寄地方は5月8日以降は雨も降らずさわやかな天気が続いています。
    5月19日の5月例会は参加者が5名と少なく、少し寂しい大会でしたが総当たりの結果は、安達六段が4戦全勝(成績表参照)。
   安達六段は、2月と3月の例会でも全勝していて月例会では負けなしの12連勝です。
   この月例会ではK五段が二度も二歩を指して負けるというハプニングがありました。
   アマチュアの大会では二歩による反則負けは決して珍しくありませんがそれでも同じ人が二度も繰り返すというのは???
    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると二歩は
   ①自陣で追いつめられ前の方の歩に気付かず思わず合駒してしまう
   ②敵陣で相手を攻めるのに夢中になりしばらく前に打っていた自陣深くの歩を見落とす
   ③敵陣に打ち込んで不成のまま放置していた歩に気付かない、
         などの状況でうっかり指してしまうことが多いようです。
   ちなみにインターネットで1977年から2005年の28年間に、プロの棋戦で発生した反則のうちで回数が多いもの"が出ていました。
    1位 二歩 44回
    2位 二手指し 22回
    3位 王手放置、自らの玉を相手の駒の利きにさらす 8回
    4位 角・馬が移動できない位置へ移動する 5回
    5位 成れない状況で駒を成る 3回
   プロの世界でも反則は圧倒的に二歩によるところが多いようです。
   折角の将棋を二歩で台無しにしないよう反則には気を付けましょう。

   ==5月例会成績==
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 敗  勝 点  順 位 
 勝 敗 相 手 勝 敗 相 手 勝 敗 相 手 勝 敗 相 手
①安達 竜太六段 25344-0341
②芳岡 慎一四段 ×13453-1272
③吉川 明男四段 4×2×1×51-37
④江良 豊   二段 ×3×521
⑤香川 譲   五段 ×143×22-217

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

☆子ども将棋教室の日程変更☆
   6月の教室は予定を1週繰り下げて8日と15日の土曜日に行います。

 第9回子ども将棋教室と鷲見将棋教室

   第9回子ども将棋教室(5/11)では、これまでビギナークラスで学んでいた子どもさん6名に千々石先生から認定書が渡されました。
   新たに14級の認定を受けたのは橋本光生君、萬歳 剛君、山下叶馬君の小学4年生3名です。
   3人とも出席率が高くて熱心、忽ち一局の将棋を間違うことなく指せるようになったのでこれからは初級クラスで励んでもらうことになりました。
   また15級に認定されたのは、榎本祥太郎君(小2)と橋本朋弥君(小1)そして鷲見将棋教室から参加している佐々木成太君(小1)の3名です。 みんな初級クラス入りまであと一歩なので頑張ってください。
   鷲見将棋教室は、支部会員の鷲見英祐二段が昨年の4月から自宅で幼稚園児のこどもさんを対象に駒の動かし方やルールなど将棋の基本を教えている教室です。
   鷲見先生は、「教室を開いてみて、棋力を強くするのではなく続けさせることが大事なのでは」と考えていてそのための工夫もされているようです。
   現在5名のお子さんが月2回、土曜日の3時30分から4時50分まで主に子ども同士の対局で楽しんでいます。(写真・下)



   ==5月11日(土)に行われた有段者会の成績は次のとおりです==
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝 敗勝 点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①芳岡 慎一四段 ×26×532-218
②千々石好弘五段 14364-0341
③吉光 和廣四段 4×5×2×1
④香川 譲   五段 ×3×2653-1262
⑤安達 竜太六段 631×43-1243
⑥松永 好生7級 ×5×1×4×2

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

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