第51回道北支部対抗将棋大会 in名寄

   北海道でも最多開催回数を誇ると思われる道北支対抗将棋大会、その第51回大会が4月21日に名寄支部(吉川 明男支部長)の主催で開催されます。
   昨年、旭川市で開催された節目となる第50回大会では、旭川支部の高森智春さんを中心に「50回記念誌」が作られました。(写真)
   大会創設時の資料等が残っていない中で「大会の始まりは旭川と名寄の対抗戦だったと思う」と記憶が語られ、その後、稚内・留萌・紋別 支等部が加わり、各支部が持ち回りで運営するようになりこれまでに9支部で開催されています。
   また、この大会には勝浦 修九段(紋別市出身)や故小野敦生六段(旭川市出身)をはじめこれまでに多のくプロ棋士が審判長、来賓として出席されています。
   昨年の中座 真七段(稚内市出身)に続いて、名寄大会では当市出身の石田 直裕五段に審判長をお願いしています。
   道北の各支部には既に開催要項等をお送りしています、平成最後の大会となります名寄の大会に多くの方々のご来名をお待ちしています。

【道北支部対抗将棋大会】
・日 時:平成31年4月21日(日)午前9:40 開会式 10:00 対局開始
・会 場:駅前交流プラザ「よろーな」(名寄市東1条南7丁目)℡01654ー9-4607
・概 要:Aクラス1チーム5名・Bクラス1チーム3名の団体4回戦及び個人戦4回戦 
















    【記念誌にある一番古い道北大会の写真】
    ・昭和54年の第11回名寄大会で会場は光明寺の本堂を借りて行われました。
    ・この頃は対局時計の数も揃わず、会場もタバコの煙でモウモウとしていた大会でした。


 順位戦C級2組最終戦 ▲石田 直裕五段vs△星野 良生四段戦

   一年を通して行われる第77期順位戦C級2組の最終戦、全22局が3月7日に東京と大阪の将棋会館で午前10時から一斉に行われました。
   石田 直裕五段(名寄市出身)は、関西将棋会館で星野 良生(ほしの よしたか)四段と対戦しました。
   星野四段は、埼玉県上尾市の出身で西村一義九段門下。居飛車・振り飛車どちらも指し、序盤から工夫を凝らした作戦を見せることも多く、本局も序盤にその棋風が表れています。
   両者は同じ2001年に奨励会に入った同期、これまでの対戦成績は石田五段の3戦3勝、順位戦では第73期に対戦があり星野四段のゴキゲン中飛車に石田四段(当時)が超速3七銀戦法で対抗しています。


   初手▲2六歩に△8四歩▲2五歩△8五歩▲7六歩△3二金▲7七角△3四歩▲6八銀と角換わり模様に進みましたが、後手はここで△3三角と上がり早くも序盤で工夫を見せています。(第1図)
   第1図からは、▲3三同角成△同金▲7七銀と進み、先手陣は角換わり腰掛け銀でよく見るオーソドックスな形ですが、後手陣は3三の金が少し珍しい形。
   この金がどうプラスに働くかが焦点の一つになりそうと言われています。




   第2図は▲2四歩からの飛車先交換(王手)に後手が△1一玉と引いた局面。王引きで王手を避ける、控室でも「なかなか見ない受け方」と言われています。
   △1一玉の局面で12時になり昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は先手1時間46分に対して後手13分。
   再開後は▲2三角△2二銀▲3四角成△2三歩▲2九飛△3六歩▲3八金△7四歩・・と進みました。
   先手は馬の働き、後手は穴熊の堅さとそれぞれに主張のある長い中盤戦に入っていきます。





   第3図は先手が▲2四歩の合わせ歩と継ぎ歩の手筋で2筋に歩を垂らし穴熊攻略の足掛かりを作った局面。
   後手の持ち駒は銀・桂・桂・歩で先手に桂馬渡すと▲2三桂という厳しい反撃があります。
   実戦はここから、△8八歩▲同金△6六歩▲同歩△6四桂▲6五馬△7六歩打▲同銀△8六飛▲8七銀△7六銀に▲3二馬と切って先手も勝負に出ました。(第4図)
   手順中、△7六銀に▲8六銀と飛車を取るのは△6五銀▲同歩に△7六桂が厳しい。




   第4図から△3二同金▲8六銀(この局面で駒割りは先手が飛車・金、後手が銀・桂の交換)△5五桂▲5八玉△5六歩▲同歩△6七角▲4八玉△5六角成と後手が細い攻めをつないで 先手玉に迫り、先手も反撃に出るタイミングを見計らうという展開がしばらく続きます。
   このあたりで消費時間が逆転して、先手4時間42分、後手5時間42分になりました。






   第5図は4図から30数手進んで後手の3二金寄に先手が121手目に▲2五歩と打った局面。
   ▲2五歩に△同歩は▲2四歩が継続手。金銀の連結を崩すのがこの場合の急所になります。
   実戦は、△1一玉▲2四歩△3四銀▲6四角成△同銀▲2三桂△同銀▲同歩成と進んで控室では「後手玉の受けが難しくなってきた」と言われ、以下△4八角▲2九玉△2七歩▲同飛△2六歩 ▲4七飛(詰めろ)に△3九角成り▲同玉△4七桂不成りの王手で飛車を取って粘りますが形勢は駒得の差で先手がリード、この後も先手の攻めが続き151手目先手の▲3一金打ちで後手の投了となりました。



   投了図、後手玉は▲2一金以下の詰めろで受けても一手一手。
   終局時刻は23時23分。消費時間は▲石田五段5時間44分、△星野6時間00分。
   勝った石田五段は6勝4敗、敗れた星野四段は5勝5敗で今期の全日程を終了しました。





















         【写真協力・日本将棋連盟】

 第5回子ども将棋教室と3月有段者会の結果

   三月最初の子ども将棋教室(3/2)は、初めての子どもさん(小1)1名を含め10名が参加して行われました。
   最初のミニ講座では、今回も”橋本 崇戴の勝利をつかむ受け”から、「王の早逃げをしよう」を取り上げました。(図)
   自玉に詰めろがかり、しかも持ち駒のない絶体絶命の状況で、一手先に▲9七玉と体をかわす呼吸、まさに「王の早逃げ八手の得あり」は覚えておいて損のない手です。
   講座のあとは詰将棋に続いてクラス別リーグ戦を行いました。
   前回昇級を逃した山田(涼)6級ですが、この日は2連勝して好調を維持、又、久しぶりに参加した佐竹(柾)3級は貫禄の2連勝です。
   午後1時からは3月の有段者会が行われました。
   山田初段、佐竹3級の他に山田6級と六郎田7級が参加しましたが今回は有段者陣の壁が少し厚かったようです。
   来月(4/21)には、第51回道北支部対抗将棋大会という大きな大会が名寄で開催されます。
   対外試合という普段とは違った雰囲気の中で自分の実力を発揮試してもらいたいものです。

   ==有段者会の成績==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①六郎田 7級 ×2×8×371-310
②山 田 恭初段 13×843-1253
③山 田 涼6級 ×4×21×51-39
④佐 竹 3級 3×5×6×21-37
⑤香 川 五段 ×64733-1272
⑥千々石 五段 57484-0341
⑦吉 光 四段 ×8×6×5×1
⑧芳 岡 四段 712×63-124

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

haya3 haya4 haya5

 3月は子ども将棋教室と有段者会から始まります。

例年より雪解けが進む中で明日からはいよいよ3月です。
   王将戦や棋王戦等の中継サイトに加えてこの一ヶ月はNHKでは将棋を題材とする映画やドラマ等が放映されるなど、将棋愛好者には大変楽しい日を過ごすことができました。
   若きプロ棋士の成長を見つめた羽海野チカ原作の人気コミックを映画化した「3月のライオン」の前・後編がNHKBSプレミアム(2/4.11)で放映されました。
   また、2月3日(日)にはプロ棋士を目指す無職の青年を描いたBSプレミアムドラマ「盤上のアルファ ~約束の将棋~」(塩田 武士原作)が4週にわたって放映されています。 原作「盤上のアルファ」は、大学卒業後に神戸新聞社に就職した著者が将棋担当記者としての取材体験を活かして約一年をかけて2010年に書き上げたデビュー作です。
   この作品で塩田氏は第5回小説現代長編新人賞・第23回将棋ペンクラブ大賞を受賞、翌年に神戸新聞社を退社して現在は小説家として活躍中です。
   さらに2月23日にはツイッターで石田五段お勧めのS1スペシャル「九段 羽生善治 ~タイトル100期への苦闘~」が放映されました。 九段となった羽生善治の思いと半生を描いた見応えのあるドキュメンタリーで、制作には元奨励会三段の田島 尉将棋番組ディレクターが携わっています。
   見逃した方は3/5(火)に BS1で午後7時から再放送されるのでご覧ください。

☆☆3月の行事☆☆
  • 3月  2日(土)   第5回子ども将棋教室
  • 3月  2日(土)   有段者会 
  • 3月  9日(土)   第6回子ども将棋教室
  • 3月10日(日)   支部名人戦
  • 3月24日(日)   月例会
   ※将棋教室は、午前10時から12時迄、その他の大会は午後1時から行います。
   ※会場は駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。

 順位戦C級2組10回戦 、西川 和宏六段 対 △石田 直裕五段戦

第77期順位戦C級2組10回戦13局が2月8日に東京・将棋会館で7局、大阪・関西将棋会館でも6局が午前10時に一斉に行われました。
   石田 直裕五段(名寄市出身)は、関西将棋会館で西川 和宏(にしかわ かずひろ)六段と対戦しました。
   西川六段は、兵庫県神戸市出身で34歳、父親である西川慶二七段門下で、戦後初の現役親子プロ棋士です。
   今期順位戦のここまでの成績は、西川六段が4勝4敗、石田五段は前局の相矢倉戦で池永四段の反撃を喫して5勝3敗。




   将棋は、西川六段の先手三間飛車(後手3一金・4二銀型)になりました。
   1図は先手の▲6四歩打に石田五段が夕食休憩前と合わせて47分の長考で△5四銀と引いた局面です。
   この手は次に△4五桂の角銀両取りの狙いもあり、対して▲4六銀と出るのは△2五桂▲2六角△同角▲同銀に△5九角があります。
   ここで先手は、45分の長考で▲5五歩の勝負手を放ち、以下△同銀▲5六銀△同銀に▲4四飛と進みました。(2図)





   2図の局面、控室では△4四同歩の変化を中心に検討がされていましたが、後手の指し手は金を取る△6七銀成でした。
   西川六段も「代えて△4四同歩は実戦的にやってこないだろうと思っていました。▲5六金と離れ駒を使えますし・・」と局後の感想。
   △6七銀成以下は▲3四飛△7七成銀と進み、控室では「駒割りは先手の角、後手の金銀桂の3枚換えで後手が駒得ですが、先手も遊び駒がさばけたので、現局面の形勢は難解」とされていました。





   △7七成銀から▲5四角△8二飛▲6三歩成に後手が△2二桂と打ったのが3図の局面です。
   しかし、局後、この2二桂打では、一番の攻め駒である5四の角を攻める△5三歩打が有力で、以下▲6五角△5四銀▲5二歩 △4一金右▲5六角△6三銀▲2四歩に△2二金と進むと先手の攻めが切れ模様と両者の見解が一致しました。(参考図)






   一手の違いがその後の勝負に大きな影響を及ぼす結果になりました。
   後手の2二桂打(80手目)を境に、この後も激しい攻防が続きましたが、先手の▲1四飛打を見て114手で後手の投了となりました。










   終局時間は午後10時16分、感想戦は11時頃まで行われました。
   消費時間は▲西川六段4時間43分、△石田五段6時間0分。
   勝った西川六段、敗れた石田五段はともに5勝4敗になりました。


  大熱戦の盤上に”駒 柱”が立ちました!

駒柱(こまばしら)をご存知でしょうか?
   駒柱とは縦の筋に一直線に駒が並んだ状態をいうもので、非常に珍しい局面の一つとされています。
   その駒柱の局面が2月11日に行われた第4期叡王戦本戦挑戦者決定三番勝負の第1局で現れました。
第1図は後手の永瀬 拓矢七段が129手目に△2五香と香車を重ねて2筋をこじ開けにかかった局面です。








   これに対して先手の菅井 竜也七段が130手目に▲2八銀と自陣に銀を埋めて2筋に”駒柱”が完成しました。(第1図)
   このあと1~3筋で攻防が繰り広げられましたが、この駒柱は144手まで崩れませんでした。
   勝負の方は、191手で先手が投了、永瀬七段が第1局を勝利しました。






   駒柱は非常に珍しい局面ですが、直近では昨年の2月5日に行われた第68期王将戦1次予選1回戦の▲南 芳一九段対△藤井 聡太五段(当時)戦でも出現しています。
   後手、藤井五段の△2五銀打に先手、南九段が▲2六金と打って2筋に”駒柱”ができました。(参考図)
   将棋は、この局面以降も形勢は南九段に傾いていたのですが、終盤に大失着があって230手までで先手の投了となりました。

   駒柱は不吉の前兆でそれを指した方が負けるとも言われているようですが、もちろん迷信で何の根拠もありません。
   総じて熱戦の将棋に現れることが多いようです。

  第3回なよろ子ども将棋教室と2月有段者会

2月2日(土)に第3回なよろ子ども将棋教室が駅前交流プラザ「よろーな」で行われました。
   この日の名寄は、時折晴れ間が覗く天気でしたが、「来る途中、音威子府付近は一時ホワイトアウト状態で大変でした!」とは、毎回2時間近くかけて中川町から参加していただいている松永君のお父さん。
   また、士別の子ども将棋教室を担当されている杉沢さんが見学に見えられました。
   士別市では今秋(10/7)の第4回道北こども将棋大会に中学生の部を設けるそうです。
   この近辺では中学生を対象にした大会がありませんのでタイムリーな企画だと思います。できれば名寄でも行いたいのですが・・・。
   教室は、初歩クラスが2名、初級が3名そして中級が4名のあわせて9名で行われました。いつものとおり最初は、詰将棋にチャレンジをしてもらい、そのあとはクラスに分かれてのリーグ戦となりました。
   この日の注目は中級リーグ戦です。山田涼太6級が初戦に勝利すると5連勝で昇級、そして六郎田朔也7級も2連勝で6級へと共に昇級の目があったのですが、残念ながら二人の前に山田恭平初段が立ちはだかり、昇級は次回以降にお預けとなりました。
   教室終了後の午後1時から有段者会が行われました。
   この有段者会に中級者3名が参加、駒落将棋で有段者に真剣に挑んでいました。
   今回は変則5回戦方式で行われました。中級者3名の成績は4勝1敗と2勝3敗が2名と大駒落ちながらまずは上々の成績、負かされた上手からは「手合い違いでは!」の声も聞こえていました。
   子ども達の上達の早さを思うと有段者もうかうかしてはいられませんネ。

   =2月有段者会の結果(2/2日実施)=
      1位 芳 岡  四段(4-1)
      2位 山 田  6級(4-1)
      3位 吉 光  四段(3-2)

 月間行事 2月は子ども将棋教室と有段者会から始まります。

例年より積雪も幾分少ないまま2月になりました。
   このあたりになるとあと一ヶ月辛抱すればの思いがあります。
しかし、この2月はまさに厳寒期、名寄市が37年前に最低気温マイナス35.7度を記録したのが2月です。(S57.2.2)
   ちなみに日本の最低気温は、明治35年1月25日に旭川市で記録されたー41.0度、1月下旬から2月上旬がこの地方で一番寒さが厳しい時期と言えます。
   そしてインフルエンザの患者数が過去最多になっているとか、くれぐれも油断は禁物です。

☆☆2月の行事☆☆
  • 2月  2日(土)   第3回子ども将棋教室
  • 2月  2日(土)   有段者会 
  • 2月  9日(土)   第4回子ども将棋教室
  • 2月17日(日)   月例会
  • 2月24日(日)   支部長杯将棋大会
   ※将棋教室は、午前10時から12時迄、その他の大会は午後1時から行います。
   ※会場は駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。

 順位戦C級2組9回戦 ▲石田 直裕五段 対 △池永 天志四段戦

第77期順位戦C級2組8回戦12局が1月17日(木)に東京の将棋会館と大阪の関西将棋会館で午前10時から行われました。
   石田 直裕五段(名寄市出身)は、東京・将棋会館で池永 天志(いけなが たかし)四段と対戦しました。
   池永四段は、大阪市出身で小林健二九段門下で2018年4月にプロ棋士としてデビュー。
    2017年の第14回詰将棋解答選手権では、僅かの差で藤井聡太四段(当時)に次ぐ2位になっています。
   両者の対戦はこれまで1局あって、石田五段が勝利、この順位戦では初手合いです。



   持ち時間は各6時間、先後はあらかじめ決まっていて池永四段の先手で始まりました。
   将棋は両者得意の矢倉の戦いになりました。
   先手が「天王山」と言われる5五の位を押さえたのに対して、後手も56手目に対矢倉の好形とされる△7四に銀を立ちました(第1図)。









   第1図から▲5四歩△8三飛▲6四歩△5四金▲2四歩△同銀▲5五銀△6五金▲5三歩と歩を垂らしました。(第2図)
   △5三同角には▲5四銀と出る手があるため後手は△5一歩と受けましたがこの▲5三歩・△5一歩の交換は、4二角を封じ込める大きな利かしになりました。
   このあと、双方で6筋から8筋で駒が衝突、先手は金、後手は銀を手にして激しい攻め合い入りました。





   第3図は後手が△5三角と歩を払い、先手が▲8四金と打った局面。(83手目)
   この金打ちに△同飛は▲7三角成の飛車・銀両取りがあります。
   実戦は△8四同飛▲7三角成に△8七歩▲同金△同角▲8四馬と進み△5九角成(次に△8六歩と△3七馬の狙い)に先手は▲7五馬と8六の地点に利きを足して、後手の△3七馬に ▲2四飛と飛車を切り△同歩の一手に手番を握った先手が後手玉を攻める展開になりました。





   第4図は先手の6四桂跳ねに後手が△5九に飛車を下した局面、この手で石田五段は秒読みに入りました。
   「ここで▲7二飛が厳しそうです」は対局立会人を務める阿部健治郎七段。
   実戦も▲7二飛△4二銀▲6五馬と進んで、以下△3一金に▲2二歩と手筋の歩が放たれて△3六馬▲2一歩成△7二馬▲3一と△同玉に▲2三金と打たれた局面(119手目)で後手が投了、熱戦に終止符が打たれました。(投了図)





   終局時刻は23時20分。
   消費時間は、▲池永四段が5時間52分、△石田五段が6時間0分。
   勝った池永四段、敗れた石田五段はともに5勝3敗となりました。

盤面を広く見よう!取った駒はすぐ使わない!

11900

今年最初の子ども将棋教室(1/12)は、冬休み中の3連休の初日ということもあってか参加者は4名と小人数、幸い講師も4名なので時間一杯マンツーマンでの内容になりました。
   しかし翌週の2回目の教室(1/19)には、11名が参加、いつものにぎやかな教室に戻りました。
   これまでは、子ども同士の将棋を見るたびに「すぐに指さないで盤面を広くみてから指すように」を口癖のように言ってきましたが、これからは「取った駒はすぐに使わずによく考えてから使おう」も加えることにします。
   細かい技術云々より、将棋の基本的な考え方指し方を根気よく繰り返して言い続けてみようと思います。

11902
   ミニ講座は、”橋本崇戴(はしもと たかのり)の勝利をつかむ受け”(写真)から出題したものです。
   図1,2は単に受けるだけでなく「手番を握る」「先手を取る」為にはここでどう受けたらよいかという問題。
   「攻め」に重点が置かれた棋書が多い中で、「受け」をテーマにした本はとても珍しく、内容も級位者を対象にしているので教材には最適だと思います。
   本書は名寄市立図書館から借りたものです。


11901
   ミニ講座のあとは、いつものとおりクラス別リーグ戦を行いました。
   初歩クラスが5人、中級クラスには初級クラス2名と講師2名が参加して8名で2試合が行われました。
   次回の教室は2月2日(土)です。





   =1月有段者会の結果(12日実施)=
      1位 安 達 六段(4-0) 千々石 五段(3-1)
      3位 芳 岡 四段(3-1) 

  随筆と小説「将棋八十一枡の小宇宙」から

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本書「将棋八十一枡の小宇宙」(水野 保著)は将棋の魅力と奥深さを伝える将棋愛好家のための随筆小説集です。
   加藤一二三九段と内藤國雄九段に捧げる昭和の棋士群像」、究極の戦法を考える「夢の謙信流戦法」など将棋愛好家にとっては興味のあるタイトルです。
   その中で眼を引いたのが「将棋反則について疑問と提言」でした。
   水野氏がアマチュアの大会で実際に起きた反則、「第三者による二歩の指摘」の顛末を描いた随筆です。
   試合方法の説明の後、ルールは「日本将棋連盟の対局規定によります」と宣言されてトーナメント戦が始まりました。
   熱を帯びた準々決勝の終盤、観戦していた第三者のB三段が思わず「二歩!」と呟いてしまい、二歩を指したT四段からは「第三者による助言なので試合は不成立」と訴えました。
   主催者の判断は明快、以下のくだりは本文より抜粋
   「状況はわかりました、え―っと、日本将棋連盟の対局規定でやってもらうと最初にルール説明をしましたのでこうなります。対局規定第三章第八条反則の第五項が適用されるんです。つまり 対局者以外の第三者も反則を指摘することができるのです。ですので、残念ですがTさんの反則負けという事になります」と「将棋ガイドブック」を片手に持って説明した。
   確かに対局規定がそうであってもT四段には何か釈然としない、勝ったAさんも後味が悪く尾を引いて準決勝では負けてしまう。B三段もその指摘は規定上、何ら問題はなかったがもやもやした気分は払拭されず結局3人にと っては気まずい大会に・・・
   著者の水野氏からは、果たしてこのプロ棋戦に適用される反則規定第5項をアマチュアの大会に適用するのはどうなのか、反則の指摘は対局者が行うのが本筋とし、例えば「アマチュア大会では プロ棋戦とは異なり反則の第三者の指摘は、助言として固く禁ずる」ことを原則とし、例外として指摘を認める場合は各大会で事前に周知しておくことと提案されています。
   難しい問題ですがこの「第三者による二歩の指摘について」は常々思っていたことであり、敢えて紹介させていただきました。(地域によっては特別にルールを定めている大会もあります。)

   ==関連資料==
   ・対局規定(抄) 第8条 反則 6. 対局者以外の第三者も反則を指摘することができる。
   ・ブログ「将棋世界」平成26年1月号付録「将棋、常識とマナーハンドブック」
   ・ブログ 青森将棋界のおまけ
   ・ブログ 田丸 昇「と金 横歩き」

   謹賀新年

           本年も ” 日々是好局 ” をよろしくお願いします

新年あけましておめでとうございます。
   昨年は、ホームページ ” 日々是好局 ” をご覧頂き誠にありがとうございます。
   おかげさまで2014年にこのホームページを開設してから今回で293回目の更新となりました。
   本年も名寄市出身の石田 直裕五段の活躍と子ども将棋教室、そして地域の将棋情報をお伝えしますのでよろしくお願いします。

                   平成31年  元 旦

昨年の12月22日(土)に恒例の名寄支部・名寄市役所将棋部対抗戦が駅前交流プラザ「よろーな」で1時から行われました。
   今年で37回目の対抗戦には、支部・市役所から16人が参加、持ち時間がそれぞれ20分で切れると一手30秒のルールでハンディ戦一人4回戦が行われました。
   昨年勝利した市役所チームの調子が上がらず、4回戦の結果は22勝10敗で支部チームが勝利し、昨年のリベンジを果たしました。
   大会終了後の表彰式に引き続いて合同の忘年会が行われ、互いに交流を深めあった一日になりました。

【対抗戦の成績】(支部チーム22勝10敗)
試 合支部チーム 試 合支部チーム
1回戦6勝2敗 3回戦5勝3敗
2回戦6勝2敗 4回戦5勝3敗

【対抗戦の個人成績】
成 績氏 名チーム勝 敗 成 績氏 名チーム勝 敗
優 勝千々石5段支 部4戦全勝 5 位芳 岡4段支 部3勝1敗
準優勝安 達6段支 部 6 位渡 邊2段市役所2勝2敗
3 位豊 岡6段支 部 7 位西 垣初段市役所2勝2敗
4 位香 川5段支 部 8 位坂 本2段市役所2勝2敗

【名寄支部年度表彰者】
   ◎月例会勝率部門(11回開催)
    1位 千々石5段(33勝7敗 0.825)
    2位 吉 光4段(17勝7敗 0.708) 
    3位 香 川5段(22勝14敗 0.611)
   ◎有段者会勝率部門(11回開催)
    1位 千々石5段(37勝7敗 0.841)
    2位 香 川5段(20勝12敗 0.625) 
    3位 芳 岡4段(21勝15敗 0.583)
   ◎特別賞(最高勝率)
         安 達6段(39勝1敗 0.975)



  今年もお世話になりました、来年も日々是好局を!!

今年も残すところ1日余りになりました。
みなさんにとって今年の将棋はいかがでしたでしょうか。
   子ども将棋教室の担当者の一人として、今年一番の収穫は10月に旭川で行われた佐々木治夫杯にこども単独のチーム編成ができたことです。
   成績もそうですが何よりも子どもたちに対外試合に出てみようという意欲が出てきたことはとても素晴らしいことだと思います。
   来年もたくさんの大会に出場して色々な人たちと将棋を指してください。
   また、保護者の方には冬道の運転は大変でしょうが送迎をよろしくお願いします。
   来年の名寄支部の指し初めは、1月12日(土)の有段者会です。
みなさんの参加をお待ちしています。もちろん見学だけでもOKです。

   ☆☆ 1月の将棋大会予定☆☆

  • 1月  12日(土)   第1回子ども将棋教室
  • 1月  12日(土)   有段者会
  • 1月  19日(土)   第2回子ども将棋教室
  • 1月  20日(日)   新春将棋大会
  • 1月  27日(日)   月例会
   ※将棋教室は、午前10時から12時迄、その他の大会は午後1時から行います。
   ※会場は駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。


 順位戦C級2組8回戦 ▲石田 直裕五段 対 △今泉 健司四段戦

第77期順位戦C級2組8回戦15局が12月20日に東京の将棋会館で10局、大阪の関西将棋会館で5局が行われました。
   当市出身の石田 直裕五段は、関西将棋会館で今泉 健司(いまいずみ けんじ)四段と対戦しました。
   今泉四段は、広島県福山市の出身でプロ編入試験に合格して2015年4月に41歳でプロ棋士としてデビュー、桐谷 広人七段門下。今年の7月15日のNHK杯戦1回戦で藤井聡太七段を破り、 「史上最年長で棋士になった今泉が史上最年少で棋士になった藤井聡太を撃破」と話題を呼びました。
   順位戦初対局の本局は、総手数が171手という長い将棋になりました。



   石田五段の先手で始まった将棋は、▲2六歩△3四歩▲7六歩の出だしで始まりましたが、4手目に後手の今泉四段が角道を開けたまま三間飛車に振ったのに対して先手が▲2二角成と角交換。
   △同飛に先手の▲6五角(▲8三角成と▲4三角成の両狙い)に対して後手も△7四角と用意の切り返しで応酬、序盤早々互いに馬を作り合う展開になりました。(第1図)
   力戦模様の第1図ですがまだ前例のある局面のようです。




   第1図までは流れの激しい将棋でしたがここからは互いに陣形の整備・仕掛けを探り合う長い中盤戦に入りました。
   第2図は夕食後18時40分に対局が再開された直後に先手が57手目に2六から▲1五馬と端に動いて飛車取りを見せた局面です。
   実戦はここから△3三桂▲4四歩△2八歩成▲2四歩△3二馬▲2八飛△4四飛▲4五歩△4一飛と後手は最下段に飛車を引きました。
   この後も互いに相手の大駒をさばかせない方針で進行しています。





   第3図は後手が△4七銀成とした局面、これに先手は▲3五と金と引きました。
   △4六飛ならさらにもう一段▲3六とが予想されましたが、実戦は△4一飛と一番下まで飛車を引きました。
   以下▲4四とに△4八成銀と飛車を取りましたが、控室ではこれには▲5四と△同歩▲5三桂の両取りが見えるので指しにくいのではと言われていましたが 実際にこのように進んでみると、棋士室では「振り飛車がいやな形になってきたのでは」のコメントがありました。





   第3図から指し手が進んで第4図は▲8六香と後手の玉頭に狙いをつけた局面。
   この香打ちで先手は持ち時間を使い切って秒読みに入りました。後手はまだ1時間以上残っています。
   ここから△3八飛成▲7八金打△5五桂▲5六銀△7八銀成▲同金上△3九竜上に▲7九銀(第5図)と進みましたが、棋士室ではこの▲7九銀と埋めた形が堅く「先手が勝ちそう」 の声がありました。






   第5図は先手が秒読みの中で▲8六歩(▲8五金以下の詰めろ)と指した局面です。
   持ち時間を30分以上残している後手はここで20分を費やして△8七歩と打ちましたが、 ▲7七玉の逃げに△6五桂▲同歩△8五桂と歩頭の連続桂打ちで迫りますが、先手玉は詰まず171手目の▲6七桂打までで後手の投了となりました。(投了図)






   投了図以下は先手玉に寄りがなく、後手玉は次に▲8一銀成の王手が厳しく一手一手になります。
   終局は23時43分。勝った石田五段は5勝2敗、敗れた今泉四段は3勝5敗になりました。








         【写真協力・日本将棋連盟】

 平成31年度の大会予定と名寄・士別子ども将棋教室

12月22日(土)に第37回支部・市役所対抗戦が駅前交流プラザよろーな行われます。
   この支部・市役所対抗戦で今年度の名寄支部の行事がすべて終了となります。
   昨年は久し振りに勝利して支部の5連覇を阻んだ市役チーム、今年はどちらが勝つのでしょうか。
   あと十日余りで新しい年を迎えますが支部では来年も様々な大会を予定しています。
   このほど平成31年度の大会予定をアップしましたので上部の「大会予定」ナビをご覧ください。
   また、士別市で行われている将棋教室の開催日を左サイドメニューにアップしたのでご覧願います。
   この他に小学生を対象にした将棋大会のサイトがありましたのでご紹介します。

  • 平成31年1月13日(日)愛棋会小学生名人戦(旭川市)サイトはこちら
  •                        
  • 平成31年2月10日(日)さなる杯小学生将棋名人戦北海道大会(札幌市)   サイトはこちら


 今年度最後のなよろ子ども将棋教室

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12月8日の土曜日に第24回子ども将棋教室が開かれました。
   この日の教室には初参加のお子さんや久し振りに来られた子どもさんなど11名が参加してくれました。
   最初に前回の初級リーグ戦で8勝2敗の好成績を挙げて中級クラス入りした近藤 聖真君に千々石先生から7級の認定証が渡されました。
   近藤君の昇級で中級クラスはこれで5名になりました。
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   リーグ戦に入る前に普段子供たちの将棋を見て気の付いた点、今回は「悪形」についてお話をしました。
   駒の働きが悪いために、不利になる可能性の高い駒の配置がいわゆる「悪形」と言われ、その代表的な形が図の「王飛接近」(上図)や「壁銀」(下図)、そして「金銀の逆形」で、極力そのような形にならないようにと説明しました
   続いてクラス別リーグ戦を行いましたが、中級クラスには吉川支部長と千々石先生とが加わって6名で駒落ちの総当たり5回戦を行いました。
   初めてこのクラスに入った近藤 聖真7級の2勝3敗の成績は立派な成績でしょう。
   前回まで4連勝中の山田 涼太7級は初戦に吉川支部長に勝って5連勝で6級昇級を決めました。さらに上を目指してください。
   また夏は野球で来られなかった六郎田7級が前回から参加、この日は3勝2敗と勝ち越し徐々に感を取り戻しているようです。
   5月以降はなかなか昇級者が出ていないのが気掛かりでしたが、11月の佐竹 春香さんの昇級に続いて近藤 聖真君、山田 涼太君と連続して昇級者が出たのは喜ばしい限りです。
   子ども将棋教室は今日が今年最後です。
   次回教室は1月12日ですが、棋力のアップを目指すお子さんには休み期間中に将棋にふれる機会を多く持つことをお勧めします。


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 順位戦C級2組7回戦 ▲石田 直裕五段対△神谷 広志八段戦

11月29日に第77期順位戦C級2組7回戦14局が東京の将棋会館で10局と大阪の関西将棋会館で4局が行われ、当市出身の石田 直裕五段は、東京の将棋会館で神谷 広志八段(かみや ひろし)八段と対戦しました。
   神谷八段は、静岡県浜松市の出身で故廣津 久雄九段門下。五段の時に当時未開拓だった「飛先不突き矢倉」を武器に1987年の2月から8月にかけて公式戦28連勝を達成、その記録は、昨年6月に藤井聡太四段(当時)が29連勝するまで30年間破られませんでした。
   両者の対局は、これまでに3戦して石田五段の2勝1敗、順位戦では初対戦になります。



   石田五段の先手で始まった将棋は、先手居飛車持久戦、後手向かい飛車になりました。
   1図は後手の△6四角打ちに先手が19手目▲3七桂と跳ねて角の利きを遮断した局面。
   代えて▲3七銀では△4五桂▲4六銀△5七桂不成(▲同銀には△2八角成)の強襲があって先手が不利。 現局面で△4五桂には▲3八金と上がっておけば大丈夫とみられます。
  この後、互いに仕掛けどころを探りつつ先手は穴熊に、後手も美濃から銀冠へ組み換えを図っています。



   2図は先手が67手目、4八にいた銀を8八まで移動させて4枚穴熊を完成させた局面。
   ここから後手は△6五歩と6筋から反発、▲6五同歩では△4六角出があるので先手は▲4九飛と寄りますが、後手は △6六歩▲同角6筋の取り込み△5五歩と5筋に転戦、これに先手も▲5九飛と寄って対抗します。以下、△6五歩▲7七角に後手は△5一飛とまわり先手の大駒の抑え込みを図ります。(3図)





   3図から先手は77手目、▲5五歩と取り込んで、後手の△同銀に▲5五角という穴熊流の強手を放ちました。(4図)











   以下△同角▲同飛△同飛に▲6四角(王手飛車)△7三角▲5五角△同角に▲5二飛と進んだ局面、この両取りが非常に厳しく88手で後手の投了となりました。(投了図)










   投了図以下は、後手の指す手が難しく、△8八角成りにも▲同金と取られた形は陣形の差が大きいようです。
   終局時刻は20時14分。消費時間は、▲石田五段4時間13分、△神谷八段4時間40分。
   勝った石田五段は4勝2敗、敗れた神谷八段は2勝4敗になりました。
























         【写真協力・日本将棋連盟】

 NHK将棋フォーカス&11月有段者会の結果

25日のEテレ 将棋フォーカスの特集は、近藤 誠也五段の「最新定跡事情2018・秋編」が放映されました。
   プロの将棋界では、相居飛車の対局で一番多く見られる戦型は、角換わりや横歩取りではなく「その他の将棋」の比率が一番高くなっています。
   右のグラフは相居飛車の戦型を表したもので、「その他の将棋」のなかでも力戦系の将棋が多く指されていて、近藤五段によると特に雁木戦法が出てきたのが大きく、バランスの良い雁木型で じっくりと指す将棋が好まれているのではと分析されています。


    2番目に多い戦型が角換わりですが、コンピュータ将棋や2年前のNHK杯戦決勝(▲村山七段VS△千田五段)の将棋が大きく影響して角換わりは新時代に入り、現在では互いに飛車を下段に引 いて右金を6二・4八に構えて戦うのが主流になっています。
    3番目に多い横歩取りは、後手の対策として△8五飛戦法等がありますが、最近は先手が▲3六飛と引く手に代えて玉を▲5八(又は▲6八)に立って、右桂を使う青野流や勇気流が出現。その為に 後手が横歩取りに誘導しなくなって横歩取りが減っています(表)
   また、振り飛車党の指し方として、最近は三間飛車(初手7八飛車も)が流行しているとのこと、代わりにごきげん中飛車が減っているそうです。
   さすがに初手7八飛はまだ見ていませんが、アマチュアの将棋は、プロの将棋の影響を強く受けるので、早晩、そのような波が押し寄せるのではないでしょうか。
   今年度最後の有段者会(11/25)が駅前交流プラザよろーなで行われました。
参加者は8名で先の児童将棋大会で3連覇を果たした佐竹 柾軌4級(風連中央小4)も参加、有段者を相手にハンディ戦ながら2勝を挙げています。

   ==11月有段者会の成績==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝 数勝ち点順位
勝 敗相手勝 敗相手勝 敗相手勝 敗相手
①香 川 五段 283×73-1243
②佐 竹 4級 ×1×3842-219
③江 良 二段 ×42×152-218
④芳 岡 四段 35×6×22-215
⑤吉 川 四段 ×6×4×7×3
⑥吉 光 四段 5×7483-1262
⑦千々石 五段 86514-0341
⑧佐々木 二段 ×7×1×2×6

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。
   ※グラフ及び表の「2018年」の数値は、2018年10月28日現在です。

 佐竹 柾軌君が三連覇!(第26回児童将棋大会)

上川北部の子ども将棋大会第2戦「第26回児童将棋大会」が名寄支部(吉川 明男支部長)の主催で11月17日に児童センターで行われました
   大会は和寒町以北中川町までの上川北部地域に在住する小学生を対象が対象、当日は 地元の名寄市をはじめ士別市・美深町・音威子府村及び中川町から28名が参加して行われました。
   開会式に引き続いて名寄出身で日本将棋連盟棋士の 石田 直裕五段が講師となって「歩の手筋」をテーマにした将棋ミニ講座が開かれましたが、大盤を使ってのわかり易い説明に子どもたちの対局前の緊張感も解けたようです。
   講座終了後にさっそく予選リーグ3回戦が始まり、成績上位の16名が午後からの決勝トーナメントに進みました。また、惜しくも進めなかった子供さんは、石田先生の指導将棋を受けていました。
   決勝戦は、大会3連覇を目指す佐竹 柾軌君と初優勝を目指す山田 涼太君の対戦になりました。
   山田君の先手で始まった将棋は、後手の佐竹君が△7六飛と横歩を取ったのに対して、先手が▲6五角と打って飛車取りと4三角成りを見せて、序盤からいきなり中盤を省いて終盤へ進むという一番激しい将棋になりましたが、 先手の猛攻を的確に凌いだ佐竹君が67手で勝利し見事に三連覇を果たしました。
   大会終了後に石田五段から「年々大会のレベルが上がっています。特に決勝戦は、横歩取りの難しい将棋でしたが素晴らしい内容でした。」の感想がありました。
   決勝戦の棋譜は、左のサイドメニュー「好局熱戦棋譜」でご覧いただけます。

   第26回児童将棋大会の成績
順 位氏 名学 年 順 位氏 名学 年
優 勝佐 竹 柾軌風連中央小4年 第5位大 友  瞬士別南小2年
準優勝山 田 涼太風連中央小6年 第6位近 藤 蓮真風連中央小4年
第3位松 永 好生中川中央小4年 第7位及位俊士哉名寄東小5年
第4位大 友 勇輝士別南小6年 第8位村 瀬 夏絆士別小3年

   決勝トーナメント戦

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