豊岡六段がアマ竜王戦北海道大会の名寄地区代表に

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第30回アマ竜王戦北海道大会(5月28日・北海道将棋会館)の名寄地区予選が4月23日に午後1時から複合交流施設「よろ~な」)で行われました。
   この日の予選には、市内から10名の愛棋家が参加、吉川明男支部長のあいさつの後、一人持ち時間30分(以後30秒の秒読み)で4回戦が行われました。
   4回戦の結果は、香川・千々石の両五段と豊岡六段が全勝、3名による三つ巴戦によって代表1枠をめぐっての攻防が繰り広げられ、その結果、 豊岡正起六段(写真)が地区代表の座を射止めました。




☆☆アマ竜王戦地区予選の成績☆☆
   優勝 豊岡六段(4-0)二位 香川五段(4-0)三位 千々石五段(4-0)
   四位 山田一級(3-1)五位 吉川四段(2-2)

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  旭川A1チームが優勝! 道北支部対抗in留萌

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第49回道北支部対抗将棋大会(4/16)が日本将棋連盟留萌支部(福嶋勝士支部長)の主催で留萌市見晴町の市文化センターで行われました。
   大会には、道北の各支部(6市2町)から昨年と同じく5人編成のAクラス8チームと3人編成のBクラス10チームが参加して行われました。
   当支部からは名寄A(安達・豊岡・千々石・香川・森川)と名寄B1(吉川・芳岡・山田)、名寄B2(江良・佐々木・大田)が参加しました。
   B1の山田恭平君は旭川A2チームの村上葉音・創音姉弟と同じ中学生で、名寄からの中学生の参加は久しぶりです。
   開会式終了後、午前十時から団体戦が開始され中学一年から79歳までの総勢70名により盤上で熱戦が繰り広げられました。(四回戦の結果は次のとおり)
   広い会場で大会運営もスムーズに行われ、午後3時半過ぎにはすべてが終了、遠来から参加している支部にとっては早い時間に帰路につけた大会になりました。
   留萌支部のみなさん、また審判長を務めていただいた上窪 靖武旭川支部長お疲れさまでした。
   来年の50回大会は旭川支部の主催で開催されます。
旭川支部の皆さんよろしくお願いします。

1.Aクラスの成績

順位チーム勝点勝数 大 将副 将三 将四 将五 将
優勝旭川A1416-4 武沢涼介佐藤郁人今田 聡高森智春阿部卓也
2位稚内A1314-6 金内辰明虻川秀人古西康三本間幸洋坂本啓太
3位稚内A2314-6 北崎照克江崎志美雄加藤忠幸小田桐誠伊藤 剛

  ※名寄Aチームは勝ち点2・勝ち数が10勝10敗で第4位でした。

2.Bクラスの成績
順位チーム勝点勝敗 大 将副 将三 将
優勝稚内B1412-0 田中竜太郎中川 徹佐藤栄治無敗の完全優勝
2位歌 登B4  9-3 宇佐美貴弘武沢晃彦田中利幸
3位稚内B22  8-4 白幡勝義稲崎竜彦工藤 慧

3.全勝賞
Aクラス 金内辰明・坂本啓太(稚A1) 伊藤 剛(稚A2)
      佐藤郁人・今田 聡・高森智春(旭A1)
Bクラス 中川 徹・佐藤栄治・田中竜太郎(稚B1)
              宇佐美貴弘(歌登B)  白幡勝義(稚B2)

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  第8回なよろ子ども将棋教室に12人が参加してくれました。

第8回なよろ子ども将棋教室(4/8・土)が駅前交流プラザ「よろーな」で行われました。
   昨年もこの時期は参加者が多かったのですが、今回も12名といつもより賑やかな教室となりました。初参加は5名でそのうち2名(小1)が初心者でした。
   幸いこの日は講師が4名いたので、初心者から初級・中級クラスまでレベルに応じての指導をすることができました。
   ただ、教室も回数を重ねるにつれて、個人別に力の差が明らかになっています。今後は各レベルに応じたクラス分けと指導体制強化の必要性を感じています。
   教室の方は、いつものとおり詰将棋ドリルと答え合わせ、次に大盤を使っての将棋ミニ講座「先手の悪手を見逃すな!(図)」を行い、最後は初心者クラスは、将棋の基本となる駒の名前や動かし方、初級クラスの子には、 講師との指導将棋(六枚落ち)、そして中級クラスは、三人一チームによる連将棋を二番指してもらいました。あとで聞くとやはり連将棋より普通の対局の方が面白いということでした。
   次回の教室は5月6日(土)です。もちろん見学だけでもOKです。

4-2 4-3 4-4 4-5 4-6


   ☆☆名寄支部4月例会の結果☆☆
    4月9日(日)に「よろーな」で行われた月例会の結果は次のとおりです。
       香川 譲 4-0  藤田喜与士 3-1  千々石好弘 3-1



士別の子ども教室とJ:COM杯3月のライオン将棋大会のお知らせ



   第7回子ども将棋教室(4/1・土)が駅前交流プラザよろーなで行われ、市内外から小2から中2までの7名の参加がありました。
   W君(小2)は今回が初めての参加です。
   お父さんの話では「駒を動かせられる程度」ということでしたが、なんとか指せそうなので子ども同士の練習会で頑張ってもらいました。
   教室では初めての子どもには、まず最初に将棋の基本的なことを説明していますが、今回は対戦相手のM君が(小3)がW君に先後の決め方や将棋のルールやマナーなどを やさしく教えてくれたようで、案外こうした方法も良いのかもしれません。
   さて、お隣の士別地区将棋連盟(横山日出夫会長)から6月までの子ども教室の予定表が送られてきました。
   士別では新たに今年6月に子ども将棋大会を開催するそうです。 日時は未定ですが、これで士別の子ども将棋大会の開催は年2回(6・10月)になります。
   北海道支部連合会からは第6回J:COM杯3月のライオン将棋大会の案内がありました。
   将棋を題材にした羽海野(うみの)チカ原作の漫画で、映画「3月のライオン」の後編が間もなく上映されますが、小中学生を対象にした将棋大会が今年も6月11日(日)に札幌市で行われます。
   参加には事前の応募が必要です。詳しくは左サイドバー「道内の将棋イベント」欄をご覧ください。

   ○○士別子ども将棋教室の開催予定○○

  • 4月    9日  16日  23日  30日
  • 5月  14日  21日  28日
  • 6月    4日 
   ※いずれも日曜日、士別文化センターで午後1時から午後3時までです。


  3月例会の結果と4月の教室・大会のお知らせです

3月の月例会(3/26 13:00)が駅前交流プラザよろーなで行われました。 この日は、市内から1級から6段までの9名が参加して駒落ちハンディ戦(4回戦)が行われました。
   結果は、豊岡正起六段(写真)が4戦全勝、以下3勝1敗の藤田喜与士五段、千々石好弘五段の順となりました。
   明日からはいよいよ4月ですね、日増しに暖かくなって雪解けも順調に進んでいます。今年は名寄地方も例年になく雪の少ない年で大変助かりました。
    16日(日)には第49回道北支部対抗将棋大会が留萌市で行われますが名寄支部からは昨年と同じくAクラス1チーム、Bクラスに2チームが参加します。
   留萌支部の皆さんお世話になります。
   なお、左サイドバーに毎年11月に開催しているなよろ児童将棋大会の「児童大会優勝者」欄を設けましたのでご覧ください。

   ○○4月の将棋教室と大会のお知らせ○○

  • 4月  1日 (土) 第7回子ども将棋教室  
  • 4月  1日 (土) 有段者会
  • 4月  8日 (土) 第8回子ども将棋教室  
  • 4月  9日 (日) 月例会
  • 4月23日 (日) 竜王戦地区予選
   子ども将棋教室は午前10時、その他の大会は午後1時から行います。
会場は駅前交流プラザ「よろ~な」です。もちろん見学だけでもOKです。

 第54期支部名人戦で千々石好弘五段が優勝

名寄支部名人戦が3月12日(日)に午後1時から市内の複合交流施設「よろーな」で開催されました。
   昭和39年の第1期名人戦で初代支部長の石川義雄氏(故人)が名人位を獲得してからこの53年間に18人の方が支部名人になっています。
   この歴史ある大会に今年は名寄市内から9名の愛棋家が参加、一人4回戦を戦い、成績上位の千々石好弘五段(全勝)と芳岡慎一四段(3勝1敗)の両者で決勝が行われました。
   互いに手の内を熟知した両者による戦いは、先手芳岡四段の振り飛車に後手が居飛車で対抗する将棋になりましたが、中盤以降のねじり合いを制した 後手千々石五段の勝ちとなり通算で13回目の名人位に就きました。
   なお、これまでの記録については、左サイドバーに「歴代支部名人位」欄を設けましたのでご覧ください。


==第54期名寄支部名人戦の結果==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝 数勝ち点順 位
勝 敗相手勝 敗相手勝 敗相手勝 敗相手
①大 田 ×2×9×3×8
②芳 岡 1×3493-1262
③吉 光 421×53-1244
④山 田 ×3×5×261-310
⑤千々石 64734-0341
⑥吉 川 ×57×8×43-19
⑦森 川 86×593-1253
⑧佐々木 ×7×9×611-310
⑨藤 田 18×7×22-2155

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 会員のページに「私の将棋」をアップ、ぜひご覧ください


今回、新たに会員になられた大田 篤史さんの「私の将棋」を会員のページにアップしました。
   小学生の頃に父親から教えてもらった将棋を通じていろいろな出会いがあったことやこれからの抱負を淡々とした文章で綴られています。
   大田さんのまっすぐな人柄がよく出ている文章です。ぜひご覧ください。
   このページは当支部会員の将棋に関する思い出などを随時載せています。感想などありましたなら「お問い合わせ欄」へお寄せください


   ☆☆☆「好局熱戦棋譜」に決勝戦の棋譜を追加しました☆☆☆

   昨年の11月5日に行われた第24回児童将棋大会の決勝戦、▲村瀬夏絆君(小1)VS△佐竹柾軌君(小2)の棋譜を「好局熱戦棋譜」にアップしました。
   低学年同士での決勝戦はこれが初めてです、たくさんの人が見ている中で緊張しながらも一生懸命に指して作り上げた二人の熱戦譜です。
   ぜひ見てください。

 第75期順位戦C級2組11回戦(最終局)対△遠山雄亮五段戦


第75期順位戦C級2組の最終局11回戦が、3月2日に東京・将棋会館(15局)と大阪・関西将棋会館(10局)で一斉に行われました。
   本市出身の石田直裕四段(6勝3敗)は5勝4敗の遠山雄亮(とおやま ゆうすけ)五段と東京の将棋会館で と対戦しました。
   遠山五段は東京都練馬区の出身で加瀬純一門下。 早くからインターネットを活用した棋士活動に取り組んでいて日本将棋連盟の携帯モバイルサイトで編集長を務められています。
   両者は初手合い、戦型は相居飛車力戦形(先手矢倉、後手早繰り銀)で午前中に駒がぶつかる激しい将棋になりました。



   石田四段の初手▲7六歩で始まり△8四歩▲6八銀△3四歩▲7七銀△6二銀▲5六歩と進み矢倉に進むものと思われました。
   しかし、▲5六歩に後手は△7四歩と突いて▲5八金右△7三銀▲6六歩には△6四銀と足早に銀を繰り出し、先手は ▲6七金と上がり後手からの攻めに備えて図1の局面になりました。





   この▲6七金にも後手は△7五歩と突っかけ、対局開始から1時間ほどで双方が居玉のまま駒がぶつかりました。
   以下▲7五同歩△同銀▲4六角(図2)と飛び出し、以下△6四歩▲7八金△8六歩▲同歩となおも攻めを続けます。







   図2から△8六歩▲同歩△7六歩▲同銀△8六飛▲8七銀に△8四飛と引いたのが図3です。
   この局面、控室では「▲5五歩と角の利きを止められたときに後手からうまい手があるのだろうか」と見ていたのですが、 実戦は▲5五角と出て角交換を迫る積極的な手で以下△同角▲同歩△6六歩▲9五角(王手飛車)△7三角▲8四角△同角と飛車角交換になりました。





   図3から10手ほど進み△8四銀に8五から▲6五竜と指しました。(図4)
   後手は△5二金左と垂れ歩に備えましたが、先手は▲8五歩と打ち△5五角▲8四歩△6七歩成▲同金△9九角成に▲7七桂と跳ね馬を封じ込めることができました。
   ▲7七桂以下は△9四角に▲7六歩ともう一枚の角の利きを抑えて▲5八飛~▲4八玉と玉を安全にしたところで攻勢をかけ、結局83手目▲8三歩成で後手の投了となりました。(投了図)




   最終局に勝った石田四段は7勝3敗、敗れた遠山五段は5勝5敗で今期の順位戦を終えました。
   ツイッター棒銀君でこの一局につての感想が次のようにありました「一昨日で今期の順位戦が終了しました。将棋は先手番で矢倉を目指したところ居玉での急戦を仕掛けられる展開。水面下では自信の持てない変化も多く、 有力な作戦と感じました。飛車を取ってからは少し指しやすくなって結果は幸いし、7勝3敗で終えました。来季は上を目指して頑張ります!」

  第5回なよろ子ども将棋教室開かれる・・次回は3月11日

3月4日(土)に第5回なよろ子ども将棋教室が、駅前交流プラザ「よろーな」で行われました。
   この日、参加したのは中学生1名と小学生6名の7名です。
   教室の参加メンバーもほぼ固まったようですが、4月からはたくさんの新一年生が習いに来てくれとうれしいのですが。(もちろん、見学だけでもOKです)
   教室では、いつものとおり最初は詰将棋にチャレンジをしてもらい、一通りできたところで答え合わせを行いました。
   次のミニ講座では、前回に続いて確実に王を寄せる「やさしい必至(必死)」を取り上げました。
   左右からの必至、上下からの必至などいずれも有名なパターンを大盤を使って一緒に考えてもらいました。
   教室の後半は子ども同士の対局になります。(奇数の時は講師も参加します)
   以前は一人3局指しても時間が余ることもありましたが、最近は秒を読まなければ終わりそうにない白熱した将棋もあって練習会も2局が多くなっています。
   一局の時間が長くなるということは、少しづつですが教室の成果が出ているように思います。
   図の【詰将棋】は、今は引退された勝浦 修九段の作品です。
   勝浦九段は紋別市の出身で、若い頃には名寄支部にも何回か見えられたことがあります。お弟子さんには現在活躍中の森内九段の他に野月浩貴八段、金沢孝史五段、広瀬章人八段など3人の道内出身棋士がいます。
   この詰将棋は、教室が始まる前に大盤に並べておいたものですが、短手数(五手詰め)の傑作だと思いま。しかし子どもさんには少し難しかったようです。

【答えは白字で記入しています】⇒ ▲3二桂成△同玉▲4一竜△4三玉△2一角成

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▲升田VS△大山「高野山の一戦」は二転三転のドラマだった

オールドファンの方なら詳しいことはともかく、「高野山の一戦」という話を聞いたことがあると思います。
   昭和23年3月3日に和歌山県の高野山で行われた第7期名人挑戦者決定3番勝負の最終局で勝利を目前にした升田幸三八段が弟弟子の大山康晴七段に歴史に残る大ポカで逆転負けを喫した 将棋です。
   ちなみにこの将棋で挑戦権を得た大山七段は、塚田正夫名人に挑みましたが、2勝4敗1千日手で敗れ悲願の名人位の関西越えはなりませんでした。




   図1が升田八段大ポカ直前の局面、劣勢の大山七段が△8七飛成と王手をかけたところです。
   この王手に先手が▲5七桂と合い駒をすれば何事もなく、升田八段が名人挑戦権を獲得していたはずでしたが、▲4六玉と上がったため、△6四角▲5五桂に△4七金で先手の投了 となりました。
   升田八段が「錯覚いけない、よく見るよろし」という言葉を発した局面が▲4六玉と玉を上がった局面であったと言われています。



現代将棋名局集(全九巻)の第1巻大山康晴名局集(写真)は、高野山の一戦から32年後の昭和55年に筑摩書房から出されたもので、巻頭言で大山15世名人が 「・・・例えば”高野山の一戦 ”と呼ばれる対戦譜は、私自身も頓死で勝を拾ったと解説してきたが、調べ直してみて、そうでないことがわかりこの本で訂正した。・・・」とありましたので棋譜を並べてみました。
   結果この将棋については圧倒的に升田八段の優勢な将棋だと思っていたのですが、どうやら 一時は大山七段が優勢になっていたようです。


   図2は図1から9手戻って、大山七段の△4七成銀に升田八段が▲3九玉と早逃げをした局面です。
   実戦は以下△4八成桂▲同飛△同成銀▲同玉△8八飛▲4七玉△8七飛上成▲同角 に△同飛成りとなって図1の局面になるのですが、検討では「△4八成桂では、△3七成銀として▲8二成銀に△2七桂(王手)▲2九玉に△3九金(変化図)で以下詰みとなる順があることを大山15世名人自身が発見 してこれまでの見解を訂正されています。
   この順を逃して頓死につながった高野山の一戦は、どうやら一方的な将棋ではなく二転三転をした将棋だったようです。




   見出しの「高野山の一戦は二転三転のドラマだった」は昨年の将棋世界10月号、「大山将棋 強さの秘密 一門現役棋士が分析」と題した座談会で弟子の行方八段が語られた言葉を引用させていただきました。
   下の写真は、現代将棋名局集。
   第1巻の大山康晴名局集がないため苫小牧市の図書館から取り寄せてもらい、名寄市立図書館の棚に並べて写しました。第1巻だけ図書ラベルが違ってますね。
















   2月例会は安達さんが優勝

2月例会(19日・日曜日)が1時から駅前交流プラザよろーなで行われました。
   参加者は市内の愛棋家7名で持ち時間各20分、以後一手30秒の秒読みで4回戦が行われました。
   この日は星のつぶしあいになって全勝者が出ず、4人が3勝1敗となりました。
   順位は、勝ち点27の安達6段が一位、二位には勝ち点26の芳岡4段、三位は24点の千々石5段と香川5段でした。
   次回の大会は2月26日(日)の支部長杯争奪将棋大会です。多くの方の参加をお待ちしています。

【北の文字焼き~世界一巨大な雪上火文字焼きへ】
   平成元年2月から始まった厳冬の火祭り「北の文字焼き」。
今年で、第27回目を迎えます。2017は「大きさ日本一」から「大きさ世界一」へ、ギネス世界記録に挑戦します。
(写真:公式サイト・北の天文字焼き 2015フォトコンテスト優秀賞:大道比呂美さん撮影)

 道北支部対抗将棋大会の案内がありました

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第49回道北支部対抗将棋大会の案内が留萌支部(福嶋勝士支部長)からありました。
   道北で伝統のある大会ですが、各支部共年々チーム編成が大変になってきていることもあり、昨年の第48回大会(稚内市)では、Bクラスは1チーム3名で行われました。
   これが好評のようで今年の留萌大会でもAクラスを1チーム5名、Bクラスは1チーム3名の内容になっています。
   名寄支部では、昨年はABクラスに各1チームが参加しており、今年も2チームを編成して参加したいと考えています。

・日 時:平成29年4月16日(日)午前9:30 開会式 10:00 対局開始
・会 場:留萌市文化センター(留萌市見晴町2丁目 ℡0164-42-3333)
・概 要:Aクラス1チーム5名・Bクラス1チーム3名の団体4回戦 

【留萌市のユルキャラKAZUMOちゃん】
    25歳1児の母。背中に「ワカコ」ちゃんをオンブしながら、 数の子生産量日本一の北海道留萌市をPRしています。
   ちなみに旦那様は出稼ぎでカナダの海を回遊中♪

☆☆2月有段者会(2/4)の結果☆☆
一位  吉光和廣 4-0    二位  千々石好弘3-1    三位 山田恭平 2-2

 第75期順位戦C級2組10回戦対▲渡辺正和五段戦


 第75期順位戦C級2組10回戦14局(東京8局・大阪6局)が、2月2日(木)に行われ、本市出身の石田直裕四段は東京の将棋会館で渡辺正和五段 と対戦しました。
   渡辺五段は埼玉県ふじみ野市出身、神吉宏充七段門下の31歳。
   両者の対戦は本局が4局目で、対戦成績は渡辺五段1勝、石田四段2勝。順位戦では初手合いです。
   五勝三敗同士の対局は、角換わり腰掛け銀(先手4八金・2九飛型。後手6三金型)になりました。



   図1は、角交換のあと互いに陣形を整える序盤戦。先手の▲3六歩と突いた手に後手が△3三銀と上がった局面です。
   早めの銀上がりのように思えますが、先手からの▲3七桂~▲4五桂の速攻を警戒したもので▲3七桂には△4二玉とすれば△4一玉型に比べて5三の地点が手厚くなります。





   先手が▲4八金と立った図2の先手陣は金と下段飛車でバランスの良い構えになっています。
   この構えはここ数年指されていたのですが、昨年のNHK杯決勝(▲村山-△千田戦)で後手が6二金・8一飛型に構える将棋を指してから実戦例が急に増えたと言われています。
   しかし、その発端は一昨年の暮にポナンザが将棋24に参戦して連勝した将棋にあるのではないでしょうか。(69連勝中、角換わりが10局、そのうち6局でこの構えを採っています)
   コンピュータソフトの序盤技術の優秀性を認めた千田五段がこの構えを研究し応用しているように思います。



   図3は後手の△7五歩の突き捨てに▲同歩とし△4四角に▲6六角打ちと応じた局面です。
   後手はこの手に対し、夕食休憩を挟んで1時間17分の長考で△8六歩と突き捨てて攻勢をかけました。以下▲同歩には△7七歩と手筋のタタキ(①▲同桂は△7六歩が痛打②▲7七同角も △同角成▲同金△5五歩▲同銀△6五桂と跳ねて後手好調) 本譜の▲同金にも△5五歩と再度手筋を連発、▲5五同銀に△6五歩として以下は駒の取り合いになりました。(図4)



   一直線のさばき合いとなった図4は後手の手番ですが歩切れです。
   果たして後手の攻めの継続手は「△7六銀」のただ捨てでした。▲同金に△6七銀として攻めが続くのかと見ていたのですが、先手の指し手は銀を取らずにと受けに回る▲7八銀打ちでした。
   以下、△7七銀成り▲同銀△4七金(同金は△3八角の飛車・金両取り)に▲2四歩△同歩▲4七金△3八角▲2四飛△4七角成りに先手が▲6八銀と王の周りに持ち駒を投入したあたりはでは後手が指しやすくなったようです。



   攻勢の後手は、以後も馬と歩で巧みに先手陣に迫り、92手△3七馬を見て先手の投了となりました。(投了図)
   終局は22時19分、消費時間は▲渡辺五段が5時間26分、△石田四段が5時間32分でした。








【写真協力・日本将棋連盟】

 月間行事 2月は子ども将棋教室と有段者会から始まります。

氷点下28.1度と厳しく冷え込んだ1月も今日で終わり、明日からは少しはシバレも緩む2月です。
   2月も子ども将棋教室や大会など行事が盛りだくさん、また北海道支部連合会からの大会案内等も届いていますのでお知らせします。
   『角交換四間飛車破り 必勝ガイド』(マイナビ出版)に続く石田四段の2冊目の著書「穴熊囲いを極める77の極意」(写真)が1月25日から発売されています。
   この本には、穴熊の崩し方ではなく、穴熊の受けの手筋や攻め合いのタイミングや攻防の手筋が例題とともに紹介・解説されています。
   終盤で一手差をつける攻防の手筋を完全網羅。穴熊囲い大事典! といえる本です。

☆☆2月の名寄支部の行事☆☆
  • 2月  4日(土)   第3回子ども将棋教室 10時~
  • 2月  4日(土)   有段者会  13時~
  • 2月11日(土)   第4回子ども将棋教室 10時~
  • 2月19日(日)   月例会     13時~
  • 2月26日(日)   支部長杯将棋大会      13時~
※会場は駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です、もちろん見学だけでもOKです。

☆☆北海道支部連合会からのお知らせ☆☆
  • 2月19日(日)   支部名人戦北海道予選(個人・シニア)
  • 2月26日(日)   支部名人戦北海道予選(団体戦)
  • 3月12日(日)   道新SP新井田記念杯
  • 3月19日(日)   レーティング選手権
  • 3月26日(日)   将棋普及員及び指導員資格試験
  ※札幌市長杯(2/11)小学生名人戦(2/12)は、「道内の将棋イベント」をご覧ください

  新春将棋大会で千々石さんが全勝でV

新春将棋大会(1月22日)が駅前交流プラザよろーなで1時から行われました。
   参加者は市内の愛棋家8名、持ち時間各30分の以後30秒の秒読みで4回戦が行われました。
   三回戦では安達六段と千々石五段の連勝同士の対戦となり、横歩取りの難しい将棋を後手の千々石五段が制し、この後行われた最終局の対佐々木戦にも勝利して 4戦全勝で優勝されました。

【大会成績】

順 位氏 名勝 敗 順 位氏 名勝 敗
優 勝千々石 五段4-0 第5位藤   田 五段2-2
準優勝安   達 六段3-1 第6位芳   岡 四段2-2
第3位香   川 五段3-1

▽さなる杯小学生名人戦のお知らせです。
  小学生将棋名人戦は、羽生善治名人、渡辺明竜王を始めとする数多くのプロ棋士を輩出し、予選には毎年2,000名以上の選手が参加する小学生将棋の 最高位を決める大会です。
   1974年第1回大会より数えて今年42回目を迎えるこの本大会は、株式会社さなるが新たに協賛社となりました。
  北海道の予選は2月12日(日)に北海道将棋会館で行われます。概要については、左側の「道内の将棋イベント」ナビをご覧ください。

▽24日は氷点下28.1度とこの冬一番のシバレになり浅江島公園の木々も真っ白になりました。





 第75期順位戦C級2組九回戦対▲加藤一二三九段戦

 第75期順位戦C級2組九回戦10局が、1月12日(木)に東京と大阪で行われ、本市出身の石田直裕四段は東京の将棋会館で棋界随一の存在感を誇る加藤一二三九段 と対戦しました。
   両者の今期順位戦の成績は加藤九段が1勝6敗、石田四段は4勝3敗です。
   元旦に77歳の誕生日を迎えた加藤九段、この日の対局で丸田祐三九段(故人)の史上最年長対局記録を更新、本局に勝った場合は丸田九段の最年長勝利記録を塗り替える とあって、対局室には試合開始前から大勢の報道陣が詰めかけていました。


   居飛車党同士の将棋は相矢倉の戦い(先手▲3七銀戦法)になりました。
   図1は25手目に先手の加藤九段が▲3七銀と上がった局面です。
   先手からは次に▲3五歩△同歩▲同角と3筋を切り▲4六角~3六銀型の理想形に組む狙いがあるので後手石田四段の△6四角は絶対。角をのぞいて▲3五歩を牽制します。
   この後は互いに陣形を整えて仕掛けの機会を伺う中盤へと進んでいきます。



   図2は先手が▲4五飛と走ったのに対して、後手が△5五歩と飛車の利きを止めた局面。▲5五同歩には△8五銀とし▲同銀には△同桂また▲7五銀なら△同角▲同歩から△7六銀打ちと食らいつく狙いも。
   この△5五歩に先手は1時間36分かけて▲2四歩を着手。「△2四同銀では▲4四歩が大きい拠点になる。△2四同歩が自然。対して先手からは▲2五歩の継ぎ歩や▲2三歩もある」と検討されていましたが 後手は1時間20分の塾考で△2四同銀を選択、対して先手も1時間18分と再度の長考で▲4四歩(61手)と指しました。
   長考に長考で返す力のこもった中盤戦になっています。


   図3は▲4六歩の合わせ歩に後手がどう対応するかの局面。1時間19分の考慮で後手は△4六同歩と応じましたが、局後の感想でも石田四段は「難しい形勢」と思っていて自信はなかったそうです。
   控室の検討でもこの局面での後手の候補手として△4六同歩も挙げられていたのですが▲同銀△4七歩(▲同飛は△5八銀)▲2八飛で難しいとされていました。
   △4六同歩のあと▲同銀△4七歩▲同飛△5八銀▲4五銀△4七銀不成▲4四銀と進みました。(図4)



   図4は後手△4三歩と指した局面で局後、石田四段が「急によくなったと思いました」と感想があった局面です。
   この△4三歩に先手は▲5五銀と角取りに引きましたが、控室では「▲5五銀と引くようでは厳しそう、△6九銀や△7七歩が速いようだ」と言われ、本譜の進行も後手は△6九銀から寄せを目指しました。
   「△4六歩(74手)から指し手が速くなりましたが、76手目の△4七歩に▲同飛と応じてからはこの局面まで変化の余地がなかったようで、▲4七同飛では▲2八飛が優ったかもしれない」とは石田四段の感想



   この局面で先手が投了。
   終局は22時43分で消費時間は▲加藤九段5時間44分、△石田四段5時間38分。勝った石田四段は5勝3敗、加藤九段は1勝7敗。
   両者による感想戦は行われませんでしたが、石田四段の局後の感想を述べています。
   「加藤流は勉強していて、準備してきたんですけど……。新たな発見があったので、今日は勉強になりました」と石田。
   左サイドバーの「将棋アンテナ棒銀くん」には、石田四段がこの対局を心待ちにしていたことや加藤九段の お株を奪う食欲についてもツイートされていますのでぜひご覧ください。


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【写真協力・日本将棋連盟】

   札幌支部から第62回札幌名人戦のお知らせです

北海道新聞社が主催し、日本将棋連盟札幌支部(原田祐也支部長)が運営する札幌名人戦が開催クラス・競技方法等を一新して開催されることになりました。
   伝統ある名人戦は個人戦として継続しますが、これまでの支部長杯戦・初段獲得戦に変えて、今年から3名1チームによる支部長杯団体戦(三段以下の部と級位者の部)が新設されました。
   競技方法もすべてスイス式トーナメントにすることで参加者に広く一日将棋を楽しんでいただきたいとの試みになっています。
   日時と会場は、2月5日(日)9時30分から北海道新聞社北1条館の2階会議室です。
   大会は事前予約制になっています。詳細につきましてはこちらをご覧ください

   意表を突いたPonanzaの攻めと仕掛け⑥

Ponanzaが一昨年12月に「将棋倶楽部24」に一週間だけ参戦し69連勝した将棋の中で、Ponanzaが見せた奇抜な仕掛けや人間には指しずらい手順の第6弾です。
   今回の将棋はPonanzaが参戦して4日目に行われた第35局目の将棋です。
    69連勝の中で手数が100手以上の将棋はわずかに16局、その中でも本局は152手の最長手数でPonanzaが勝利した将棋です。 また、何よりもこの将棋はPonanzaが自玉の詰みに気がつかなかった将棋と謂われています。
   対戦相手はVerdicktさんでレーティングは2844、後手のPonanzaは3443です。


   図1は、秒読みの中での終盤戦、先手が▲5六飛車成りと後手の馬を取った局面。
   馬を払った局面は後手からの脅威がなくなり、さらに後手玉側には2枚の銀が迫っていて先手が大いに有望、Ponanza側には詰みもありそうな局面です。
   図1は後手玉に31手詰めの詰めろがかかっていますが、Ponanzaはそれには気づかずに△85桂と勝負手(?)を放ったところです。(図2)






   この現在最強の将棋プログラムponanzaを開発された山本一成氏は後日談で「内容的に完敗していた将棋、図1で評価値も-2000程度まで落ち込んでいました。それどころか詰んでいました。しかしPonanzaは自玉の詰めろに気がついておらず△85桂」。はぁPonanzaもやっぱり色々ダメなとこいっぱいあるのですね・・・」
   図2の△85桂に先手は▲3一金△1二玉▲3三銀不成りと詰めろをかけて図3の局面となりました。





   しかし、ここから△7七桂成りとし▲同玉にPonanzaが124手目に放った△8八角が強烈な攻防手となって将棋は逆転したようです。
   以後も指し手は続きましたが先手僅かに及ばず後手の152手△5三玉(投了図)で後手の勝ちとなりました。








   夜、偶然に将棋24でこの将棋を見ていました。図1の局面では、先手を応援する書き込みが凄かったですね。
   図1の局面ですが、秒読みの中では長手数の詰みを発見するのは容易なことではないので、本譜のように詰めろをかけるのは自然に思いました。
   また、推測ですが「いわゆる相手を信用する」、即ち 「△8五桂と攻めてるのは自玉に詰みがないと判断したPonanzaを信用して詰みを探すより詰めろをかけたようにも思います。


   【図2からの詰め手順】
   ▲3二金△同金引▲同銀成△同金▲5一竜△3一歩▲同銀成△同金▲3二金
   △同玉▲3三歩△同玉▲3一竜△4四玉▲3五角△5五玉▲6六金△5四玉
   ▲5五金打△6三玉▲6一竜△7三玉▲6二角成△8三玉 ▲7二竜△9三玉
   ▲7一馬△8四玉▲7四竜△9五玉▲9六歩までの31手詰め

 謹賀新年  本年もどうぞよろしくお願いします

           このたび佐渡支部のHPにリンクさせていただくことになりました!

新年あけましておめでとうございます。
   昨年は多くの方々にホームページをご覧頂き誠にありがとうございます。
   また子ども将棋教室に通われた皆さん、そして送り迎えをしていただきましたお母さん達 今年もよろしくお願いします
   これからも名寄市出身の石田直裕四段やこの地域の将棋情報をお伝えしますのでぜひご覧ください。
                   平成29年  元旦

   ホームページがご縁で、元旦に日本将棋連盟佐渡支部の三國栄支部長から年賀状をいただきました。
   年賀状には、今年は佐渡支部創立五十周年に当たり3月に王将戦が佐渡で行われることや武市三郎七段の了解のもと「武市流力戦筋違い角の極意」の手順・解説 をホームページに載せることができましたと書かれていました。
   特に筋違い角戦法は、三國支部長が愛用されている戦法で、昨年10月には「将棋・絶滅危惧種筋違角戦法」を出されるほどの想い入れの強い戦法とお聞きしています。
   当支部では折角の機会でもあり、佐渡の将棋情報をより多くの知っていただくため佐渡支部のホームページにリンクさせていただくことになりました。
   佐渡支部のホームページは2007年に支部設立40周年記念に開設され、将棋情報のほかに絶滅危惧種の朱鷺(とき)の放鳥情報や観光情報などの プラスαが満載のホームページです。
   左のサイドウインドーに「佐渡支部HP」を設けましたのでぜひクリック願います。

  来年の酉年に期待!日々是好局を!!

今年も残すところ1日半となりました。
みなさんにとって今年一年の将棋はいかがでしたでしょうか。
   来年も名寄支部では様々な大会を予定しています。
   新年指し初めは、1月14日(土)13時から複合交流施設「よろーな」で行われる有段者会です。
   みなさんの参加をお待ちしています。
もちろん見学だけでもOKです。
   ☆☆ 1月の将棋大会等は次のとおりです☆☆

  • 1月  14日(土)   第1回子ども将棋教室  10時~
  • 1月  14日(土)   有段者会                     13時~
  • 1月  21日(土)   第2回子ども将棋教室  10時~
  • 1月  22日(日)   新春将棋大会             13時~
  • 1月  29日(日)   月例会                      13時~
   ※会場は駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。

【写真はピヤシリスキー場で見られたサンピラー現象】
冬のよく晴れ風がなく、気温が-20℃以下になる朝方、大気中の水蒸気が氷結しダイアモンドダストが発生します。 このダイアモンドダストに太陽光線が反射され、太陽の虚像としてサンピラー(太陽柱)が発生します。 いつ発生するかは全くわからず、地元の人間でも稀にしか見ることができない、まさに神秘現象です。

 第75期順位戦C級2組八回戦対△牧野光則五段戦


 第75期順位戦C級2組の八回戦が、12月15日と20日に行われました。本市出身の石田直裕四段は12月20日の火曜日に大阪の関西将棋会館で牧野光則五段 と対戦しました。
   牧野五段は、現在では数少ない中将棋(ちゅうしょうぎ)の指し手としても知られ、普及活動も積極的に行っています。
   また第42回(2014年度) 名局賞特別賞(都成竜馬現四段と対局した第46期新人王戦2回戦)を受賞されています。
   両者初手合い、ともに1988年生まれの28歳。
   ここまでの順位戦の成績は石田四段が4勝2敗、牧野五段は3勝3敗です。
   将棋は、後手牧野五段の一手損角換わり(先手早繰り銀)の戦型となりました。



   図1は、後手が△62金~△81飛と流行形に組んだところで先手は▲35歩と仕掛け、△同歩▲同銀△34歩▲24歩(1時間34分の長考)△同歩▲同銀に 後手が一本△86歩と突き捨てた局面です。
   控室では▲86同歩に△27歩▲同飛△38角が一例としてあげられ、このあと▲33銀成△同桂▲24飛△47角成には▲23銀打ちで、△25馬で飛車を取られる前に先手が攻めれそうとの検討も。
   実戦は▲86同歩△24銀▲同飛に後手は角を△48に打ち込みました。(図2)


   図2から先手は▲33歩と打ちました。△同桂や△同金ならば▲23銀打や▲22飛成りとして攻めがあります。
   △同玉は王を危険地帯に引っ張り出し▲28飛(角あたり)△15角成りには▲16歩△14馬▲15歩△23馬▲24歩として先手からの攻めが続きます。
   実戦は△33同玉▲28飛△39角成り(飛車あたり)と進んで、先手が攻め切るか、後手が受けきるかの激しい局面になりました。△39角成りに▲15角△24歩▲同角△22王▲23歩と進み△同金には飛車を見限って ▲42角成りとし△28馬には▲24歩△同金▲同馬△23歩に再度▲42馬と入りました。(図3)




   先手としては飛車を渡しているため、後手玉を寄せきる段階まで持っていかねばならないのですが、図3からは後手に△32銀と受けられました。(この手は次に△52金の馬取りをみています。)
   この後も先手は後手玉に迫りましたが、後手の△54銀(78手)を見て石田四段の投了となりました。(投了図)





   投了図以下は、後手が43の地点に利きを増やしたことで、▲2三銀成△同玉▲3二銀△3三玉のときに▲4三金では詰まず、△95桂で後手勝勢。
   終局時刻は22時22分。消費時間は先手5時間51分、後手5時間10分。これで両者ともに4勝3敗となりました。





【写真協力・日本将棋連盟】



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