第17回小野敦生六段メモリアル将棋大会のご案内


    1993年に31歳の若さで急逝した旭川出身のプロ棋士、小野敦生(おの あつお)六段のスピリットを継承する大会が8月4日に旭川で開催されます。
   小野六段は旭川東高等学校将棋部に在籍し、1979年の第15回全国高等学校将棋選手権大会男子団体で優勝。また、第34回(1980年)全日本アマチュア名人戦に北海道代表として出場。
   その後間もなく奨励会へ入会。18歳と極めて遅い入会にもかかわらず僅か3年で四段に昇段した逸材の棋士。
   アマチュア時代には、道北の将棋大会にもたびたび出場されていたので中にはご存知の方もいるかと思います。(筆者は学生服姿の小野六段と2度対戦したことがあります)
   ~旭川に将棋を広めたい~。そんな小野敦生六段の思いを継承する大会案内が旭川中央支部から寄せられました。
   愛棋家・こども・女性大歓迎。多くの方の参加をお待ちしています。

☆☆大会の概要☆☆
    〇と き 令和元年8月4日(日)
    〇ところ 旭川将棋会館(旭川市住吉5条2丁目 TEL 0166-52-9484)

    第1部 メモリアル子供将棋大会(参加資格は中学生以下)
    ・時 間 9:00試合開始(受付は8:50まで)
    ・参加費 500円
    ・その他 参加人数により数クラスに分けてのスイス式4回戦

    第2部 小野敦生杯将棋トーナメント(参加資格は問いません)
    ・時 間 13:00試合開始(受付は12:50まで)
    ・参加費 一般1,000円、高校生以下500円
    ・その他 トーナメント戦で優勝者に、盛上駒(小林湊作)を進呈。4位まで賞品授与。  

   ※詳細については、旭川将棋会館へお問い合わせください
   ※【投了図】は第35期王座戦一次予選で14連勝中の羽生四段を下した局面です。

   ==7月有段者会の成績(7/6)==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①松 永 6級 ×2×5×3×4
②芳 岡 四段 1×3×4×51-37
③香 川 五段 421×53-1243
④安 達 六段 ×35213-1271
⑤千々石 五段 1×433-1262

   ==7月例会の成績(7/13)==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①吉 川 四段 ×2×7×3×6
②佐 竹 3級 13474-0341
③鷲 見 三段 ×4×21×51-39
④芳 岡 四段 3×5×262-2173
⑤香 川 五段 64×733-1252
⑥六郎田 6級 ×571×42-2173
⑦千々石 五段 15×6×22-215

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 第78期順位戦C級2組2回戦 ▲石田五段vs△黒沢五段戦

   第77期順位戦は豊島将之二冠が5月17日に佐藤天彦名人を4連勝で下して新名人となりましたが、それから間もなくして第78期順位戦が始まりました。
   石田 直裕五段(名寄市出身)は、一回戦(6/20)で佐藤紳哉七段に敗れて黒星スタート、7月11日の二回戦は、東京将棋会館で黒沢 怜生五段段(くろさわ れお)五段と対戦しました。
   黒沢五段は、埼玉県熊谷市の出身で高橋道雄九段門下。振り飛車党で持久戦を苦にしないタイプの棋士、これまでの対戦成績は石田五段の1勝3敗、順位戦では初対局です。




   図1は乱戦を思わせる局面
   図から△5二金左▲3四馬△4七角成りと進むと前期順位戦8回戦の対今泉四段戦の序盤と同じでしたが、本譜は後手が△4二銀と指して前例がなくなりました。 この後は後手も馬を作りさらに互いに飛車を持ち合う激しい将棋になりました。






   図2は先手が43手目▲3六歩と突いて馬の活用を目指した局面です。
   長沼洋七段「▲3七馬~▲7四歩の攻めが間に合うと後手が苦しいですね。▲8四歩でどうでしょうか。以下▲3七馬には△8三銀と備えて・・・」
   △8三銀のとき、先手から(1)▲7四歩△同銀▲9四香(2)▲8六歩からじっくり指す順があってどちらも有力のようで、後手は1時間近くの長考で △9三香、対して▲3七馬△6四歩▲7四歩△4七歩▲同馬△7四歩に▲8五桂と跳ねて先手の攻めが始まりました。



   図3は先手が▲9五歩△同歩と端に味付けをしてから▲6四歩と取り込んで歩を補充した局面です。
    5六の馬の利きが通って、次は▲9四歩△同銀▲7四馬が非常に厳しい攻めになります。
   後手も手順を尽くしながら△5四馬と守りを強化しますが、先手は▲9四歩△同銀▲7四馬△8三銀に▲7二飛打の強手を放ちました。(図4)





   図4から△7二同銀▲同歩成△同馬▲6三銀と先手が攻め、後手も△4七桂▲6九玉△4九飛▲5九香に△8三馬とかわして▲同馬に△同玉となって馬を消しましたが、先手は▲5二銀不成△6四銀▲6一銀不成と金を二枚手に入れました。









   図5は▲6一銀不成から少し進んで△4四角成に先手が▲6三角と打った局面です。
   この手は▲7四金からの寄せを見た手ですがこれに後手は△6五銀と金打ちを防いだのですが、続く先手の▲7四歩がまさに一歩値千金の手でこの手を見て後手の投了となりました。(投了図)







   投了図の局面は▲9三金までの詰めろになっています。
   △7四同銀には▲7二角成以下の詰みで後手玉は脱出する方法がありません。終局時刻は23時35分です。
   勝った石田五段は1勝1敗に、敗れた黒沢五段は0勝2敗となりました。




















         【写真協力・日本将棋連盟】

 第40回北都王位戦の参加者を募集しています

道内各地では道南竜将戦(函館新聞社)や釧新杯(釧路新聞社)など地元の新聞社が主催する将棋大会が開催されています。
   名寄市でも和寒町から中川町までの上川北部地域を発行エリアとしている北都新聞社が「北都王位戦」を主催しています。
   北都新聞が設立された翌年の1979年に開催された将棋大会で、節目となる第40回大会が7月21日に行われます
   将棋愛好者であればどなたでも参加できますが、7月18日までに申し込む必要があります。
   腕自慢のみなさん奮ってご参加ください!

      ☆北都王位戦開催要領
   ■日  時  令和元年7月21日(日)午後1時 対局開始       
   ■場  所  駅前交流プラザ よろーな(名寄市東1南7)    
   ■対局方法  リーグ戦4回戦、持ち時間30分(以後1手30秒)
   ■入  賞  8位まで
   ■参加料   1,000円(高校生以下無料)  
   ■組合わせ  名寄支部で組合せ抽選を行い、北都新聞に掲載します。
   詳細は名寄支部の千々石(ちぢいし)までお問合せください(℡01654-2-3254)

      ☆第13回子ども将棋教室
    7月6日(土)に子ども将棋教室が行われました。
   この時期は学校行事やスポーツ系クラブ活動などがあるため子ども達も忙しくて大変です。
   この日の参加者は初めてのお子さん3名を含めての8名、講師は普段よりも多い4名でした。
   初級クラスリーグ戦の他に2名の中級者には二枚落ちと平手での個人指導を行うなど内容の濃い教室になりました。
   当教室の級の認定は15級から行っていますが、今回見直しを行い10級から15級については成績の他に将棋 に対する対局態度や熟度・熱心さなども加味する事にしました。
   これに伴い今回昇級となった子どもさんには認定証が渡されました。(写真)

70603 70604




 佐々木治夫杯将棋大会の案内がありました

「第26回佐々木治夫杯争奪将棋大会オールイン北海道」の案内が日本将棋連盟すすきの支部(河合 将太支部長)から寄せられました。
  北海道将棋界の発展と将棋愛好者の親睦と交流を深めるため毎年行われているビッグイベントです。
  今年は10月27日の日曜日に午前10時から札幌市西区宮の沢の札幌市生涯学習センター『ちえりあ』で開催されます。
  昨年の旭川大会では、団体5人クラスでは名寄Aは48チーム中16位、団体3人クラスでは16チーム中名寄Bが4位、初参加の名寄風連Jrが10位でした。今年は前回を上回るようがんばります。

tieria







☆☆名寄支部7月の行事☆☆

  • 7月  6日(土)   第13回子ども将棋教室
  • 7月  6日(土)   有段者会 
  • 7月13日(土)   第14回子ども将棋教室
  • 7月14日(日)   月例会
  • 7月21日(日)   北都王位戦(要事前申し込み)
  • 7月28日(日)   夏季大会
   ※将棋教室は、10時から正午迄、有段者会・地区予選は午後1時からです。
   ※会場は全て駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。
   ※サイドメニュー「名寄・士別子供将棋教室」を更新しました


 第12回子ども将棋教室&テーブルマークこども大会

JTkodomo

   今月2回目の子ども将棋教室(6/15)は、参加者10名で行われました。 最近は初・中級クラスの参加が少ない半面、初歩・ビギナーの参加者が増えています。
   棋力も様々なのでいつも前段に行っている詰将棋はお休みにしてクラス別リーグ戦を行うようにしています。
   月2回の将棋教室では、詰将棋やミニ講座よりも将棋をたくさん指せる方が子供たちにとっては楽しいようです。
   ビギナーリーグ戦は大まかなルールや駒の動かし方を覚えて少しゲームができるようになった4人で行いました。 今はたくさん将棋を指して将棋に慣れてもらいたいクラスです
   初級クラスリーグ戦も4名、こちらは一局の将棋を誤りなく指すことができるクラスで目に見えてみなさんの棋力がアップしています。
   そして中級クラスの松永7級には最近確実に力をつけている岡田8級との3番勝負をお願いしました。
   振り飛車党の松永君に岡田君がどう戦うのかが注目。結果は松永君が貫録を示しましたが、対振り飛車の実戦が少ない岡田君には良い経験になったことでしょう。

==将棋日本シリーズ『JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会』のお知らせ==
    8月31日(土)札幌コンベンションセンターでテーブルマークこども大会が行われます。
   この大会は将棋をおぼえたてでも参加できる小学生以下の将棋大会です。誰とでも自由に指せて楽しい自由対局、目指すは決勝ステージ!トーナメント戦などがあって、丸一日将棋が楽しめます。 参加費は無料ですが事前の申込みが必要です。
   申込み方法など詳しくは こちらの公式ホームページをご覧ください。
   この日は将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の<二回戦第一局>広瀬 章人竜王VS久保 利明九段の対局が行われます。

62502 62503 62504 62505

 全道将棋選手権大会名寄地区予選の結果

夏のビッグイベント第77回全道将棋選手権大会の名寄地区予選が6月16日(日)駅前交流プラザ「よろ~な」で行われました。
   参加者は9名、来月(7/14)札幌市で行われる全道大会への出場権1枠を巡って一人4回戦を戦いました。
   結果は3勝1敗が4名となった中で豊岡正起六段が抜け出して代表権を獲得されました。
   大会の前には支部の総会が行われ、平成30年度決算報告及び新年度予算案等が審議され承認されました。
   また支部の主要行事になっている児童将棋大会(今年は第27回目)は11月9日(土)に石田直裕五段(本市出身)を迎えて名寄児童センターで開催されることになりました。

   ==全道将棋選手権大会名寄地区予選の成績==

名 前一 回 戦二 回 戦三 回 戦四 回 戦勝 数勝 点順 位 備 考
勝   敗相 手勝   敗相 手勝   敗相 手勝   敗相 手
①豊 岡 六段 2×9383-1261代表
②吉 光 四段 ×134×92-217
③藤 田 五段 ×4×2×1×50-4
④江 良 二段 3×5×2×61-37
⑤芳 岡 四段 ×64×732-2185
⑥鷲 見 二段 57×843-1253
⑦吉 川 四段 ×8×65×91-39
⑧香 川 五段 796×13-1244
⑨千々石 五段 1×8723-1261

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 第11回子ども将棋教室&6月例会で安達 竜太さんが16連勝

    今月2回目の子ども将棋教室(6/15)は、参加者10名で行われました。
   最近は初歩・ビギナーが多く反面、初・中級クラスの参加が少なくなっています。
   そのため前段に行っている詰将棋はお休みにしてクラス別リーグ戦を行うようにしています、子供たちにとっては詰将棋やミニ講座よりも将棋をたくさん指せることが 楽しいようです。 松永君(中級)には二枚落ちでの指導対局といつもとは少し違った教室になりました。
   少し無理に思われた混合戦3回リーグでしたが、結果は初級クラスの岡田 董生8級が3連勝と貫録を示して中級クラスが視野に入ってきました。
   また初歩クラスの萬歳 剛君と榎本 祥太郎君も2勝を挙げるなど昇級を目指して頑張っています。
   〇6月の月例会(9日)が1時からよろーなで行われました。
   参加者は6名とここ最近は少ない状況が続いています、でも参加者が少なくても将棋は熱戦・好局の連続でした。
   1回戦の注目カード、安達竜太六段vs千々石好弘五段戦は相振り飛車の戦いになり、終盤で千々石五段が詰みを逃して安達六段が辛勝。
   安達六段はこの後も勝ち続けて4戦全勝、これで月例会は負けなしの16連勝と快進撃が止まりません。
   果たして次回例会(7/14)ではどうなるのか・・・興味のあるところです。

60903 60904 60905

   ==6月例会の成績==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①千々石 五段 ×26×532-218
②安 達 六段 14364-0341
③芳 岡 四段 ×4×5×2×10-4
④吉 光 四段 3×2653-1262
⑤香 川 五段 631×43-1243
⑥吉 川 四段 ×5×1×4×20-4

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 棋聖戦一次予選 △石田 直裕五段 対 ▲杉本 和陽四段戦

5月27日、午前中の三枚堂六段戦に勝利した石田直裕五段は、14時から 同じく塚田泰明九段に勝った杉本和陽四段(すぎもと かずお)と対戦しました。
   杉本四段は東京都大田区出身で故・米長邦雄永世棋聖門下の28才。
   振り飛車を得意としつつ、相手が振り飛車党の場合は居飛車で戦う。攻め将棋で終盤巧者、粘り強い棋風と評価されています。
   両者の過去の対戦成績は、1勝1敗で本局は先手杉本四段のゴキゲン中飛車対後手の左美濃の戦いになりました
   第1図は互いに銀を4段目に進め、後手の30手目△7五歩に先手が▲6五歩と反発した局面。



   第1図からは△7六歩▲6四歩△7七歩成▲6三歩成△7六とまで一気に進みましたが(第2図)、ここまでの消費時間は先手が3分、後手が5分という早さ。
   第2図の△7六とまでは前例のある進行でしたが、ここから先手は7八飛と指して前例から離れ、指し手のスピードも緩やかになっていきます。









   第3図は後手の△4五馬に先手が51手目▲4六銀打とさらに馬を追った局面。
   局後の感想では、△4五馬に対して(1)▲3六銀や(2)▲5二歩成が検討されています。
   (2)の▲5二歩成以下△同金▲同と△同飛▲6三銀△9二飛▲5四銀引不成△同金▲同飛△3三角に▲8四飛でこの方が本譜よりも先手が良かったのではと。
   実戦は▲4六銀打に△5六馬▲同銀△1三角と進んで後手がこの角を使えるかがこの戦型のポイントのようです。






   しばらく進んで第4図の局面は、後手の7八に成り捨てに先手が▲7八同金とした局面です。
   以下、△7八同とで後手は金を入手、先手も歩切れを解消したのですが、局後の感想ではこの△7八同とでは別の指し手も考えられたようです。
   即ち△7八同とでは△5九飛と打ち▲7九金打△4九飛成▲同銀△5五歩(同銀には△6五角の飛車金両取り)の順。
   △5五歩に対して先手からの攻めも色々と考えられますが、いずれにしても後手は先手玉を薄くするべきだったようです。





   大詰めを迎えた局面、第5図は先手が115手目▲3六銀と立ち▲2五銀からの詰めろをかけた局面。
   この手は△6七金▲同銀引△同歩成▲同銀△4七馬▲同玉△6七飛成の攻め筋を消しています。(手順中△4七馬に▲同銀と取れるようになっています)
   実戦の進行は、△6七金▲同銀引△同歩成▲同銀△5六歩▲同玉△4七馬に▲同銀となったところで後手石田五段の投了となりました。(投了図)







   投了図以下は△6五金と追っても▲同玉△6七竜▲6六金△7六銀▲5四玉で詰まず、一方、後手玉は▲2五金以下の詰めろがかかっています。
    14時に始まった一戦は総手数124手で先手の勝ち、終局は16時38分でした。









 棋聖戦一次予選 △石田 直裕五段 対 ▲三枚堂 達也六段戦

5月27日(月)に東京の将棋会館で棋聖戦一次予選が行われ、石田 直裕五段(名寄市出身)は三枚堂 達也六段(さんまいどう たつや)と対戦しました。
   棋聖戦は産業経済新聞社主催の棋戦で、一次予選、二次予選T戦、挑戦者決定T戦を行い、6~8月にかけて挑戦者が豊島将之棋聖と5番勝負を行います。
   これまでの「棋聖戦」を 2018年4月からはヒューリック株式会社が特別協賛となったことで正式名称をヒューリック杯棋聖戦とすることになりました。
   三枚堂六段は、千葉県浦安市の出身で内藤國雄九段門下。居飛車党で角換わりを得意戦法としていて序盤から果敢に仕掛ける鋭い攻め将棋で桂馬の活用に定評があります。
   石田五段とはこれまでに3局あって三枚堂六段の3勝です。



   対局開始は午前10時。
   持ち時間は各1時間、切れると1手60秒の秒読み。振り駒で三枚堂六段の先手で戦型は角換わり腰掛け銀になりました。
   第1図は先手が55手目に▲4五歩と仕掛け、はじめて駒がぶつかった局面です。
   実戦は以下△4五同歩▲同銀に後手は5分を使って△4四歩と打たずに△6五歩を着手、先手もここで10分を超える考慮で▲5六銀と引いて、以下△6六歩には▲7五歩と自らの玉頭で手を作るという激しい展開になりました。




   第2図は後手が金取りの▲7一角に△6三金と上がってから先手が67手目▲7六歩と打った局面です。
   意外なところで受けに回ったように見えますが、後手からの△6五桂(7一角取りと7七銀の両当たり)を避けたものです。
   この後は△8四飛▲2四歩△同歩▲6四歩△同飛▲8二角成と進みましたが、局後の感想では第2図の辺りでは三枚堂六段は「少し悪い」と感じていたようです。






   中盤の激しい攻防で大駒の交換が行われて互いに敵陣に竜を作ったのが第3図の局面です。
   手番は後手で、局後の検討ではここで△6六歩と打てば後手の優勢だったとされました。
   実戦は△4七角(△6九角成▲8八玉△7九馬▲9八玉△9七香▲同桂△8九馬までの詰めろ)▲5七金寄△6五香▲4七金△6九竜▲8八玉△6七香成▲6八金△同成香▲同竜△同竜▲同銀と進んで双方の竜が盤上から消えました。
   ▲同銀の後、後手は盤面を大きく使って△6一飛(馬と銀の両取り)と指してなおも攻勢をかけていきます。




   第4図は先手が▲4七香と打ち△4四歩に▲4五歩と攻めに回り始めた局面です。
   しかし後手は8六の拠点を生かして先手玉に迫ります。
   図から△8七金▲同銀△同歩成▲同玉△8六歩▲同玉に△9三角と飛車取りに放ち▲7二飛成に△8五歩と王手、▲7七玉に△8六銀と王手をかけて▲8八玉には△5七角成と金を取ったところで先手の投了となりました。






   投了図以下は△8七金▲7九玉△6八飛成▲同歩7八銀までの詰めろで▲6一竜には△5六馬で先手は受けが難しくなっています。
   終局時刻は12時38分。消費時間は両者ともに1時間0分。







☆☆名寄支部6月の行事☆☆
  • 6月  1日(土)   有段者会 
  • 6月  8日(土)   第11回子ども将棋教室
  • 6月  9日(日)   月例会
  • 6月15日(土)   第12回子ども将棋教室
  • 6月16日(日)   アマ名人戦名寄地区予選
   ※将棋教室は、10時から正午迄、有段者会・地区予選は午後1時からです。
   ※会場は全て駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。


 安達竜太さんが月例会で12連勝

   日照不足に悩まされた昨年とは違い、名寄地方は5月8日以降は雨も降らずさわやかな天気が続いています。
    5月19日の5月例会は参加者が5名と少なく、少し寂しい大会でしたが総当たりの結果は、安達六段が4戦全勝(成績表参照)。
   安達六段は、2月と3月の例会でも全勝していて月例会では負けなしの12連勝です。
   この月例会ではK五段が二度も二歩を指して負けるというハプニングがありました。
   アマチュアの大会では二歩による反則負けは決して珍しくありませんがそれでも同じ人が二度も繰り返すというのは???
    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると二歩は
   ①自陣で追いつめられ前の方の歩に気付かず思わず合駒してしまう
   ②敵陣で相手を攻めるのに夢中になりしばらく前に打っていた自陣深くの歩を見落とす
   ③敵陣に打ち込んで不成のまま放置していた歩に気付かない、
         などの状況でうっかり指してしまうことが多いようです。
   ちなみにインターネットで1977年から2005年の28年間に、プロの棋戦で発生した反則のうちで回数が多いもの"が出ていました。
    1位 二歩 44回
    2位 二手指し 22回
    3位 王手放置、自らの玉を相手の駒の利きにさらす 8回
    4位 角・馬が移動できない位置へ移動する 5回
    5位 成れない状況で駒を成る 3回
   プロの世界でも反則は圧倒的に二歩によるところが多いようです。
   折角の将棋を二歩で台無しにしないよう反則には気を付けましょう。

   ==5月例会成績==
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 敗  勝 点  順 位 
 勝 敗 相 手 勝 敗 相 手 勝 敗 相 手 勝 敗 相 手
①安達 竜太六段 25344-0341
②芳岡 慎一四段 ×13453-1272
③吉川 明男四段 4×2×1×51-37
④江良 豊   二段 ×3×521
⑤香川 譲   五段 ×143×22-217

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

☆子ども将棋教室の日程変更☆
   6月の教室は予定を1週繰り下げて8日と15日の土曜日に行います。

 第9回子ども将棋教室と鷲見将棋教室

   第9回子ども将棋教室(5/11)では、これまでビギナークラスで学んでいた子どもさん6名に千々石先生から認定書が渡されました。
   新たに14級の認定を受けたのは橋本光生君、萬歳 剛君、山下叶馬君の小学4年生3名です。
   3人とも出席率が高くて熱心、忽ち一局の将棋を間違うことなく指せるようになったのでこれからは初級クラスで励んでもらうことになりました。
   また15級に認定されたのは、榎本祥太郎君(小2)と橋本朋弥君(小1)そして鷲見将棋教室から参加している佐々木成太君(小1)の3名です。 みんな初級クラス入りまであと一歩なので頑張ってください。
   鷲見将棋教室は、支部会員の鷲見英祐二段が昨年の4月から自宅で幼稚園児のこどもさんを対象に駒の動かし方やルールなど将棋の基本を教えている教室です。
   鷲見先生は、「教室を開いてみて、棋力を強くするのではなく続けさせることが大事なのでは」と考えていてそのための工夫もされているようです。
   現在5名のお子さんが月2回、土曜日の3時30分から4時50分まで主に子ども同士の対局で楽しんでいます。(写真・下)



   ==5月11日(土)に行われた有段者会の成績は次のとおりです==
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝 敗勝 点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①芳岡 慎一四段 ×26×532-218
②千々石好弘五段 14364-0341
③吉光 和廣四段 4×5×2×1
④香川 譲   五段 ×3×2653-1262
⑤安達 竜太六段 631×43-1243
⑥松永 好生7級 ×5×1×4×2

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 子供の部で山田君・大人の部で安達さんが優勝 節句まつり

    10連休が終わりましたが、今、名寄では公園やまちなかの桜の花が見頃になっています。我が家の千島桜(ちしまざくら)もほぼ満開で薄いピンクの花びらがめいっぱい咲いています。(写真)
   こどもの日(5日)の節句まつり将棋大会、今年は大人の部と子どもの部に分かれて行うことができました。
   子供の部は、山田涼太君と佐竹春香・柾軌さん姉弟に佐藤聡佑・功基君兄弟が参加して平手戦総当たり4回戦を行いました。
   結果は同じ3勝1敗ながら得点の差で山田涼太君、佐竹柾軌君の順になりました。
   佐藤兄弟はお父さんに連れられて稚内からの参加です、二人とも弟の功基君がまだ年長さんの頃に子ども将棋教室に何回か来ていただいたことがあります。
   今日は参加いただきありがとうございます、機会がありましたならいつでも寄ってみてください。
   大人の部は6名が参加、こちらは予定通り平手戦の総当たり5回戦を行うことができました。 成績は、一回戦で千々石五段を破った安達六段がその後も勝って5戦全勝で優勝、準優勝は二回戦以降を連勝した千々石五段です。



   ==節句まつり大会子供の部の成績==
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦 勝敗勝点順 位
勝敗相 手勝敗相 手勝敗相 手勝敗相 手
①佐竹 柾軌(風連中央小5) 253×43-1242
②佐竹 春香(風連中学校1) ×1×34×51-395
③佐藤 聡祐(稚内天北小5) ×42×152-2183
④山田 涼太(風連中学校1) 35×213-1251
⑤佐藤 功基(稚内天北小2) ×1×4×321-3104


   ==節句まつり大会大人の部の成績==
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦五回戦 勝敗勝点順 位
勝敗相 手勝敗相 手勝敗相 手勝敗相 手勝敗相 手
①安達 竜太六段 265345-0401
②千々石好弘五段 ×142654-1342
③山田 恭平初段 4×5×2×1×61-46
④吉川 明男四段 ×3×2×65×11-495
⑤藤田喜与士五段 63×1×4×22-3134
⑥芳岡 慎一四段 ×5×14×232-3183

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
この大会では、子供の部は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝するとは合計34点、大人の部は1回戦に勝つと6点、2回戦7点、3回戦8点、4回戦が9点、5回戦が10点で全勝すると40点になります。

  5月は節句まつり将棋大会(5日)から始まります。

☆☆節句まつり将棋大会☆☆

    30年以上前から名寄支部が主催する将棋大会で毎年「こどもの日」に行われています。
   一昨年までは子どもさん参加がなくて大人だけの大会になっていましたが、子ども教室の効果で少しずつですが子どもさんも参加してくれるようになりました。!(^^)!
   以前のように大人の部と子どもの部に分かれて大会ができると最高ですネ。
   試合は5月5日にちなみ5回戦で行われます。
   みなさんの参加をお待ちしています、もちろん見学もOKです。

  • 5月  5日(日)   節句まつり将棋大会
  • 5月11日(土)   第9回子ども将棋教室
  • 5月11日(土)   有段者会
  • 5月18日(土)   第10回子ども将棋教室
  • 5月19日(日)   月例会
※子ども将棋教室は午前10時から正午まで、他の大会は午後1時からいずれも駅前交流プラザ「よろ~な」東1南7 ℡01654-9-4607で行います。

 稚内がAB両クラスで連覇(第51回道北支部対抗将棋大会)

   第51回道北支部対抗将棋大会が4月21日に名寄市の駅前交流プラザよろーなで行われ、ABクラスともに昨年に続いて稚内支部チームが優勝を果たしました。
   開会式の後、午前10時から始まった大会には、Aクラス(1チーム5人)に8チームとBクラス(1チーム3人)に12チームが参加して4回戦が行われました。
   大会審判長は、名寄市出身の棋士石田 直裕五段が務め、持ち時間が20分、以後一手30秒の秒読みで熱戦が繰り広げられました。
   結果、Aクラスでは4回戦全てに勝ち越した稚内A1チームが優勝、勝ち点・勝ち数が同じながら順位決定ルールによって旭川A1チームが準優勝、初参加の愛棋会Aチームが3位になりました。

   一方、Bクラスは稚内B2チームと愛棋・名寄の混成チームが共に勝ち点4・勝ち数12勝0敗と並びましたが、特別ルールに基づき稚内B2チームの優勝となりました。
   表彰式では、団体戦表彰のほかに4戦全勝者15名と特別賞として最年少チームの愛棋会jrチームに賞品が贈られました。
   また大会プログラムの表紙に載せられた石田五段出題の懸賞詰将棋(図・・11手詰め)の正解者の中から抽選で5名の方に石田五段直筆の色紙が渡されました。
   みなさんのご協力により運営がスムーズに行われて、予定通り午後4時前にすべてが終了することができました。
   次回開催地は北見市です、北見支部の皆さんお世話になりますがよろしくお願いします。

1.団体戦Aクラスの成績(大将・副将・三将・四将・五将の順)
      優 勝 稚 内A1 (坂本啓太・虻川秀人・古西康三・本間幸洋・加藤竜也)
      準優勝 旭 川A1 (今田 聡・三岡雄介・福嶋顕勝・村上創音・赤松拓真)
      三 位 愛棋会 A (広森光則・大西 渉・星 裕文・辻 文彦・千田正幸)
2.団体戦Bクラスの成績(大将・副将・三将の順)
      優 勝 稚 内B2 (白幡勝義・佐々木優・稲崎竜彦)
      準優勝 愛棋名寄 (阿部卓也・斉藤裕之・内田喜大)
      三 位 空 知B1 (藤井比敏・細川 透・大西清司)
3.4戦全勝者
      星裕文・辻文彦(愛棋会A)三岡雄介(旭川A1)田中瑞起(留萌A)
      本間幸洋・加藤竜也(稚内A1)加藤忠幸(稚内A2)松浦陽一郎(愛棋会B)
      細川透(空知B1)白幡勝義・佐々木優・稲崎竜彦(稚内B2)
      阿部卓也・斉藤裕之・内田喜大(愛棋名寄)

   ==団体戦Aクラスの全成績==
チーム名一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 点 勝 敗 順 位
 勝  負 相 手 勝  負相 手 勝  負 相 手 勝  負 相 手
①愛 棋 会 A 32412341313-  73
②旭 川A1 32233250313-  72
③旭 川A2 14141405  3-17
④北 見 A 14232305  5-15
⑤留 萌 A 231441231  9-11
⑥稚 内A1 41325050417-  31
⑦稚 内A2 41413214312-  84
⑧名 寄 A 233205322  8-125

   ==団体戦Bラスの全成績==
チーム名一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 点 勝 敗 順 位
 勝  負 相 手 勝  負相 手 勝  負 相 手 勝  負 相 手
①愛 棋 会 B 212121123  7-  54
②愛 棋 会 jr 212103032  4-  8
③旭   川 jr 031221031  3-  9
④空 知B1 123021303  9-  33
⑤空 知B2 12031203  2-10
⑥留 萌 B 212103213  6-  65
⑦稚 内B1 211212302  7-  5
⑧稚 内B2 30303030412-  01
⑨愛棋・名寄 30303030412-  02
⑩名 寄B1 120321302  6-  6
⑪名 寄B2 12031203  2-10
⑫風   連 jr 031212303  2-10

douhoku7 douhoku8

 4月例会の結果と子ども将棋教室での昇級者

○ 4月6日(土)の有段者会は、有段者9名に子ども教室から4名が加わって13名で行われました。(ハンディ戦4回戦)
   その中で子ども二人と二枚落ちで対戦した香川五段は、下手の二歩突っ切りの出だしの▲3六歩に対して2局とも△5二玉に代えて△5五歩と突き出しています。 以下▲5五同角なら△5四銀▲8八角△4五銀と乱戦に持っていく指し方です。
   上手がこのように力勝負に持ち込こむ指し方は、定跡型では分が悪いと思っているからか、あるいは下手の力を見てみたいという思惑からなのでしょうか。
   4回戦の結果、今回は4人合わせて6勝10敗とふるいませんでしたが、これからもどんどん経験を積んでいくことで期待は大です。
   ◎ 4月13日の第8回子ども将棋教室では、中級クラスの六郎 田朔也7級がリーグ戦で3連勝、昇級規定(5連勝)に達して6級へ昇級しました。 また、初級クラスでも岡田 董生9級が千々石先生に勝って、直近の成績が8勝2敗となり8級への昇級を決めました。
   六郎田6級は、この教室が始まるのとほぼ同時に参加していて一時クラブ活動の為、中断したこともありましたが最近はほぼ毎回参加し将棋にも気合が入っています。
   岡田8級はお隣の下川町からの参加です。出席率は常に上位で昨年度は24教室中欠席が僅か1度だけという皆勤賞でした。
   「続ける」という地道な努力が成績に現れてきているようです、これからも上を目指して頑張ってください。

   ==有段者会の成績==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 ち 数勝ち点順 位
 勝  敗 相 手 勝  敗 相 手 勝  敗 相 手 勝  敗 相 手
①近藤 聖7級 213×3×122-215
②千々石 五段 ×13×4132-2184
③松 永 7級 ×4×21×51-39
④江 良 二段 3×52×62-216
⑤山田 恭初段 ×64×732-2184
⑥豊 岡 六段 5×7483-1263
⑦安 達 六段 86594-0341
⑧芳 岡 四段 ×7×9×6101-310
⑨佐 竹 3級 ×108×11×71-38
⑩山田 涼6級 9×112×82-216
⑪香 川 五段 12109134-0341
⑫佐々木 初段 ×11×13×1011-310
⑬吉 川 四段 ×112×11×21-38

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

  第7回子ども将棋教室に新一年生が参加してくれました

   ◎新学期を迎えた4月最初の子ども将棋教室(4/6)は11名で行われました。
   期待をしていた一年生も2名の参加があって、ワイワイガヤガヤと賑やかな教室になりました。
   年長さんや一年生は一時間ほどで飽きてしまうことが多いのですが、この日の2名は最後まで初歩クラスでしっかりと将棋に取り組んでいたので今後が楽しみです。
   メインのクラス別リーグ戦では、初級クラスは真坂13級、中級クラスは六郎田7級と山田6級が2連勝と好調です、引き続き昇級目指して頑張ってください。
   今月21日に名寄で行われる「第51回道北支部対抗将棋大会」には、子ども教室からも団体戦Bクラスの2チームに5名が参加します。
   この教室を始めてから4年目になりますが、徐々に大人の大会にも参加できる子どもたちが増えてきたことは嬉しいかぎりです。

   ◎将棋世界4月号を見て驚きました!
   懸賞必至(7手)の正解者1等に当支部の豊岡 正起さん、また懸賞詰将棋(41手詰)の正解者2等には香川 譲さんの名前がありました。
   正解者多数の中で同じ支部の2名の名前が上位で載るのは珍しいことです。
二人には、高級彫駒と角換わり名局集(写真右上)が贈られました。
   みなさんもどんどん応募してはいかがでしょうか。







 4月の将棋は6日の将棋教室と有段者会で始まります

3月のお彼岸に降ったドカ雪が順調に進んでいた雪解けに水を差す格好になっていましたが、4月のこの頃になると少しずつ気温も上がりはじめ 北国にもようやく遅い春が来たようです。
   今月の将棋イベントは、子ども将棋教室(4/6)から始まります。新学期のこの時期、昨年は残念ながら一年生の参加はありませんでしたが今年はどうでしょうか、たくさん来ていただけると嬉しいですネ。
    21日に名寄で開催される第51回道北支部対抗将棋大会には、6支部から申し込みがあり、ほぼ例年と同じ規模の大会になりそうです。
   「平成」最後となる将棋大会、楽しくスムーズな大会運営が行えるよう準備を進めていきます。

☆☆3月例会の結果(3月24日実施、参加者8名)☆☆
       1位  安達六段(4-0)   2位  香川五段(3-1)   3位  江良二段(3-1)

☆☆4月の行事☆☆
  • 4月  6日(土)   第7回子ども将棋教室
  • 4月  6日(土)   有段者会 
  • 4月13日(土)   第8回子ども将棋教室
  • 4月14日(日)   竜王戦名寄地区予選
  • 4月21日(日)   第51回道北支部対抗将棋大会 午前10時(申込終了)
   ※将棋教室は、10時から正午迄、有段者会・地区予選は午後1時からです。
   ※会場は全て駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。

 千々石五段が通算13回目の優勝(第55期名寄支部名人戦)

   第55期名寄支部名人戦が3月10日(日)、午後1時から駅前交流プラザ「よろーな」で行われました。
   支部名人戦は、予選四回戦を行い、成績上位の2名による決定戦で名人位が決まるシステムです。
   午後5時からの決定戦に進んだのは、安達 竜太六段(4戦全勝)と千々石 好弘五段(3勝1敗)。
   決定戦は相振り飛車の戦いになり、中盤、互いの飛車が中段に浮いた 局面で先手の千々石五段が積極的に仕掛けて馬を作り指しやすい展開に持ち込み、終盤は後手の反撃をかわして127手で勝利しました。
   この将棋の模様は左サイドメニューの「好局熱戦棋譜」でご覧いただけます。
   以下は、観戦側から見た先手・後手双方にとってのハイライト局面です。


   第1図は先手の千々石五段のハイライト局面で安達六段が96手目に△8二玉と寄った局面です。
   ここから千々石五段は▲7二金と寄り△同玉と取らせて▲2二飛車と打ってあとは形を決めてから▲2七飛車成りと成桂を抜いて自玉の詰めろを消しました。
   局後の検討では、第1図からは金を寄らずに7二飛と打ち△9三玉に▲8二銀とさらに王手をかけ△8四玉に▲7三銀不成り△同桂▲同飛成り△同玉に▲6三角成り からの詰みがあったようです。




   第2図は後手の安達六段のハイライト局面。
   先手が△2八銀の詰みを防いで115手目に▲3九玉と寄ったと局面です。
   ここから安達六段は△3八銀と打ち▲4八玉△3九角▲5九玉△5七角成り▲6八金上に△4七桂と迫りましたが届きませんでした。
   第2図では△4七桂不成りの王手が好手で▲同金に△3八銀と打ち▲4八玉に△4七銀成りと手順に金を入手し△4六銀打ちとすれば詰んでいたようです。

 第51回道北支部対抗将棋大会 in名寄

   北海道でも最多開催回数を誇ると思われる道北支対抗将棋大会、その第51回大会が4月21日に名寄支部(吉川 明男支部長)の主催で開催されます。
   昨年、旭川市で開催された節目となる第50回大会では、旭川支部の高森智春さんを中心に「50回記念誌」が作られました。(写真)
   大会創設時の資料等が残っていない中で「大会の始まりは旭川と名寄の対抗戦だったと思う」と記憶が語られ、その後、稚内・留萌・紋別 支等部が加わり、各支部が持ち回りで運営するようになりこれまでに9支部で開催されています。
   また、この大会には勝浦 修九段(紋別市出身)や故小野敦生六段(旭川市出身)をはじめこれまでに多のくプロ棋士が審判長、来賓として出席されています。
   昨年の中座 真七段(稚内市出身)に続いて、名寄大会では当市出身の石田 直裕五段に審判長をお願いしています。
   道北の各支部には既に開催要項等をお送りしています、平成最後の大会となります名寄の大会に多くの方々のご来名をお待ちしています。

【道北支部対抗将棋大会】
・日 時:平成31年4月21日(日)午前9:40 開会式 10:00 対局開始
・会 場:駅前交流プラザ「よろーな」(名寄市東1条南7丁目)℡01654ー9-4607
・概 要:Aクラス1チーム5名・Bクラス1チーム3名の団体4回戦及び個人戦4回戦 
















    【記念誌にある一番古い道北大会の写真】
    ・昭和54年の第11回名寄大会で会場は光明寺の本堂を借りて行われました。
    ・この頃は対局時計の数も揃わず、会場もタバコの煙でモウモウとしていた大会でした。


このページのトップへ