第78期順位戦C級2組6回戦 ▲石田五段vs△大平六段戦

   第78期順位戦C級2組の六回戦が11月7日に行われ、石田 直裕五段(名寄市出身)は東京の将棋会館で大平 武洋六段(おおひら たけひろ)と対戦しました。
   大平六段は東京都北区の出身で桐谷 広人七段門下。矢倉を得意とする居飛車党でスケールの大きい指し回しが魅力、時折振り飛車を指すこともあります。
    2016年、著書「ネット将棋攻略!早指しの極意」で第28回将棋ペンクラブ大賞優秀賞を受賞されています。
   両者の対戦はこれまでに2局あり石田五段の2勝、順位戦での対局は初めてとなります。



   対局は10時一斉開始でしたが交通機関が遅延したために石田五段が28分の遅刻、10時28分から開始されました。
   石田五段の先手で始まった将棋は先手の穴熊に対して後手の四間飛車となりました。
   第1図は先手が▲6八銀と銀を玉に近づけたのを見て後手が△5五歩と仕掛けた局面です。
   昼食休憩をはさんで46分の考慮で図1から▲2四歩△同歩▲3七桂△5四銀▲5五歩△同角▲2四飛△3七角成り▲2一飛成りと互いに飛車角を敵陣に成りこむ展開になりました。



   第2図は先手の▲2一飛成りに後手が△8五桂と跳ねて穴熊の急所である端に嫌味を付けながら自玉を広くした局面。
   以下、実戦は▲8六角に後手は△9五歩と端攻めを開始▲同歩△9七歩▲同桂△同桂成り▲同香△8五桂打ちに▲1一竜△1九馬と進みました。
   △8五桂打ちまでの消費時間は▲石田五段3時間16分、△大平六段が59分。





   第3図は後手の△1九馬に先手が▲9四桂と王手を掛けた局面です。
   ▲9四桂は狙いの反撃で後手からの端攻めの威力を緩和する大きな一手になっています。
   ここから△8三玉▲5九香打ち△5五桂打ちに先手は▲1三竜と竜の位置を変えて間接的に敵玉を睨み△4三飛に▲同竜と竜と飛車を交換、△同銀▲5五香△同馬に▲5六歩と打ちました。(第4図)





   ▲4三同竜~▲5五香と進み、▲5六歩打ちと後手の馬に働きかけた第4図の局面は、馬を逃げると▲5五桂打ちの金・銀両取りがあって後手が厳しい局面になっています。
   後手は馬を逃げずに△4九飛打ちとしましたが、先手が▲8九飛と飛車を合わせたところで後手の投了となりました。






   投了図の局面、△8九同飛成りとしても▲同玉と手順に玉を9筋から逃げられると後手はすでに挽回が難しい形勢になっています。
   終局は16時20分で消費時間は▲石田五段4時間24分△大平六段1時間11分。
   勝った石田五段が3勝3敗の五分に星を戻し、敗れた大平六段は1勝5敗になりました。

 11月の行事と有段者会の成績

庭木の冬囲いに自家用車のタイヤ交換がこの時期この地域の今頃の風物詩でしょうか。
    11月2日に稚内市では昨年よりも12日早い初雪が観測されたようですがその後、旭川市でも昨日(6日)初雪が降りました。
   名寄もいつ初雪が降ってもおかしくない季節になりました、また長い冬が始まりますね。
   第21回子ども将棋教室(11/2)が開催されました。参加者は6名でほとんどが「第27回児童将棋大会(11/9)」に参加する為今回は大会に向けての練習会となりました。
   毎年、決勝T戦では熱戦が繰り広げられますが、予選では緊張の為か「二歩」や「王手放置」などの禁じ手で勝負がついてしまうこともあり残念です。
   子どもたちには雰囲気にのまれず「盤面を広く見て」落ち着いて指して欲しいですね。

☆☆名寄支部11月の行事☆☆

  • 11月  9日(土)   第27回児童将棋大会(児童C:受付終了)
  • 11月10日(日)   自民党総裁杯名寄地区予選
  • 11月17日(日)   月例会兼最強戦名寄地区予選
      ※地区予選の会場は駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。

☆☆旭川中央支部からの大会案内☆☆
  • 11月16日(土)   上川地区小中学生将棋名人戦   詳細はこちら
  • 11月17日(日)   第1回「将棋の日」記念将棋大会   詳細はこちら

   ==11月有段者会の成績== 11月2日の子ども将棋教室に引き続いて午後から行われた有段者会の成績は次のとおりです。
   有段者会は駒落ちハンディ戦ですが、この日の松永君は振り歩先で戦っていました。
   4回戦の結果は次のとおりです。

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①芳 岡 四段 273×63-1243
②吉 川 四段 ×1×3×471-310
③香 川 五段 42×1×52-215
④吉 光 四段 ×3×52×61-39
⑤安 達 六段 ×64733-1272
⑥千々石 五段 57144-0341
⑦松 永 6級 ×1×5×6×20-4

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 「第26回佐々木治夫杯北海道大会オールイン2019」に338人が参加!

   北海道の将棋界の発展に大きな功績を残された故佐々木 治夫八段を偲ぶ「第26回佐々木治夫杯北海道大会オールイン」が10月27日(日)に札幌市西区宮の沢の生涯総合学習センターちえりあで開催されました。
   北海道新聞社・日本将棋連盟北海道支部連合会が主催し日本将棋連盟すすきの支部の主管で行われ、全道の各支部から団体、個人戦に合わせて338人が参加、今では北海道で最大の将棋イベントになっています。
   参加者が多いため会場は2階の研修室と6階の講堂に分かれ、講堂での開会式の模様を2階研修室のスクリーンに映し出すなど運営に工夫がされていました。
   開会式では工藤北海道支部連合会長の挨拶で、1.研修会の札幌設置が決まったこと、2.北海道将棋会館建物の建替えが決まり、現在スポンサー探し、クラウドファンディングの開始など準備中であるとの報告と協力依頼がありました。
    58チームが参加した団体戦(5人1チーム)4回戦は優勝決定戦で札幌支部Aを下した早川一門チームが優勝しました。(大会の上位成績は次のとおりです)
   名寄支部は団体戦(大将:安達・ 副将:豊岡・三将:千々石・四将:香川・五将:吉川)と個人戦Aに芳岡さんが出場しました。
   団体一回戦は札幌中央支部のみずならキッズチームに5-0、二回戦も同じく札幌中央支部の中将棋チームに3-2で勝利しましたが、三回戦の北海道大学将棋部のILIOSチームと四回戦の札幌駅前支部の札幌駅前Bチームには2-3と惜敗、結果、勝ち点2、12勝8敗で全体では20位の成績でした。 また、個人戦の芳岡さんも2勝2敗の成績で入賞は成りませんでした。

☆☆佐々木杯の上位成績☆☆
   【団体戦の部】

順 位チーム名大 将副 将三 将四 将五 将
優 勝 早川一門チーム  横山 大樹    田中総一郎    島井 康行    高岡 義輝    早川 悟  
準優勝 札 幌 Aチーム松田 雅康若浜  晶伊原 教博宮野 政彦青田 和久
第三位 静内日高同好会チーム松原 譲司敦澤 政俊三島 拓晃笹木 敏司木原 崇裕

     【個人戦の部】
個人戦 A氏 名  支部名  個人戦 B氏 名  支部名  
優 勝  中  亮太  函館中央支部優 勝  佐藤 精治  旭川中央支部
準優勝千田 正幸旭川愛棋会準優勝橋本 鉄男室蘭支部
第三位松本 建敏函館中央支部第三位 多田 茂男室蘭支部
※個人戦Aは三段以上、Bは二段以下です。



 比布ストロベリー杯将棋大会&指導対局のお知らせ

スキーとイチゴの町、大雪山がきれいに見える比布町から将棋大会の案内がありました。
   案内をくださったのは、旭川市の小学校に勤務する福嶋 顕勝先生(アマ四段)。
   福嶋先生は以前から将棋の普及に努められていて、特に子供たちの指導にはとても熱心な方です。
   先生が主宰する将棋教室「比布将棋倶楽部ジュニア」と「朝日小学校将棋道場」の教え子の活躍は目覚ましく(ニュースレター参照)、今後の普及活動にも弾みがつきそうです。
   平成27年から毎回趣向を凝らしているこの大会ですが、今回は11月2日(土)に日本将棋連盟の棋士 所司 和晴七段とお弟子さんの石田 直裕五段(名寄市出身)をゲストに行われます。
   福嶋先生は「お二人のプロ棋士から直接指導を頂ける滅多にない機会ですから、たくさんの事を吸収してほしいです。子どもたちには将棋で自信と人とのつながりを学んで欲しいですね」と話され、多くの人の参加を呼びかけています。
   大会の概要は次のとおりです。詳しいことはこちらニュースレターをご覧ください。

☆☆比布ストロベリー杯概要☆☆

  • と  き     11月2日(土) 10:00~16:00(受付9:45~)
  • と こ ろ     比布町農村環境改善センター体育館(0166-85-2513)
  • 参加対象     こどもから一般まで全道各地域からの参加者を募集しています
  • 参加申込     10月30日(水)までに比布町教育委員会へ連絡(0166-85-2262)
  • 参 加 費      500円
  • 試合方法     棋力に応じてA~C級の3部門にわけてのスイス方式5~6回戦
  • 指導対局     将棋大会と並行して多面指しを行います

 低学年の部で大友 瞬君・高学年の部は佐竹 柾軌君が優勝

㈱道北日報社と士別地区将棋連盟が主催する「第4回道北子ども将棋大会」が14日(体育の日)に士別市民文化センターで行われました。
   大会には、地元士別をはじめ近隣の名寄市や中川町からも参加があり、小学3年生以下の低学年の部と小学4年生以上の高学年の部に分かれて 午前中の3回戦の後、午後からは優勝をかけた決勝トーナメントが行われ静けさの中に元気な駒音が会場に響いていました。
   低学年の部は、昨年優勝を逃した大友 瞬君(士別南小3年)が決勝戦で佐竹 柚哉君(風連中央小3年)破り見事に初優勝を果たしました。


   高学年の部は、佐竹 柾軌君(風連中央小5年)と松永 好生君(中川町・中川中央小5年)が決勝戦に進出、先手佐竹君の居飛車に対して後手松永君の三間飛車の一戦は 序盤は互角の戦いでしたが、中盤、後手に見落としがあってこの好機を逃さず攻勢に出た佐竹君が美濃囲いを攻略し105手で勝利を収めました。
   佐竹君は一昨年の低学年の部の優勝から3年連続の優勝となりました。
   各トーナメント戦の結果は下記のとおりです。



   上川北部の子ども将棋大会、次回、第2戦は「第27回児童将棋大会(名寄市11/9)」です。
   詳細は、こちらをクリックしてください。
   









 第27回児童将棋大会のお知らせ

名寄支部(吉川明男支部長)が児童センターの協力で毎年行っている「児童将棋大会」は、今年は11月9日(土)の午前10時から名寄市児童センター(西11北2)で 開催されます。
   参加資格は名寄市・士別市・下川町・美深町・剣淵町・和寒町・中川町・音威子府村に在住する小学生で参加申込書は各学校にあります。
   大会は、ハンディーなしの総平手戦のルールで、午前中に予選リーグ3回戦を行い、午後から成績上位16名による決勝トーナメント戦が行われます。
   参加は無料ですが10月31日(木)までに事前の申込みが必要です。
   入賞は1位から8位迄で参加者全員に参加賞があります、たくさんの参加をお待ちしています。
   当日は、名寄市出身の石田 直裕五段の将棋教室・指導対局も行われますのでぜひプロ棋士の駒捌きを味わってください。
   ※申込み方法など詳細につきましては、ほっと21(名寄市児童センター)にお問い合わせください。⇒ ℡・FAX 01654-3-3465
  こちらをクリックすると大会ポスターがご覧いただけます。

 石田五段の特別教室が開かれました(第19回子ども将棋教室)

第18回子ども将棋教室(10/5)が、当市出身の石田直裕五段を講師に迎えて行われました。
   この日の教室には、地元名寄市をはじめ紋別市や中川町から小学生から高校生までの男女10名が参加してくれました。
   一昨日、東京の将棋会館で西尾 明七段との対局を終えて昨日(4日)に名寄入りをした石田五段ですが故郷の寒さに少し驚かれた様子でした。
   午前10時に始まった教室では、前段に石田五段が用意したテキスト「詰みに必要な駒は?」をテーマにユーモアを交えてやさしく解説、そのあとの指導対局では八枚落ちから平手戦までの10面指しを一人2回、ポイントになる場面では アドバイスをおくるなど子どもたちの実力アップに努めていただきました。
   教え方に定評のある石田五段の特別教室でしたが、プロ棋士に教えられる機会のない子どもたちには良い経験になったと思います。また、今月14日に士別市で開催される「第4回道北子ども将棋大会」、 11月9日の「第27回児童将棋大会(名寄市)」に向けても格好のトレーニングになったようです。
   教室終了後の午後からは名寄支部の皆さんとの10面指しが行われました。手合いは二枚落ちから平手戦まででしたが結果は石田先生の圧勝でした(9勝1敗)。
   ★子ども教室の日程変更
         ・・10月12日(土)の子ども教室は、予定を変更して10月19日(土)に行います。
   ★「第27回児童将棋大会(名寄市)」
         ・・11月9日(土)に開催されます。詳しいことは次回のHP更新でお知らせします。

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 まちなか将棋道場第2弾・・・生涯学習フェスティバル(9/29)

新たな趣味と新しい自分に出会える発見のまちをテーマに体験型イベント「生涯学習フェスティバル2019inなよろ」が9月29日(日)、名寄市民文化センターで開催されました。
   名寄支部では先週に引き続き大盤と将棋用具を持ち込んでボードゲーム体験と共に体験型ブースに参加しました。
   午前10時の開始と同時に会場には大勢の市民が来場、将棋道場にも子どもさんや大人の方が訪れました。(写真)
   大盤詰将棋の他に子ども同士の対戦や支部会員との対局も行われるなど実力に合わせて将棋を楽しんでいまた。
   参加された皆さんには、記念に日本将棋連盟のボールペンが渡されました。

ここ数日さわやかな秋晴れの日が続いています、半袖でのジョギングでも結構な汗をかくほどの陽気です。
   まちなか将棋道場の開催などで何かと忙しかった9月でしたが無事にこなすことができました。
   明日からは10月ですね、将棋を指すにはもってこいの季節ですどんどん指しましょう。
   支部行事の他にも子ども将棋大会(士別市)や佐々木治夫杯(札幌市)がありますがしっかりと取り組んでいきたいと思っています。

☆☆名寄支部10月の行事☆☆

  • 10月  5日(土)   第19回子ども将棋教室(石田五段特別教室)
  • 10月12日(土)   第20回子ども将棋教室
  • 10月13日(日)   月例会
  • 10月14日(月)   第4回道北子ども将棋大会(士別市)
  • 10月20日(日)   朝日アマ名寄地区予選
  • 10月27日(日)   第26回佐々木治夫杯将棋大会(札幌市)
   ※10月5日に予定していた有段者会はお休みさせていただきます。
   ※将棋教室は、10時から正午迄、月例会・地区予選は午後1時からです。
   ※会場は全て駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。

 まちなかに将棋道場を開いて将棋を楽しみました。(9/21)

9月21日(土)に第8回商店街あそびの広場が開催され名寄支部も参加しました。
   このイベントは名寄市立大学の主催でまちの中をあそびの広場に見立て、子どもたちに思う存分遊んでもらうという企画です。
   生憎この日はチームジャンプなど他のイベントと重なりましたが、それでも駅前の5丁目・なよせ通り商店街にはスタンプラリーやけん玉、紙芝居などで行き交う家族連れの姿がありました。
   名寄支部の参加は昨年に続い2回目で今年も喫茶「なにいろかふぇ」をお借りして将棋道場を開きました。



   午前10時からの将棋道場には普段子ども将棋教室に通っている子どもや初めてというこどもが来て支部会員を相手に将棋を楽しんでいました。また、小さい頃に将棋を覚えたという女性は、 記憶をたどりながら時には周りからのアドバイスを受けながら駒を進めていました。
   今回はまちなか将棋道場の第1弾、第2弾は今週の29日(日)には名寄市が主催する「生涯学習フェスティバル2019」、10時から名寄市文化センターで将棋道場を開きます。
   将棋を覚えたい方、指してみたい方はぜひ寄ってみてください。



  9月14日の将棋教室(9名)は、いつものメニューに加えてビギナークラスの2名には「将棋ドリル」を行いました。(写真右)
    初めての試みで「将棋ビギナーズガイド」(羽生善治著)から30問を出題しました。
   駒の動きやルールなどおさらいの意味でのドリルで二人ともほぼ満点の成績でした。
   また、初級クラスリーグ戦には、ビギナークラスから藤井一颯君と紋別市から初参加の見上結珂君の2名が加わり、二人は3勝1敗と4戦全勝の好成績を挙げています。
   次回の教室(10/5)は、石田 直裕五段による特別教室です。
皆さんの参加をお待ちしています。

 士別から「第4回道北子ども将棋大会」の案内がありました

「第4回道北子ども将棋大会」の案内が士別地区将棋連盟(杉澤 悦男会長)から寄せられました。
  この大会は士別市・剣淵町・和寒町をエリアに日刊紙を発行する㈱道北日報社と士別地区将棋連盟が主催する小学生を対象にした将棋大会です。
  毎年、この後の11月に名寄市で行われる児童将棋大会と共に道北地域の小学生将棋大会の2大イベントになっています。
  今年の第4回大会は、体育の日の10月14日(月)に士別市民文化センターで午前10時30分から低学年と高学年に分かれて一回戦が開始されます。
  参加資格は上川北部の小学生で大会1週間前の10月7日(月)までに申し込むことになっています。
  名寄からも教室に通う子が毎年参加して、普段手合わせのできない相手との将棋を楽しんでいます、今年も参加を呼びかけて参ります。
  士別地区将棋連盟の方にはお世話になりますがよろしくお願いします。

  ポスターはこちらをクリックしてください。
  こちらをクリックすると大会の実施要項が開きます。
  こちらは参加申込書が開きます。


 第17回子ども将棋教室&9月有段者会の結果

   夏休み期間中は閑古鳥が鳴いていましたが、2学期の始まった9月の将棋教室には子どもたちの元気な声が戻ってきました。
   7日の教室には11名が参加、そのうちの半数が小学1・2年生と年長さんでしたのでそれは賑やかな教室になりました。
   最初に吉田姉弟へスタート級(15級)の認定証が渡され、吉川支部長からは「これからもたくさん将棋を指して強くなってください」と励まされました。(写真)
   教室はいつものとおり詰将棋から入りました。
   図の詰将棋は将棋世界9月号「ホンマにやさしい3手5手詰」からの問題ですが、これが意外に難しかったようで3手目に▲1三香と打ってしまう子がほとんどでした。
   香車の利きを最大限に生かす「香は下段から打て」とういう格言があることを学んだ詰将棋でした。
   久し振りの教室という事もあり、特に初歩クラスの子は早く将棋が指したくてたまらない様子、ミニ講座も早めに切り上げクラス別リーグ戦に移りました。

〇 将棋教室が終わった午後からは9月の有段者会が1時から同じ会場で行われました。
   4回戦(駒落ち戦)の結果は次表のとおりですが、この中で山田初段(高2)は上手に対してすべて平手で戦い3勝1敗。松永6級(小5)も千々石・香川両5段に二枚落ちで勝利して2勝2敗の好成績。 二人ともじっくりと考えてから指す姿勢が身に付いて好結果につながっているようです。
















   ==9月有段者会の成績==
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①吉 川 四段 ×2×6×531-310
②千々石 五段 14×363-1251
③松 永 6級 4×52×12-216
④香 川 五段 ×3×2×651-310
⑤山 田 初段 631×43-1242
⑥芳 岡 四段 ×514×22-2173

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 今年も商店街遊びの広場(9/21)に「将棋道場」を開きます

 予告 10月5日のこども将棋教室は石田 直裕五段による特別教室です

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2014年の4月にホームページを開設して今回が328回目の更新となります。
   これからも「週一回の更新」を目指し、名寄地方の将棋に関わる情報を発信しますので応援ポチよろしくお願いします。
   さて、暑さの続いたこの夏ですが9月に入ってからは朝方はめっきりと気温が下がって次第に秋の気配が感じられるようになりました。
   過ごしやすくなるこれからの時期は棋力を向上させるにはもってこいの季節といえるでしょう。
   今月の行事は次のとおりですが9月21日(土)には、商店街遊びの広場に参加してまちなかに「将棋道場」を開きます。
   昨年、初めて参加しましたが多くの子どもさんや腕自慢の大人の方々と将棋を楽しむことができました。今年もたくさんの人と将棋を通じて交流したいと思います。
   また10月5日午前中の子ども将棋教室は、当市出身の石田五段による特別教室、午後からは指導将棋の予定です。 詳細については今後当HPでお知らせをします。

☆☆名寄支部9月の行事☆☆

  • 9月  7日(土)   第17回子ども将棋教室
  • 9月  7日(土)   有段者会 
  • 9月14日(土)   第18回子ども将棋教室
  • 9月15日(日)   月例会
  • 9月21日(土)   第8回商店街遊びの広場将棋道場
   ※将棋教室は、10時から正午迄、有段者会・地区予選は午後1時からです。
   ※会場は全て駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。
   ※21日の将棋道場の会場は名よせ通りの「なにいろカフェ」で時間は10:00~15:30迄行います。

 第78期順位戦C級2組3回戦 ▲西田四段vs△石田五段戦

   第78期順位戦C級2組の三回戦、石田 直裕五段(名寄市出身)の対戦相手は西田 拓也四段(にしだ たくや)、対局は8月22日(木)に関西将棋会館で行われました。
   西田四段は京都府京都市の出身で森 信雄七段門下。
   振り飛車党の攻め将棋で得意戦法は振り飛車穴熊で。いきなり1手目7八飛戦法で相手の意表を突くこともある(WiKipediaより)
   両者は本局が初対局となります。共に加古川清流戦では石田五段が第4期、西田四段が第7期に優勝しています。




   西田四段の先手で始まった将棋は両者の棋風を表して、振り飛車対居飛車の対抗形になりました。
   第1図は昼食休憩明けに先手の西田四段が▲6五歩と突いて動いた局面です。
   △6五同銀には▲7七角を用意していて、△同角成なら▲同桂で銀が取れます。
   これに対して後手は約30分の考慮で△6五同銀と応じ、いつ戦いが始まってもおかしくない局面になりました。




   第2図は、後手の2筋からの攻めに備えて先手が▲6二角打(1時間7分の長考)とし、これに後手が△3五桂打と角の利きを遮断した局面です。(56手目)
   以下、先手に▲3六歩と催促され△2七桂成▲同玉△8六角打の進行は先手から4四の地点を攻められる手を見せられて後手の忙しい局面になりました。
   局後、△3五桂では代えて△4四角がまさったのではと感想がありました。





   第3図は後手が△6六歩と突いた局面。(70手目)
   先手陣の金銀の連携を崩す一着で▲同銀なら△6一香が厳しくなりますが、手抜きで▲4四銀が考えられると言われていました。
   実戦で先手は▲6六同銀と応じましたが感想では「代えて▲4四銀の方が良かった。以下△4二香▲4三銀成△同香▲6六銀△6九飛▲5三角成△4六香▲5四馬を並べて先手の一手勝ちでは」。
   この順を逃して混戦模様になったと西田四段の感想がありました。




   第4図は先手が▲3三銀成と桂馬を取って王手をかけた局面です(81手目)
   後手はこれを△3三同金と金で取ったのですが、局後、これが敗着となった一手と石田五段の感想がありました。
   一手を争う終盤戦、感想戦では代えて△3三同玉なら勝負はどう転んでいたかわからなかったとされました。







   第5図は99手目、先手がじっと▲5三角引成と角を成った局面で次に▲4二馬が詰めろになります。
   以下、△2六歩▲4二馬△2七銀▲3九玉△4四金に▲2三歩△1二玉▲1三銀となったところで後手の投了となりました。(投了図)








   投了図以下は、(1)△1三同玉は▲3一馬△2三玉▲2二金△3三玉▲3二馬まで(2)△1三同桂は▲2二金。
   終了時刻は23時14分。消費時間は▲西田四段5時間42分△石田五段6時間0分
   勝った西田四段は3連勝、敗れた石田五段は1勝2敗となりました。
   感想戦は0時50分頃まで行われました。




 「でもさあ、オレにとっては、見ているほうが前なんだよね」

    8月11日の日曜日、隣町の士別市に向かう途中で聴いたラジオ番組(注)が面白く、あとで聴き逃し番組で聴き直し、さらに図書館で本を借りてしまう羽目に・・・。
   番組のトーキングタイム、この日は「サラダ記念日」で有名な歌人・エッセイストの俵 万智さんがゲスト。
   その俵さんが小学生の息子(たくみん)くんとの日々の会話を通して子供の目線や考え方等からその成長の早さに驚かされたことを話されていました。
   息子との会話①
「先生ってさあ」と息子。「よく、前を見なさい!って言うよね」。まあ、あんたがよそ見ばっかりしてるからじゃない?
   「でもさあ、オレにとっては、見ているほうが前なんだよね」「…ん?」

   息子との会話②
宿題を少しやっては「疲れた~」と投げ出す息子。「遊んでるときは全然疲れないのにね」とイヤミを言ったら
   「集中は疲れるけど、夢中は疲れないんだよ!」と言い返されました。
   息子との会話③
『お母さん、消しゴムってすごいネ!』、『ん?』『漢字とひらがなとカタカナが全部入っていてすごい』言われてみるとそういうの、ぱっと思いつかないパイの実?ソースかつ丼?うーん、消しゴムほどの一体感がない。
   この他にも俵さんの子育てダイアリー「ありがとうのかんづめ」には子供の成長の様子を短歌でわかり易く綴られています。

   将棋教室では特に初心者の子どもさんには「ここは・・しなさい」「・・はダメだよ」と指導する場面が度々ありますが果たしてどうなのでしょう。
   決めつけてしまう物言いではなく、子供の豊かな創造力や発想力を育むという点からすると教える側にひと工夫が必要なのかもしれませんね。

   (注)ラジオ:NHK・FM 日曜 午後0時15分 トーキングウイズ 松尾堂。 らじる★らじるの聴き逃し番組で聴くことができます。 

   ==8月例会の成績(8/18実施)==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
 ①吉  川 四段  2×6×532-2173
 ②江  良 二段  ×1×4×361-310
 ③香  川 五段  ×4×52×11-39
 ④千々石  五段  32654-0341
 ⑤芳  岡 四段  631×43-1242
 ⑥佐々木  二段  ×51×4×21-38

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 第78期順位戦C級2組1回戦 ▲佐藤七段vs△石田五段戦

   第78期順位戦は現在2回戦までが終了していますが、今回は石田 直裕五段(名寄市出身)の一回戦 対佐藤 紳哉七段戦を掲載します。
   佐藤 紳哉(さとう しんや)七段は神奈川県相模原市の出身で安恵照剛八段門下。
   居飛車党で棋界でも有数の長考派であり勝負どころでは惜しみなく時間を投入するタイプの棋士です。
   対局は東京・将棋会館「高雄」で6月20日(木)10時から開始されました。両者の対局は3局あって佐藤七段の2勝1敗、順位戦では1勝1敗の成績です。





   互いに居飛車党の将棋は相掛かりになりました。
   相掛かりは定跡があまり整備されていないため互いに一手一手に時間をかけて指し手を進めています。
   第1図は先手の▲3七桂に後手が△8六歩と歩を合わせ▲同歩に△同飛と走った局面です。
   控室では①▲3五歩△同歩▲4五桂②▲3五歩△同歩▲5六飛と飛車を5筋に回る手などが検討されています。 実戦は▲3五歩△8五飛▲5六飛△6二金▲7五歩△8四飛▲8五歩△同飛▲2二角成△同銀と進んで本格的な戦いが始まりました。





   第2図は夕食休憩後に後手が長考の末に△8九飛成と成りこんだ局面。
   この飛車成りで将棋は一直線の激しい攻め合いの変化に突入し、▲7四歩△8五桂▲6五桂△6四歩が指されて第3図となりました。








   控室ではこの△6四歩の催促には、▲7三歩成りがあると言われていました。
   実戦の進行も▲7三歩成△同銀▲同桂成△同金と進んで先手に何か決め手があってもおかしくない局面、後手としてはうまく粘る順を見つけたい局面になりました。









   第4図は先手が▲6二銀打と痛烈な銀捨てで後手玉に迫った局面
   これを△同玉では▲5三桂成△同桂▲7三歩成△同玉▲5三飛成りとされて受けがありません。
   実戦は△5四歩と突きましたが▲6三角成△同金▲7三歩成(67手目)となった局面で後手の投了となりました。






   投了図以下は△6二金に▲5四飛△5三歩▲6二と△同玉▲6四飛と進んで先手からの攻めが続きます。
   終局時刻は20時52分。消費時間は▲佐藤七段4時間25分、石田五段5時間6分
   石田五段は黒星スタートとなりましたが、二回戦の対黒沢五段戦に勝利して現在は1勝1敗の成績です。
   三回戦は西田拓也四段との対局になります。








         【写真協力・日本将棋連盟】


 夏季大会と8月有段者会の成績

毎週土曜日、北海道新聞の夕刊に土曜カルチャー「棋士快晴」が連載されています。
   今回(8月3日付)は門倉 啓太五段の”対局日に息子誕生「母強し」”がテーマ。
   第一子の出産日が対局日と重なるというアクシデントに見舞われながらも、互いに気遣いあって無事に出産・勝利するという話しが淡々と描かれています。
   さわやかエッセイ!門倉五段と同年代で本市出身の石田 直裕五段のお話しも間もなく予定されているようなのでとても楽しみです。
   
   最近の天気をもじって「日本列島に避暑地なし!」と新聞にありました。
まさに名寄もそのとおりで暑い日が続いています
   例年、夏休みと重なるこの時期は将棋の方は少しお休みと言った感が強いようですが、暑いこの時期こそどんどん指して脳の活性化を図りましょう。

   ==夏季将棋大会(7/28)の成績==

 
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 敗勝 点順 位
勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手
 ①千々石  五段  ×25343-1272
 ②香  川 五段  13454-0341
 ③山  田 初段  4×2×152-2173
 ④吉  川 四段  ×3×5×2×1
 ⑤芳  岡 四段  ×14×3×21-38


   ==8月有段者会(8/3)の成績==
 
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 敗勝 点順 位
勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手
 ①芳  岡 四段  2×5×342-217
 ②吉  光 四段  ×1×3452-2193
 ③香  川 五段  421×53-1241
 ④吉  川 四段  ×3×5×2×1
 ⑤千々石  五段  143×23-1241

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 大接戦を制して安達六段が4度目の優勝(北都王位戦)

     8月4日は小野敦生六段メモリアル将棋大会(旭川)です

第40期北都王位戦が7月21日に午後1時から駅前交流プラザよろーなで行われました。
   大会には地元名寄市をはじめ士別市・旭川市・稚内市から16名の愛棋家が参加、事前に行われた組合せ抽選の結果により一人4回戦を戦い勝ち点の合計を競いました。
   勝ち点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦は10点が得られ全勝すると合計で34点になります。
   持ち時間各30分(使い切ると一手30秒の秒読み)のルールで行われた四回戦の結果は今田 聡四段と安達 竜太六段が共に全勝、5時から両者による決勝戦が始まりました。
   安達六段の矢倉対今田四段の雁木の戦い、中盤は安達六段が端を絡めた攻めで徐々に優勢を拡大、終盤は今田さんの追い上げを凌いで通算4度目の優勝を果たしました。
   北都王位通算4期は千々石好弘五段(5期)に次ぐ記録です。
局後に安達六段は「最後は負けと思って指していて全く自身がありませんでした」と振り返り、敗れた今田さんも「秒読みになって冷静に考えられなくなりました。途中からよくなる順がなくて苦しい将棋でした」 と振り返っていました。
   地元以外からの参加があり、普段指すことのない相手と将棋を楽しめた一日になりました。
   今週末(8/4)には小野敦生六段メモリアル将棋大会が旭川で開催されます。
   たまには普段と違ったところで将棋を指されて見てはいかがでしょうか。

   ==第40期北都王位戦の成績==

 
名 前一回戦二回戦三回戦四回戦 勝 敗勝 点順 位
勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手勝  敗相 手
 ①宮  下 二段  稚内市  ×2×16〇×3×151-39
 ②高  橋 三段  旭川市 1×34163-1265
 ③佐 々 木二段  名寄市  42×153-1256
 ④大  友 六級  士別市  ×3×5×2×6
 ⑤藤  田 五段 名寄市  64×7×32-215
 ⑥今田 怜 二級  旭川市  ×57×842-2187
 ⑦吉  川 四段  名寄市  ×8×65×91-39
 ⑧香  川 五段  名寄市  1×96×102-216
 ⑨今田 聡 四段  旭川市  1081174-0342
 ⑩吉 光 四段  名寄市  ×9111283-1273
 ⑪豊 岡 六段  名寄市  12×10×9×131-37
 ⑫江 良 二段  名寄市  ×11×13×10×14
 ⑬安 達 六段  名寄市  141215114-0341
 ⑭千々石 五段  名寄市  ×131516123-1274
 ⑮船 田 三段  士別市  16×14×1312-2178
 ⑯芳 岡 四段  名寄市  ×151×14×21-38


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☆☆名寄支部8月の行事☆☆
  • 8月  3日(土)   第15回子ども将棋教室
  • 8月  3日(土)   有段者会 
  • 8月10日(土)   第16回子ども将棋教室
  • 8月18日(日)   月例会
  • 8月25日(日)   アマ王将戦名寄地区予選
   ※将棋教室は、10時から正午迄、有段者会・地区予選は午後1時からです。
   ※会場は全て駅前交流プラザ「よろーな」(東1南7 ℡01654-9-4607)です。


 第17回小野敦生六段メモリアル将棋大会のご案内


    1993年に31歳の若さで急逝した旭川出身のプロ棋士、小野敦生(おの あつお)六段のスピリットを継承する大会が8月4日に旭川で開催されます。
   小野六段は旭川東高等学校将棋部に在籍し、1979年の第15回全国高等学校将棋選手権大会男子団体で優勝。また、第34回(1980年)全日本アマチュア名人戦に北海道代表として出場。
   その後間もなく奨励会へ入会。18歳と極めて遅い入会にもかかわらず僅か3年で四段に昇段した逸材の棋士。
   アマチュア時代には、道北の将棋大会にもたびたび出場されていたので中にはご存知の方もいるかと思います。(筆者は学生服姿の小野六段と2度対戦したことがあります)
   ~旭川に将棋を広めたい~。そんな小野敦生六段の思いを継承する大会案内が旭川中央支部から寄せられました。
   愛棋家・こども・女性大歓迎。多くの方の参加をお待ちしています。

☆☆大会の概要☆☆
    〇と き 令和元年8月4日(日)
    〇ところ 旭川将棋会館(旭川市住吉5条2丁目 TEL 0166-52-9484)

    第1部 メモリアル子供将棋大会(参加資格は中学生以下)
    ・時 間 9:00試合開始(受付は8:50まで)
    ・参加費 500円
    ・その他 参加人数により数クラスに分けてのスイス式4回戦

    第2部 小野敦生杯将棋トーナメント(参加資格は問いません)
    ・時 間 13:00試合開始(受付は12:50まで)
    ・参加費 一般1,000円、高校生以下500円
    ・その他 トーナメント戦で優勝者に、盛上駒(小林湊作)を進呈。4位まで賞品授与。  

   ※詳細については、旭川将棋会館へお問い合わせください
   ※【投了図】は第35期王座戦一次予選で14連勝中の羽生四段を下した局面です。

   ==7月有段者会の成績(7/6)==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①松 永 6級 ×2×5×3×4
②芳 岡 四段 1×3×4×51-37
③香 川 五段 421×53-1243
④安 達 六段 ×35213-1271
⑤千々石 五段 1×433-1262

   ==7月例会の成績(7/13)==

名 前一回戦二回戦三回戦四回戦勝ち数勝ち点順 位
勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手勝 敗相 手
①吉 川 四段 ×2×7×3×6
②佐 竹 3級 13474-0341
③鷲 見 三段 ×4×21×51-39
④芳 岡 四段 3×5×262-2173
⑤香 川 五段 64×733-1252
⑥六郎田 6級 ×571×42-2173
⑦千々石 五段 15×6×22-215

※当支部では成績を「勝数」「勝点の合計」の順で決めています。
なお、勝点は1回戦に勝つと7点、2回戦8点、3回戦9点、4回戦が10点で全勝は合計34点になります。

 第78期順位戦C級2組2回戦 ▲石田五段vs△黒沢五段戦

   第77期順位戦は豊島将之二冠が5月17日に佐藤天彦名人を4連勝で下して新名人となりましたが、それから間もなくして第78期順位戦が始まりました。
   石田 直裕五段(名寄市出身)は、一回戦(6/20)で佐藤紳哉七段に敗れて黒星スタート、7月11日の二回戦は、東京将棋会館で黒沢 怜生五段段(くろさわ れお)五段と対戦しました。
   黒沢五段は、埼玉県熊谷市の出身で高橋道雄九段門下。振り飛車党で持久戦を苦にしないタイプの棋士、これまでの対戦成績は石田五段の1勝3敗、順位戦では初対局です。




   図1は乱戦を思わせる局面
   図から△5二金左▲3四馬△4七角成りと進むと前期順位戦8回戦の対今泉四段戦の序盤と同じでしたが、本譜は後手が△4二銀と指して前例がなくなりました。 この後は後手も馬を作りさらに互いに飛車を持ち合う激しい将棋になりました。






   図2は先手が43手目▲3六歩と突いて馬の活用を目指した局面です。
   長沼洋七段「▲3七馬~▲7四歩の攻めが間に合うと後手が苦しいですね。▲8四歩でどうでしょうか。以下▲3七馬には△8三銀と備えて・・・」
   △8三銀のとき、先手から(1)▲7四歩△同銀▲9四香(2)▲8六歩からじっくり指す順があってどちらも有力のようで、後手は1時間近くの長考で △9三香、対して▲3七馬△6四歩▲7四歩△4七歩▲同馬△7四歩に▲8五桂と跳ねて先手の攻めが始まりました。



   図3は先手が▲9五歩△同歩と端に味付けをしてから▲6四歩と取り込んで歩を補充した局面です。
    5六の馬の利きが通って、次は▲9四歩△同銀▲7四馬が非常に厳しい攻めになります。
   後手も手順を尽くしながら△5四馬と守りを強化しますが、先手は▲9四歩△同銀▲7四馬△8三銀に▲7二飛打の強手を放ちました。(図4)





   図4から△7二同銀▲同歩成△同馬▲6三銀と先手が攻め、後手も△4七桂▲6九玉△4九飛▲5九香に△8三馬とかわして▲同馬に△同玉となって馬を消しましたが、先手は▲5二銀不成△6四銀▲6一銀不成と金を二枚手に入れました。









   図5は▲6一銀不成から少し進んで△4四角成に先手が▲6三角と打った局面です。
   この手は▲7四金からの寄せを見た手ですがこれに後手は△6五銀と金打ちを防いだのですが、続く先手の▲7四歩がまさに一歩値千金の手でこの手を見て後手の投了となりました。(投了図)







   投了図の局面は▲9三金までの詰めろになっています。
   △7四同銀には▲7二角成以下の詰みで後手玉は脱出する方法がありません。終局時刻は23時35分です。
   勝った石田五段は1勝1敗に、敗れた黒沢五段は0勝2敗となりました。




















         【写真協力・日本将棋連盟】
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