将棋のマナーは、ルールではないので絶対に守らなければいけないものばかりではありませんが、
お互いに気持ちよく将棋を指すという意味では必要不可欠なものです。みんさんも次のことを守って楽しく指してください。
会場準備は参加者全員の仕事です、時間的に余裕があれば少し早めに来て準備しましょう。
将棋を指し始める時はお互いに「お願いします」と一礼してから対局を始めましょう。そして、自分の王様が詰まされた時や勝ち目がなくなった時には、必ず「負けました、ありがとうございました」など、投了の意思表示を明確にしてください。
基本的に上手(強い方)は王将、下手(弱い方)は玉将を持ちます。棋力が同じぐらいなら年齢が上の人が王将を持つと良いでしょう。
取った持ち駒は相手に見えるように駒台に置きます。手に持っていたりして、相手に持ち駒が見えないことのないようにしましょう。
友達同士でワイワイ話しながら将棋を指す分には構いませんが、対局時計を使って持ち時間があるような場合、相手との会話はしないほうが良いでしょう。
「待った」は上達の妨げになります。一度着手したなら絶対に変えないようにしましょう。
また、自分が指している場合ではなく、他人同士の対局を観戦している時は、横から「助言」をしてはいけません。観戦者の発言は局後の感想戦で行いましょう。
対局終了後の感想戦で指し手を検討することは上達の一因となります。時間があるときは感想戦を行いましょう。
大会が終わった後の会場整理も参加者全員の仕事です、時間的に余裕があれば少しだけ待って後片付けをしましょう。