反則には気をつけてね!


将棋は2人で楽しめるボードゲームでルール自体は単純なものです。

将棋の駒をお互いに1手ずつ交互に動かして、先に相手の王将を取ったほうが勝ちですが、将棋にはいくつかの反則があって、将棋大会などでの反則は即負けになってしまうので注意しましょう。

2手指し
自分の手番に2手指すこと。お互い交互に1手ずつ指すのが基本なので反則になります。
二歩(にふ)
タテの筋に味方の歩がある場合、その筋に歩を打つ事は出来ません。ただし、「と金」になっている場合は歩を打てます。
打ち歩詰め
盤上にある歩を進めて相手玉を詰ませるのは反則ではありませんが、持ち駒の歩を打って相手玉を詰ませるのは反則です。
動けない場所に駒を動かす
角のラインを間違って指したり、敵陣の4段目で成ってしまったり、うっかりし易い事ですが反則になります。
行き場のない駒は打てない
次に動くことが出来ない場所に持ち駒を打つ事は出来ません。また、次に動くことが出来ない場所に、歩、桂馬、香車を進めた時には必ず成らなければいけません。
王手放置
王手をかけられたら、玉を逃がす、合駒をするなどの手を指さなければいけません。将棋は先に相手の王将を取ったほうが勝ちというルール上、王手を無視することは出来ません。
千日手
千日手(せんにちて)は、お互いに指し手を変えることが出来ずに同じ局面が4回出現すると先手後手を入れ替えて指し直しになります。ただし、連続王手の同一手順では千日手は成立しないため、王手をかける側が指し手を変える必要があります。
持将棋
持将棋(じしょうぎ)は、お互いの玉が入玉して互いに詰ませる見込みがない場合、盤上の駒と持ち駒を数えます。玉を除いて、大駒(飛車・角)は5点、その他の駒は全て1点で計算し、お互いに合計点数24点以上であれば引き分けとして指し直し、24点以下なら負けです。
先手番・後手番の決め方
どちらが先に指し始めるかという先手と後手を決める場合、歩を5枚振って、表の「歩」が3枚以上だったら振った人が先手番で、逆の場合は後手番となります。これを「振り駒」と言います。
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