ようこそ黒松盆栽成長記録へ
2008.03.20 樹高850mm 左右800mm 奥行き740 幹周り400mm
2009.03.08 樹高820mm 左右800mm 奥行き720mm 幹周り400mm
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[編集] 2009年7月4日(土)
10:33 [ 閲覧数 4 ] |
挿 し木
プロフィールの中に挿し木を楽しんだと書き込んでありますが、
今日は挿し木について考えてみましよう。
挿し木繁殖は親の持つ優れた遺伝形質を
そのまま受け継がれるという 長所があります。
しかし 樹種によって 発根しゃすい木 そうでない木があります
中でも黒松は成長抑制物質が含まれているようです。
黒松は発根し難い木といえるでしょう
過去の事でうる覚えですが???
発根率30~40%位だったと思います。
しかし黒松でも種類によっては発根が容易なものもあるようです
挿し木の特性を利用して実用化してしているものに
ニシキマツの旭光 またはその系統のものが有るようです。
ここでは ニシキマツの挿し木について考えてみましよう。
① 挿し木の時期
床温 20~30℃が保たれていれば発根し易いようですから。
5月下旬から6月中旬が適期のようですが、
生育管理上3月下旬から4月中旬が適しておると思われます。
② 母木の管理
樹勢の強いものほど発根率は宜しいかと
出来れば路地ものの比較的若い木が良いですね・・・
挿し穂にする前に充分に栄養状態を良くする事をお勧めします。
③ 挿し穂
挿し穂の長さは5~7cmが適当でしょう
切り口は直角に鋭利なナイフで切り
充分に水揚げした後
発根促進剤を薄めた水に漬けます
ニシキマツの挿し穂は葉は多めに付けておく事をお勧めします
④ 用土
清潔な細砂 または 保水性の良い岩質性のものが適します
⑤ 挿し方
あらかじめ小穴を開け
その中に頂部 (冬芽)がわずかに見える程度まで挿します
間隔は4~5センチぐらいでしょう
⑥ 管理
初めは1日に2回潅水し、一週間程したら1日1回で良いでしょう
夏季はカンレイシャで覆って乾燥を防ぎます。
挿し木で数をご希望の方は別にいたしまして
親のもつ優れた遺伝形質を取り入れる方法としては
取り木手法をお勧め致します。
自分の経験では後の成長が極端に違いました。
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2008年12月12日(金)
8:17 [ 閲覧数 7 ] |
きょうも 穏やかな朝を迎えました
久々に各枝全体に針金掛挑戦!!
カメラは捉えた!?
体力の限界か? 時間的配分の失敗か?
加齢による技量の低下?
作業開始時間12:30~終了時間16:00
久々の長時間連続の手入れでさすがに疲れた・・・
冠部はごまかした 肉眼ではそれ程目立たなかったが・・・
さすがに カメラは写し出してくれた・・・
写真左側 = 2008.12.11 手入れ前 の正面樹形です 今年数少ない春芽摘みした樹です
作業前の格サイズは
樹 高 = 850㎜
左 右 = 820㎜
奥行き = 780㎜
幹周り = 400㎜
写真中央 = 2008.12.11 手入れ後の正面樹形です
作業後の格サイズは
樹 高 = 840㎜
左 右 = 680㎜
奥行き = 720㎜
幹周り = 400㎜
写真右側 = 2008.12.11 手入れ後の裏面樹形です
針金掛
すでに 賢明なみなさまにはお判りのことと存じますが?
一般的には 黒松は焼きなました銅線を使用
雑木関係はアルミ線 特に柔肌の場合アルミ線に柔らかい紙を巻いた物を使用すると聞きます
しかも 木肌と針金との間に紙一枚の隙間を空けて巻く!! 此処まで行ったら超一流ですね・・・
自分の場合 ここにも年金生活の・・・ ・・・
普通の針金を使用しています
幸い 黒松の場合 少しくらいは 木肌に
疵が付いても 年月が助けてくれます・・・
「 千日の勤学よりも一日の名匠 」
きょうも 皆様には 善い 一日でありますように・・・
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