黒松盆栽-07

本文へジャンプ
 黒松-01 黒松-02 黒松-03  黒松-05  黒松-06  黒松-07  黒松-08  黒松-09
 黒松-10  黒松-12  黒松-14  黒松-15  黒松-18  黒松-19  黒松-20  黒松-21


黒松盆栽-07





ようこそ黒松盆栽成長記録へ

1977.年取り木後石付け準備のため,根作りとして深鉢に植える
1980.03.15 真黒石に付ける。石付け後は樹勢を戻すとともに、根の成長を施す培養で
葉も黒松特有の太く・強い樹勢が伺われます。飛ばし枝も 2年に一度の周期で延ばしては切り戻しを繰り返す。


2008.04.30


樹高 980mm
左右 900mm
奥行き 860mm
幹周り 600mm


 
上記の趣味人倶楽部のロゴマークをクリック戴けば趣味人倶楽部に戻ります ♪




〜〜〜☆☆☆〜〜〜〜☆☆☆☆☆☆〜〜〜〜〜☆☆☆〜〜〜

○ 針金かけの時期

一年のうち どの季節に針金をかけたらよいかについて考えて見ましょう

   ここでは 松柏盆栽について書いてみます

針金かけは 形成層と木質部が密着している冬の時期に行うのが効果が高いと云われています
しかし できれば 厳冬の時期を除いた2〜3月に行うのが良いとされています

 松類でも生育期間中に針金かけを行うこともありますが・・・
この時期は樹皮と木質部の間が浮いているため
針金が効きにくいことと 樹液が流出が大きく
松ヤニで樹皮が汚れやすい原因でこの時期の針金かけは嫌われています

 しかし 業者のあいだでは この時期に針金をかける人がいます
私は プロではありませんが・・・枝に 6月と9月にかるい針金かけをいたします これは あまり褒められた事ではございませんが???
松の為ではなく・・・自分自身の体力をカバーする苦肉の策です
初心者の方にはお勧めできません・・・作業を分散するためです
注1  春芽摘みをした樹には 9月の針金かけは いたしません


樹種別針金かけ適期一覧 
 
樹種名 作業敵期  ポイント
黒 松 10〜3月  幹肌がハゼているものなどは極力幹への針金かけは避ける 寒冷地では春先に作業する              のが無難 秋から冬にかけて作業する場合は冬期保護を要する

五葉松 10〜3月  芽動きしている間は控える( 芽をおとしてしまう)
             晩秋から冬にかけて作業する場合は冬期保護を要する

真 拍 10〜3月 芽が動いている時期以外ならたいていの作業が出来る ねじりに強く曲げやすい ただし強い曲            がりを入れる場合はラフイアを使用するなどして
            水吸いを切らないように注意する 

杜 松 10〜3月 春先 もしくは新芽を剪定する5月〜6月が最適期
     5〜6月  休眠期に作業する場合は水吸いを切らないよう
            十分注意する( ねじりに弱い )

赤 松 10〜3月 軽い整姿については休眠期ならいつでも可能だが
     6〜7月  強く曲げる場合には梅雨時の方が曲げやすい
            ( 赤松は木質が堅いため )

蝦夷松 10〜3月 杜松同様 ねじりに弱い 葉を巻き込まないように注意秋から冬にかけて作業したものは冬期保護            を要する

もみじ 落葉直後 3月 基礎的枝づくりの段階では枝を伏せては切
     葉刈り時    返すという作業で枝数を増やしていくが 
               完成段階になればハサミ主体で持ち込む

楓   葉刈直後 3月 太りが早い樹脂のため食い込みには要注意
     葉刈時      成長期は早めに枝を伏せろことが肝要

ぶ な 葉刈直後 3月 幹肌の美つくしさを見所とする機種だけに
               幹への針金かけは食い込み傷を付けないようとくに注意する 二度かけなどで対処

姫しゃら 芽出し前   ぶな同様 幹肌の美しさを魅力とする樹種
      6〜7月    だけに 針金の食い込みには要注意
              自然味を出すためにも枝をあまり下げすない

梅もどき 5〜6月 比較的木質の堅い樹種なので落葉後よりも水を
            盛んに吸い上げている頃に作業すると良い
            切り込みにあわせて行う

さつき 9月下旬〜10月 秋に作業すると枝が折れやすいので強い曲付けは控える 花後に行う場合は 水を多く
            吸い上げている分 曲付けしやすいが樹皮を傷めやすいので注意が必要


        楽しい針金かけを さらに楽しみましょう!!!

〜〜〜☆☆☆〜〜〜〜☆☆☆☆☆☆〜〜〜〜〜☆☆☆〜〜〜

黒松の葉すきpart-3

 編集][削除 2009年2月15日(日) 5:26 [ 閲覧数 1 ] 

晴れ  外気


黒松石付け盆栽-7 の 葉すき

写真左 = 2008.11.30 の 樹形

        樹 高 = 980 mm
        左 右 = 900 mm
        奥行き = 860 mm
        幹周り = 600 mm

写真中 = 2009.2.15 今回の手入れ作業で抜き取られた葉

写真右 = 2009.2.14 の手入れ作業後の樹形

        樹 高 = 950 mm
        左 右 = 910 mm
        奥行き = 860 mm
        幹周り = 600 mm

今回は 葉の調整が主で 針金かけは正面の幹模様が見えるようにしたことと 樹芯を少し下げたことです。

この樹は この樹形を 維持していく 強いて言えば
全体を少しづつ 詰めていって 樹高が 1000mm越さないように管理していく様 心がける。




コメント(0)  すべて読む

〜〜〜☆☆☆〜〜〜〜☆☆☆☆☆☆〜〜〜〜〜☆☆☆〜〜〜


撮る  黒松石付け盆裁-7

 編集][削除 2008年12月4日(木) 6:18 [ 閲覧数 9 ] 


「 千日の勤学よりも一日の名匠 」

きょうは 我が家の 看板盆栽を 掲載します
三つ足溜まり石との出会いが1984.2.15でした
石付け用の石としては4番目の石でした・・・
写真左側 現在の樹形と逆の枝を(左枝)とばし枝にしていまし1987 の時 幹周りは 310oだった

1988.3.4 樹芯とばし枝1/2締め込む

1994.3.13 樹芯とばし枝及び左一の枝切り落とすと共に切断部の疵の処理

2003.2.26 冠部の締め込みと 全体の小枝を整理

その後は春の芽摘みを一年おきとし樹勢を保つ培養に務めた・・

写真中央が2008.11.30 の正面樹形
樹 高 920o
左 右 730o
奥行き 680o
幹周り 600o

写真右側が2008.12.3の裏面樹形







コメント(2)  すべて読む