今日は「歴史」をしましょう
特に弥生時代です。
みんな、歴史には幾つかの「転換点」みたいなものがあるんだけど、こ の「弥生時代」も歴史の大きな区切りの1つになるんだ。 その原因は2つ。
1.稲作2.鉄器この2つだ。
それまでの「縄文時代」は、狩猟や採集といった、いわばその場しのぎの生活をしていたから、それを分け合い、無くなったらまた探す、の繰り返しを比較的小さな集落の中で繰り返していたんだ(三内丸山遺跡みたいにかなり大きなものもあったけどね)。
ところが、紀元前3〜4世紀ころに、近くの朝鮮から上の2つ(稲作と鉄器)が伝えられて、世の中がガラッと変わってしまったんだ。
1.米は蓄えることができるね。そう、それが「お金」となっていく。
2.鉄器は、主に武器として作られていって、隣の村の「お金」を奪うために使われていったんだ。怖いねー
こうして、以前はみんな平等だった世の中が、貧富やカの差がある、争いの多い世界に変わっていったんだ。
こうした状況の中でカを持った「邪馬台国」は誕生したんだね。
考えてみると、弥生時代は今の世の中と似ていないかな。
格差、なんて言葉を良く耳にするけど、その始まりは弥生時代なのかもね。
2010年7月2日 文責 八田 知明 |
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