私は、正直言って第一部『旅の仲間』を観たときものすごい感動というのは無かったのです。
もちろん娯楽大作としてすごく楽しめたけれど、細かい部分はあまりよく分かっていませんでした。映画を観る前に字幕は訳が良くないというのをネット上で聞いていたので、その時は吹替えで観ました。
その後、第一部の字幕訳の何がどういけないかという具体的な事を根堀り歯掘り突っ込んで映画配給会社に抗議運動までしているサイトを見て、自分の見方がいかに浅かったか、という事が分かり、かなり興味を持つようになりました。そして今年、第二部「二つの塔」を観てから・・・。